風のたより

つれづれに

                      ~~ 久々の松尾池 ~~

2012-11-29 | 野鳥




先日お友達に誘っていただき、久しぶりに松尾池に行ってきました。
池の水は予想通り少なかったのですが、周りの木々の紅葉は池に映って
とても綺麗です。







オシドリもいましたが、水が少ないためか池の端にみんなじーっとしています。
数年前に来た時には、みん元気に泳いでいたのですが、、、、、

溜池なので、何かの都合で水を抜いてしまったのでしょうか??







やっと数羽が池の中を動き出しました。
池に映る黄葉の中をスイスイと、、、、、

でも数年前に比べて今年はオシドリの数も少ないようです。







対照的にこの日はたくさんのヤマガラが元気に飛び回っていました。
森の中をピイーピイと忙しげにあっちの枝、こっっちの枝に、、、、

常連さんが持参したピーナッツを奪い合い???







やっと独り占めできて、さあ食べよう!!







一心不乱にピーナッツと格闘しますが、なかなか殻がとれません!!!










困ったなといった表情のヤマガラさん。
辺りを見回して思案げです。







ヤマガラをこんな近くで見たのは初めてです。
よーく見ると結構カラフルな羽の色です。

黒い頭の下の黒い目がちょっとわかりづらいのが難点ですが、、、、
ヤマガラさん、ごめんなさい!!
あなたのせいではないですね。(笑)







赤い紅葉の葉をバックに、こんなところを撮らせてくれました。















遠くにカワセミがやってきました。
その後ジョウビタキのメスの姿も見えましたが、悲しいかな私の200ミリのカメラでは
これ以上どうすることもできません。(泣)

写真はトリミングしています。







常連さんのカメラはこちら、、、、、了解を得て撮らせていただきました。
凄いですね!!!
これならクッキリスッキリ綺麗なカワセミの姿が撮れるのでしょうね。







この日は近くで見れたヤマガラさんに感謝です。






戻る頃にもまだ池の端でじっと動かないオシドリ達でした。
オシドリはいつまでいるんでしょう?
久々の野鳥とのふれあいが出来た楽しい一時でした。

このカメラで、へこたれずにまた会いに来るね!!!

