2022 備忘録

思いついたことを書き残す。

本当に残り一ヶ月

2006年11月30日 | ひとりごと
お昼は市役所地下のBランチ。スパと冷奴とコロッケつきサラダ、味噌汁。すばらしい!

本当に残り一ヶ月となってしまった。
仕事はやや渋滞気味。ありがたいことですが来月は公私とも忙しい師走。
来年の業績を左右する大事な月になりそうだ。

昨日は今年前工大を卒業し、市内の事務所に就職していた新人君が家庭の事情で故郷の岩国に帰るとの挨拶に見える。
ぜひこの道でがんばって欲しいものだ。

明日からは元所員が手伝いに来てくれる。12月を乗り切ろう。

長い紅葉

2006年11月28日 | ひとりごと
今年の紅葉は長続きしている。
今日は雨。渋川インターの紅葉は雨に濡れて、しっとりしていて晩秋の風情。
奥利根の山もまだ茶色。紅葉見物も現場担当の特権か。
沼田の住宅はいよいよ大詰め。
戸丸工務店が地元の意地でよくがんばってくれたので、なかなかの仕上りといえる。よそ者の設計者とよく付き合ってくれたと思う。

粕川の「炉ばた・寿しきたづめ」が今日オープン。
夕方顔を出す。
開店を待ちかねた近所の常連でにぎわう。
結局華やかな色調でまとめたので、今までの店を知っている客は戸惑っている模様。これは上田の「たぬき亭」の時と同じ傾向。だとすれば新規のお客さんが増えてますます繁盛の兆しといえよう。



現場が一段落

2006年11月27日 | ひとりごと
藤岡の美容室「Kiki」と粕川町の「炉ばた・寿しきたづめ」の工事が終わる。
沼田の住宅ももう少し。
次の仕事の準備にかかる。

JIA群馬クラブの「建築展」が来年3月4日に高崎の群馬音楽センターで開かれる。徐々にあわただしくなる。これが終われば次の代表に引き継げる。最後の踏ん張り。同じ職業の会員だけに、運営は難しかったが、それぞれの会員の意思決定の方法など事務所運営にとって勉強になることも多々あった。

12月15日のJIA群馬セミナーは講師に手塚貴晴氏を招く。会員外からも聴講希望が沢山来ているようだ。
これらの人はJIAに入ったほうがもっと得をすると思うのだが。
辰野金吾の時代と違って、建築設計が一般の市民にも身近なものになったとことの証明に住宅作家はほとんどスーツでは登場しない。その代表格の手塚さんはどんな話を聞かせてくれるのだろう。

勤労に感謝して仕事

2006年11月24日 | ひとりごと
今日は勤労感謝の日。収穫の労をねぎらった日であることが期限らしい。
農業をやっているわけではないので、区切りが付かない。
沼田の竣工間際の現場で打ち合せ。

5.1Chのスピーカシステムを通販で購入する。
中国製の怪しげなもので、音質は30年前の常用しているJBLのL26には遠く及ばない。腐ってもJBLといったところか。ウレタンエッジが本当に加水分解しているのだが。・・。
ちなみにアンプはヤマハのCA-1000MKⅢ、これも30年もの。但し最近Yahooオークションで落とした半完動品。サラウンドは2Chと違ってそれはそれで効果のあることは解った。

なにしろ最近はホームシアターの関心が高いので、どんなものか実験といったところ。やはりハードがしっかりしていないとだめなようだ。

夕方、山猫二人展を覗く。
俳句の字の絵と言うのかと袋物の二人展、なかなか味のある作品に仕上がっていた。小学校のころからの付き合いだからかれこれ40年以上。
独特の世界を持っている人だ。

九段会館

2006年11月21日 | ひとりごと

11月20日は建築積算資格者という資格の更新講習が東京の九段会館であり、ほぼ一日缶詰、(エコノミー症候群状態とまでは行かないが)となった。

今は自己啓発を含め資格が乱発の状態。一級建築士のように国家免許から、怪しげな団体の任意資格まで本当に様々。大事なことは称号にふさわしい実力と、社会の経年変化に対応できる能力の維持向上だと思う。さらに大事なことは職業倫理をまっとうすることだが姉歯の例に漏れずこちらはもっと大変なことだ。
そんなわけで3年に一度の更新講習。

