東京ガスの逆襲・・・怪獣映画ではありません。
「ピピッとコンロ+do」、近年まれに見る傑作の予感。但し売れるかどうかは別。
ピピッとコンロ+do
現在オール電化住宅が人気でIH電磁調理器の勢いが良い。
ガラストップの手入れが簡単なことが選ばれる最大の理由であるため、今までガスコンロメーカーはガラストップだけ真似してごとくの小さな機種ばっか開発してきた。しかし見た目重視の小さなごとくは不安定で大きな寸胴なべなど危なくて乗せられる代物ではなかった。
今度の製品は全面分割型のごとくが付くタイプでプロ用風のデザインだがダッチオーブンが売り物で、料理好きの人をくすぐる作戦の模様。
設計の打合せでどんな料理を作りたいということより掃除が簡単ということでIHに希望が集まる。
IHは安全が売り物でもあるのだが、おととし江戸時代から続く旧家でIHが原因の火事があり全焼してしまった。
したがってIHも使い方次第だということもお忘れなく。
今回のIHコンプレックスを払拭したコンロがどのくらい売れるか興味のあるところ。
せっかく新築してキッチンも広くなるのならまずどんな料理を作りたいかイメージして欲しいもの。
火遊びはいくつになっても楽しいもの?。裸火を扱えたことが人類が生き延びた原因とされる。炎に野生を感じるのは自分だけだろうか。
こげたっていいじゃないか。
電磁波のリスクをどう考えるか、立場の違いでずいぶん見解が違うらしい。
東電と東京ガスはもちろん、経産省と文科省のようにバックに抱える組織の思惑が見え隠れする。
いずれにしても食いしん坊の自分としてはどちらがおいしく調理できるか、楽しく調理できるかの視点でコンロを決めて欲しいと思う。