2022 備忘録

思いついたことを書き残す。

ぼーっ

2015年05月31日 | ひとりごと
昨日の余韻で全体的にだるい日曜日。
外は強風で新緑がきらきらして悪くはない。

カメラを持ってちょっと出かけたがこの時期見るべき植物もなく、躑躅も盛りを過ぎている。ただ盛夏に向かっていく予感のみ。
早くもタチアオイが咲いている。明日から6月とはいえ、やはり異常気象の感あり。
地震の多発も不気味。何事もなければよいが。

小林章太郎名作選

2015年05月30日 | ひとりごと
届いた本を早速読み始める。
車についての本なので注意深く読まないと理解できないのは小説以上だ。
カーグラフィックとセットで読まないと理解しにくいのも同様だ。
であればバックナンバーを拾い読みしたほうが良かったかな。

しかしぎっしり詰まった文章から車を産業としてだけでなく文化として愛おしんでおられた気持ちがひしひしと伝わってくる。製造後15年以上の車に加算税をかけるという馬鹿げた悪法が平気で通る日本。情けないではないか。品格を取り戻そう、日本。

「パリー」のオムライス

2015年05月28日 | ひとりごと
夕方街に出たら友人がタクシーから降りていそいそ夜の街に消えていくところに遭遇。
「パリーのオムライスと記事が一致しないけど何?」と声をかけられる。

備忘録 2015-05-25 「土日の反動」 

備忘録 2013-10-14 「秋の秩父」 

これは昼食を食べ損ねた恨みを表した旨伝える。
「パリー」とは秩父市にある超レトロな洋食店。皿の文字だけでわかるとはなかなか。

秩父方面もしばらくご無沙汰。暑くなる前にちょっと足を伸ばすか。
秩父の町はちょっと不思議な空間が残る街。がんばろう。

ひとりごとのひとりごと

2015年05月27日 | ひとりごと
今日は仕事忙しかったが今日の記録したいことはひさしぶりに本を一冊注文したこと。
「小林章太郎名作選」歯切の良い文体が好きだった。格調高く、大人の趣味とはという雰囲気を持っていた。そしていつも文章を書くとき意識しているのが小林章太郎氏だ。自分なりのかっこよい文章をかきたいとおもうがいつのことやら。
CGを読まなくなって久しいので小林章太郎氏の文を読みたくなった次第。明日届くのが楽しみだ。

平成25年省エネ基準

2015年05月26日 | ひとりごと
群馬インテリアコーディネーター協会の会員勉強会で「平成25年省エネ基準」にかかわる話題についてお話をする。平成32年には義務化となる基準は規制に変わる。
建築確認申請の煩雑化に拍車をかける。この費用負担は建設コストに跳ね返り、省エネ住宅ポイントどころの話ではないのだ。全体像が見えない省エネ政策を以下に乗り切るか、会員に話をしながら自らの問題に改めて気づく。
省エネのための建築空間の矮小化を如何に防ぐか。新たな苦労を背負い込む。

そもそも省エネは必要条件であっても十分条件ではない。建築に求められる空間の安らぎとどう両立させるか等、かなり難しい課題である。ということを改めて考えさせられた。

土日の反動

2015年05月25日 | ひとりごと
土日は東京通い。日常から離れ建築を外から眺めることが出来た。
今日は一日現実との対面。お昼は車中でコンビニにぎり。

役所で許認可申請の交渉。
いつのまにかお役人はすべて年下になってしまった。
皆さんそれぞれそつなくスマート。
駆け出しのころはとんでもなくワイルドなお役人に翻弄されたこともある。隔世の感。

午後は設備機器メーカーのショールームで現品確認。月曜日でさすがに来客も少ない。
建築設計の仕事は住む人の幸せ作りのお手伝いでもある。
こういう打ち合わせはこちらも楽しい。

いずれも設計現場の現実である。

そんなさなかに震度4の地震。
いったいどうなっているのだろう。地球からなにかのサインが送られているということなのか。

JIA保存問題東京大会より(二日目)

2015年05月24日 | ひとりごと
昨日に引き続き代々木の国立オリンピック記念青少年総合センターで大会二日目、シンポジュームが開かれる。早朝の「あさま」で大宮乗換え、新宿乗換えで小田急参宮橋で下車。何をするにもさわやかな朝。弓道大会であろうか。多くの若者とともにセンターに向かう。

戦後しばらく、東京オリンピック直前まで在日米軍の管理下にあった広大な敷地の一部とのことだが代々木公園の緑地につながる緑豊かな敷地だ。



午前は東京地区の各地域会の活動報告。午後は法政大学教授の陣内秀信さんの基調講演から始まり、東京の地形や水利など貴重なお話をうかがう。

保存問題は建築物が寿命を全うせず様々な事情から撤去される現状をなんとか免れる手立てはないものかを考えることである。
一方、現所有者にとっては事業計画の障害ともなりかねず、さらには所有者から依頼された建築家がJIA会員である場合もある。非常に注意深い対応が求められる一方、慎重であるがために機会を逸することもある。ときに後味の悪い結果も生じる。
どの基準で考えて行動するかなどまだまだ検討を要する段階であるがJIAとしては建築文化を守る立場として利益相反を恐れず、真剣に取り組まなくてはならない問題であろう。
今日の討論でもまだまだ結論に至るのには時間がかかる印象であった。

