2022 備忘録

思いついたことを書き残す。

JIA 住宅部会

2015年11月30日 | ひとりごと
住宅部会は正式には「公益社団法人 日本建築家協会 関東甲信越支部 住宅部会」と称し、他支部にもありそれぞれ交流している。
この部会には2004年より参加している。

参加目的は研修である。群馬にいると日本の動きが見えにくいのは事実である。
支部は東京都渋谷区神宮前(外苑前、外苑西通り)であるから情報の密度は濃いと思われた。
首都圏の建築家は都心の優れた建築を生活圏内にしている。
その感覚の違いに大きな興味があった。

実際刺激的なことが多く、直接、間接的に大きな影響を受けたと思う。
地方から鉄道を乗り継いで参加している自分を温かく迎えてくれた。
また時には厳しく指摘していただいたこともある。

部会創設40周年の節目の冊子のために寄稿文を書き上げた。
挿画を選んでいるとあっという間に過ぎた11年を懐かしく思い起こした。


おかじょうクリニックの施設見学会

2015年11月29日 | ひとりごと
今朝は快晴。風も少なく、気温も上々。
岡上先生の来月開院するクリニックの施設見学会の10時開場以来、近くにお住まいに人たちでにぎわう。明るい待合ロビー、爽やかな色彩。温厚なお人柄を写しだしている。きっと順調にクリニックは推移することだろう。

建築は複雑なプロセスによって長い時間をかけて生まれる。
いつも違う与条件によって組み立てられる。
仕事場ではいまもいくつもの案件が進行中だ。途切れることの無い流れに身をおいてずいぶん時間がたった。そしてまだまだ続く。

スコッチハウスアップルで飲む

2015年11月26日 | 訃報
佐藤晋一さんのお通夜に参列。
華やかだった佐藤さんの静かなお通夜だった。

仕事をしまってから、かつて佐藤さんが立っていたカウンターで少しグレンリベットを飲む。
亡くなったことが未だ信じられない。

佐藤晋一さん、逝く。

2015年11月24日 | 訃報
訃報に驚く。先週会うお誘いをいただいたばかりだった。初めての出会い敷島公園「コーヒーショップ アップル」



カウンターにはいつも花が。



今につながる人たちとの出会い。



事務所を開いて最初の仕事をいただいた。



新しい店を作るときはあちこち一緒に見て廻った。



多くのことを教えていただいた45年。いまはただ静かに振り返りたい。
お疲れ様でした。



晩秋から初冬へ

2015年11月23日 | ひとりごと
朝、仕事で外出。帰り道,弁天通りで朝から開いているカフェ「valo kioski 」に立ち寄り、一息つく。知人もやはり朝の仕事帰りで一息ついている席に混ざる。



紅葉が遅れているらしい。それでももうそこまで冬が来ている。明日からまた仕事再開。忙しい月末が待っている。

曇り空の日曜日

2015年11月22日 | ひとりごと
曇り空につき朝目覚めが悪い。
馬場川畔の紅葉がきれいだったのでカメラを持って街中を少しうろうろ。



今は休業しているが銀座通りの「旧東電サービスセンター」のスチールサッシのディテールが懐かしい。高校時代に卒業設計の発表会や市内の高校の美術部の合同絵画展等、幾度か会場として貸していただいた。
岩神町にあった前工から用務員室から借りたリアカーに額装した絵を積んで運んだものだ。



結局「ヤギカフェ」まで歩いて広瀬川沿いを比刀根橋から厩橋まで散歩する。
風も無く気温も過ごしやすい。まずは休養。

忘年会

2015年11月20日 | ひとりごと
忘年会シーズン始まる。
第1回目は「ぐるぐる会」。ロードバイクつながりの会である。
ロードバイクに乗り始めて7年、最近はやや乗る回数が少なくなってしまった。



会の仲間と走ることもほとんど無いが久しぶりにあっても酒宴の仲間に入れてもらえ、ありがたいものである。
健康のために始めて、今もそうだが、気持ちが開放されるひと時である。
忘年会のプレゼント交換でプラモデルが当たった。さてどうしよう。

空家

2015年11月19日 | ひとりごと
昼間、現場調査で坂下の飲食店街を歩く。
しまったままの店も多い。
最近は古い家屋の解体が目立つ。随分見通しがよくなったものだ。
一方新築はあまり見られない。

かつてにぎやかだったころ、子供たちも町と共にあった。
今はひとりもいない町内も少なくないと聞く。



当然空き家が増えるのだがその利用は大変難しい。
現代の構造基準から見ると明らかに強度不足。蟻害、腐朽等経年劣化。
特に基礎が脆弱である。建築の基本である基礎の改修は多大の費用を要する。
また住宅の場合、省エネ基準が規制に変わる時代が来た。
ストックとして残すのであれば当然省エネ規制に適合するレベルへの断熱補強も必要だ。



リフォームというのはつい安直に考えられている。
中途半端な住み方を余儀なくされる空家利用は補助金など利用者への負担は軽減できる道があるとはいえいかがなものだろう。

地方都市は人口減少により極端な人口密度の低下にさらされている。
人口密度の低下がインフラ施設のコスト高を招く。
LRT等導入しようにも収支に合うだけの人間がすでにいないのだ。

つぎ当て的な空家対策では町の環境を改善することは不可能な時代となった。
抜本的な人口密度を維持する都市計画の見直しが必要であろう。




アレッポの石鹸

2015年11月16日 | ひとりごと
中近東というあまりなじみの無い地域のシリアという国とは石鹸を通じてご縁がある。
もう大分長く愛用している。
シリアで内戦が始まった。アレッポは主戦場となった。

オリーブとローレルの植物油から出来る石鹸ひとつで頭からつま先まで洗ってきた。
独特のにおいがあるものの頭皮の状態も改善して身近ないつも必要なもののひとつとなった。

シリア内戦で供給がストップとなるのではと少し買いだめしたが残り少なくなってしまった。そんなおり、工場を地中海沿いの町に移転して製造を続行している情報あり。

悲惨な状況が拡大している状況下、石鹸など心配している場合かとも思われるが、平常が奪われているという事実をかえって些細な日常の不自由から事実と受け止められることもある。