2022 備忘録

思いついたことを書き残す。

森岡さん、太地町会議員になる。

2017年07月31日 | ひとりごと

JIA住宅部会でお世話になった森岡さんが郷里に戻り4年、今度は町会議員に立候補し見事当選された。
定員10名のところ11名の立候補、狭い町で現職を向こうに回しての立候補は随分考えてのことであろう。

森岡さんが特に関心を持っていたのは津波被害の問題であった。我々は阪神以降の大地震の際に必ず現地の応援に駆けつけてきたが太平洋に面した太地町はまさに津波の被害を受ける危険性が大である。もはや政治の世界に足を踏み込まなくては解決できないとの切実な思うが有ったと思う。

ともあれ当選されたのだから今までの知見を活かし、活躍されることを祈るばかりだ。

朝ポタ

2017年07月30日 | ひとりごと

昨日、朝目が醒めてしまったので県民会館の近くに新しく出来たカフェが朝からやっているらしいのでロードバイクで出かけた。
07:30からの営業だったのでちょっと一周りしてから寄る。評判の洋菓子店の系列ということでやはり美味しい。

午後になったら下肢が少しだるい。なまってしまったな。

日報

2017年07月28日 | ひとりごと

明日は実質的に月末。日報の一ヶ月ごとの締め日でもある。
設計監理料が国土交通省告示15号の概念に従えば作業時間に応じて報酬額を決めるとなっている。

もちろんいくら考えても良いアイデアが浮かばないこともあればすんなりまとまることもある。
つまり設計の質と時間の相関関係は成り立たないのだ。
といっても支出ベースで考えると相関関係はある程度客観的だ。

開業以来ずっと日報を付けている。もっとも作業時間の記録が目的だから簡単なものである。
MS-DOS時代からのソフトである管理工学研究所の「桐」というRDBを使用している。
このソフトは知識が全くない新人でもその日のうちに入力だけならすぐ出来、エクセルのようにセルがぐちゃぐちゃになる危険もない。
そんなわけで経営上非常に重要なものである。



陸上自衛隊が日報を処分したとかしないとかあげく防衛大臣の首が飛ぶ騒ぎになった。
危険なところに自衛隊を送らないと行って送り出した政府としては現地が「戦争状態」と書かれた日報があってはたいへん困るのだ。
とりあえず戦闘には巻き込まれずすんだがいくら戦闘目的で行っったのではないと行っても現地ではPKOの一員に組み込まれればその境目はない。

現在の自衛隊は実戦経験を持たない。現地での実際の戦闘状態は教材としてのどから手が出るほど欲しいはずだ。それを廃棄するなど絶対ありえない。
開示要求があったときおそらく請求者が戦闘状態であることをつかもうと思っているに違いないと自衛隊では察し、不都合を隠そうとするバイアスがかかったのであろう。
これは日本政府全体の思考でもあったはずだ。出動命令を直接出したのは防衛大臣だしそれを指示したのは首相であろう。

外交という政治目的で本来任務ではない仕事でアフリカまで進出させ隊員を危険に晒させたのだ。であれば現地がどのような状態だっったのかきちんと報告する責任が政府にはある。ここでも自衛隊内部に「忖度」が働いたのか。



朝顔

2017年07月27日 | ひとりごと

朝顔が咲き始めた。同じ場所で採種したのに開花時期がそれぞれ違う。残念ながら育たなかった鉢がある。
環境、日当たり、通風、土質、散水と様々な要素で成長が全く違うことがわかった。いまさらながら「氏より姓」を実感する。
住宅の役割にも当てはまる。我々住宅設計に関わるものははその分野において本質的な責任を負っているのかもしれない。

泥仕合

2017年07月27日 | ひとりごと

このブログもしばらくfacebookとの連携をやめることにしたい。最近facebookにつまらないシェアが増えてきてうっとおしい。大切なつながりもあるのでどうしたものか。
備忘録そのものは地道に続けるつもり。主体的に記録を残すにはこちらの方が良い。時間と根気のある方はぜひ覗いてほしい。

寝落ちからの~残業

2017年07月25日 | ひとりごと

残業が又増えてきた。この事務所には老人の就労制限が無いらしい。そろそろ線を引きたいところ。
同時に進行する案件全てに気を回すことはストレスのあることだ。たった一つでも案件を総括することは気苦労が絶えない。
一億総活躍時代を迎え(とんでもない)まずは健康第一ということで。

「宮脇檀 手が考える」では愛用のラレー(ツール・ド・フランス仕様)が展示してあった。
鋼管のホリゾンタルフレーム、カンパニョーロのコンポーネントが美しい。
この時代のロードバイクにはある種の貴族性を感じるのだ。特にラレーは英国車。ランドナーも良い。
宮脇檀が本機でロードバイクを乗り回したとは考えにくい。ただこのコンディションは大切にしていたことがわかる。自分のバイクも盆栽にならないよう走ろう。


東京建築散歩

2017年07月23日 | ひとりごと
2つの建築の展覧会を見に東京へ。

「宮脇檀 手が考える」建築家会館
1991年5月22日に建築会館で行われた「吉村順三を囲んで」という座談会で進行を務められていたのを拝聴した。次々と手振りを交え賑やかな進行ぶりと端的に回答する吉村順三が印象的だった。その後体調を崩され、1998年に亡くなってしまう。
今回はその病床でのスタッフへの手書きの指示書が展示されていたがあの早口の喋り型を彷彿させるものだった。
「手が考える」とあるようにさまざまな図面やスケッチのトレーシングペーパーはCADには表現しきれない何かを感じ取れた。




