風のたより

つれづれに

        ~~ 木曽川の野鳥③ アオジ、モズ、シメ、ジョウビタキ、他 ~~

2018-02-15 | 野鳥



芝生の上をトコトコ歩いていたのはツグミでした。

この時期どこでもよく見かける鳥です。





近づいても逃げる様子もなく、、、時折芝生の中をつついているのは
虫でもいるのでしょうか。





忙し気に木々の間を飛び交ていたのはエナガですが、暗くてよく見えません。





これはひょっとして、、、シメ??
シメなら、しめしめです。(笑)

このシメ、前回アップしたイカルの近くにいたのですが、どうやらイカルとシメは仲が良く
一緒に移動したり食事したりするのだそうです。





シジュウカラは羽の色ですぐわかりました。





こちらはジョウビタキの雄。

黒とオレンジの羽の色が鮮やかです。





ジョウビタキはけっこう人懐っこい鳥で、よく近くまでやってきます。





木の下でせわし気に何かをついばんでいたのは、アオジでした。

ちょっとカメラを意識して、、、可愛いですね。





お腹の色は、、、こんなに鮮やかな黄色なんですね。





ジョウビタキの近くにいたのは、、、モズでした。





小首をかしげて、、、、獰猛といわれるモズも可愛いものですね。

木曽川沿いにはまだまだ違った野鳥がいるようですが、なかなか会えません。



               ~~~ 木曽川の野鳥 ② ムクドリ  ~~~

2018-02-11 | 野鳥



イカルを見た場所からしばらく行くと、また数十羽で移動している野鳥に出会いました。

ここにもまたイカルがいるのかと思ったのですが、どうやら違う鳥のようです。





やっぱり高い木の枝に止まり同じように並んでいます。





この鳥も嘴と足が黄色いようです。





枝から枝に飛び移って遊んでいるような、、、、

どうやらムクドリのようです。





ムクドリはスズメ目ムクドリ科の野鳥で、大きさはスズメとハトの中間ぐらい。

ムクドリの名は椋(ムク)の実を好んで食べるからとかも言われていますが
実際は雑食のようです。





このムクドリも大きな群れを作って行動することが多い鳥で、街中などでは糞の被害があり
嫌われる鳥でもあるようですが、、、





でも自然がいっぱいの公園の中では、そんな心配はなく、ムクドリたちも勝手気ままに
過ごしています。





このムクドリ、日本では見慣れた鳥ですが、東アジア一帯だけに分布するので他の地域では
見られない野鳥だとか。





トリミングしてみると、、、
全体的に黒褐色で頬にある白斑と黄色い嘴と黄色い足が特徴のようです。


木曽川沿いで出会った野鳥はまだまだいっぱいいます。




                 ~~~  木曽川の野鳥 ①イカル  ~~~

2018-02-09 | 野鳥



この時期木曽川沿いを歩いていると、いろいろの野鳥に出会えます。

大きな木の高い枝にお行儀よく一列に並んだいっぱいの野鳥!!





さっきから群れを成して一斉に飛び立ったり、また一斉に舞い戻ってきたりと
忙しい動きが続いています。





なんという野鳥かはじめはわからなかったのですが、、、どうやらイカルのようです。

特徴は大きな黄色い嘴。

スズメ目アトリ科の野鳥で、木の実をこの大きな嘴でかみ砕いて食べ、通常は
木の上で生活しているとか。





イカルなんて変わった名前ですが、どうやら奈良の斑鳩の里あたりに昔いっぱいいたので
イカルという名前が付いたという説がありますが、定かではありません。

またイカルは夫婦仲がいいことで有名で、つがいで行動することが多く、それがいくつか繋がり
コロニーで行動しているようです。





あまり遠くでイカルの顔がはっきり見えません。

で、、、鳥をトリミングしてみると、、、(笑)





やっとわかりました。

全体的にはグレーで、頭部と羽の一部が黒く、大きな黄色い嘴が特徴です。





木の実のほかにもこうして木の中にいる昆虫類を食べているようです。


また群れを成している野鳥がいました。
次はどんな鳥でしょう???



