2022 備忘録

思いついたことを書き残す。

27回目の節目

2017年09月29日 | ひとりごと
撮影 斎部功

主宰している事務所の第27期が終わる。
15歳で建築で身を立てることを決心し、18歳で福島建築設計事務所に見習いで入所し、39歳で独立開業、今日に至る。
順調であったかといえば全くそのようなことはなく、特に前職ではいつも迷惑ばかりかけてきたにも関わらず引き立てていただいた所長も昨年現役のまま亡くなっってしまった。


撮影 斎部功


開業してからも文字とおり不徳のいたす所多々あり、それでも周りに助けられなんとか今日を迎えられた。
JIAに入会させていただいたのも前所長であった。ここでの様々な出会いがなければただただ建築業界の中に埋没してしまったであろう。ここで学んだことに共感し、行動の指針としてきた。建築の設計という仕事を通じて社会貢献しているのだという自負ともの作りのささやかな自己実現を心の支えとして苦しいながらも創造する仕事に携われたことを幸せに思う。


撮影 斎部功


建築主と京都に泊りがけで住宅見学に出かけその後の住宅設計の基礎を作っったこと、フランス料理店の仕事の縁でフランスのレストランをあちこち食べ歩いたこと、健康と建築について学ぶためドイツに旅行し現在も交流が続いている人たち、もちろん現場をきちんと仕上げてくれた施工会社の社員や職人さん、この仕事を選ばなければ出会うことのない機会や人たちだった。
そして直接支えてくれた歴代の所員の人たち、また構造設計や設備設計で足元を支えてくれた協同事務所に仲間たち、さらに極めて粗野な自分を励まし、時には叱責して見守ってくれた多くの知人友人に感謝の言葉もない。

現在も健康に恵まれ、まだまだいろいろなことができそうだ。今晩は「余市」でも飲みながらしみじみ振り返りたい。

金曜日

2017年09月29日 | ひとりごと

9月もあとわずか。秋が深まっていく。
夜はJAZZを聞きながら画像整理。昼間もWEBサイトの画像処理をしているのだが仕事の画像とは異なり完全に趣味の世界。
画像一つ一つから記憶が蘇ってくる。もうじき紅葉。その前に仕事も大詰め。こちらも長かった建築との関わりを振り返る。

お月見会

2017年09月28日 | ひとりごと

なぜか群馬中小企業家同友会の歴代支部長を交えての懇親会に出席。
毎年1、2度集まる機会がある。納涼会っだたり、暑気払いだったり、お月見会だったりである。

小規模とは言え企業の責任者として長年務めるうちには幾つもの困難が有った。
時には叱責され、また励まされてきた貴重な仲間である。

すでに第一線を退かれた方も、現役の方も経営のこととなるとつい真剣にな話になる。
企業のトップには注進していただける方は少ない。貴重な存在である。
堅い話だけではなく近況を確認しながら「泰処セマクテ」の料理を味わった。

普通に仕事

2017年09月27日 | ひとりごと

ほぼ一日内勤。外の気配がわかりにくい仕事場から帰ろうと表に出たら小雨。秋霖なのかな。
又週末からは回復してほしいもの。あちこちから紅葉の便りが届くようになってきた。
春の若々しい新緑も清々しいが、錦秋の野山も見もの。今年はどんな紅葉が見られるだろうか。

臨江閣でGICCの秋の夜会

2017年09月27日 | ひとりごと

GICC(群馬インテリアコーディネーター協会の)勉強会が有り参加。自分も「和のしつらえ」について少し話をした。
臨江閣は最近竣工した改修工事にVALO(景観建築研究機構)の一員として現地調査や改修設計に関係していたので出来栄えが以前から気になっていた。
時間がなくて別館の方はよく見られなかったが前橋に残った明治期の大規模な唯一の建築である。大切に使われてほしいものだ。



最近は別館をLEDでライトアップしている。3.11以降電力の無駄使いはやめようということでライトアップは下火だったが又復活したようだ。
LEDとはいえ電力を消費していることには違いない。地球環境的に言えば原発が止まっている以上余剰電力の使用ではない。
ほのかな明かりで浮かび上がるのではなくLED独特の配光で昼間のように浮かび上がる。色も色々変わる。
面白いといえば面白いのだがライトアップそのものが都市景観に必要なのか、また環境問題をどう考えるか。
ぶれない思考が必要だ。