                      ~~ 錦秋の香嵐渓 ~~

2012-11-25 | 撮影バスツアー




日本有数の紅葉の名所の香嵐渓へお友達と出かけてきました。
今回はじめての香嵐渓です。

鮮やかな紅葉が巴川に写り、まさに息を飲む美しさです。







東岡崎からのバスに揺られること約40分、バス停を降り橋を渡るとすぐに錦秋に彩られた
こんもりとした飯盛山が現れました。







巴側沿いには川面に映る紅葉を見る人がもういっぱいです。








香嵐渓は紅葉の名所で有名ですが、赤や橙や黄色とまさに色とりどり、、、、、
今年は特に10年ぶりの色鮮やかな色合いだそうです。








早速山道には入り、先ずは香積寺までの坂道をゆっくりと上がって行きました。
途中どこを見回しても鮮やかな紅葉の色に包まれ夢見心地です。







やっと香積寺に、、、、、
全山どこを見渡しても、まるで燃え立つような鮮やかさです。







香積寺の離れの窓越しに見えるお庭裏山の紅葉。
ここからさらに裏山の道を辿り山頂へ、、、、







途中何度も歩みを止めて美しい紅葉を見上げます。







香積寺から山を登ること約20分。
やっと飯盛山の山頂にたどり着きました。

皆さんここでしばし休憩し山頂からの眺めを楽しんでいます。







山頂で休憩後は、登ってきた道とは反対の北側の坂を下りました。
日差しに輝いた南側の紅葉とは違った表情の紅葉の色合いです。







やっと足助の古い街並みに降りてきました。
今降りてきた山道には、春先綺麗なカタクリの花が群生する場所があるようです。







山を降りてからしばらくの間は、川沿いからの眺めを楽しむことになり
川岸に降りて川面に映る水鏡を楽しみました。







途中から偶然出会った方とお話があいライトアップまでの時間を三人でお茶することに、、、、

そして周りが薄暗くなりはじめると待望のライトアップが始まりました。







昼間の表情とは一変した光に浮かび上がる紅葉、、、、、、
幻想的な風景にしばしうっとり、、、、







川面に映る紅葉の光景を今回ばかりは三脚を立ててパチリパチリ、、(笑)
お友達と丸一日今年の香嵐渓の素晴らしい紅葉を堪能しました。

聞きしに勝る、さすが天下の香嵐渓でした。

              石積みの街、、、そして日吉大社、滋賀院門跡、西教寺

2012-11-20 | 撮影バスツアー




比叡山山麓にある坂本には、穴太(あのう)衆積みと言われる独特な石垣があちこちにあります。

穴太衆とはその昔、主に寺院や城郭などの石垣施工を行った技術者集団で,石に手を加えない
自然石の野面積みが特徴だとか。

石積みの間からの苔がなんとも味がありますね。







昼食をとった後は、しばしこの穴太衆積みの石垣を見に近くを散策し、、、







午後からはこの日吉大社からの見学になりました。
赤い大鳥居をくぐって、、、、











もみじの坂道を登っていきます。
足元にもいっぱいのもみじの葉が、、、、







広い境内の散策路を登ったり下ったり、、、、
能舞台のような場所に出ました。







午後からの木漏れ日が綺麗です。






お仲間とパンフレットを頼りにやっと奥宮にたどり着きました。
拝殿前にはこんな立派なお神輿が二台並んでいました。






更に横の檜皮葺きの改修工事の見学に備え付けられていた階段を上ると、、、
改修工事中の檜皮葺きの屋根が現れました。

どうやらここは撮影禁止の場所だったようです。
全く知らずに撮ってしまいましたが、、、、(ごめんなさい!!)
でも何故ダメだったのでしょう??







帰り道に出会った日吉大社の赤い灯篭柱が印象的でした。







この後は歩いて日吉大社からそお遠くない滋賀院門跡へ。
階段を上った先に慈眼堂が見えます。







慈眼堂の前には大きな傘の灯篭がいっぱい、、、、
  






こんな大きな傘の灯篭はあまり見たことありません。
この場所は、時代劇の撮影に何度も使われた所とか。







裏手には歴代の天台座主のお墓がいっぱい並んでいました。
そして偶然にも撮った写真で歴史上の思わぬ方々の供養塔があることにびっくり!!

全く知らずに撮ってきた写真を調べると、、、、なんとなんと、、、
寫眞右から清少納言、真ん中が泉式部、そして左が紫式部の供養塔と分かりました。
こんなことに出会えるのも旅の感動です。








その後は、今日の最後の撮影場所の西教寺へはバスで移動です。






そろそろ陽も傾いて、ちょっと肌寒くなってきました。







坂道から階段を上ると、、、







琵琶湖が一望出来る場所に出ました。
まるで川のように見えますね。







西教寺本殿の周りを散策しながら、急ぎ足で最後の撮影を、、、、







そしてこの西教寺では、明智光秀とその一族の墓に出会いました。
大きくて立派な墓石でした。
この周辺は、歴史上の人物の菩提寺が多いようですね。

陽もいよいよ傾き、そろそろ集合場所になるバスに戻ることに、、、







湖岸道路を通る頃には、すっかり夕暮れとなり、、、
沈む夕日をバスの中からやっと収め、今日の撮影は終了となりました。







朝来た時見たうっすらと雪をかぶった伊吹山は、もう見えませんでした。

気心の知れたお仲間との楽しい秋の撮影旅行でした。
担当された皆様、本当にご苦労様でした。
来年はどこでしょう??
鬼が笑いますね。(笑)

                ~~  園城寺 (三井寺)  ~~

2012-11-17 | 撮影バスツアー




昨日は所属サークルの撮影ツアーに参加し、滋賀県にある園城寺や石積みの街として
有名な坂本の街を訪ねて来ました。

ここも紅葉前線はただ今真っ盛り!!!





