風のたより

つれづれに

             ~~~ キキが天国へ旅立ちました ~~~

2019-01-29 | 



昨日正午過ぎ(12:10)キキが天国へと旅立ちました。

まだ数えて四歳という、あまりにも早い旅立ちでした。

まだまだ幼かったのに、、、

もっともっと一緒に遊びたかったのに、、、

昨晩は自宅でお線香をあげ、お経を唱えました。





”キキちゃん、やっと楽になったね!”

”最後までほんとうによく頑張ったよ!”

キキをお花でいっぱいに飾り、カリカリのご飯、おやつのオチュール、大好きだった猫じゃらし
のおもちゃを入れました。

今日の午後はお世話になったKさんと一緒にペット霊園の葬儀場に向かいました。





葬儀に使う写真をあれこれ探し、ゆうべやっとプリントアウトした数枚の写真の中に
ジジと一緒の写真も一枚加えました。

仲良しだったジジのこと、決して忘れることはありません。





我が家に来てからのキキ、あんなこともあった、こんなこともあった。

今はもうみんな良い思い出に、、、





桜の木の下で遊んでいた野良ちゃん時代の可愛いキキ、私の好きな写真です。

まだまだこの時は小さかったですね。





葬儀会場へ行く前に、、、キキが好きだったこの籐椅子に座って。

”キキちゃん、このお家ともおさらばだね、このお家で過ごしたこと忘れないでね!”

”キキちゃん、じゃ出発するよ!”





以前モモスケ君の時と同じペット霊園の葬儀場に入りました。

持参したキキの写真立てを係の方が綺麗にお花で飾ってくれました。





般若心経を唱え、ささやかながら心のこもった式となりました。

”キキちゃん、まっすぐ天国へ上って行きなさい。そこにはきっとモモスケお兄ちゃんが待ってるよ。
もしかしたら、もうジジもいるかもしれないね。

そこで美味しいものいっぱい食べて、みんなで楽しく遊んでね、モモスケ君お願いね!”





最後に飼い主の手の匂いをいっぱいつけたカードを枕元に入れました。

いつまでもこの匂いを嗅いで安心するように、、、

最後に残るのは香りとか。





火葬後は、この動物供養塔に合祀していただくことにしました。

たくさんのお友達と一緒なら、きっと寂しくないでしょう。

そして、いつでもここに来れば、キキに会えるのですから。





キキが亡くなる前日、不思議なことがありました。

以前我が家の庭に来たことのある白い猫がひょっこり現れたのです。

猫の不思議なテレパシーでお別れが近いことが分かり挨拶に来てくれたのでしょうか?

また留守の時お世話をお願いしたKさんが、きのう出先で何気なく見た時計の時間は
なんと12:10だったとか。

それはまさにキキが息を引き取った時間でした。

きっと、ありがとうを言いに行ったのだと思います。

猫の不思議です。

”とても短い時間だったけど、キキちゃん、たくさんの思い出をいっぱいありがとう、忘れないよ”

(合掌!!)


              ~~~ 体調の波、良い日、悪い日 ~~~

2019-01-26 | 



今のキキの体調には波があるようで、良い日、悪い日、楽な時間、つらい時間が交互に
やってくるようです。

今朝は、、、

朝方カリカリを食べるかすかな音で目を覚ましました。

脇に寝ていたキキがカリカリをたべているんです。

“あらー、自分でカリカリを食べている!!”ただそのことだけで嬉しい!!

食べる量は、ほんの少しですが嬉しい朝の出来事でした。





とてもこれでは足りないので、不足分は猫の大好きなこのスティック状の総合栄養食や
ウエットで補っています。

お薬の錠剤も砕いてこの総合栄養食の中に入れて、、、

自分であまり水を飲まなくなったので、水は病院で買ったこのシリンジで。

動物にとっても水分補給は大事なので、日に何度かシリンジで水を与えています。

数日前に深夜苦しそうにしていた時がありましたが、それはきっと水分不足もあったのでは
と反省し、今はちょこちょこ水分補給しています。





今のところトイレも自分で行ってます。

ただ前のように丁寧な砂かけはしなくなりましたが。

出来たときには”キキちゃん、偉いね!!”とほめて!!





今朝は比較的息遣いも楽なようなので、午前中ベランダに出しました。

やはり部屋の中ばかりより朝の新鮮な美味しい空気を吸い、小鳥の声を聞いたり
今のキキにとっては大切な時間です。





今できることを、いっぱい、いっぱいさせてあげましょう!!


              ~~~ ただひたすら苦しみに耐えて ~~~

2019-01-24 | 



その後のキキの病状は、日に日に厳しくなってきました。

数日前には食べれていた食事も、ここ数日の間に自分からは全く食べなくなってきています。

今は薬さえも指に着けてなめさせている状態です。

夕べも苦しそうな息遣いが続き、脇で背中をなでながらこんな可哀そうな状態が
いつまで続くのかと暗い気分になりました。

今日は午前中、今年に入って四回目の病院でした。

ステロイドの注射と五日分のお薬を頂いてきました。





家に戻ったキキは自分からキャリーバックから出て明るい窓辺に行きました。

ここ数日はづっと部屋の隅にじっとしている状態だったので、こんな明るい場所に
自分から出て行ったことがちょっと意外でした。

今朝の注射のお陰で、幾分気分は晴れたのでしょうか??

