2022 備忘録

思いついたことを書き残す。

移り変わり

2018年01月31日 | ひとりごと

桐生工業高等学校で社会人講師としてお話をした。製図の授業だったので「製図とは」というストレートな話をさせて頂く。真剣にメモを取りながら聴いてくれた。
これは事務所に新入所員が入ったときにも話すこと。「製図」は建築の世界では「言語」であるということ。そして意思伝達を明確にするためにも「丁寧に」「正確に」「気配り」、この点を強調して話す。まだまだ初心者であるし社会経験もこれからの人たちに入り口だけは間違えて欲しくないと思う。50年前の自分を思い出しながら今更ながら自分自身にもそう思う。



撮影/斎部功
今日で西片貝の「旬菜酒房らくだ屋」が閉店、といっても店長があとを引き継いで「琉球酒場カーニバル」という店を始める。

食事を主体とする新しい形態の店として22年前店づくりに参画した。その頃は店側の人と随分あちこち飲み歩いた。そして店を増床しさらに大きな店になった。
飲食店の仕事にも沢山関与することが出来たのもこの店での実績が大きかった。今回はちょっと残念な気持ちもあるが又別の形態で生き続ける。これも時間のなせるわざであろう。新たな出発を見守りたい。

今日は仕事

2018年01月30日 | ひとりごと

今日は仕事。現場調査やら行政打ち合わせなど外出。
上信電鉄の踏切で電車に遭遇。流し撮りに挑戦。上信電鉄遅過ぎで流れず。
明日はJIAからの派遣で桐生工業高等学校の社会人講師。パワーポイントをまとめる。初心者に「製図」の話。
自分自身初心に帰るのも良いものだ。

明日の準備を終え、近所の「ゆず」という居酒屋に初めて寄る。「きさく」が閉まってからこのような店は始めて。常連さんも昔ながらの呑兵衛さん。
ちょっとホッとする店だ。

自動車運転免許の更新

2018年01月29日 | ひとりごと

来月の誕生日を前に自動車運転免許の更新に群馬県総合交通センターへ出向く。久しぶり。
30年以上も前になるがこの庁舎の工事に関わった。今日は4階まで上がってみた。
警察庁舎ということも有りとにかく頑丈になるように考えられた。天井のモノレールもまだ現役。気送管など若い人たちには想像もつかないだろうがこのモノレールは当時最新式。
待合室の天井を行ったり来たりしていた。

自分は更新だが来月同じく誕生日を迎える父はいよいよ免許証を返納するそうだ。たぶん自分自身の機能の一つを失う喪失感で気落ちしていると思うが88歳までよく無事に運転してきたものだ。18年前から乗っている車を譲ってくれることになった。まだ70,000Kmしか走っていないが電装品系統はちょっと心配。もっとも至ってシンプルな制御系だから大丈夫であろう。部品があるかどうかこれは気がかり。

蝋梅

2018年01月28日 | ひとりごと

宝登山の蝋梅を撮りに向かう。まだ少し早かったようだが蕾も多いが花はきれい。空気が硬いが陽が出て気持ちは良い。



小さい花は焦点がどこにあっているのか見定めるのが難しい。オートフォーカスといえども全く同じ、
むしろ焦点があったはずが有っていなかったもどかしさがある。この次はマニュアルフォーカスのレンズの出番だ。

朔風の街

2018年01月27日 | ひとりごと

晴天、書斎のカーテンを開け陽を取り込む。北風の音が街を包む。「ピュー」ではなく「ゴー」。
上越国境に降り積もった雪の上を舐めてくる風だ。とにかく冷たい。



土曜日とはいえ工事現場からはさかんに機械の音が響いている。NHKの番組でインタヴューに応じていたタクシードライバーが「残業しないなどと言っていると日本はだめになっちゃう」と言っていたが建設業にはまだまだ別世界の話のよう。働き方まで行政に指図されるのはあまり面白くないものだ。



こんな日は出歩かなくとも良いのだがつい街の冬景色を撮ろうとうろうろ。
ただしめぼしい被写体には巡り会えず。なんとも寂しい景色のみ。呑竜仲店の「ヤギカフェ」で一休みして帰る。



かなり寒い週末

2018年01月26日 | ひとりごと

空気が冷たい。寒いのとは違う感覚。自動車の暖房が心地よく感じる。
だいぶ以前の建物のメンテを依頼される。窓の水切りからつららが。さすがに外壁の塗膜もくたびれてくる。
但しほんの短い庇があるだけで外壁の汚れもうちば。ヒビも少ない。

