梅雨肌に 一番風呂の ありがたく
馬糞 Bafun
梅雨は雨に限る。
とはいっても、じっとりとした肌のかゆさは、やはり不快指数を思い出す。
恋人だって、べたべたの腕をくんでは歩くまい。
蛙が腕を組んで歩いている姿など見たことがない。
そういう梅雨のうっとおしさはあるが、こういうときは一番風呂に限る。
ああ、さっぱり。
しとしとの雨音が、心地よくもある。
空梅雨に雨乞いして恵まれた雨である。
カビが生えようと、きのこが生えようと、ありがたいことである。
健康なる天然自然に乾杯!
【幸福実現党宣言の大構想のすごさ!】
幸福実現党宣言②『政治の構想について』を読んで、そのすごさに
圧倒された。
ジャパニーズドリームという日本独立再生の願いとも一致する。
これほどの国家構想、未来構想を示すことのできる政治家も政党
もかつてなかったのではないか。
マスコミに取り上げられたのを見たことがないから、マスコミ協定で
無視されているのだろう。
どうでもいいことを放映しながら、これほどのインパクトを無視する
マスコミのどこが民主主義の公器なのかと、軽蔑の念を禁じえない。
【地方自治再考】
しかし、分からなかったのは地方自治の考え方だった。
道州制や、まして連邦制は危険であるとあった。
確かに、あらたな公務員フロアを増やして、公務員増員に利用さ
れる危険もあれば、東京との格差が一層広がるという懸念もある。
さらには、防衛力が分散して弱まるリスクも課題である。
しかし、中央集権制を基本とするべきだというが、行政サービスの
現場主義をどう実現するべきなのか。
少なくとも、現在の「地方自治」は、所詮、お役所仕事であり、税金
濫用であり、公務員社会主義の弊害の大きい組織である。
では、どうするべきなのか。
そもそも、地方行政のミニマムな機能とは何か。
中央集権型組織として統率されるべきは、軍隊と警察であろう。
地元の代表として、諮問的議会を選出するのはよいとして、立法府
としての地方議会は必要あるまい。
中央集権であるならば、各地の条例がばらばらにあるというのも、
混乱を招く弊害のほうが大きい。
それ以外に必要なのは、徴税の仕組みと行政サービスの仕組みで
ある。
徴税も国家行政であるが、税務署を必要としない税制とシステム
が必要だろう。
税制をシンプルに一元化することだ。
低所得者でも、せめて毎月千円くらいの税金は払うべきである。
法人税も個人の所得税も国税に一本化して10%税にし、そこから
医療、年金も賄える範囲で賄うほうがよい。
法人税は、利益に対する課税ではなく、売り上げに対する適正利
益を10%として、さらにその10%、すなわち、売り上げの1%を所
得税とみなすなどの基準税率ですべての法人から徴収すれば複雑
な計算をしなくても済む。
税収総額の基準は、実質GDPの10%を基準に予算を組むとよい。
現行の税制はシロアリの巣のように複雑になっている。
複雑なものは、不透明なので、ごまかしに使われる。
税理士をやとって、所得税ごまかしの赤字決算を公認するべきで
はない。
消費税、相続税の廃止にも賛成である。
もちろん、贈与税も廃止したい。
行政サービスは、予算管理のミニマムな仕組みに簡素化されるべ
きである。
民間委託できる業務は民間に任せるべきである。
違法駐車取締りなども、民間の警備会社に委託して十分である。
市場原理が働かなければ、サービスは向上せず、無駄遣いはなく
ならないからである。
教育は、公設民営化に移行し、教師の公務員組織は必要ない。
教育委員会も、クレーム処理機能があれば十分である。
学校の安全は、警察に委ねてよい。
学校のシビリアンコントロール制度も工夫する必要がある。
学校の治外法権を許すべきではない。
このように、行政組織がシンプルになり、かつ、農業その他の経
済活動の規制が自由化されるならば、地方国家独立のポリス制に
こだわる必要はない。
地方の独立精神として、国家のネーミングと文化的権威が立てば
よいとも考える。
いずれにしても、マスコミから完全無視されている素人による新党、
『幸福実現党』は、日本を北朝鮮ないしチャイナの属国化の危機から
救うことのできる希望の政党となるにちがいない。
その活躍を、期待したい。
立憲女王国・神聖九州やまとの国
梅士 Baishi