2022 備忘録

思いついたことを書き残す。

10月終わる

2018年10月31日 | ひとりごと

明日から11月。霜月。坤六峠に降雪があったと知らせが。ここのところ晴れてはいるが風が強い。昨日の撮影では三脚が揺れ手ぶれ状態の画像になる。欲張ってISO感度をあげないでバルブでとったのがいけなかったようだ。やはりまずピンぼけはいけない。紅葉もいよいよ最終段階が迫る。休日の好天を祈るばかり。

紅葉

2018年10月30日 | ひとりごと

坤六峠から照葉峡へ紅葉狩り。来週には道路閉鎖になる。戸倉から鳩待峠の入り口にかけて紅葉の見頃。きれいだ。坤六峠に入ると紅葉そのものも少なくなり、曇り空と相まって冬の気配。初めて訪れた年は降雪が有った。坤六峠を下り体はきょうに差し掛かると再び紅葉が見頃。渓流に紅葉も赤が映える。



紅葉を最後に植物たちは一休みか。葉が落ちるともうすぐ芽吹きが始める。四季の移ろいの速さに急かされる思いもある。

大谷石と餃子

2018年10月28日 | ひとりごと

宇都宮は大きな街だった。大谷石を使った建物があちこちに見られる。南宇都宮駅は東武鉄道の小さいながらも大谷石をあしらった古い駅舎だ。昭和7年とあるからおそらく創業当時の面影を残しているものとみられる。東武鉄道のHPによれば意匠は甲子園駅をもしたものとあるから関東私鉄の雄としは阪神電鉄を模倣したところが面白い。関西私鉄の沿線の住宅地開発を意識してのことかもしれない。鉄道建築の面白いところは終端駅に限らずシステムとして一度に作られた結果小規模な駅舎であってもディテールがきちんとしているところだ。むしろ建て替えられた新しく建て替えられた駅舎のほうが概してレベルが低い。



昼食は餃子の「餃子正嗣鶴田店」による。南宇都宮駅の近くだ。焼き加減が流石に良い。ただし少し食べすぎたかも。餃子のみという潔さ。ビールのやライスも無し。前橋から来たという常連と隣り合わせ。旅先での偶然とは面白いものだ。


JIAの宇都宮会議

2018年10月27日 | ひとりごと
JIAの学生作品コンクールの打ち合わせに近県6件の委員が宇都宮に集まる。その前に大谷石の石切場を見学する。軟石とはいえ石には違いない。地下の不気味な空間体験。やはり現場は大切。



会議では来年3月末に向けスケジュールを確認した。宇都宮は大きな街だ。明日は街歩きとしよう。

静かな金曜日

2018年10月26日 | ひとりごと

ほぼ外出せずに仕事場で過ごす。この不順な天気のせいかやや喉が痛い。気温の変化が目まぐるしい。
午後はほぼ図面のチェックに費やす。若い所員もいつのまにかすっかりきちんとした図面が掛けるようになった。ソフト面について若干指摘をしたが図面を描くという根気のいる作業ではもう彼らの方が上だ。新人もどんどん仕事を覚えていく。うかうかしていられないが楽しみでもある。

今日もバタバタ

2018年10月25日 | ひとりごと

早出残業。あっという間に仕事の時間が過ぎる。
現場に用事があり出かけたら建築主の奥様から思いがけない話を頂いた。早逝した妹の同級生だったとのこと。群馬では少ない姓なのでもしやと思っておられたとか。少し当時の話をさせていただく。葬儀には出席できなかったが神葬祭であったことを同級生から聞いていたとのこと。自宅の周りを同級生など若い人たちが囲んでいたことを思い出す。

そしてアップルの佐藤さんとも懇意であったとのこと。佐藤さんの葬儀の際に米田設計としての生花が献じられていたことで佐藤さんに縁のある人ならと住宅の設計の依頼を決めていただいたとのこと。縁をつないでくれた人はすでにこの世にはいないが地域社会で仕事を続けられたありがたさを感じている。

樽六七号

2018年10月24日 | ひとりごと

秋も深まり日本酒の季節。最近ぬる燗にハマっている。体温に近い40℃くらいの温度はなんとも入りやすい。冷酒も夏にはさっぱりしてよいのだが日本酒本来の味は常温からぬる燗くらいがちょうどよいようだ。せかされずにゆっくりと飲める。久しぶりに「Atelier Bar AO 」で「大盃純米吟醸樽六七号」を一合いただく。




最後の住宅省エネルギー技術講習会

2018年10月23日 | ひとりごと

最後となるであろう住宅省エネルギー技術講習会の講師を務める。2020年よりいよいよ住宅省エネ規制がスタートする。地域の工務店の準備は大丈夫だろうか。
大工さんの腕の見せ所ではない部分の断熱化工事。素直な気持ちで目に見えない部分よりノミの冴え、かんなの冴えを自慢したいはずのベテランの大工さんにとっては決して楽しい仕事ではないはずだ。しかし時代の要請に逆らえない。断熱化工事専門の職人が成立し大工仕事とすみわけができればよいのだが工務店の経営者はむしろ逆に多能工を求めている。仕事の効率だけを考えれば良い点もあるのだが特に伝統的な日本建築においてはクオリティーは間違いなく下がる。面倒な時代になったのも事実だ。