JIA保存問題東京大会より

2015年05月23日 | ひとりごと
今日、明日はJIA保存問題東京大会。
上り「はくたか」は今日も満員。上野まで立ち通し。丁度Mさんと前橋駅で一緒になったのでデッキでお酒の話、自転車の話、カメラの話で時間をしのぐ。



一日目は日本橋を基点に建築見学。
隅田川河口に発達した東京の街を水面から眺めるという企画。保存問題委員の皆さん、お疲れ様でした。



まず最初は三菱倉庫の日本橋ビルディング。倉庫ビルとは思えない重厚なディティール。





日本橋袂から乗船、日本橋川、神田川、隅田川と水面から東京の街を見る。見慣れた景色が違って見える。





橋をくぐるたびに歴史を感じさせてくれる。土木構造物は力の流れに逆らわず明快だ。
コンクリートの橋、石造りの橋、鉄骨の橋と表情は異なるが変化が楽しい。



隅田川に出ると、傾き始めた陽射しに水面がきらきら。90分足らずではあったが楽しい見学であった。陸に上がったら事務所から緊急電。大手町でバスを下ろさせてもらって帰橋。又明日は早朝より東京に向かう。


道路工事

2015年05月21日 | ひとりごと
事務所の前の道路が舗装更新で重機の騒音と誘導員の声で一日中にぎやか。
昨日は一日中あちこちばたばたしていたが今日は事務所から外出もせず次の仕事の準備。
好天が続くので朝練習をサボっているのがもったいない。
さて明日は起きられるか。

ぽっかり開いた空

2015年05月21日 | ひとりごと
JIAの会議で外苑前のJIA会館に向かう。
いつもはメトロ外苑前で降りるのだが今日は千駄ヶ谷で降りた。
先日国立競技場の工事が間に合うだの間に合わないだのという記事が新聞に載っていたので現場の前を通ってみたかった。
おめでたいはずの東京オリンピックもずいぶんつまらないけちがついたものだ。

1964年10月10日は快晴だった。テレビからは見たこともないようなアンツーカーの鮮やかな色のトラックを整然と行進していく日本選手団。今だ目に焼きついている。
敗戦国となって惨めな状態からやっと立ち直りつつあった時代。戦勝国をふくめ世界に復興を宣言するセレモニーでもあった。なにしろ旧敵国としてヘルシンキ大会まで参加さえ許されていなかったのだ。

今回はその点、日本中がというより東京の一部の人たちが騒いでいるという感じが否めない。
福島第一原発がいまだ先の見えない苦しい戦いをやっているという最中なのにである。
地方では東京の工事集中で建設物価、職人不足のあおりを受け、良いことはあまりない。

国立競技場はそもそも設計者選定の段階からつまずいている。審査員の責任は重大である。
中途半端になってしまった現設計案を見ているととても丹下健三の設計した代々木の屋内体育館に及ばないものになりそうだ。多額の税金がつまりわずかばかりといえども自分の納めた分も含め使われることがむなしい。

45年前の画像

2015年05月19日 | ひとりごと
あっという間の45年。
画像は1970年の前橋工業高校の校舎群である。
1945年8月5日の前橋空襲で現在の第三中学校のところにあった校舎が全焼し、戦後工場跡地に移転。戦中の中島飛行機株式会社前橋第二工場の工場を鉄筋コンクリートの校舎に建替え中でいつも学校中が工事現場のようであった。



500名近い同期生はそれぞれ定年を過ぎ、新しい人生を歩みだしていることだろう。
もちろんなかには定年を待たず、先立ったものもいる。
いずれにせよほとんどの仲間は表舞台には立たないものの高度成長を支える役割を果たしたのだと思う。

工業高校の役割も大きく変わった。
経済的に余裕の出来た現代では目的も持たないまま大学に進学するものも多い。
高卒の離職率も高いと聞く。
企業が身勝手に終身雇用を切り捨て派遣社員を採用するなど環境は厳しい。

15歳で人生の進路を決めるのはあまりにも拙速であった思う。
自分自身普通高校へ進学していれば今の職業を選ばなかったと思う。

しかし後悔はない。
建築の設計という職業を選び、まさに天職を得たことは誇りでさえある。
進路の選択理由は絵が好きで描くことで身を立てることができないだろうということが原点である。そして好きな仕事で多くの方々との出会いは得がたいものであった。

まだまだ現役である。といってもこの時間が永遠に続くものでもない。
心技体、そのいずれかが欠けるまでがんばる。

矢車菊

2015年05月18日 | ひとりごと
休日につきいつもの練習コース、大正橋まで走る。
ニセアカシヤの花もすっかり終わり、今は野茨の香りが鼻をくすぐる。
小さくとも薔薇は薔薇と言った感じだ。



漆原の休憩所付近はいつも矢車菊が咲いているのだが今日通ったらすっかり枯れ草になっていてそれでも一、二本咲いていたがどうしたことだろう。刈ったと言うより除草剤の気配。気分の良いものではない。



クリムトの絵のような色彩の矢車菊が目にとまるようになったのはいつ頃のことだろうか。
極めて鮮やかな青の花びらは代えがたいものだ。


初夏の休日

2015年05月18日 | ひとりごと
初夏らしい好天。カメラを持ってちょっと山に。気分転換には何より。
時間とともに、確実に主役が移っていく。二度と来ない2015年の初夏。もっともっと楽しみたい。



ニセアカシヤ、山法師、など白い花が目立つ五月。一方山の藤が満開になりつつある。
いつもは緑一色に見えるのにそれぞれ自己主張しているかのようだ。