風のたより

つれづれに

       シジュウカラ(四十雀)

2011-02-26 | 野鳥



        忙しげに木から木へ飛びまわっている小鳥の一団に遭遇しました。
        ピィーピィと騒がしげで、なかなか写真には収まりません。

        でもついに今回はその正体をキヤッチ!!
        シジュウカラの一団でした。









        シジュウカラは スズメ目 シジュウカラ科。
        大きさはすずめぐらいでしょうか。

        木の実や昆虫を主食としているようで、この日もしきりに何かの
        実をついばんでいました。












        こうして後ろ姿を見ると羽根の色が意外にシックですね。(笑)

        首から上が黒く両頬は白く、上背はちよっと黄色みがかったグレー。
        体の下面は白色で羽根の黒とグレーの縞模様、喉から下の中央の黒い帯が特徴ですね。






        首の下のこの黒い帯状の部分が太い方が、どうやらオス。
        ということはこの子は雄ちゃんでしょうか。

        まるで黒いネクタイをしているようで可愛いですね。
        しっかりと口に何かくわえています。






        こっちはネクタイが細いので雌ちゃんかな?

        シジュウカラは漢字で四十雀と書くようですが、たくさんで群れていることが多いことや
        四十雀(シジュウカラ)1羽がスズメ40羽に値するというところから付いたのだとか??
        定かではありませんが、同じスズメの仲間から生まれた名前なんでしょうね。

        木から木へ飛び移りながら、あっという間に一団はどこかへ行ってしまいました。

        にゃんにゃんにゃん(猫)の日

2011-02-22 | 



        今日はにゃんにゃんにゃん(2月22日)の猫の日です。
        いつからそんな日が出来たのかは分かりませんが、きっと語呂合わせ
        なんでしょうね。

        先日変った毛並みの猫ちゃんに遭遇しました。
        なんとも変わったこのお顔!!





        遠くからでもこの茶と黒の変った毛並みの姿は目立っています。
        一瞬、こどものトラかと見間違うほど。

        でも近づいてきた姿は紛れもなく猫ちゃんでした。
        可愛い赤い首輪をしているので、きっとこの近くの飼い猫でしょうね。





        いつもグレーの毛並みのモモスケ君を見慣れているので、やっぱりこの色目
        は珍しい!!

        こうして見ると、まるでこの猫ちゃん、茶色と白の毛並みの上に筆で墨でも塗られた
        みたいにも見えますね。(笑)





        この猫ちゃん、どうやら近くのお店の飼い猫らしく人に慣れているのか
        怖がりもせず、周りを元気よく走りまわったり、毛づくろいをしたり、、、、

        こんな姿、モモスケ君もよくやっています。
        猫ちゃんのやることはみな同じですね。





        かと思うと、芝生の上を転がったり、芝生の中をほじったりして一人遊びに夢中!!
        何かいるのかとみると何にもいないみたいですが、、、(笑)





        そしてついに猫ちゃんの木のぼり!!!
        あっという間に下りてきたので、残念!木のぼりの姿は撮れませんでしたが、、、
        猫も上手に木のぼりするものですね。





        しばしこの猫ちゃんに遊んでもらいました。
        それにしてもこの猫ちゃん、お鼻の黒すじが効いてますね!!

        お店の看板娘かも知れませんね。
        胸の白い毛がまるで白いエプロンのようでがよく似合っています。

        とっても可愛いモデルさんでしたよ。
        またおばさんと遊んでね。

モズ(百舌)とキセキレイ

2011-02-19 | 野鳥



        ちょっと風の強い午後、河原で古い木の上に止まっている鳥がいました。
        今までに出会ったことのない鳥でしたが、あとでモズと分かりました。
        モズは今回が初撮りです。

        モズというと秋に高い木の上で甲高い声で鳴く鳥と思っていたのですが
        今の季節にも出会えるんですね。
        これは発見でした。

        こうしてみるとけっこう可愛い顔をしているなと思ったのですが、意外にどうして
        かなり特徴のある鳥と分かりました。

        モズは百舌とも書くようですが、どうやらモズは百の鳥の鳴き声を真似するのが
        うまいらしくこの字が書かれているようです。

        それによく見るとクチバシは鋭く尖り、その先端はカギ状に曲がっています。
        スズメ目 モズ科 ですが、生態的には、ワシやタカなどの猛禽類に近いのだそうです。
        やっぱり鳥も顔だけじゃ分かりませんね。(笑)