PFIにふれて、結局家賃を払うことで民間が建設しても国の負担は変わらないではとの講義はまさに「ああ人栄え国滅ぶ」・・・青年日本の歌の歌詞の通りだ。
何の因果かここは九段会館。右翼の人なら皆さんご存知の旧軍人会館だ。

国際様式主義のコルビジェなどの影響下にあって、昭和初期に国粋主義を反映した歴史の証人のような建築。
昭和9年落成のこの建築は清朝最後の皇帝の実弟、愛新覚羅溥傑氏が結婚式を挙げたり、2.26事件の時には戒厳司令部が置かれた事で有名。

しかし壁面の装飾や屋根のしゃちほこの造形は直線的に単純化され、軍人のいかめしさと共に、どこかアールデコの雰囲気も持っている。
講習に使われた大ホールは比較的創建当初の意匠を残している。
上野の国立博物館より、複雑な外観であるが軽い建築が多い都心では異色ではある。

前橋でも「勢多会館」や「教育会館」がこの系譜に当たるが今は現存しない。

バタバタ

2006年11月16日 | ひとりごと
景色を眺める余裕もなく、現場巡りと打合せ。
陽気は良いのだが、現場は工期ぎりぎりの模様。

先日、西片貝町の「久屋珈琲店」に寄る。
マスターはもと建設業とのことで、かつて東部バイパスにあった伝説のレストラン「ピノ」にも関わったとのこと。
外観が気になっていた店だが駐車場がいつもいっぱいだったので気後れして寄らなかったのだがたまたまあいていたので思い切って寄った。
茜屋風の落ち着いた室内、カップも良い趣味で集めているようだ。

冬支度・里の秋

2006年11月14日 | ひとりごと

沼田や赤城南面の現場巡り。
秋の深まりと共に奥利根の山々の頂きには雪が。
紅葉も鮮やかさが薄れつつある。
秋の名曲といえば「里の秋」
鮫島由美子のCDを車中で聞いていた。
しかし歌詞をよく聞き直すと出征兵士の家庭の囲炉裏端の情景。
昭和初期のような雰囲気の現在、人事ではない。

静かな静かな 里の秋
お背戸に木の実の 落ちる夜は
ああ 母さんとただ二人
栗の実 煮てます いろりばた

明るい明るい 星の空
鳴き鳴き夜鴨(よがも)の 渡る夜は
ああ 父さんのあの笑顔
栗の実 食べては 思い出す

さよならさよなら 椰子(やし)の島
お舟にゆられて 帰られる
ああ(注) 父さんよ御無事(ごぶじ)でと
今夜も 母さんと 祈ります

実は休日・・近留の野菜天ぷらそば

2006年11月13日 | ひとりごと
実は休日・・月曜日は事務所の定休日。
しかし一般的には週初めなので朝から電話多数。
竣工間際の現場はいろいろ問題が出てくる。

お昼は近留の野菜天ぷらそば。
Mixiのときから食べ物ねただったのだがしばらくご無沙汰。
玉葱といんげんの天ぷらを乗せた温かい蕎麦をいただく。
春先までは玉子とじそばが多かった。

というわけで所員がいない間の洗濯ということで企画仕事などを進めた。

不勉強 奈良は良い

2006年11月11日 | ひとりごと

JIAの奈良大会の地域会合同会議は予想通り。
本部人事が支部との意思疎通のない部分で決まることに問題がありそう。
デザインフォーラムは出江寛さんがお元気そうだったので、このお話が聞けただけで着てよかったと思う。

夜、ならまちにJIA群馬の参加者と出かける。
「はり新」でかみつみち弁当をいただく。町屋をそのままに座敷でいただくことが出来、のんびり談笑しながら奈良の夜をすごす。この附近「ならまち」のことはまったく情報を持っていなかった。
外観が素敵だったので思わず入ってしまったのだが結構有名な店であることがあとから知らされた。(ならまち格子の家のスタッフ、インターネット等)

低層高密度の面で広がる都市住宅地の歴史を重ねた雰囲気は関東にはないもの。
翌日10日も朝から訪ねる。夜の闇から一転、生活観ある街並みを観る。
今西家書院では床刺しの竿縁天井や猫間障子の解説が面白かった。

