渦風が 二百十日を 巻き込みぬ
梅士 Baishi
台風タラスは、室戸に迫っている。
それにしても、博多に台風が来ないのが残念である。
台風性の向かい風に自転車をこぐのはせめてものイベン
トではあったが、物足りなかった。
台風は大好きである。
かつて、台風の目が通過するのを目撃したが、最高の
イベントだった。
鍋釜を被って家の真ん中に家族でかたまった子供の頃
の記憶が忘れられない。
父が鬼人のごとく家を守った台風が忘れられない。
日本人は、アメリカに依存しすぎた。
依存して甘えた平和に慣れすぎた。
台風のような有事で鍛えなおさなければなるまい。
家族の愛も、平和の中に育つのではあるまい。
有事の中で、戦いの中で愛というものは育つのではないか。
日本人を鍛えるべし。
穢れた魂を浄化すべし。
独立精神を鍛えるべし。
立憲女王国・神聖九州やまとの国
梅士 Baishi