風のたより

つれづれに

                           早春のカタクリの森へ

2015-03-30 | 季節の草花



可児市の山裾に広がる早春のカタクリの森へ、、、

山の斜面に広がるカタクリの花。











時間が早いせいか花びらはまだ開いていませんでしたが、、、、





やがて朝の日射しが差し込むと、硬く閉じた花びらが次第に開きはじめ、、





やがて時間の経過とともに、花びらは踊る様に後ろに反り返って、、、











まるで白いコスチュームを付けたバレリーナのような姿になりました。








カメラを構えた人々がこの日もいっぱいでした。





開花の最盛期はちょと過ぎた感じでしたが、まだまだ見物客は後を絶たない様子でした。

カタクリの森の先に広がる森の木々は、芽吹きの時を迎えているようです。
カタクリを見た後は、早春の日射しが差し込むこの先の森へ~~~~~

                      春の犬山キャンペーン “ 風流お花見船 ”

2015-03-28 | 季節の草花



犬山城下の桜はまだ開花までにはちょっと早いようですが、今日から毎年恒例の桜の時期に出る
「風流お花見船」の初日というので、久しぶりに木曽川まで下りてみました。





桜はまだちらほらでしたが、今日は朝から暖かな日になり川沿いの散歩も気持ち良いほどです。

木曽川にかかる犬山橋に、ちょうど名鉄電車が入ってきました。





ブルーと白のツートンカラーの電車は、中部国際空港セントレア行きです。

中部国際空港までは、この電車に乗って約1時間、ここから始発が出て便利な場所です。
海外に出るたびにこの電車に乗りセントレアに向かいました。





船の乗り場まで来ると赤い名鉄電車が見えました。

お花見船はこれから乗り込む客を待っているようです。
天気も良く今日は初日とあって午後3時過ぎまで予約でいっぱいのようです。





いよいよ乗船者がたくさん集まってきました。
午後12時半、今日何度目かの運行のようです。

皆さん乗り込む際にオレンジのライフジャケット着用です。





乗り込みが終わり、いよいよ出発!!

犬山橋の上には、ひっきりなしに次々と電車が走り抜けていきます。





船頭さんが大きく舵をとって、船は岸を離れていきます。





ここで向きを変えて~~~





橋に沿って走り、やがて犬山橋の下を大きく迂回し通り抜けて~~~





船は木曽川を下り、ライン大橋と犬山城が見渡せる場所に進んでいきます。

桜が満開だったら、この辺りからの桜とお城の風景は最高でしょうが、桜が見えず今日は残念です。





それでもお花見船に乗って皆さん楽しそうです。





乗っている時間は15分から20分ぐらいのようですが、きっと春の川風は心地良かったことでしょう。





犬山城と桜、桜の咲いている場所はまだちょっと一部だけですが、好天が続けばあっという間に
満開になるのではないでしょうか??





川面を渡る風はどこかやわらかで、“水ぬるむ”といった感じで、暖かな日射しがいっぱいの
「風流お花見船」の初日でした。

なお、お花見船は3月28の今日から4月12日までとのことです。

                           中山道鵜沼宿春まつり  その2

2015-03-26 | 季節の行事



鵜沼宿の春まつりの一環として脇本陣で行われた十二単の着付け。
今までにも何度か行われていたようですが、今回初めて見せて頂きました。

かつてこの鵜沼宿は中仙道の宿場町として栄え、皇女和宮もご降下の為この宿場を通り
京から江戸に向かわれたといいます。
そのほか何人かのお姫様も通られたところから「姫街道」ともいわれています。

そんなことにちなみ行われた十二単の着付けとは、どんなものでしょうか??





先ずは小袖を着て、緋色の長袴をつけて登場です。
これは神社で見かける巫女さんのスタイルと同じようです。





次に萌黄色の単衣を付けます。

髪にはお雛様と同じ平額(ひらびたい)という冠が、、、





十二単は自分で着るものではなく、着せてもらう衣装のようで、着付け者は3人でした。





五つ衣の重ねの襟や裾を合わた後は、表着と言われるものを来ます

正式に着ると十二単は10キロから20キロにもなるといわれています。





次に表着の上に唐衣を付けます。

緋色の唐衣に紫のえりが鮮やかです。





さらに後ろ側に後ろ腰と言われる裳(も)というものを付けます。
裳は腰から下の後方だけにつけた衣で後方に長く引きずります。

手に緋扇を持ちますが、その前に左右の袖衣を綺麗に折りたたみ整えます。
腕を内側に折るだけでも大変で、これも三人がかりです。





やっと腕と衣の整えが済み、手に緋扇を持ちます。





着付けをされた三人も下がり、これで完成!!





