風のたより

つれづれに

       岐阜基地航空祭

2011-11-28 | 航空祭



昨日、岐阜基地航空祭が開催されました。
(画像はネットからお借りしました。)






今年は会場を避けて近くの鵜沼の森から眺めることにしました。
飛行は9時から始まっていて,C-130の最後の訓練飛行が行われているようです。






いよいよこれからが一番見たかったブルーインパレス(T-4)の飛行時間です。

遠くに見える基地には出発準備の白い煙があがってきました。
いよいよ飛行開始!!





と思っていたら、、、、あっという間に南の空にブルーインパルスの飛来です。





機が大きく旋回したり、、、





アクロバット飛行をしたり、、、、






機は白い煙をたなびかせながら街の上空を飛んでいます。





大きく弧を描いて、、、
例年なら機から五色の煙が出ていたのですが、今年は震災の影響もあり自粛ムードのようです。
その上曇り空、、、、青空ではないのがちょっと残念ですね。







数年前は会場で撮影したのでもっと迫力があったのですが、ここからではやっぱり小さくしか
見えません。
ちょとトリミングして大きくしてみると、、、
大きく弧を描いて飛ぶブルーインパルス。
いつの間にか一機加わったのでしょうか?






青空がバックだったらいいのですが、、、、、
今年は例年より開催が遅いようです。
以前行ったときには日差しが熱く眩しいほどの時期でした。






午後からはちょっと会場を移し、近くのスパーの屋上にやったきました。

今回上空を飛んでいたいろいろな飛行機、名前がよくわかりませんが、F-2、F-4,F-15,T-4,T-7
C-1,C-130などがあったようです。(スライド)






航空祭のもう一つの呼び物は異機種大編隊飛行です。
会場を見ていると後ろの方から轟音と共に編隊飛行がやってきました。
あわててカメラを向けて、、、、なんとかキヤッチできましたが、、、、






編隊を変えて再び上空を飛んでいきました。





西の空に遠ざかっていく異機種大編隊飛行の後ろ姿です。


今回のブルーインパルス6機は、東日本大震災の被害を受けた松島基地所属のもので、
津波の被害があった中で、たまたまイベントに行っていた芦屋基地にいたため難を逃れた
ものとのこと。
今でも訓練は再開されず、芦屋で訓練を続けているのだそうです。

また今年のブルーインパレスのショーは、中部地方では岐阜基地のみだったそうで
今回見れたことはラッキーでした。

      湖東三山 (その2)    百済寺と永源寺

2011-11-23 | 撮影バスツアー



湖東三山の最後の百済寺にやってきました。
百済寺は湖東三山の中でも最古刹とか。

やはり山門からの長い階段を登るのは西明寺や金剛輪寺と同じですが、百済寺の仁王門には
大きな草鞋が下がっていました。

なんでもこの大草鞋は、参拝者の健脚や長寿の願かけにもなっていて、以前は50㎝位だったものが
「草鞋が大きい程、ご利益も大きい」と、どんどん大きくなり、今では3m程にもなったのだそうです。






百済寺でぜひ見たいと思ってたのが、二つ。
「天下遠望の名園」といわれる庭園と、この時期本堂に特別展示されている「如意輪観音半跏思惟像」
の二つを見ることでした。

本堂は仁王門からすぐの場所にあり、意外に早く「如意輪観音半跏思惟像」とご対面でき感激でした。
片膝を立てて思いにふけるこの独特なポーズの如意輪観音様は、一生に一度は拝んでみたい仏様として
今や仏女の「垂涎の的」なのだそうです。






如意輪観音様をじっくり眺めさせて頂い後は、いよいよお庭拝見です。
お庭の方に進んでいくと、、、、





池のあるお庭に出ました。
池の中に置かれた飛び石を歩き、正面まで来てお庭を見ると、、、






池に映る真っ赤な紅葉が綺麗です。






さらにここから石組の階段を登り築山の上に出てくると、、、、






近江や琵琶方面が一望できる高台に登ってきました。
この場所がどうやら百済寺の「天下遠望の名園」と言われる所のようです。







百済寺を見た後は、湖東三山には入っていませんが、もう一つの紅葉の名所の永源寺を回ることに
なりました。
時間がなければ割愛されていたところですが、当日はバスの運行もスムースでラッキーでした。
登っていく階段の左には羅漢様が岩場の石の上に並んでいます。







