2022 備忘録

思いついたことを書き残す。

尾花

2008年09月26日 | ひとりごと

利根川サイクリングロードは菜の花にはじまって半年、尾花が利根川の河原に穂を光らせている。
目を楽しませてくれた草花に代わりこれからは雑木林の紅葉の季節となる。
特にせせらぎの湯から上毛大橋までの天狗岩用水沿いの雑木林の木々によるトンネルは楽しみだ。
日の出はもう6時ごろと遅くなり利根川右岸の一般道では尾灯を点滅するようにした。自動車の追突を避けるためだ。
自動点滅の外灯もまだ点灯のままのことが増えてきた。
秋が深まっていく。

彼岸

2008年09月23日 | ひとりごと

墓参に行く。元気であることを報告する。
朝飯前に赤城第二南面道路まで登る。途中大鳥居で集団走行のチームに遭遇。こちらは単機なので大鳥居を迂回して村内の畦道を少し進む。
平地の連続走行には大分慣れてきたので登坂コースで使う筋肉の増大に挑むことにした。
下りは車体が軽いせいか加速しながら下ってもしっかり歩いているような不思議な感覚が伝わる。
あっというまに定期積立預金を使ってしまったようなむなしい気分もある。

久しぶりに晴れ、逆に午前6時の風は涼しいというより肌寒い。
一時間も漕ぐとポカポカしてくる。


2008年09月11日 | ひとりごと

群馬大橋から大正橋の間には中央大橋、上毛大橋、工事中の17号橋、板東橋、関越の自動車橋、がありそれぞれ違ったデザイン、また川の流れがある。
一番好きなのは板東橋、取水口や魚道があり朝には霧が発生することもある。
遠足等で北毛方面に行く際にはバスで渡った。先代の橋には路面電車のレールのあとも残っていたが今は橋脚の煉瓦のみが残る。

外国に行ってもやはり橋には興味がわく。建築に比べればずっと単純な構造だが力の流れがシンプルなだけに力強さが伝わってくる。

自転車

2008年09月04日 | ひとりごと

朝、自転車に乗るようになって2ヶ月近く経つ。
自転車は実用的な側面も持つが乗る理由は体重を落とすためだった。
二ヶ月で4㌔程度減少し、肥満から肥満傾向までたどり着く。
ペットボトル500ccを8本ぶら下げていたかと思うとぞっとする。
平地と坂道では使う筋肉が違いらしく、もっぱら有酸素運動が主目的であるのでとりあえず連続した急坂は避けているが9月21日には友人に誘われて初めてロングライドに挑戦するので少し上り坂の練習もしなくては。

自転車をスポーツとして捉えるとスキーの近いものがあるようだ。ほとんどの種目は対戦相手が必要だが自分だけで楽しむことが出来るのが自分の性格にはあっているようだ。もう少し体力が付けばレースもどきにも挑戦したいとは思っている。

落とす

2008年09月01日 | ひとりごと
今日、某全国展開のTVでもおなじみの餃子が売りの中華料理店でラー油さしのビンを落とす。ズボンがラー油まみれ。このビンは蓋が上から差し込まれているだけの構造で蓋をつまみあげたらビンごと持ち上がったまでは良かったのだがスットぬけてテーブルに落ちる。
幸い隣の席までは飛ばなかったのがせめてもの不幸中の幸いだった。

間抜けな話ではある。
しかし不特定多数の利用者が使うのにはやや危険な形だ。
調味料入れは液が下に回らないディテールも重要だがこぼしやすいのも困ったものだ。ラー油がはねて目にも入る。これは大変痛い。床一面ラー油だらけ。
店員が後始末を手伝ってくれたがやはりばつが悪い。

中村好文さんが設計したレストランに行った。トイレの小物置き棚に落下防止のためのちょっとした突起が付いていた。4mm程度の板がカウンターに埋め込まれているのだ。
氏は講演会の中でコルビジェのサボア邸の窓台水切りに溝がきってあって雨水がたれて外壁が汚れないように工夫してあることや厨房のモルタル流しに石鹸置き場のためのくぼみがあることなどを指摘していた。
サボア邸をそのような切り口で見る建築家は少ない。

このレストランをはじめこのような細かいディテールが随所に発見でき大変刺激を受ける。
建築は人間の生活とともにあるのだと改めて考えさせられる。

ラー油さし一つでもおろそかには出来ない。
粗相からの教訓である。