小雪と 言うて肩など すぼめたる
梅士 Baishi
今日は「小雪」、いよいよ寒くなりましたという暦で
ある。
たしかに、寒くなった。
阿蘇には雪が降っていたと言う。
九重も英彦山も雪が降っただろう。
何かしら肩をすぼめている朝である。
先週は色づき始めた遍路の山に入った。
初めて登山靴を履いて、いい感じだった。
学生時代、3000m級の北アルプスに登った時は地下足
袋だった。
もっとも、そんな時代だったというわけではなく、珍
しがられた。
今は、300m級の山歩きにスイス製の登山靴を履いて
いる。
高齢者の山歩きは完全装備、上高地に負けていない。
それにしても、アルプスは小雪の上空ですっかり冬山
になっているのだろう。
美しいが、恐ろしくもある。
そんな山に、今もたくさんの人が銀座を歩くように登
山をしているなんて、すごいと思う。
もう少し、高度を上げなければなるまい。
今後、九州の山歩きを極めて行きたい。
だれでも気軽に歩ける環境整備を進めるべきである。
若者向けには、山道を走るクロスカントリースポーツ
を普及したいものだ。
【 脆弱なプロスポーツ経営にイノベーションを起こせ! 】
福岡には野球のソフトバンクのほか、サッカーのJリー
グチームアビスパと、バスケットのライジングがあるが、
経営は脆弱である。
アビスパは倒産の危機にある。
バスケットJBリーグのライジング福岡は、「トータル・
ワークアウト」というスポーツ・ジム大手が経営を引き
受けているらしいが、自前の練習場もなく、強いスポン
サーがなかったときはアルバイト代もないほどの待遇だ
った。
今は経営革新に取り組んでいると思われるが、中心ス
タッフでも大胆に解雇されているようである。
たしかに、見せるスポーツとしてもビジネスモデルが
確立しているとは言い難い。
だから、広告収入に依存するわけには行かない。
広告収入を確保するためには、地方のテレビ局に番組
提供する必要がある。
有線放送でもよい。
テレビ局にしてみれば、一番コストのかからない番組
制作になる。
ネットTVも手掛けるべきである。
さらには、地域スポーツのトップとして、ライジング・
リーグのヒエラルキーを組織し、学生スポーツや企業ス
ポーツを育てるべきである。
スポーツ教育の先にプロスポーツがあると考えたほう
がよい。
ファンを獲得するためには、地元から強い選手を輩出
することだ。
日本ルールを作って育てるという取り組みがあっても
よい。
身長制限を設けたチームリーグを作ると言う考え方も
ある。
新商品開発の努力をしなければマーケットは広がらな
い。
そうした経営努力がまだまだ、プロスポーツの世界に
は足りない。
スポーツ観光というコンセプトも大事なのだ。
地域産業に貢献すると言う取り組みにはスポーツ観光
という切り口は欠かせない。
プロスポーツも観光産業の性格を持っているというこ
とである。
スポーツ産業のイノベーションに期待したい。
立憲女王国・神聖九州やまとの国
幸福実現党応援隊・ 梅士党