新鮮な空気が気持ちよかったのか、いつまでもじーっと動きません。

多分貧血もあるのでしょう。

硝子戸を開け網戸にして新しい空気を吸わせてあげました。





つい2週間前までは日光浴の為一日一回は入っていた三段ゲージですが、いまやもう
この中に入ることはないでしょう。

じっと眺めるキキは、何を見ているのでしょう??





数日前にはこんなことがありました。

弱った体ながら階段を下りて和室の前の廊下の前でじーっとしています。

ここは気分のすぐれないキキにとって、冷たい廊下は気持ちがよかったのでしょうか?





息が苦しいときにはなぜか首を段ボールの端にかけてじっとしているときもあります。

その姿は苦しみにひたすらじっと耐えているようで、見ているこちらの心も痛みます。

誰も恨まず、誰に助けを求めることもせず、、、、その健気さには教えられることも、、、





猫は自分の具合の悪いことを隠そうとする習性があるとか。

弱った自分を他人に見せることは命の危険に繋がるからでしょう。

又、猫は具合の良くない時には、”暗くて冷たくて狭い場所”を好むと聞きましたが、
キキはまさにそんな感じです。

”こんな状態でよくがんぱってるね、本人は相当苦しいと思いますよ”と先生に言われました。

キキが必死で生きようとしている姿に、飼い主も今はただ一緒に耐えるしかありません。


                  ~~~  生きとし生けるものの命の輝き ~~~

2019-01-19 | 



冬の朝、朝日のさして込む庭に、ぽっかりと綿毛のような丸いこれは???

どうやらツワブキの終わりがけの花のようです。

逆光の朝の光の中で、どこまでも可愛いツワブキの綿毛です。





リビングにいたキキをお掃除の間だけ隣の和室へ~~~

久しぶりの和室にくつろぐキキちゃん。





いつの間にか先住猫のモモスケ君の写真の前にちょこんと座って、、、

何を思っているのでしょう???






このお部屋で兄弟猫のジジと一緒に、ごろんごろんしていた頃を思い出しているのでしょうか?

今となっては、すべてはまるで夢の中の出来事のよう~~~

たしかにこの部屋に、キキとジジが並んで窓から通りを眺めたり、庭に来る鳥の声を聴いたりしていたのです。





最近日に日に食欲の落ちるキキに、今日はサバを焼いて身をほぐして与えてみたら
けっこう食べました。

猫は食べなくなったら危ないと言われているので、何とかだましだまし手を変え品を変えて、、、

以前のキキでは考えられない現状です。

あんなに食べることが大好きだったのに、、、

病院に連れて行ったら、また一つお薬が増えました。





最近こんな猫に関する本を読みました。

ニュージーランドに暮らしていたジャーナリストの女性が、飼い猫と大切な家族との23年にも及ぶ
日々のことを書いた実話です。

偶然飼うことになった子猫(クレオ、雌)の母親は、古代エジプト人が崇拝していたアビシニアンで、父猫は野良。

両親の良い所をもらい気高さと逞しさを兼ね備えた猫のクレオに育ちました。

名前のクレオは古代エジプトの女王クレオパトラからとったものだそうです。

家族の変遷の中で、その家族を23年間もしっかりと見守り、家族にたくさんの癒しを与えた大切な猫でした。

23年も生きる猫もいるのですね。

人にも運命があるように、猫にも逆らえない運命があるのでしょうか。

キキはまだまだ若く、まだ4歳です。(涙)


          ~~~ その後のキキちゃん(年末、年始) ~~~

2019-01-15 | 



平成最後のお正月が始まって早半月が過ぎました。

12月末に体調を崩したキキはあの後大晦日も病院でした。

大晦日にも病院がやっていることのありがたさと、午後になってもまだいっぱいの犬や猫が
いることに生き物の命に盆も正月もないことをあらためて実感しました。 





今年に入ってからも7日に病院でしたが、その後は10日ごとになり、いただいている
お薬の服用のほかには特別のことはなしでキキの様子を見ながらの緩和ケアになっています。


今のところ一時期の苦しそうな息遣いはなくなり食事もまあまあ食べれています。

ただ食べてる途中で、いらなくなると、まるでトイレが終わった後のように砂をかけるような
しぐさをするようになりました。

”もういらない!”という意味なのかどうかわかりません。

ちょっと体重は減ってしまいました。





寒い朝の”おくるみキキちゃん”

暖かい部屋を抜けてなぜかリビングへ???

最近はお水もお風呂場で飲みたがることが多くなりました。

まるで先住猫のモモスケ君のように。

どうして急にそうなったのか、なぜだか分かりません??





暖かい日差しの日には、久しぶりにベランダで日光浴です。

でも眩しいのが嫌なのか日差しが嫌なのか、なぜか日陰に移動したがります。

これも体調が本調子でないことが原因なのかもしれません。





でも寒い日には、やっぱり暖かなお布団の上がいいようで、、、

思いっきり手足を伸ばしている姿は今までと変わらないのですが、、、





いつの間にか暖かいお布団の上で、、、そろそろオネム??

いっぱい寝て、いっぱい食べて、早く元気になろうね!!

今はただキキの様子を静かに見守り、一日一日を大切に過ごしています。