風のたより

つれづれに

         霧の朝

2011-11-13 | Weblog



昨日の朝、窓を開けると一面の霧が立ち込めています。
こんな霧の深い光景は、年に数回はあるのですが、、、、

早速カメラを片手に鵜沼の森へと向かいました。
普段なら綺麗な湖面の見える濁池も、今朝はすっかり霧に閉ざされています。





大急ぎで坂道を上り「眺望の丘」へ来てみると、、、、
眼下に広がる住み慣れた街並みにも霧が流れて、、、、





いつもなら見える尾張富士の姿も今日は霧の中!!
まさに雲海!!
なんだかとっても幻想的な風景です。





さらに南側の山道を通り展望棟へと急ぎます。

木の間隠れに見え隠れする眼下の風景、、、、
下に霧が流れているのが見渡せます。





やっとたどり着いた展望棟からの眺め、、、、まさに絶景です!!
右下の霧の中には犬山城がぽっかりと浮かび、さらに左上には、たなびく霧の中に小牧城の城山が
浮かび、さらにその左には名古屋のビル郡がうっすらと、、、

見ている間にも霧が流れ表情を変えていきます。





眼下に木曽川が流れ、犬山城の向こうには濃尾平野が広がり、小牧城と名古屋のビル郡まで
眺められるこの鵜沼の森の展望棟からの眺めは、何度見ても飽きることがありません。





眺めている間にも刻々と流れる霧は、まるで山をかけ降りる龍のようにも見えます。
(スライド)





朝日の中に流れる霧が一段と表情を出してきて、、、、、
まるで墨絵の世界のようにも見えますね。

飽きることのないこの光景に、しばし心も奪われて眺めてしまいました。
(スライド)





さらに反対側の展望棟の北側に目を移すと、、、、、
ここにも霧ですっぽりと覆われた山々が、、、

霧のかなたに見えるのは、右に御嶽山、その左に乗鞍が連なっています。





今日は霧の中でいろいろの表情を見せるいつもの見慣れた山並みの、いつもとは違う
表情も見ることができました。

「霧の朝は晴れる」との言い伝えどおり、このあとは気持ちのいい秋晴れとなり、
ひとときの霧のショーは終了となりました。

朝の素晴らしい贅沢な時間を持つことができ、なんだかとってもラッキーな気分でした。