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全館輻射熱冷暖房住宅システムの開発者・福地建装・代表取締役会長
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相手の気持ちに入り込むには…東京浜松町~羽田空港~函館~北斗市

2007年07月19日 19時21分26秒 | Weblog
一昨日はほぼ終日、裁判所におりましたが家庭裁判所、家事調停員として12年を経ました。
調停当事者の苦悩が極過度に達し、その困窮たるや想像を絶するものがあります。
調停業務とは我々担当調停委員が当事者の気持ちの中に何処まで入り込めるかでしょう。
調停室で自分の発した一言が当事者の心を一気に閉じさせる場合があります。
当事者の、何かにすがりたい思い、裁判所と言う雰囲気の中の緊張感など、その心の中は嵐が渦巻いているようなものです。

人と対面する時に先ずは相手に心を開いて貰えるような環境づくりが肝心です。
特に初対面の方とは、その人がどのような感性を持っているのかも解りません。
先ずは話を聞いて上げられる事が大切なのでしょう。
私も当初は、自分を知って貰うため、とにかくこちらから積極的に話をした事で大失態をしでかした事が何度もありました。

相手の求めているものも確かめもせずに喋りまくると確実に心を閉じられてしまいます。
相手の求めている情報は何か、相手が心地よく思える話とはどんな事なのか、相手が興味を示す話題が何なのかを知る努力が必要です。
ましてや自己主張や自慢話では、相手に人間として否定される場合もあります。

私は講演の際、肝心な語源の時はかなり高圧的な口調で話をする場合があります。そのままだと間違いなく参加者に威圧感を与え、内容が歪んでインプットされてしまいます。
高圧的な口調の後には極めて穏やかな口調で聞く人の気持ちを均す必要があり、この穏やかさが際立つ事で、肝心な語源だけが聴く人の心に残るようにしたいと思うからです。

自分の持っている知識や情報の価値もさる事ながら、それを伝える技術もまた必要です。
どんなに頑なな人であっても、懸命にその人の気持ちを理解しようと心から接すれば、相手との呼吸が合い、目線があい、瞳が穏やかになり、相手も心を開いてくれるものです。
昨日は東京で、販売代理店さんを対象にした研修会でした。
調停の後や講演を終わった後に、自分の発した一言一句を振り返っています。

今日は、東京から本社に戻り、名古屋などからご来社された松下グループの方々と次世代機材の開発状況での意見交換を行いました。皆さんの聞ける姿勢に感銘です。
写真は会議の終了後に撮ったものです。
昨日、今日と、東京も涼しかったのですがこの北斗市は秋を感じる天気でした。
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