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2006~2022 備忘録

思いついたことを書き残す。

やっと桜さく

2007年03月30日 | ひとりごと

暖冬異変で開化予想が予想が迷走していた桜が咲き出した。
まだ咲きはじめだが近所のカソリック教会の庭の桜は日当たりが良いせいか咲き出したのが早い。
今年も新人が加わる。また巣立っていくスタッフもいる。
新しい何かが始まる春だ。

電気と道連れ

2007年03月26日 | ひとりごと
このブログももちろん電気エネルギーで動いている。
一方将来の期待のかかる原子力発電所は軒並み暴走の可能性があったらしい。
チェリノブイリの二の舞になるところだった。群馬は柏崎からも福島からも東海村からもそう離れていないのだ。おりしも志賀原発のすぐ近くで地震が発生し幸い原子炉の損傷は免れたものの放射性汚染物質を貯蔵するプールの水が450リットル飛散したとのこと。

今全電化住宅が大もてだ。ここで問題。エコキュートなどの深夜電力利用はコントロールの難しい原発の電力を捨てるのはもったいないので売りさばいてしまおうという魂胆なのだ。用心用心。IHクッキングヒータだっていくら波長は長波または低周波といっても安全性については灰色のままで予防原則の概念から云えばNGだ。
要は命がけで電力を使っているということ。

手軽な燃料で自家発電し、極力電気は使わないこと。これが良いと思う。
CO2のことだって実は火力発電で大量に発生しているのだし、燃料確保のためにイラクで罪のない人まで殺掠するのを手伝ったご褒美で分けてもらい、大量の重油を消費してはるばる日本まで運んでいるのだ。
輸入木材だってそうですよ。輸送に伴い発生するCO2は飛行機だけではないのだ。

という現実がある。楽な暮らしを逆行するのは大変なこと。しかし目をそむけていてもいけないのだ。なにしろ電気と心中することになるかもしれないのだから。

上田電鉄 寺下駅

2007年03月21日 | ひとりごと

上田電鉄は上田駅と別所温泉駅を結ぶ地方私鉄。ご多聞に漏れずいつも廃止の話題が付きまとう。寺下駅は「和の彩りたぬき亭」の最寄り駅。単なる無人駅であるが工事中はよく電車を乗継いで降りた駅だ。
東急系列に入ってから東急の大古車を走らせている。丸窓電車はすごく昔上田駅でチラッと見たことがある。今はリブ付きのステンレス車。地方私鉄ファンとしては長野電鉄木島線が廃止になる前に乗りたかった。

わざわざ食事に寄ったのではなくJIA長野県クラブの建築祭にお呼ばれ。
学生作品コンクールの審査員に二日間加わる。なんとなく理屈っぽい感じがするのが長野風か。JIA長野県クラブの会員作品パネルはなかなかの出来。負けていられない。
石井修さんの講演を聞けたのも収穫。目神山にはぜひ行って見たいものだ。宮本忠長さんのお元気なお姿に接することも出来た。お二人ともすでにJIAの名誉会員であるがお歳を感じさせない魅力がある。ものつくりにたずさわることが若さの秘訣か。建築士会の会長でもある立場でJIAのことを案じていらっしゃったのが印象的。

少しのんびりの日曜日

2007年03月11日 | ひとりごと
午前、友人の兄であり、建築士の仲間でもあった一倉勉さんの葬儀に参列。58歳だった。羽鳥さん、亦野さんと働き盛りの建築士が倒れるのはどうもやりきれない。この世界の著名人は比較的長命な方が多いので油断していた。いまさら注意してどうなるものでもないが節制しよう。と同時に「一期一会」の精神で時間を大事にしよう。ご冥福を祈る。

昨日は東京大空襲の日。風化が進んでいるようだ。時間がたっても焼夷弾で一晩に10万人以上の民間人を焼殺したアメリカのやり方は許されるものではないだろう。負けるけんかはしてはいけない。物忘れのすごさは世界一の国だ。この空襲を指揮したルメイに空自の設立に寄与したとして勲章を与えているのだ。

さらに性懲りもなくイラクで非道を働いているのを応援するのはいかがなものか。目先の利益のために道を踏みはずしているとしか思えない。

マスコミはベトナム戦争のころから「空襲」を「空爆」というようになった。親から空襲の実体験を聞かされ大変怖いものだと子供ながらに思った。「空爆」という言葉にはその実感が伝わらない。言葉の操作を意図的にしている。アメリカのベトナムにしたことを隠蔽する目的であったとしたらマスコミの大罪である。

日本語は複雑なのにさらに外来語を多用する。「美しい日本」を標榜する首相が大臣名の付け足しに外来語をつけるのだから知能を疑われても仕方ないことだろう。これらも国民を煙に巻く意図がみえみえだ。外来語を多く使う人は詐欺師の可能性が高いから気をつけましょう。

JIA群馬クラブ 建築祭終わる。

2007年03月05日 | ひとりごと

第14回建築祭が3月4日開かれ、無事終了。学生コンクールの作品は明らかに向上している。このコンクールが影響しているのであれば大変うれしい。代表の任期もあとわずかとなった。

群馬は30名足らずの会ではあるが、JIA全体では5000名の規模だから当然いろいろな会員がいる。近年大規模事務所と個人事務所、東京と地方といった立場の違いから運営がギクシャクしているような気がする。
これはなにもJIAだけの問題ではなく社会全般の問題でも有るのだが。
日本を最初に名乗る以上会員に対してではなく国土そのものに対し責任を持つべきであろうが地方の厳しい状況など執行部はあまり興味がない模様だ。

今回は群馬近接の6つの地域会が共同で企画し、群馬で開催されたが学生コンクールにおいて学生の言葉からもそれぞれ独自の文化が続いているのを感じた。
文化の多様性を重視しないことは単に外国の言いなりになることと類似している。
また弱者切捨ての構図とも一致する。

JIAが文化の一端を担うことを標榜する以上ぜひこの点に注意して欲しいものだ。