抑留の 兵八十六の 盆を過ぎ
馬糞 Bafun
シベリア抑留からの生き残りとして辛酸をなめながら生
き抜いてきた父も八十六歳になった。
糖尿病の合併症か、パーキンソン病という診断らしく、
手足に力が入らなくなった。
ほふく前進もままならなくなった。
それでも、シベリアを生き抜き、炭鉱を生き抜き、癌
を生き抜いてきた老兵の生命力は筋金入りだと感じる。
腑抜けた日本の政治とは大違いである。
政治家にとっての生命線とは何なのか、問い直して欲
しい。
片腕の 花売りの叔母 盆に逝き
馬糞 Bafun
【NHKの選挙操作を取り締まれ】
「今日から選挙戦がスタート。政権選択を最大の争点
として十日間の選挙戦が始まりました。」
問題はないだろうか。
総選挙は常に政権選択が問われている。
今更あえて「最大の争点」などということはない。
むしろ、「政権交代」を掲げている民主党をNHK公認
とする「報道」ではないか。
公職選挙法違反を捜査して欲しい。
選挙の争点など、「報道」対象ではない。
それは、左翼NHKの価値観であって、視聴料を税金徴
収しているNHKとしては、してはならない越権行為でも
ある。
もちろん、民放も、「報道」としてやってはいけない
し、「公共放送」の原則は民放にも共通している。
詐欺報道というべきは、世論調査と証する政党支持率
などの数字である。
どういう質問をし、どういう印象を与えての調査なの
か、数千万の有権者に対する2000人程度が、なぜ世
論なのか。
それを世論としてテレビや新聞で「報道」すれば、心
理的にそれを群集心理の基礎にしてしまうのが「大衆」
である。
そういう世論偽装による世論調査が、マスコミの政治
支配の手法であるが、これを許したのでは、民主主義は
成り立たないであろう。
民主主義に対する重大な犯罪である。
自分たちの選挙を左右することであるにかかわらず、
表現の自由、民主主義の本質を侵害する発言であるとマ
スコミに脅迫されるのが怖くて、国民をマスコミの奴隷
にしているのである。
政治家としては不誠実そのものであろう。
マスコミ批判をしない政党は、腑抜け腰抜けの不実の
利益集団というべきであろう。
正義とは、自己保身には走らないものである。
NHKをはじめとするマスコミの権力的報道責任を問う
べきである。
立憲女王国・神聖九州やまとの国
梅士 Baishi