入梅tuyuiri に かっぱの皺を のばしつつ
馬糞 Bafun
昨日、博多が入梅したという。
河童のはげちゃびんの毛ほどにしか、雨は降らなかった。
空梅雨なのだろうか。
今朝は入梅らしく、雨に始まった。
紫陽花がうれしそうである。
さて、かっぱのしわを伸ばして、出かけるとしようか。
【就職難時代は遊び心の時代】
今年の就職戦線は、学生があふれているという印象である。
説明会の予約さえままならないらしい。
4人程度の求人に、数日で千名を越す応募があったという地場中
小企業もある。
大学が見向きもせず、冷たくあしらっていた中小企業にも、丁重に
もてなし、求人票にも広いスペースを提供してくれたという。
手のひらを返したようにということである。
これまで、中小企業に見向きもしなかった大学の傲慢は、そのまま、
学生の傲慢でもあったろう。
なんとも、気概のないことよと思うのである。
就職難の時代とは、企業が人材をもてあます時代である。
なぜもてあますのかというと、新しい分野を開く発想も意欲もないと
いうことである。
不況であっても、新しい仕事を開発できる人材であれば、いくらで
も採用したいというのが企業の論理である。
従来型の仕事は不況でも、新商品、新サービスには客が集まる。
貧乏の不況ではなく、気持ちの不況に過ぎないからである。
すなわち、不況とは新しい産業を開拓せよというサインでもあろう。
こんなときは、遊び心が大切だ。
いままでにないことを、あれこれやってみるのが面白い。
採用試験でも、スポーツ試験を入れるとよい。
勉強しない学生の風潮を変えるチャンスである。
新しい産業も、遊び心から生まれる。
葬式ビジネスも、坊主の天下り商売にする必要はあるまい。
あの世への旅立ちを祝う祝賀会にしてもよいのだ。
車が売れないというが、商売ができる車を売れば、就職難の時代
にはいっそう買い手があろう。
胃の痛い時代だというなら、香港なみにおかゆ屋、おじや屋がほ
しい。
忙しくて風呂にも行けない人も多かろう。
だから、洗髪屋があってもよい。
大繁盛するはずだ。
トイレのニーズも変化している。
もっと快適なトイレ生活を工夫提供するべきである。
田んぼがないと蛙も鳴かなくてさみしい。
ベランダ田んぼセットがほしい。
癒しの時代、農業の時代なのだ。
そんな風に、新しいサービスの着想は無限にあふれ出る。
そこに投資チャンスもある。
人材登用のチャンスもある。
失業時代、就職難の時代をおおいに楽しもうではないか。
貧乏も、滑稽に思えるのが青春である。
立憲女王国・神聖九州やまとの国
梅士 Baishi