設計者にとっても克服し無くてはならない課題だ。とにかく外皮面積を小さくしてつまりマッチ箱、窓を建築基準法に適合するまで小さくすれば断熱性能は高くなる。簡単なことだ。ただしそれは生活の器だろうか。生活の器のあるべき姿と両立させるために設計者の手腕が問われる時代だ。


紅葉Ⅱ

2018年10月22日 | ひとりごと

昨日の紅葉を思い出しながら画像を眺めていたらしみじみ四季の移ろいの豊かさを実感する。山の草木の写真を沢山撮るようになって6年たった。



デジタルカメラに変わってからしばらくはその使い勝手に戸惑い少し遠ざかっていたのだがコニカミノルタがソニーにカメラ部門を譲った機会にA100というカメラを購入したのがきっかけになって又写真を取るようになった。決定的だったのはいわゆるミラーレスという機種がフランジバックの短い特徴を活かし、古いレンズがほぼ使えるということがわかってからだ。NEX-6という機種に古いミノルタレンズをアダプターを介して装着し、遊び始めた。この機種はビフォーアフターの撮影でたびたび瓢湖まで出張する。更に欲が出てILCE-7M2にカメラ本体を換装し本格的にのめり込む。時折過去の画像をみる。今年の撮影のタイミングを図るためだ。毎年同じように季節が巡るとはいえその表情は異なる。
建築設計という偶然性は排除される世界と正反対に同じめぐり合わせは二度とないのが自然界だ。自然日々を大切に、楽しいものであって欲しいと願うのだ。



とはいえまた明日からは仕事。気分転換はしっかりできた。


紅葉

2018年10月21日 | ひとりごと

県北から志賀高原の山に入る。自然の気まぐれにめげず今年はちょうどよいタイミングで紅葉を楽しむことができた。
平地から渋峠まで様々の表情の樹々。浅間山はもう頂に雪が。秋半ば、しかし確実に冬の向かって時間が流れている。


神無月

2018年10月19日 | ひとりごと

神無月、10月を指す。諸説があるが神様が出雲の国サミットに出かける月との伝承が多いらしい。日本の神道においては被征服者の首長を神とし、民心の安定に役立ててきた。出雲族も古代に有って大きな勢力を持っていたが畿内系の部族に制圧されたらしい。そんなわけで日本各地の神様たちが年に1回出雲の国で会議を開くということらしいが定かではない。
いずれにせと澄んだ秋の空の大きな月は格別である。最も今日は雨模様。静かな夜にふと月の名前を思い出す。

今日はメンテ業務で2件の住宅を訪問。ともに「邸」である。最近は建売マンションにも「邸」などとつけるがこちらは本当の邸だ。コストコントロールはほとんど頭になく設計できた幸せな経験でもある。20年経過しても新築当初よりむしろしっとりしているのは本物の素材を使っているからであろう。
木材も手入れが行き届いていることもあり、肌理の細かい木目が一層艶っぽい。昨今、本物を知らない世代の人達が増えてきた。木目プリントでも木材と読んでしまっている。
技術用語も曖昧。TVでは「土台」と「基礎」の区別ができていない。最近の語彙の乱れはすごい。住宅や建築を建てる(建築主)ほど本物を勉強してほしいものだ。

2018年10月18日 | ひとりごと

院外薬局に処方薬を受領に寄り出発しようと思ったら、自動車の始動キーが回らない。ハンドルロックかと思って調べてもその気配はない。というよりがたがたしていたらハンドルロックしてしまった。かかりつけの修理工場に連絡したら経年劣化でキーが摩耗して鍵と合わないのではとのこと。自宅に戻りスペアキーをとって引き返し、始動に成功。こんなことは初めて。何しろこの車の初年度登録は平成9年10月。よく持ったというべきか。休日を利用し歯科の定期検診を予約してあったのになんとか間に合う。歯科検診は虫歯なし。まずまず。
午後はロードバイクでポタリング。なにしろ6月以降熱中症対策と連続台風のせいで久しぶり。リハビリのようなもの。一見単純な運動に見えるが上り、下り、追い風、向かい風、距離、気温、速度と様々な組み合わせで状況が異なる。そして景色も楽しめる。少し汗もかく。気持ちの良い午後だった。

採暖器

2018年10月17日 | ひとりごと

いよいよ足元が寒くなってきた。コンクリート床はカーペットを引いても寒い。今日は採暖器のスイッチを入れる。机の下に吊るすタイプ。
この暖かさが心地よい。エアコンを可動させるにはまだ少し時間がある。画像整理でカメラと共に出会った景色を楽しむ。