最後に回った永源寺は、この山門の奥が思った以上に深く、ここでもいくつもの階段を登りました。






山門の近くには色づいた紅葉の中にまだ緑の紅葉も、、、、、(スライド)






ところがいくつかの門をくぐり抜ける毎に鮮やかな紅葉が現れて、、、、







赤や黄色に交じって青い紅葉も、、、、まさに色の饗宴です。






禅堂に繋がった長い渡り廊下越しの紅葉も風情があります。







さらに奥に登っていくと、、、、、目にも鮮やかな黄色の黄葉が一面に広がっていました。
まわりからも「うわー綺麗!!!」の声が思わず湧きたちました。(スライド)

木々の枝ぶりと錦織りなす黄葉と紅葉のハーモニーは、どこか日本画でも眺めている様な気分です。






思いがけずに回ることができた永源寺でしたが、、、、、(スライド)
今回の紅葉の撮影の中でも、この永源寺の黄葉は一段と素晴らしい光景でした。

今年の紅葉をいっぱい、いっぱい、、、、目いっぱい頂いてきた気分です。(笑)

      湖東三山 (その1)    西明寺と金剛輪寺

2011-11-19 | 撮影バスツアー




所属サークルの撮影会に参加し、紅葉の名所の湖東三山に行ってきました。
今年は幾分紅葉が遅いと思っていましたが、最初に訪れた西明寺では、さすがに紅葉の名所で
このとうりに綺麗に色づいていました。






紅葉、黄葉、、、、そしてその奥には鮮やかな緑のもみじも、、、、
まさに錦織りなす色合いは、「日本の秋」そのものですね。







山門を入ってすぐ左には西明寺で有名な「不断桜」がお出迎です。
紅葉の時期に桜も一緒に見れるなんて、なんて贅沢なことでしでしょう。






本堂までの長い階段の途中にある、室町時代初期に建立されたという重要文化財の二天門の周りの
鮮やかな紅葉。(スライド)






参道の階段は結構長く、終わったと思うと次の階段が、、、、







西明寺の山門を入り、長い階段を登り二天門を過ぎ、やっと本堂に出ました。
国宝の三重塔はただいま古い桧皮葺の屋根を修復中でした。







本堂の周りの錦織なす鮮やかな紅葉のグラデーションが見事です。(スライド)






階段を下り途中の名勝「逢來庭」の庭園を眺めた後、バスは次の見学地の金剛輪寺へと向かいました。







金剛輪寺も西明寺によく似た感じで、同じように山門からの長い階段を登っていきます。
ただ西明寺と違うのは、山門からの階段の途中にずらっと並んだたくさんの小さいお地蔵さん。
赤い風車が目に鮮やかです。





金剛輪寺の本堂。
周りの紅葉に気を取られ、この本堂にある秘仏とされる本尊聖観音をはじめ、阿弥陀如来像、十一面観音像
などを見逃してしまったのが残念でした。






本堂横の紅葉も見事です。
この金剛輪寺には「血染めの紅葉」が有名らしいのですが、ひょっとしてこの紅葉でしょうか。






名勝庭園「水雲閣」
池泉回遊式庭園で、前山を借景としての築山風の庭園は見ごたえがありました。






ここの縁側に座りもっとゆっくり庭園を眺めたかったのですが、、、、、






帰りの階段を降りる途中の両側に並んだお地蔵さん!!!