唐衣の上から五つ衣の綺麗な袖が見えています。
唐衣は身ごろの丈が短い衣のようです。

後ろに付けた裳ものぞいています。





十二単の着付けの完成と同時に始まった笛の演奏は、いかにも優雅そのものです。

お姫様もどこか誇らしげに見えます。





初めて見た十二単の着付け、素晴らしいショーに感激しました。

やっぱり日本古来の文化は素晴らしいですね。





古くから伝わる日本の素晴らしい文化は、2020年の東京オリンピックにやってくる多くの海外の方々にも
きっと称賛されることと思います。

                          中山道鵜沼宿春まつり  その1

2015-03-24 | 孫娘たちの成長



ぽかぽか陽気だった日曜日は、「中仙道鵜沼宿の春まつり」でした。

ちょうど幼稚園も春休みに入った孫娘Rちゃんが、妹のMちゃんと一緒に娘と一緒に遊びに来ました。
バーバの家にはもう何回も来ていますが、春のお祭りは初めてです。

法被姿の木遣保存会の方々の木遣音頭で、いよいよお祭りが始まりました。





たくさんの催し物があり、先ずはスタンプラリーに参加。
スタンプをまん中に上手に押せました。





次は新聞紙をぐるぐるっと小さく丸めて、色紙に包んでゴムを付けて、、、、
ここでは手作りヨーヨーを作りました。

なかなか小さくならないけど???
ボランティアのおばさんが優しく手伝ってくれて、、、完成!!
妹Mちゃんの分も作りました。





ちょっとのども渇き休憩所へ~~~~

先ずはRちゃんの大好きなかき氷、ぶどうのシロップをたっぷりかけてもらって。
たこやき、みたらし団子などほおばって、、、、お祭りならではの出店です。





休憩後は、お姫様に扮した着物姿の綺麗なお姉さん達の行列がやってきました。





中には外国の方も数人いて、皆さんとてお似合い。

異国の着物姿にとても嬉しそうに皆さんにこにこと。





にぎやかな太鼓の練り歩きもやって来ました。

Mちゃんは、なぜかここで変顔しています。(笑)






綺麗な着物姿に~~~~私も一緒に歩こ!!

お姉ちゃんに作ってもらったヨーヨーを下げて、、、トコトコと~~~





脇本陣の入口には、お雛様と十二単の飾りが設えられていました。

この奥では十二単の着付けのデモンストレーションが行われ、ばーばも見るのは初めてなので、
孫そっちのけでコンデジで写真に夢中になっていたのですが、、、(笑)





どうやらこの間、外の緋毛氈のベンチで待っていたMちゃんが、急にたくさんのカメラを持ったおじさん
やおばさん達のちびっこモデルになっていたようです。





この日はMちゃんは、ちょうど1歳7カ月になった日でした。





後から加わったRちゃんがお姉ちゃんと分かると、一緒にこちらもモデルに、、、、
まあ、なんて光栄なことでしょう。

(この3枚は娘が携帯で撮ったものです)

スタンプラリーでの抽選会場では、各務原の航空宇宙博のペア券が当たりお父さんへのお土産が出来たと
ガラガラを回したRちゃんは大喜び。

賑やかなお祭りも見れ、ふたり揃ってちびっこモデルにもなって、とても楽しい春休みのひとときだったようです。

                        チュニジアの襲撃テロ事件を知って

2015-03-23 | クルーズ その1 (地中海クルーズ)



18日、チュニジアの首都チュニスで起こった観光客を襲った襲撃事件を知りびっくりしています。

昨年11月、娘と二人同じクルーズの逆コースを辿ってきたばかりでした。
襲撃された20人の中には、不幸にも日本人が3人犠牲になってしまいました。
本当に痛ましい事件です。

昨年行ったチュニジアの様子はこちらから。

首都チュニスは、観光ルートに入っていたぐらいですから、治安はアフリカの中でも良いといわれていました。
大通りをぬけて細い路地裏に入ると観光客相手の土産物屋が軒を連ねていましたが、危険な雰囲気は
あまり感じられませんでした。





商店街の中には喫茶店らしき店があり、通り道から見ると男性客がほとんど。

ちょっと雰囲気のあるアラブ風のカフェといった感じでした。





チュニジアンブルーで有名なシディ・ブ・サイドで。

綺麗なブルーの門の前で、一心にスマホに興じる青年は、いまやどこにでも見られる若者の姿です。





観光客相手に綺麗な絵柄の器を売る陽気なチュニジアの商人。

最近物騒な集団の出現でどこで何が起こるか分からない状況になっているのは、旅を愛する者には
心穏やかではありません。

楽しかった思い出が多いだけに、今回のことは本当に残念でなりません。
一日も早く旅が安全にできることを祈るのみです。

そして犠牲になられた方々に、心よりお悔やみを申し上げたいと思います。