2022 備忘録

思いついたことを書き残す。

節電

2011年06月26日 | ひとりごと
商用電力は安定的に供給されることを前提に電力会社と売買契約を交わし、利用しているものだ。
現状は仕入れが少ないので要望通り売れませんということだが何か変だ。
電気を買わないことが当たり前のように「節電」という言葉が使われている。
ガソリン不足の時を思い出したい。
「一人10リットルまでです。」とGSでいわれた。
状況が分かるのでみんな納得した。
電力はどうか。
「一人20Aまでしかお売りできません」などというアナウンスはない。
つまり明快な供給見込みが示されていないのだ。
電力不足は東電全体で示されているが漠然としていることはなはだしい。

供給基準が示されれば対応方法がある。
希望通りの電力が得られないのであればエアコンが必要な時間は昼寝にするといった思い切った方策も取れる。
この夏の限定的な状況ではないし、原発を廃止させるのなら覚悟しなくてはならないことだ。

電力を商取引として考えるとすなおに節電を受け入れる気になれない。

夏至祭り

2011年06月22日 | ひとりごと

北欧のお祭りらしい。太陽光に恵まれない北欧らしい行事。
明日からは夜が長くなる。
といっても厚さはこれからが本番。
エアコン無しで耐える夏が始まりそう。

就職したときはじめてエアコンのある生活が始まった。
もちろん商店などではエアコンが入っていて銀行などインクのにおいなどと一緒の冷えた空気が好きだった。
テラゾのカウンターも冷え冷えでこれも心地よかった。

さてさてどうなることやら。
原発のリスクからすればどうということはない。

今朝も「おひさま」を見る。ドラマは昭和20年3月。
3.10といってもあれ間違いでしょといわれそうだが米軍の東京空襲の日のこと。
焼夷弾という木造家屋を研究し尽くして開発された爆弾により10万人の民間人が亡くなった日。
広島が14万人、長崎が7万人、前橋が535人
東日本大震災の犠牲者が2万人
戦争と天災の比較にあまり意味はないかもしれないが人災である戦争の犠牲者のあまりの多さに深く感じることがある。

命の洗濯

2011年06月19日 | ひとりごと

梅雨の時期、雨が降らない日は貴重だ。
早起きがなかなかできないので長距離は無理だが久しぶりに児玉の「かぼちゃとやぎ」まで足を延ばす。

外食産業とやらとは違って地場産の食材を使った店独自のメニューが楽しみな店だ。
カフェアウルなどとも共通するところだ。
ランチを平らげる。ひよこ豆のスープがおいしい。パンも麦の香りが伝わってくるものだ。

秩父のラパンノアールはもう少し規模の大きな店だがやはり強いこだわりが感じられる店だ。
パンはもちろんおいしいのだがWCに備え付きのペーパータオルの代わりに四つ折りにしたハンドタオルが常備されている。
高級店並みのサービス、しかし自然食品が売りとくれば使い捨ての紙は許されないのかもしれない。もちろん私見である。

昨日、広瀬川沿いにある龢「なぎ」に寄った。
WCの消臭剤のスプレーにわしが巻いてあった。これもちょっとした気遣いかもしれないが料理までおいしく感じさせてくれるものだ。もちろんおいしい。

ちょっとしたことで変わることも多い。
建築の設計もそうだ。
ひと手間をおしまないこと
教訓としよう。



梅雨

2011年06月16日 | ひとりごと

紫陽花が咲き出す。
まだ色の乗りが今一つであるが鬱陶しい梅雨の一つの慰めである。
栃木の掘割にも紫陽花が咲いていた。しばらく訪れていないが今年はどんな風情だろうか。

前橋の下水道処理場の汚泥から高濃度の放射性物質が検出される。
雨水も下水に合流するシステムなのも影響しているのかもしれないが不気味ではある。



夏へ

2011年06月06日 | ひとりごと

作品展が明けて今日は快晴。
興奮と緊張で固くなった体と頭をほぐしにカフェアウルまで走る。

今日は高崎の友人と一緒。
もちろん先方のほうが早いので終始迷惑をかける。(ぺこ)
プロの調理人なのでランチの講評が気になったが気に入ってくれた様子。
自家栽培のルッコラの鮮烈な辛みが特に気に入ったようだ。
新玉葱の料理もおいしかった。

帰路は沼尾川沿いを下る大好きなコース。
緑がもう夏の色を見せ始めている。

建築作品展終わる。

2011年06月06日 | ひとりごと

作品展が無事終了。好天に恵まれる。
200名近い来場者、会場いっぱいの生花、賑やかな会となった。
20年前はじめての仕事の建築主もお見えになる。
大変ありがたいことだ。
もちろんすべての来場者の方に感謝、感謝である。
小さかったお子さんがもう成人になっていたり、成長の様子がうれしい。
建築設計という仕事がいかに長い間のお付き合いになるかを痛感する。

二十年を一区切りに総括した。
いよいよ最終戦に乗り出すのだ。


いよいよ建築作品展

2011年06月03日 | ひとりごと
明日6月4日から念願の20周年建築作品展を開く。
今日は終日昼食抜きで準備に当たる。
通常業務の合間をぬっての準備であったので、今日現在もかなり残仕事があった。
今日の混乱を所員がどのように感じ、仕事の進め方について再考する機会としてくれればよいと思う。

20年間どんな仕事をしてきたかの報告会でもある。
過去に設計させていただいた方々からも生花など頂戴し、恐縮するばかりだ。

会期中、所員が最近の仕事の取り組みについてプレゼンを行う。
彼らなりに現在の仕事の仕方を整理して発表するわけだ。
これは自分が指導してきたことをどの程度理解したかが解る機会でもある。
リハーサルを聴いていると表現はまだまだ稚拙ではあるが概ね理解はできているようだ。

今後これら拾得したことを彼らなりにどう消化し、発展していくのか見守っていく日も近い。