応援

2017年09月25日 | ひとりごと

ロードバイクからはやや遠ざかって入るが一緒に練習した仲間が出場する赤城ヒルクライムや前橋クリテリウムには応援くらいは参加したい。
今年もその日が来た。
普段草花や風景などが動かないものの撮影ばかりでレースをカメラに収めようとしてもなかなかうまくいかないものだ。
皆さんの検討ぶりにこちらも励まされる。天候が一番良い10月間近。また漕ぎ出そう。

久しぶりに新里の母方の祖父母の墓参りに同行。父が腰の具合が急に悪くない代参。子供がそれぞれ嫁いでしまったので夫婦と早逝してしまった娘の三人の小さな墓所。改めて祖母のことを思いだす。

金木犀

2017年09月23日 | ひとりごと

金木犀の香りが街に流れるようになった。今日金木犀の位置を探り当てる。大きな剪定された木だ。
但し主屋の姿が見当たらない。最近取り壊されたようだ。あるいは隣接するお宅の庭園木なのかもしれないがちょっと行末が心配だ。

金木犀が咲くようになると性懲りもなる毎年小学校2年の遠足の思い出を書いてきた。母親との大切な思い出の木なのだ

雨の外苑前

2017年09月23日 | ひとりごと

今朝初めて金木犀の香りを聞く。街にもいよいよ秋がやってきた。
JIA住宅部会で「斉藤孝彦」さんのお話が聞けるということで上京。
斉藤孝彦さんは自分が群馬の代表になる前の期に支部長を務められていた。
そんなご縁で群馬にも度々お見えになった。
ちょうど20歳年上。すこぶるお元気。現在のJIA及び建築家について大変心配されていた。

建築家協会に属しながら、自らを建築家と称するにはためらいがある。
学歴、職歴ともとても建築家と言うには程遠いがこの協会にいることでとりあえず建築家なのかなと勘違いしている。
その辺、実にぐさりと刺されるお話の内容だっった。
プロフェッションとビジネスの違いがおぼろげながらわかった気がする。
プロフェッションたる建築家を目指すには時間が少々足らない。残念だ。


野分の風

2017年09月21日 | ひとりごと

夜、最近母親を亡くされた中学校時代の友人を交え食事をする。それぞれすでにご両親を見送った。
自分の両親はすこぶる元気である。
夜遅く書斎で起きていると気遣ってやってくる。いつまでたっても子は子なのであろう。
その関係がいつか突然なくなる日が来る。せいぜい今大切にしてあげなくてはと思う。
と、二人の話を聞いていて改めて実感した。

定期受診

2017年09月20日 | ひとりごと

持病の定期受診で病院で。もう何年になるだろう。現在の主治医のお父様の代からずっと見ていただいている。
自覚症状はないし、他の疾患への予防という意味が多いのでつい受診日を忘れてしまい、今回も一週間遅れ。
それでも一応体重や運動量は気にしているので一病息災といったところか。

今日は気温も上がらず過ごしやすく仕事もまあまあはかどる。難しい懸案も残るが早く整理して頭の中のもやもやとサヨナラしたい心境。
22日には斉藤孝彦さんや森岡茂夫さんにJIAで会える。多くのことを学ばせていただいたお二人に近況なんと説明したら良いものか。

山歩き

2017年09月18日 | ひとりごと

秋を探して信州の池の平湿原へ。台風一過、塵を払われた木々の反射が眩しい。本格的な紅葉までまだもう少し時間がある。
気温は高いものの木陰はもう充分冷たい。草紅葉は始まっている。竜胆が見頃。



昨日の晩はアマゾンで映画「動乱」を観る。宮城大尉(安藤輝三大尉)を演じた高倉健と吉永小百合という豪華な顔ぶれ。226事件を扱ったものだが現在の世相とあまりにも重なるものが多いので考えさせられる映画だ。
シナノ企画は創価学会の関連企業とのことだが特に宗教的、政治的偏向は感じられない。
一方見方によれば高倉健主演ということも有り任侠映画に通じるところもある。今の政治の世界もそんなものか。