こんな場所にもびっしりと並んだ可愛いお地蔵さんが、、、、、

この千体地蔵尊はどうやら水子供養というわけではないようで、お地蔵さんをよく見ると
一体一体名前が入っていて、家内安全や学業成就や子供の健康のお守りとしてお備えしている
こともあるのだとか、、、、

長い参道の階段をおりて、、、、、バスは次の百済寺へと向かいました。

         霧の朝

2011-11-13 | Weblog



昨日の朝、窓を開けると一面の霧が立ち込めています。
こんな霧の深い光景は、年に数回はあるのですが、、、、

早速カメラを片手に鵜沼の森へと向かいました。
普段なら綺麗な湖面の見える濁池も、今朝はすっかり霧に閉ざされています。





大急ぎで坂道を上り「眺望の丘」へ来てみると、、、、
眼下に広がる住み慣れた街並みにも霧が流れて、、、、





いつもなら見える尾張富士の姿も今日は霧の中!!
まさに雲海!!
なんだかとっても幻想的な風景です。





さらに南側の山道を通り展望棟へと急ぎます。

木の間隠れに見え隠れする眼下の風景、、、、
下に霧が流れているのが見渡せます。





やっとたどり着いた展望棟からの眺め、、、、まさに絶景です!!
右下の霧の中には犬山城がぽっかりと浮かび、さらに左上には、たなびく霧の中に小牧城の城山が
浮かび、さらにその左には名古屋のビル郡がうっすらと、、、

見ている間にも霧が流れ表情を変えていきます。





眼下に木曽川が流れ、犬山城の向こうには濃尾平野が広がり、小牧城と名古屋のビル郡まで
眺められるこの鵜沼の森の展望棟からの眺めは、何度見ても飽きることがありません。





眺めている間にも刻々と流れる霧は、まるで山をかけ降りる龍のようにも見えます。
(スライド)





朝日の中に流れる霧が一段と表情を出してきて、、、、、
まるで墨絵の世界のようにも見えますね。

飽きることのないこの光景に、しばし心も奪われて眺めてしまいました。
(スライド)





さらに反対側の展望棟の北側に目を移すと、、、、、
ここにも霧ですっぽりと覆われた山々が、、、

霧のかなたに見えるのは、右に御嶽山、その左に乗鞍が連なっています。





今日は霧の中でいろいろの表情を見せるいつもの見慣れた山並みの、いつもとは違う
表情も見ることができました。

「霧の朝は晴れる」との言い伝えどおり、このあとは気持ちのいい秋晴れとなり、
ひとときの霧のショーは終了となりました。

朝の素晴らしい贅沢な時間を持つことができ、なんだかとってもラッキーな気分でした。

        志賀高原の紅葉  (その2)

2011-11-08 | 志賀高原



翌日は渋峠からの日の出でを見ようと、ホテルの方のサービスで朝5時にホテルを出発し
バスは山頂に向かいましたが、、、、
登れば登るほど朝霧が立ちこめ期待した日の出は望めませんでした。





ホテルに戻り朝食後再び近くの山々の撮影に、、、、
きらきらと輝く湖面の向こうに、紅葉した山が迫っています。





落ち葉が敷き詰められた階段を登って、、、





朝のどんよりとした風景に朝の日が差し込むと、白樺の木々の間に鮮やかな紅葉の葉っぱが
浮き立つように見えてきました。






このあとバスはホテルを後にし、松川渓谷沿いに走り、やがて八滝の滝へが見えてきました。





落差180メートルの滝は、八段になって流れ落ちるように見えるところから付けられた
名前のようです。





山道の道路沿いからこの八滝の滝を眺められる展望台があり、皆さん滝に向けてシャッターを切っています。





展望台からさらに渓谷沿いに下りて行き、別名「裏見の滝」と言われる「雷滝」へと向かいました。







駐車場から歩いてすぐの階段を降りていくと、轟々と流れ落ちる「雷滝」が現れました。
落差30メートル、まじかに見る滝は迫力とともにマイナスイオン満点です。





この「雷滝」は滝の裏側を周って、滝の落ちていく様子を裏から見ることが出来ることから
「裏見の滝」とも言われるようです。

水しぶきを避けながら裏側を回って、、、、岩場から滴り落ちる雫が頭の上に、、、
裏から見ると水量の多さが実感できます。





帰りのコースは予定を変更し、蓼科高原にも立ち寄り、ここでの紅葉も目にすることができました。








初めての撮影旅行の参加でしたが、普通のツアー旅行とは違い、一所にとどまっての撮影が
許され、ゆっくりと撮影できたことがとてもよかったと思います。

今年は紅葉が幾分遅れ気味のようですが、一足早い志賀高原の紅葉を皆さんと楽しむことができました。