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+ 花すすき・・・ 本質を見誤るな 「いじめと自殺」「刑事責任論」「防衛論」

2006年10月30日 07時36分32秒 | 立憲女王国・神聖・九州やまとの国

 

 

 


 花すすき   穂先に灯す   夕陽かな


   馬糞 Bafun
  

 

 

 

 

 

 秋山をくぐりぬける頃は、すっかりつるべ落としの夕暮れ

だった。

  視界が開けると、すすき穂が夕陽に輝いている。

 ほっと心が和む。すすきの花は黄金色なのだった。

 黄金で思い浮かぶのが、山上憶良の歌である。

 

 

 

 (しろがね)も  金(くがね)も玉も  なにせむに 


 勝れる宝  子にしかめやも 
  

 

  山上憶良

 

 

 

 さてさて、現代日本の宝はどうなってしまったのだろうか。

 山上憶良は遣唐使の随員でもあり、聖武天皇が皇太子の

時の「侍講者」として教育に関わったこともある。

 晩年、筑前守として赴任していたときも、教育改革を進め

ていたのかもしれない。

 

 

【生徒の自殺連鎖問題】

 性の風俗が乱れ、数百万人もの堕胎の果ての少子問題。

 心貧しい家庭と崩壊した学校で引き起こされる「いじめ」犯罪と、

いじめられた生徒の自殺、それをあおるマスコミと自殺の連鎖・・・。

 

 「いじめ」弱いものを侮辱し、その魂を深く傷つける犯罪である。

 そうした犯罪を、秩序を守るべき学校が隠し通し、結果、犯罪を助

長している。

 もはや、学校は無法地帯である。

 徹底的に犯罪捜査すべきである。

 

 しかし、犯罪被害者であるいじめられた生徒ととはいえ、自殺も犯

罪の実質を持つ。

 殺しだからである。

 その意味で、自殺は犠牲ではない。

 

 自虐の犯罪的行為であり、恥であることを教えなければならない。

 親の教育責任も問われている。

 親が、いじめ犯罪を放置し、子供を守らなかった学校関係者を人で

なしと非難し、責任追及するのは当然のことである。

 

 しかし、いじめによる自殺は、単なる被害ではない。

 わが子であっても、自殺はやってはいけないことを訴えるべきである。

 

 そうした自殺を、「犠牲者」として美化してあおっているのがマスコ

ミである。

 その罪は重い。

 これに関わった者たちは、まず間違いなく阿修羅の地獄に堕ちる

であろう。

 

 

【間違っている刑事責任論】

 

 凶悪な犯罪になればなるほど、正常な精神で行えるはずがないと

して、決まって責任能力のない非犯罪という主張がなされる。

 しかも、犯罪に追い込んだのは、社会が悪いからだと責任転嫁す

るのである。

 

 しかし、罪の意識のない犯罪者ほど厄介なものはない。

 犯罪成立の責任要件として「刑事責任能力」が必要とされ、あのサ

リン大量殺人事件の松本でも、責任能力がないというのが弁護活

の柱だった。

 

 凶悪犯罪を犯したのは誰のせいだというのか。

 精神状態が問題ではない。

 侵したことの責任はまさに自己責任である。

 社会の安全秩序を護るためにも、制裁としても、悪行の
報いを受

けるべきである。

 それが責任である。

 

 人権とは世のため、人のために生きる権利であって、世の中を害

した者が主張できる権利ではない。

 物事の本質を見誤ってはならない。

 

 

【防衛問題について】

 北朝鮮の切迫した脅威に対して、日本独自の防衛軍事力を強化

すべきだと言う中川議員の発言が党内でも問題になっているらしい。

 これも、本質を見誤ってはならない。

 

 北朝鮮の悩乱した支配者が何をしでかすか分からない危険な状況

に対して十分に備えるべきは当然であろう。

 チャイナがどう言おうと関係ない。

 チャイナは北朝鮮の擁護者なのだ。

 日本の敵である。

 

 問題は、「核武装を含めて」という発言だろう。

 核武装は選択肢の中にはない。

 この点の誤解は解かなければならないことだ。

 

 核問題については、アメリカ主導による、全面的核廃絶こそが最

上の戦略である。

 それに従わないと言うなら、空爆も正当化されるであろう。

 その標的が北朝鮮である。

 六カ国協議など、もはや問題ではない。

 

 核保有を国際政治の切り札とすることは絶対に許されない。

 これを明示して国際的合意を獲得することが、日米協力し
て主導

すべき課題である。

 安倍総理の使命であろう。

 

                              Bafun 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


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