風のたより

つれづれに

金沢の旅 その② 黄金の鎧兜と黄金の蔵

2020-02-08 | 金沢の旅



金沢と言えば金箔が有名です。

ひがしの茶屋街と近江町市場を回ってから金箔の工房をめぐりました。

最初に入った工房では、まづ地下に案内されました。





そこには加賀藩の前田利家公の黄金の鎧兜をつけた姿が鎮座し、利家公の物語が
プロダクションマッピングの演出と表現で見事に表現されました。

ここはまさに大迫力の「金箔の間」


黄金の鎧兜



入った途端始まったこの演出の凄さに一同びっくり感動でした。





その後は工房の中の見学となり、いろいろと説明を受けましたが、10円玉の大きさの金が
なんと畳一畳分にもなるという話にただただ驚き、日本の工芸のすばらしさを実感しました。





この後は金箔を扱った数々の工芸品の展示を見せていただきました。


























立雛にも衣装の中に金箔が扱われていました。

金額も豪華!!(笑)です。





もう一軒立ち寄ったお店では、奥に金箔が張られたお蔵があるというので見せていただきました。

「箔座 ひかり蔵」さん。





これがそのお蔵ですが、百年以上も経つ土蔵を、外壁は漆喰の壁に塗りなおし、純金とプラチナの合金箔
「純金プラチナ箔 永遠色」で仕上げたものとか。





お蔵の中の内装は、本来の壁の土に沖縄の泥藍を合わせ24kの純金箔によるグラデーションが見事です。

(外壁には金箔約20、000枚使用され、純金プラチナ箔 永遠色。内装は、純金箔24k)





こんなお蔵は生まれて初めて見ました。

日本には凄いものがあるものですね。





店先には、これまた金箔のお菓子が、、、、

金箔づくしの数々、、、、しっかりと目の保養をさせて頂いた今回の金沢の旅でした。


金沢の旅 その① 兼六園 

2020-02-05 | 金沢の旅



先月末になりますが、幸運にもご招待のバスツアーに当たり、金沢のバスの旅に出かけました。

朝早い出発の上、生憎の曇り空から小雨模様の天気でしたが、バスは一路北陸道をひた走ります。

家を出たときには真っ暗だった空も次第に明るくなってきました。





途中の休憩場所では、こんな大きくて綺麗な虹を見ることが出来ました。

虹を見ること自体最近ないこと、、、大きな虹に感激でした。





その数時間後、やっとバスは金沢の兼六園に入り、園内の「堤邸」で昼食。

甘えびや治部煮など美味しく頂きました。(治部煮の写真は欠けてしまい残念)





休憩後、いよいよ園内の散策が始まりました。

バスで偶然お隣になった方が、もう何度も来ているということで園内をご一緒しました。





兼六園はだいぶ以前に来て以来何年ぶりでしょう。

やはり落ち着いた日本庭園の美はいいものですね。





園内の紅梅も咲いています。





冬の金沢兼六園と言えば、雪つりの風景が有名ですが、、、、

今年は暖冬で雪がなく、せっかくの雪つりの情景も、、、ちょっと残念でした。





池に映る立派な松の姿、、、、

その向こうに高い雪つりが何本もそびえています。

冬場に雪つりの姿だけを見ることは、かえって珍しいことかもしれませんね。





ゆっくりと園内を回り、兼六園で有名なこの場所へやってきました。

「ことじ灯篭」、、、、兼六園というと必ず紹介される霞が池の端にある灯篭です。

偶然にも、ここにいたのは、、、、なんと白鷺???





白鷺は池の中をゆっくりと移動し、ちょうど良い位置に立ってくれました。

思いがけずのモデルさんの登場で、良い雰囲気の写真が撮れ白鷺さんに感謝です。





園内はどこを回ってもゴミ一つない佇まいです。

その園内に黙々と働く人々の姿が、、、、

この環境を支えているのは、こんな方々のお陰だったようです。





兼六園の散策後は,ひがし茶屋街へ、、、、

こんな狭い路地もあるんですね。





ひがし茶屋街を散策する頃は小雨が降り出しましたが、かえって風情があり落ち着いた
雰囲気を味わえました。

この後バスは金箔で有名な箔功館へ。