モルタル塗りの外壁はサイディングに押されてめっきり減ってしまった。しかし味わいはやはりこちらが上だ。

JIA群馬クラブの新年会

2018年01月25日 | ひとりごと

今年、2回めの新年会。忘年会の疲労感とは違うやる気が満ちる会。火山の話題も出る。地震も含め自然の気まぐれにはお手上げ。平穏な暮らしも危険といつも隣り合わせということ。自覚しなくては。国際情勢も混沌。自我のぶつかり合いも「知恵」で乗り越えていってほしい処。
厳冬とはいえ蕾はもうどんどん春の準備。


夜も昼も画像

2018年01月24日 | ひとりごと

日中、仕事先のWEBサイトの更新作業。業務用だけに階層も複雑、画像も膨大、ということで職場のPCがヒーヒー言っている。もちろん図面も書きましたよ。
夜、またまた画像整理。こちらも仕分けをきちんとしておかないと使いたいときにすぐ出ない。江戸東京たてもの園の画像を再編集。手仕事の確かさ。生真面目さが伝わる。近道はない。淡々と。今日は非常に寒い冬の日になった。雪もすっかり溶けた。静かだ。

草津白根山噴火

2018年01月24日 | ひとりごと

少し落ち着いていたかに見えた草津白根山が噴火、犠牲者も出ている模様。
平時でも硫化水素中毒が起こりやすく、道路には「立ち止まらないでください」との標識があるくらい火山活動が活発な山だ。
群馬にはまだ他にも怪しい山があるとか。里は大雪。自然に翻弄される1日だった。

久しぶりのロードバイク

2018年01月21日 | ひとりごと

暮れからの腰痛のためロードバイクから遠ざかっていたが昨日の今日、天候も快適ということで平坦路の玉村コースを選びゆっくりリハビリ。
軽いギヤでカラカラ、ノロノロと44kmほど20km/h程度で流す。ポカポカ、風もなく走りやすく無事帰還。体がほぐれる感じが良い。

新年会

2018年01月20日 | ひとりごと

ロードバイクつながりの新年会。ロードバイクに出会わなければ今頃はどうなっていたであろう。
10年前80kgを越す体重が有り、その前年には胆石摘出の手術を受けるなど極めて不健康な状況だった。
ロードバイクに載るようになって心身ともに新たな発見であり現在に続く。
もっともサボりがちでリバウンド気味ではある。初心に帰って又走ろう。




前川國男邸

2018年01月18日 | ひとりごと

仕事先の研修で「江戸東京たてもの園」を見学する。建築家の自邸というのは非常に興味のある存在だ。自分のために設計するのだからその作家の本質が見えるもの。
公共的な建築を手がけた前川國男の自邸はどこか客観的な視点が感じられる。


午後世田谷区役所庁舎も訪ねる。重厚さとともに意外と高低差のある世田谷の地形を建築とつなぎ合わせてピロティを介し都市に開かれた空間が地方都市のスケールと違うものを感じさせる。

これだけの名作にもかかわらず建て替えが検討されていると聞く。時間が作り上げてきた街との関係性は二度と復元できるものではない。良識ある結論が出ることを期待したい。

忘れてはいけないこと 阪神・淡路大震災

2018年01月17日 | ひとりごと

今日は兵庫県南部地震による阪神・淡路大震災の有った日。あの日の朝TVの画像を現実感無く呆然と見つめた。
何が起きているのかさっぱりわからない。TV映像の威力をまざまざと感じてもいた。
人間の尊厳に関わることもふくめ赤裸々に映し出す。

少し落ち着いてきた3月にJIAとして生活再建のための支援の一環として相談業務に群馬在住の会員の一人として現地に向かった。
京都駅前のホテルに前泊し、住吉までしか開通していない神戸線で現地入り。近づくに従って民家の屋根がブルーシートで包まれている。
駅前には仮設WCがならび街に入ると消毒薬の匂いと静寂が出迎えてくれた。生活雑音のない街はこんなにも静かなのか。幹線道路の自動車騒音と破砕作業の騒音だけが響く。

火災も有り焼け野原もあれば壁が圧壊し屋根が地上に横たわる家、大きなマンションの1階が圧壊して、上部がそのまま乗っているものなど、見てはいけないものだらけの光景が広がっていた。その後Eディフェンスの見学などで神戸を訪れたがあっという間に復旧していった。この辺は東北地方との経済力の差を見せつけられるところである。

構造計算の基準は人間が勝手に決めたしきい値である。自然界は気まぐれだ。せめてこの基準くらいは守らなくてはならないだろう。
今の基準は供給側の都合で恣意的に下げられてはいないだろうか。いまだ構造計算を経ずに木造住宅が建てられている。とうとう犠牲者の残された教訓を真摯に受け止めなくてはならないだろう。