        モズはまた『はやにえ』という習性があるらしいいのです。
        これも初めて知ったのですが、モズは捉えた獲物をすぐには食べずに、いったん
        有刺鉄線や木の枝などに刺したり、はさんだりして後で食べるのだそうです。
        おかしな習性ですね。

        どうしてこんなことをするのか諸説あるらしいのですが、一つはエサ不足の冬に備えた貯食。
        そして枝などに刺した方がクチバシで引き裂くのに便利だからだとか。

        獲物をとる方法もけっこう乱暴で、樹上などの高所から地表の獲物を探して襲いかかり、
        再び樹上に戻り捕えた獲物を食べるらしいのです。
        なんだか顔に似合わず獰猛ですね。
        あんまり悪口を並べたので、モズさんに後を向かれてしまいました。(笑)





        水辺の茂みの近くで尻尾を忙しげに上下させて歩いていたのはキセキレイでした。
        胸の黄色が鮮やかです。
        羽根をいっぱい膨らませているのでしょうか?
        ちょっと丸々としているところが可愛いですね。

        今までにセグロセキレイやハクセキレイなどは見ていますが、キセキレイは初めてです。
        セキレイの中でも数が少ないようで出会えたのはラッキーでした。





        キセキレイはどうやら水辺が好きらしく行ったり来たり、、、、
        でも草や枝が邪魔してよく見えません。
        もっと外に出てきて、、、

        と思っているとチョコチョコと茂みから出てきて姿を見せてくれました。
        のどの下が白いのでどうやらこの子は女の子のようです。
        そう思うせいか目元も何となくやさしい。





        綺麗な後ろの羽をみたいなと思っていたら、うまい具合に歩き出しました。
        後ろ姿はいたってスマートなんですね。

        横から見るとかなりおデブちゃんに見えたのですが、、、、
        スズメ目 セキレイ科 なので大きさはやっぱりスズメぐらいでしょうか。





        水辺からの急な風に白い胸毛が寒そうに揺れています。
        冬の寒さに精一杯羽根を広げて耐えているんでしょうか?
        そうしている間も始終尾を上下に動かしています。
        こんな習性があるので「石たたき」「庭たたき」などの異名を持っているようです。

        キセキレイは北海道では夏鳥、南西諸島では冬鳥、その他では留鳥、または漂鳥
        ということなので、また出会えそうですが、モズもキセキレイも今回初撮りでした。

        次はどんな野鳥に出会えるかちょっと楽しみです。

   ひとあし早い雛祭り

2011-02-14 | Weblog



        心配されていた三連休の天候も、この地方は大きく崩れることもなく済みました。
        そんなさなか、初孫Rちゃんのちょっと早い初節句のお雛様のお祝いをしました。

        高知から届いた可愛い親王飾りのお雛様は、孫娘Rちゃんのイメージにっぴったりです。
        きっとあちらのおばあちゃんがいろいろ見られて選んでくださったことでしょう。

        親王飾りの隣には、ちりめんで作られた可愛い吊し雛のお飾りも添えられて、、、
        女の子のお祝いはやっぱり可愛く華やかですね。





        高知からはもう一人のおばあちゃん、大阪からは叔母なんも駆け付けてくれました。
        お祝いのお食事は娘の作ったちらし寿司にかわいい毬麩の入ったお吸い物と筑前煮。
        圧力なべで作ったという野菜の筑前煮は、材料を入れて三分で出来たというから驚きです。

        忙しい娘にとって圧力なべは強い味方のようで、以前豚の角煮を食べましたが
        味が染みておいしく、たった数分で出来ると聞き二度びっくりでした。





        Rちゃんにとって、いつもは娘と二人のお食事も、今日はみんなと一緒で嬉しそうです。
        最近離乳食も日に2回となり、何でもよく食べ、自分で取りたいようで、小さくカットした
        サンドイッチを上手に口に運びます。

        口いっぱいにほおばり、まだお口の中にいっぱいあるのに次の手が出ます。(笑)
        お食事の途中に、お茶の入ったコッフから自分で上手に飲めるようになりました。





        この日のために、忙しい時間を割いて娘が作った可愛いお花のついた着物と紫の袴をはいて、、、
        髪には共布で作ったさくらの花の髪飾りをつけて、、、、
        ネットで作り方を見て作ったんだそうです。関心関心!!

