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2006~2022 備忘録

思いついたことを書き残す。

とうとう9月

2015年08月31日 | ひとりごと
明日から9月。決算月でもある。
経営者としては通知表である決算書を突きつけられる。

建築設計事務所は利益率が良いから優秀な事務所とは見なされない。
作品が全てである。
かといって健全な経営内容でなければ長期間に亘って完成後のフォローもままならない。

勢い良く開業して突っ走っておそらく200棟を越す建築を造ってきた。
そしてこれからもこの事務所は作り続けていく。
自分の生命よりさらに長くである。来期はまた気持ちを切り替え初心に帰り、0からのスタートとしたい。


呑竜仲店の木槿

2015年08月30日 | ひとりごと
雨降りだがちょっと呑竜仲店の「ヤギカフェ」に立ち寄る。
年季の入った飲食店に挟まって若い夫婦がやっている店だが不思議と落ち着く店である。
ここに来る常連もなかなかユニークな人が多いとか。

弁天通りから呑竜仲店に繋がる狭い路地にもうだいぶ長く木槿が一株咲いている。
雨でくったりしているが雨露を受けてしっとりとしている。
最近は高速道路の植栽でもおなじみだが裏通りに密やかに咲いているのも風情がある。

桑町の通りは今舗装の改修中。
かつて上司の岩崎明さんが手がけたテラゾブロックに変わってありふれたインターロッキングブロックに敷き替えが進んでいる。弁天通りを抜けると比留根橋をわたり才川の通りに至る。
以前は赤城南麓の人たちが前橋の街に入る入口だった。

いまでも弁天通りには日用雑貨を商う店が残っているが最近は若い人たちが空き店を借り、新しい動きを模索しているようだ。どんな成果が上がるか期待しよう。


ぐんまちゃん

2015年08月29日 | ひとりごと
今話題のマイナンバーなど個人情報にかかわる内容のセミナーに出席。

本来個人に帰属するべき個人情報を国家が独占するような企てと感じられ、気持ちの良いものではない。
個人情報の保護ではなく国家の独占が目的としか思えない。



前橋合同庁舎が移転し、旧庁舎の解体が始まった。
おおむね45年前の建築であった。国の出先機関だけあって、近代建築の典型のような端正な建物だった。
外壁にダイヤリシン(セメント系)が吹付け出来れば上等の時代に吹き付けタイルの二色吹き、立派だったことが印象に残るがもう解体。計画性の無さが今の新国立競技場につながるのか。

この場所は旧日本陸軍前橋連隊区司令部の敷地の跡らしい。
おぼろげながら大きな木造の事務所が立っていたのを覚えている。

ここでは群馬県内の徴兵、召集の兵事の事務を扱っていたらしい。
敗戦時には占領軍の出張所になっていたとか。
空襲を免れたこの地区も今は松山医院他いくつかの戦前の建築しか残っていない。
また景色が変わっていく。

朝顔が咲き始める

2015年08月28日 | ひとりごと
いつものんびり屋の朝顔がようやく一輪咲く。
今年は何とか早く咲かせようと事務所のスタッフががんばって発芽させたのだがそのとたんに春の寒波。
一気にしおれてしまったのを室内に取り込んで息を吹き返した。
もう10年以上咲き続けてきた。これからしばらく楽しませてくれるだろう。

今日は2年点検で以前設計監理した案件をたずねる。
化粧材の米松やヒノキが2年の間に落ち着いた色調になってきた。
塗装壁も極僅かな亀裂はあるものの落ち
着いた表情を見せている。
時の流れるのは早いものだ。

経年変化、経年劣化

2015年08月27日 | ひとりごと
仕事では極力自然素材と、手造りにこだわってきた。


たとえば木材は丸太を挽いてかんなを掛けると鮮やかな木目が現れる。そして徐々に色身が濃くなり、やがて褐色から灰色に変化していく。一種の劣化には違いないが、建築全体の色調もなじんで風情あるものになっていく。


ただし乾燥ひびも出るし、ねじれたり反ったりすることもある。
隙間も開く。
これらも全て時間軸に吸い込まれていく。


一方石油化学製品で組み合わされた建材は販売時点では完成度が高い。
ただし10年も経つとただ陳腐化し、疲れた印象のみが残る。

どちらがよいか価値観には個人の幅がある。
そもそもTVやインターネットの解像度では本当の味などわからない。
「のようなもの」に終始する。

人生もそうだが経年変化は許容できても経年劣化はごめんこうむりたい。

仕事漬けの一日

2015年08月27日 | ひとりごと
今日はほぼ外出。9件の大小の打ち合わせ有り。外部の人との打ち合わせに終始。この仕事はつくづく人間とかかわる仕事だと思う。
同じ話をしても通じる人、通じない人。性格も千差万別。前回通じたことが次はまったく通じないことも。
ぶれない姿勢を維持することがこれからも問われる。

瓢湖の鬼蓮

2015年08月23日 | ひとりごと
昨年TVで放映されたビフォーアフターの舞台である瓢湖湖畔のお宅に一年目の点検で伺う。
家族の皆さん、それぞれお元気でリフォームの効果を楽しんでおられ、ほっとする。


瓢湖は今鬼蓮が満開。おりしも「水原まつり」の最中。湖畔も人出がたくさんにぎわっていた。


距離を越えて心のつながりが続いていることがうれしい。


7ヶ月に亘って通った遠隔地の現場。いくつもの現場の中でも印象の深いもののひとつだ。


駅弁

2015年08月22日 | ひとりごと
列車で旅行するとき、やはり駅弁は楽しみ。
東京出張の際は高崎駅で「鳥めし弁当」たまに「だるま弁当」。
東京の帰りは東京駅の駅弁コーナーがあまりに充実しているので目移りしてしまう。
最近はライバルとして駅中の惣菜店も捨てがたい。
しかし折に紐が斜めに掛けられ、上蓋を取ると黒いゴマのかかった俵型のご飯と、惣菜の香り。
幕の内弁当はやはり駅弁の王道か。

近々、新潟に出張する。新潟といえば海産物。これも楽しみ。ただし当たり外れもあるので要注意。
鉄ちゃんと食いしん坊としては駅弁はまさに最強の楽しみ。こんな妄想のひと時が至福のとき。

残業食

2015年08月19日 | ひとりごと
久しぶりに所員と一緒に残業食を摂る。
この世界に入って40年以上、随分仕事場で夕食をとることが多かった。
最初は「ポンチ」のオムライス、今日「近留」の月見うどん。

残業有りきの仕事は現代においては否定されているが、設計という仕事は時間を掛ければ掛けるほど成果はついてくる。「思いつきとひらめき」の葛藤の連続。
人生でもっとも時間を割くのが仕事ならば、時間を大切に、充実した時間であって欲しいものだ。

夜風

2015年08月18日 | ひとりごと
仕事を終わって街角に立つと風が涼しい。
秋がそこまで来ている。
お盆明けで飲食店も休みの店が多い。
今日は夕方から打ち合わせに出かけた。いつ夕立が来るかというような空模様だったが、何とかもった。
明日はまた暑いのだろうか。まごまごしていると9月になってしまう。



仕事再開

2015年08月17日 | ひとりごと
夏の短い休暇はあっという間に終わり、年末までしばらく駆け足が続く。
今日は朝から雨、大分地面も冷えたようだ。過ごしやすかった。
カメラ類の保管箱の湿度計が注意信号。あわてて乾燥剤を追加する。

久しぶりに外出もせず内業に精を出す。手持ちの仕事も大分佳境に入ってきた。