高碕哲学堂で始まった
「ウェグナーに座ろう」展に行く。
WEBデザイナーのKさんが張り切ってすばらしいホームページを作っていたので昨日の「長大作」さんの講演会にも聞きに行きたかったのだが土曜日はただでさえいそがしいのに現場でトラブル発生の処理で身動きが取れなくなってしまった。
井上房一郎の遺産を受け継ぐ高碕哲学堂は丸太と合板という質素なつくりだが戦後初期モダンリビングのにおいがぷんぷんする建築だ。
Aレイモンドの住宅の写しといわれ土足仕様の床や本格的な暖房用風道を露出とはいえ完備した室内は当時の日本家屋とは一線を引いている。
ウェグナーのイスが所狭しと展示され座ることを前提での展覧会というたいへん贅沢な規格で早速座らせてもらった。
一見傾斜がきつく見える安楽イスはどれも体になじみ、また時間を見つけて訪れてみたい。