「日本の家」東京国立近代美術館
戦後の建築家の設計した住宅の展示という珍しい企画。なつかしい住宅の資料もある。
日本の住宅に建築家が関わることは極めて少ない。大規模な住宅産業が大きなシェアを握る。その意味で海外に日本の家を問うならばこれら住宅産業の作り出す商品住宅も合わせて展示したら本当の日本の状況が伝えられたのでは。
一部の教育機関や建築ジャーナリズムの限られた世界だけでは片手落ちと言えよう。



東京国立近代美術館工芸館
間もなく8月15日、敗戦記念日。その1945年8月15日の「宮城事件」の舞台となった建築である。
当時は近衛師団司令部。映画「日本の一番長い日」では森師団長がポツダム宣言受諾に反対する陸軍将校に斬殺される重要な一場面である。文民統制が揺れている折、ふと映画を思い出すのだ。




 

2017年07月22日 | ひとりごと

このブログを書くのにずっと湯冷めするからと入浴前に書いてきたが今は逆にひとっ風呂浴びてさっぱりしてから頭をすっきりさせてから書けるようになった。
最も最近は度が過ぎて冷房機のお世話にもなっている。窓を開けていられるのは本当に短い。

週末の今日は仕事も一区切りと言いたいところだが来週に持ち越す案件あり。
随分沢山の案件に関わってきたが一つとして同じことは繰り返さない。振りかえって考える。
そういえば今週はリフォームの相談があった。それぞれ10年以上前の顧客からのものだ。まだ頼りにされているかと思うとちょっと嬉しい。
建築という仕事は「時間」の仕事でもある。気が長い話だ。

朝顔

2017年07月21日 | ひとりごと

今年ものんびり屋さんの朝顔の葉がすくすくと成長。
但し例年だと咲くのは早くて8月下旬、9月から12月まで咲き続ける。早く咲かないかとヤキモキする日が続く。

国政は相変わらず低次元で推移。国内の事情とは関係なくと言うより虎視眈々と日本の国益を奪おうと算段する国々がのさばっている。
どうでも良い野党などかまっていないで与党は自浄能力を発揮してさっさとけじめを付けて国難にあたって欲しい。
第一線の自衛官の気苦労を察すると時間の余裕はないとも思うのだが。如何か。

暑いときのトムヤム麺

2017年07月20日 | ひとりごと

暑くなってきたので「セマクテ」で今日は調子に乗って「トムヤム麺」の辛さを一段階上げてみた。
全く別物。うまいけど辛い。半ライスをあとから頼みスープをいただく。

週半ば仕事の締切が近づく。明日は起工式が一件。ますます忙しくなるようだ。

リーダーの条件

2017年07月20日 | ひとりごと

バーというところに出入りするようになったのは前橋市本町二丁目にある「スコッチハウス アップル」が最初だった。
マスターは自分の休みの日には常連を誘って飲みに出ることがあった。もちろん上がりは自分の店なのだが客の分はもちろん自分の分まで必ず払っていた。
自分の店に支払う。このけじめの潔さに驚いたものだ。若い頃に家業が傾いて苦労した話を聞いていた。金銭の怖さを充分に体験してきた結果がそうさせたのだろう。
個人営業だと経費と利益の区別がつかない人もいる。レジの中の現金を持ち出しても文句を言われないのかもしれない。
売上はそんなものではない。ただ預かっているに過ぎない。仕入先への支払いや給料の残りが利益なのだ。

つまりリーダーの条件とは「公私混同」しない自分への厳しさだ。なかなか貫徹できないことでもあるがこれが出来て尊敬されるリーダーとなる。
いろいろな事情があるにせよ結果が全てだ。偶然そうなったのかもしれない。

「李下に冠を正さず」ということわざがある。どんな言い訳をしても疑われるようなことをしてはいけないのだ。
細心の注意を払うことによって正しい行いを示す。これもリーダーの条件であろう。

今まさに右も左も真っ暗闇。周囲の不穏な情勢下、この国は大丈夫なのか。

自動でないこと

2017年07月18日 | ひとりごと

社用車のジムニーで行政との事前打ち合わせに出かける。燃料が心もとなくなってきたので帰路ガソリンスタンドへ。
最近の車はなんでもリモコン。まず燃料給油口は直接錠をさす。こうすればセルフでも必ず発動機停止。
車の下に水が垂れるので確認しようと思ったらエンジンルームの解除レバーはグローブボックスの中とのこと。幌仕様の名残りか。グローブボックスはこれまた鍵差し込み式だから警備万全。その前に助手席ドアを開けるのにドアロックを解除するのに車内に戻るか外から鍵で開ける必要がある。
なんとも不便だが機械としての自動車の本質が見えたようで少し楽しい。
単なるアナクロ嗜好かも知れないが本質に触れるのも大切なこと。不便を楽しもう。そうまだ楽しめる。アンチバリアフリー。年寄りの冷や水。

のんびり日曜日

2017年07月16日 | ひとりごと

今朝というより真夜中に目が醒め、そのままグダグダ。
それでも午後には大分調子が出てきた。やはり体が冷えすぎたのでは。

高気密高断熱の家は夏季は窓を締め切っているのを原則にしている。
たしかに熱中症の危険をおかしてまでやせがまんはよくないが一方外気温の変化がわからない生活って一体なんだろう。
冷え過ぎに懲りて、但しこれは不注意が原因であることは自覚しているがエアコンを付けずに過ごした。たしかに寝苦しいが明け方には気温が下がり結構心地よい。
窓を明けて風を通して暮らせる家。そしてそれが可能な場所に住むこと。ここから考え直したほうが良い。

地球環境に優しいと電気自動車を薦めてもそのエネルギー源は化石燃料や原子力に頼り、かつ送電ロスということを合わせて考えるとかえってマイナスになるという試算も発表されている。窓を締め切って暮らさなくてはならないことを肯定するのではなく、住む場所と働く場所を合わせて考えるべきであろう。