午後は今井町に出かける。
こちらも江戸期の雰囲気をよく伝えている。ややごつい印象。経済的な余裕か、防火のための漆喰壁や、入母屋作りの家が目だつのが「ならまち」との違いか。

ここら辺のひとは普通に織田信長や、明智光秀がどうのこうのはなしをする。
やはり日本史の舞台であった土地柄か。前の戦争というのは応仁の乱のことだと京都の人が言っていたのを思い出す。

近鉄の「橿原神宮前駅」に間違って下車。村野藤吾の設計した駅舎を観る機会あり。やまと棟造りの屋根とアールデコの装飾と和風のモチーフといろいろで饒舌な作風。「賢島の志摩観光ホテルにでも行ってみたいな」と賢島行きの特急を見送る。

前橋に帰ったらいつもの寂しい風景。町内で「チンドンバンド」に参加している友人に駅でばったり。「ダイベイ踊り」も良いけど前橋の歴史も少しみんなで勉強しよう。かれは「ダイベイ踊り」のもと歌、「前橋音頭」復活を仕組んでいるとのこと。

旅に出ます

2006年11月08日 | ひとりごと

明日から奈良でJIAの大会。
一年に一度だけ会える会員もいる。

久しぶりの奈良。今回は今井町まで足を伸ばすつもり。
日本民家フリークとしては見逃せない今井町。
写真だけしか見たことのない甍の街並みがどんなものか。

もちろん鹿ともご対面予定。鹿せんべいは鹿のえさなので留守への見上げは何が良いのだろう。

5000人弱の会だが自負心の強い建築家の集まりとあってまとまりの悪さも最高。
どんな話題が出ることやら。
昨年は他の地域会と会費の件でやりあった。
収入不足なのだから回避再値上げすればよいのだが会費値下げした面子が大変大事な模様。会費を上げろと一般会員が言ってももっともらしい理由をつけて再値上げでなく支部会費を徴収するのだそうだ。
同じことではないかと思う。
たしかに支部会費であれば支部の裁量で増える額も増えるのがからまったく問題なない。

しかし再値上げの責任はどうするのだろう。
敗戦を終戦といったり、占領軍を進駐軍といったり、近くではイラクにしても言葉で重要なことをかわすのがこの国の習慣らしい。

へんな天気

2006年11月07日 | ひとりごと
朝、雨が降る。
すぐに晴れたが、風が出てどんどん冷え込む。北海道では竜巻で大きな死傷事故があった模様。

夕方は車の外気温計が13℃を指す。

粕川の現場を出たのが17:00だったが前橋市街地の照明が点り、日没を迎えた秩父から榛名山にいたる山並みが切り絵の照明のように逆光で浮かび上がる。
子供のころから見つけている風景のはずだが・・・・少しさびしい風情。

今月は3つの現場が竣工する。ほぼ先は見えてきたが最後のふんばり時か。


緑風街

2006年11月05日 | ひとりごと
さる金曜日、酒対決、風の街ジャズコンサートに行く。JIAの長井さんに誘われた。
緑風街は日本酒の名前。
前橋の米を群馬の酵母で前橋の柳沢酒造で醸造したもの。
すっきりはしているのだが、かなり甘めのどっしりとした酒に仕上がっている。
長井さんの友人関係で立ち上げた企画らしい。
新潟系の線の細い酒がもてはやされる現在、貴重な酒だ。
米造りから、消費までまさに地産地消。今後が楽しみ。

ジャズボーカルの近江八幡出身の深尾多恵子もとてもよかった。
出不精の自分だがたまにはこういうのも楽しい。

もうすぐ冬

2006年11月02日 | ひとりごと

沼田の住宅の現場に朝直行。建具関係の打ち合わせ。
建具具屋さんは普段使わない仕様なのでやりにくそう。
工務店の社長が、「この仕事でもう建具屋をやめるわけじゃないだろう」と一括。
「またひとつ新しいことを覚えることが出来るだろう」とも。
大事なことだ。やはりいつも挑戦だ。

水上で現地調査。紅葉も見ごろ。奥利根の冬は早い。今月はもう、初雪があることだろう。

久しぶりに上越クリスタル硝子「月夜野びーどろパーク」により昼食。
ガラスのコンペの作品を見る。
ガラスの多様な表現が楽しい。