桐生工業高等学校で社会人講師としてお話をした。製図の授業だったので「製図とは」というストレートな話をさせて頂く。真剣にメモを取りながら聴いてくれた。
これは事務所に新入所員が入ったときにも話すこと。「製図」は建築の世界では「言語」であるということ。そして意思伝達を明確にするためにも「丁寧に」「正確に」「気配り」、この点を強調して話す。まだまだ初心者であるし社会経験もこれからの人たちに入り口だけは間違えて欲しくないと思う。50年前の自分を思い出しながら今更ながら自分自身にもそう思う。
撮影/斎部功
今日で西片貝の「旬菜酒房らくだ屋」が閉店、といっても店長があとを引き継いで「琉球酒場カーニバル」という店を始める。食事を主体とする新しい形態の店として22年前店づくりに参画した。その頃は店側の人と随分あちこち飲み歩いた。そして店を増床しさらに大きな店になった。
飲食店の仕事にも沢山関与することが出来たのもこの店での実績が大きかった。今回はちょっと残念な気持ちもあるが又別の形態で生き続ける。これも時間のなせるわざであろう。新たな出発を見守りたい。