        着物を着て袴をはいて、ちょこんと座っている姿が、なんとも可愛い!!
        つま先立ちしたり、中腰になったりと動きもすっかり多くなりました。





        今日でRちゃんは無事9か月目に入りました。
        “ 這えば立て、立てば歩めの親心 ”と言いますが、後ずさりしていたハイハイもいつしか
        前進になり、今では伝え歩きも早くなり、ソファーや腰掛けに登ろうと必死です。

        数十秒間なら何処へもつかまらず立つこともできるようになりました。
        ぐらぐらするのを必死でこらえバランスをとりながら、、、(笑)
        歩き出すのもきっともうすぐ!!
        これからはますます目が離せなくなることでしょう。



        ☆  ☆  ☆  ☆  ☆  ☆  ☆  ☆  ☆  ☆  ☆  ☆  ☆  ☆  ☆  ☆  ☆  


        「風のたより」もいつしか丸5年が過ぎ、今日から6年目に入りました。
        何気なく始めたブログですが、5年間の中にはいろいろのことがありました。

        これからも日々の記録や思い出として、これまでどおり勝手気ままに綴っていくつもりです。
        gooブログでは一部これまでの様な形でのアップができなくなるようですが、しばらくの間
        このままで続行のつもりです。





        いつもお立ち寄りいただき本当にありがとうございます。
        ブログをとおして全国にできたブログのお仲間は何よりの財産だと思います。
        どうぞこれからもよろしくお付き合いください。

         マンサクの花とトラツグミ

2011-02-11 | 野鳥
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        三連休の初日は今年に入って何度目かの雪の朝になりました。
        天気予報では週末にかけ全国的に大荒れの模様で、各地でかなりの積雪が予想される
        ということですが、、、

        粉雪の舞う山道の木々は、まるで雪の花が咲いたようにどこか華やかにさえ見えます。


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        こんな雪の中でマンサクの花が咲いていました。
        白い真綿の様な帽子の下に、まるで踊子の様な黄色いマンサクの花びらが見えました。
        独特な花びらは、まるで春を迎え陽気に踊っているようにも見えますね。



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        マンサクは春の初め“まづ咲く”から“マンサク”と付けられたとか。
        ということは、やっぱり春を告げる花と言うことでしょうか。
        白い雪の中で健気に咲くマンサクの花に出会え、ほっと心が暖かになりました。



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        もどりしな、山の崖ぞいに大きなマンサクの木があるのを発見!!
        今まで何度か歩いていても気がつかなかったのに、、、

        白い雪の枝の下にびっしりとついたマンサクの花は雪のお陰で出会え
        たのかもしれません。
        満開のマンサクの花はどんなでしょう??
        早く見てみたいです。


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        チィ、チィと高い木の上で鳥の鳴き声はするのに野鳥の姿はなかなか見えません。
        こんな雪に日は、野鳥はどんな所で過ごしているのでしょう?

        野鳥は諦めての帰り道、樹の植え込みの陰で動くものが、、、、トラツグミでした。
        ツグミは以前見ていますが、トラツグミは初めてかもしれません。

        これがトラツグミなんですね。
        名前のとおり体全体の模様がまるでトラの縞模様に似ています。
        小雪の舞う中でしきりに餌を探してうろうろ、でも逃げる様子もなく写真に
        収まってくれました。


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        トラツグミはスズメ目ツグミ科で体長はヒヨドリぐらいでしょうか。
        日本では留鳥で各地でみられるようですが、北海道では夏鳥として飛来するのだそうです。

        ネットで調べてみるとトラツグミの鳴き方は独特で、特に夜静まった森の中でキーン、キーン
        という金属音やヒーィー、ヒーィーと鳴く声は不気味だとか。
        この姿からは想像できない鳴き声のようで、静かな夜中一度聞いてみたい気がしました。