2022 備忘録

思いついたことを書き残す。

三原田の回り舞台

2007年11月25日 | ひとりごと

農民歌舞伎の三原田の公演に行く。
天気は穏やかでのんびり気分。仮設屋根の迫力はいつ見てもすごい。渋川市になって赤城村の村民意識が薄くなっていくとこのような行事が持続できるか不安がある。

まな板の鯉

2007年11月24日 | ひとりごと
手術台デビュー。11月20日、某所を切除のため乗る。
うわさどおり全身麻酔ですぐ別世界に。
気が付いたらがやがやにぎやか。痛いのだか気分が悪いのだかごちゃ混ぜの一晩。
病院の先生はじめ皆さん親切で助かりました。
今日、職場復帰。こちらのほうが気分が高揚して楽である。

柿の実、熟す

2007年11月12日 | ひとりごと

今日は秋晴れ、鍋割の頂上まではっきり見える。赤城の山々もようやく色づく。
現場にある柿の木もすっかり葉が落ち、柿の実が青空に映えている。
秋の深まりを実感する。もっとも立冬を過ぎてはいるのだが。

市役所の中間検査を一軒受ける。もちろん無事合格する。区画整理の影響で着工が一年遅れた現場だ。その間、建築確認申請の規則が変わってこの世界右往左往しているところだ。
先週検査をしたら2時間かかった。見所はたくさんある。

現代の木構造は構造計算で断面形状や緊結金物を決定するから、大工さん任せには出来ないのだ。感覚的にはほぼ鉄骨造と同等である。むしろ木材の均一でない材質のため計算通りにならない場合もあるから加工前の打合せ、建て方前の事前検討、建て方後の確認とたいへん神経を使う。

しかしこれだけの手間を掛けても所詮壁の中に隠れてしまうから細かくチェックしても自己満足かなとふと考えさせられることもある。
しかしハウスメーカーの対極を行こうとしているのだからこれも当然のことと割り切るしかない。

ススキの穂、風のなびく

2007年11月03日 | ひとりごと

現場への道すがら、車を止めて、パシャツ。秋が深まり行く。
昨晩はJIAの会員宅でおでんパーティー。様々話題で午前様。

耐震偽装の件でふと思い出したこと。「お詫びの仕方」
自分の部下や外注先の不始末をどう施主に伝えるか。
かつて勤務時代に不始末を起こし、所長と誤りにいったことがある。
所長が顛末をこまかく説明し始めた途端、先方から雷が落ちた。
要は「全てトップの責任なのだ。誰がどうしたなど関係ない。能力のない部下に任せたお前の責任である。」ということだった。これには堪えた。
先方はもと帝国陸軍の中隊長、執務室に軍服姿の写真が飾ってある方だった。

ここで耐震偽装。
遠藤建築士の件、外注先にさらに下請けのことなど知る由も無いから自分は無関係。迷惑千万といったコメントをブログに挙げている建築家がいる。行間からは不義理(迷惑ではない)を働いたことへの自責の念が感じられない。
一級建築士云えども構造計算のように専門性の強いものまでなんでもこなすことは無理である。この件は建築士法の欠陥としてかねてから問題視されている部分である。
私は長年の信頼関係にある萩原さんにお願いしているがもちろん再委託報告はしているし、さらに下請けに出すことなどありえない。
自分で構造設計が出来ない以上、細心の注意を払っているつもりだ。
しかし大きな組織であれば無断で孫請けに出していることは十分想像できる。

今回の偽装事件ではデベロッパーも絡んでいるが主務契約をしている設計事務所はもちろん、構造設計事務所も大手事務所として名前の取っているところだし、小規模の建築とはいえこちらは設計者はJIAの要職にあるにある方のブログである。
同じような立場の会員がこれをみて勘違いせねば良いが。