                ~~~  翠池(よしいけ)にカルガモの親子が、、、  ~~~

2017-08-19 | 野鳥



池の上に浮かんだハスの花に気を取られていると、ハスの大きな葉の根元を動くものが???

確かここには以前バンの親子がいたのですが???
でもよく見るとバンではないようで、その姿はどうみてもカモにしか見えません。

ひょっとしてもしや、、、、





ハスの葉の根元からぞろぞろと出てきて、みんな気持ちよさそうに泳いでいます。

もしかして、、、これはカルガモの親子でしょうか?

春になると母子がよちよちと水辺に移動する姿が話題になる鳥ですね。





お母さんらしきカモがみんなを先導します。

””みんな、こっちよこっち!!””





お母さんに先導されて、みんな後をついていきます。

カルガモは子育てをするのは雌だけで、子育て中は雄は雄同士で過ごすとか。

こうして遊んでいるのは、みなお母さんと子供たちだけのようです。





大きなハスの葉っぱの間をぬって、みな上手に遊びます。





あっちへ行ったり、こっちに来たり、、、





池の中の藻などを食べているのでしょうか。

しきりに水の中に首を突っ込んでいます。





ハスの花の間を優雅にお散歩できるのは、水鳥の特権ですね。





時には大きく羽を広げて、、、、





こちらは仲良し兄弟?

それともつがいでしょうか?





カルガモは雄雌の色が全く一緒で見分けがつかないとか。

カモはふつう冬鳥ですが、カモの中のこのカルガモだけは留鳥の為、繁殖期に他の種類のカモが身近に
いないので、雄もわざわざ派手な色の羽を持たなくてもいいのだとか。





そんな優雅なカルガモの親子を見ているのは,、、、すずめの親子??





動くたびに波紋が広がっていきます~~~





こっちでは大きなハスの葉の上に乗って、しきりに何かをつついでいます。





撮ってきたこの写真から、間違いなくカルガモと分かりました。

くちばしの先の黄色と赤い足が特徴です。





今までこの翠池(よしいけ)にはバンの姿しか見たことがなかったので、今回思いがけず
カルガモの親子に出会えてとっても嬉しくなりました。



                  バードウォチング その3  コゲラのドラミング  

2017-02-01 | 野鳥



木々の間にギーギーという聞きなれた声が聞こえました。
つい最近我が家の庭にやってきたコゲラの声に似ています。

木々の間を探すと、、、、いましたいました、コゲラです。
コゲラは日本で一番小さいキツツキです。





体調は15センチぐらいで、体の全体はこげ茶色で、全体に白い点模様がいっぱいついています。

オスは耳羽の上あたりに赤色羽があるということなので、これは雌のようです。





冬には木の幹に巣食う虫を捕らえるために、こうして穴を開け餌を探しています。

もうけっこう大きな穴が開いています。





この真剣な表情(笑)、冬場の餌探しは野鳥にとっては真剣勝負なんでしょうね。

木をつついで穴をあけることをドラミングというようですが、この時にはこの音は
確認できませんでしたが、、、


ドラミングの様子は、こちらから。ネットからお借りしました。





木の中の虫を求めて場所を移動するコゲラ。

コゲラは小さい体で、両足と尾の三点を軸に上手に木を登っていきます。





ぐんぐん登っていくコゲラ。





とうとう天辺辺りまで登っていきました。

コゲラはほぼ全国に分布、繁殖していて、渡りはしないようです。

その為地方ごとに色彩に多少違いがあるようで多くの亜種があるとか。

次は同じキツツキの仲間の背中に赤い模様の入った綺麗なアカゲラを見たいと思っているのですが、
この地方で見れるでしょうか??