風のたより

つれづれに

                    ~~~ あのミュンヘンでテロ事件が???  ~~~

2016-07-23 | ミュンヘン滞在記

(写真はネットより)

テレビから流れるニュースに耳を疑いました。

あのミュンヘンでテロ事件が????

ドイツ第3の都市・南部ミュンヘンの大規模商業施設で22日午後6時(日本時間23日午前1時)
に起きたテロ事件で9人が死亡し、子供を含む16人が負傷し、うち3人が重傷とのこと。

犯人はイラン系の男(18)で、単独犯とみられるということでしたが、、、、
何ということでしょう!!!!

現場となった大規模商業施設のショッピングセンターには娘や孫たちと何度も行った場所です。
娘家族が今でも住んでいたら、きっと孫たちを連れて出かけていたかもしれません。



(写真はネットより)

事件を知って逃げる人々、、、、



(写真はネットより)

あの穏やかだった街中で、こんな攻防戦が繰り広げられていたなんて、、、、



(写真はネットより)

大型ショッピングセンターから脱出する人々を守る警官。

こんな光景があったことが、とても信じられない思いですが、、、、



(写真はネットより)

ショッピングセンターの入り口、、、、
見覚えある場所です。



(写真はネットより)

ショッピングセンターの真向かいにあったマクドナルド。

ここにも家族みんなで入ったことがありました。
銃撃事件はこの場所から始まったらしいのですが、、、

家族連れでにぎわう店内、ここでかわいい幼子が犠牲になったなんて、、、、



(写真はネットより)

一時地下鉄も封鎖されたといいます。

ここから階段を下りて何度も利用した地下鉄入り口の見覚えある階段です。
当時の地下鉄の様子はこちらから。



(写真はネットより)

犠牲者を悼む花束が、、、、心が痛む悲しい光景です。





私の知っているミュンヘンは、、、、

高く聳える新市庁舎とその下に広がるマリエン広場。

この塔の上から見渡したミュンヘンの街は、、、

ミュンヘンの街の紹介はこちらから。





ヨーロッパの街によくあるオレンジの屋根が連なる、まるでおとぎの国のような綺麗な街でした。





ミュンヘンといえばビール、市民の多くは、こうして街中のビヤガーデンの木陰で楽しく
おしゃべりしながらビールを楽しんでいました。

ビヤガーデンのお隣には市場が立っていました。
ヴィクトマリエン市場はこちらから。


ビアガーデンで有名なホフブロイハウスにも何度か行き雰囲気を楽しんできました。
ここの店内が素晴らしく優雅な天井画には圧倒されました。

ホフブロイハウスはこちらからご覧ください。





ミュンヘンは、ちょうど今から3年前の7月半ばから9月末までの2カ月半もの間、
娘の家(娘家族も2年後帰国しています)に滞在していた街で、
私にとって忘れられない数々の思い出が詰まった場所です。

、、、、が、テロは今やどこででも起こりうる事態になってしまったことが悲しいです。

穏やかな日常と背中合わせに、危険なテロが発生していることに、やりきれない思いでいっぱいです。


                       なつかしいミュンヘン中央駅は、今・・・

2015-09-09 | ミュンヘン滞在記


















(写真はネットからお借りしました)

ここ数日、中東やアフリカなどの紛争地からの難民のニュースがテレビから流れています。
その難民の多くは欧州、特にドイツを目指しての移動とか。
そして、このニュースでは、ドイツ、ミュンヘン中央駅に到着した多くの難民の様子を伝えていました。

このニュースを目にし、つい二年前に同じ場所に立っていたことを思い出し、心が痛みます。
世界にはまだまだ安らかな生活を送ることのできない人々がこんなにも多いとは、、、、

”この多くの人々に一日も早い安心した生活が訪れますように”と祈るのみです。


                 ~~~  ミュンヘンの思い出は手作り作品に  ~~~

2013-11-07 | ミュンヘン滞在記



続、ミュンヘン滞在記を綴っているうちに早今年も11月に入り、もうひと月半少々で
お正月を迎える時期になりました。
本当に一年の経つのは早いですね。

今年は真夏の二月半も留守をしていたためか、なお一層そのあとが早く感じます。
今の時期にミュンヘンの懐かしい写真を入れてExcelで来年のカレンダーを作ってみました。





お絵描きの大好きな長女のRちゃんは、毎日たくさんのお絵描きをしていました。
どうやら左利きのようで、すいすいと器用に描く姿をバーバーは毎日楽しんで眺めたり
写真を撮ったり、、、、

右の絵はなぜかお母さんの運転で皆でお買い物へ行くところだとか。
実際はミュンヘンに行ってからは娘の運転はないのですが、、、
後ろの座席にはお父さんとRちゃん??
二女のMちゃんは生まれる前でまだ登場していないようです。





Rちゃんの絵にはいつもちゃんと物語が付いていて、左の絵はたしかウサギの家族??
猫の家族だったかな??バーバーは忘れてしまいましたが、、、(笑)
ここには家族四人、やっと二女Mちゃんもいるようですね。

そんな3歳のRちゃんが描いた絵をTシャツに転写プリントしてみました。
小さい子供の絵はとてもユニークでおもしろいですね。





ミュンヘンでは珍しいほどの気温の高い日、みんなで行った動物園など、まだまだ
たくさんの思い出の写真はありますが、そろそろミュンヘン、続、滞在記も終了です。





そんなたくさんの思いではCDに収めています。
あまりにたくさん撮った写真は数本のUSBやメモリーカードに入ったままで、これからの
整理が残りました。

作ったカレンダーやCD,転写プリントのTシャツなどは先日EMS便でミュンヘンの娘家族に
送ったところです。
Rちゃんが画いた転写プリントのオリジナルTシャツはさっそく幼稚園に着て行ったとか。

思い出多い2013年の夏でした。
そして孫娘たちの住むドイツ、ミュンヘンはとてもみじかな街になりました。

                続  ミュンヘン滞在記    ~~~ ドイツ博物館 ~~~

2013-11-03 | ミュンヘン滞在記



ミュンヘンの街を流れるイザール川の中州にドイツが誇る「ドイツ博物館」があります。
技術立国に相応しく自然科学や工業技術の歴史を誇る世界最大級の博物館とか。

暑い夏の日、娘たち家族に案内され皆で出かけました。(上の夜景の写真はネットからお借りしました)





表玄関はいたって簡素な雰囲気でしたが、中の展示は知る人ぞ知る素晴らしい展示の数々で
館内はかなり広く、とても一日では見きれないということでした。





ここが館内の入口です。





館内に入ってすぐに目にしたのはこの大きな帆船。
高い天井いっぱいに収まっていました。





精密な船の模型。
興味のある人にとってはきっとたまらないのでしょうね。





タイタニック号を連想させるような豪華な船。





船舶のフロアの次は航空機の展示フロアです。
夏休みだったためか、けっこう親子ずれが多いようでした。





航空機のフロアで一番目に付いたのが、この航空機の胴体の輪切りでした。





航空機の座席の下はこうなっているんですね。
下は物の置き場になっている姿をみるのは初めて。
飛行機を乗ってはいても、こんな角度から見ることありませんものね。





そう感じる人が多いせいか、この付近には下から眺めたり、階段を登って眺めたりする人が
多いようでした。





エンジン内部がシースルーになっているヘリ。





クラシックカーを眺める人。
ドイツが誇る車の歴史、たぶん興味深いものがあるのでしょう。





これは蒸気機関車?
とにかく展示会場は広く床面積が4万5000m2に1万7000点の展示品があるのだとか。





こんな動力機のような展示もたくさんありましたが、機械関係はさっぱりわからい者には
猫に小判状態でした。(笑)

途中飽きてしまったRちゃんは、子どものプレイルームでお遊びとなってしまって、、、、





広い館内をやっと一巡りして出口になりましたが、実は展示はまだまだあり、見たのは
ほんの一部だったようでした。

このドイツ博物館は歴史も古く一般公開は1925年からとか。
ドイツの農業、鉱業、航空工学、そして鉄道、機械、宇宙に至るまで、ドイツが誇る科学技術を後世に
残す意味で建てられたようでドイツの奥深さを実感しました。

でも正直その素晴らしさを十分理解できなかったのが残念でしたが、、、
きっと理科系のお好きな人にとっては、このドイツ博物館は宝の山なのだと思います。

                続 ミュンヘン滞在記      ~~~ アザム教会 ~~~

2013-10-29 | ミュンヘン滞在記



このゼントリンガー通りの先に一風変った教会があります。
アザムという画家と彫刻家の兄弟が私財をなげうって自分たちの美意識の赴くままに建てたと
言われるアザム教会です。

ミュンヘンに来ていろいろの教会を見ましたが、個人が建てた教会を見るのは初めてのことでした。





このアザム教会は、大通りに面した建物の連なる場所にあるため、一見すると教会とは
気づかず素通りしてしまいそうです。

ここがその教会ですが、自宅の隣に自分たち専用の教会を建てたとのこと。
一体中はどんな感じの教会なのでしょう。興味が湧きました。





ここが教会の入口。
かなり豪華な設えです。





一歩足を踏み入れて、、、、、まずその豪華さに圧倒されました。
鉄製の豪華で繊細なデザインの扉の奥には、、、、





決して広い教会内ではありませんでしたが、どこを見回しても一部の隙もないほどに
施されたその絢爛豪華な後期バロック様式と言われる装飾に息をのむ思いがしました。





中央祭壇から天井にかけて、、、
隙間なく施されている彫刻と絵画。





中央祭壇から左上部。





どこを見ても絢爛豪華としか言いようがありません。
天井から左右上下の装飾の息の詰まるような豪華さに、ただただ見とれました。

さすがに絵画と彫刻のふたりの兄弟、、、、
そこかしこにふんだんに取り入れられている絵画と見事な彫刻の数々、、、うーん凄い!!






祭壇中央から右上部。





後ろを振り返ると、、、、大通りから差し込んだ光が天窓からも差し込み、鉄の扉の装飾が
まるでレースのような繊細なシルエットとなっています。
思わず“綺麗!!”





ぐっと近づいて、、、、まさに鉄のレースそのものです。
綺麗ですね。
そして優美な色合いの天井画もここまで広がって、、、、






入る時には気づかなかった入口の天井、、、
ここにも優雅な天使のような彫刻が、、、

太陽のデザインも斬新そのものです。





飽きるほど気の済むまで眺めた教会内部。
帰りがけに見つけたこの看板の言葉の意味は、、、、???

この教会は、18世紀半ば二人の兄弟が教会などからの何の制約も受けず、自分たちの思うがままに
美と芸術を追求し、絵画と彫刻にバロック様式とロココ様式をふんだんに取り入れ、そして自分たちの
思いを惜しみなく注ぎ込んだ個人の教会でした。

その凄さをただただ圧倒されながら目上げてきました。
ミュンヘンの教会の中でも、一風変わったこのアザム教会は、一見の価値十分ありでした。