鮮やかなもみじや楓が好天に恵まれた為か、いよいよまばゆいばかりに輝き、
私たちを大歓迎してくれました。






ここは滋賀県大津市園城寺町にある天台宗の総本山園城寺の山門です。
ちなみに園城寺は“おんじょうじ”と呼ぶのだそうです。

この園城寺は三井寺とも言われるとか。
園城寺と三井寺が同じであることを、今回初めて知りました。







三井寺というと「三井の晩鐘」で有名ですね。
山門を入ってすぐに晩鐘を収めた館があります。






そしてこれが「三井の晩鐘」で有名な鐘です。

大きくて立派なこの鐘の音は、夕刻にその美しい音色を山里に響かせていて
その音色のすばらしさは古くから知られ、「形の平等院、銘の神護寺、音の三井寺」
として日本三名鐘のひとつに数えられているのだそうです。

ちなみに一突き300円でした。
運良く突く方がいて荘厳で深い音色をタダで聞かせていただきました。(笑)





境内の見事に色づいたもみじを眺めながら、この寺のもう一つの見所でもある
三井の晩鐘の三井の名が付けられた所以の場所へ。






それがこの館の中にある「閼伽井屋」(あかいや)と言われる井戸です。






この湧き出る井戸の水を天智、天武、持統の三代の天皇が産湯として使われたことから
「御井」(みい)の寺と言われていたのだそうです。

中を覗くと今でも“ ぼこぼこ、、、”という音がして水が湧き出ていました。













境内には綺麗に色づいたもみじの絨毯が、、、、

更に境内をめぐり、三々五々に別れ好きな場所を見つけ撮影が続きます。







境内の片隅にはこんな美しいお顔の石像が二体鎮座されていました。
参拝者は意外に見逃してしまい、素通りしてしまうとか、、、、







そしてこちらは重要文化財にもなっている三重塔。






撮影に夢中になっているうちに、すっかりお昼が過ぎてしまいました。

撮影をここで一休みして、皆さんと楽しみのお食事タイムとなりました。
場所は園城寺近くの“名勝庭園の膳処”として有名な芙蓉園本館で。







中に入るとお食事処から池泉回遊式庭園を眺めながら食事が楽しめます。






湯葉を使った懐石料理のお食事を楽しみながら、しばし雑談で休憩し、、、、






その後はお庭の方に回り、江戸初期に作られたという池泉回遊式庭園を拝見
させていただきました。






お庭には富士山を形どったこんな変わった築山が、、、、、
中は洞穴になっているようでした。


次回は穴太衆積みの街並みと滋賀院門跡と西教寺をアップの予定です。

                  ~~ 秋色いっぱい、、、、自然遺産の森 ~~

2012-11-12 | Weblog




立冬を過ぎて、いよいよ今年の紅葉もやっと色鮮やかになってきたようです。
我が家の庭のシデコブシ、、、、ちょっと渋い色合いですが。











久しぶりに自然遺産の森に出かけてみました。
静かな山あいの紅葉はもう始まっていました。







茅葺きの門をくぐり、ここからちょっと森の小道を、、、、














山もみじやナンキンハゼのみごとなグラデーションが綺麗ですね。
朝日に映えていっそう鮮やかです。






しーんとした森の高い木々も、うっすらと色づいています。
しきりに小鳥の声が、、、ヤマガラかシジュウカラのようですが、、、、











ナナカマドもこんなに鮮やかなグラデーションになるのですね。
ふっと足を止めてしまいました。

木に絡まる黄色い蔦とは対照的な真っ赤なもみじの落ち葉が印象的です。






今年は長く暑い夏だったため例年より幾分紅葉が遅れているということですが、
鮮やかにしっかりと色づいた今年のもみじの葉です。







山道には綺麗な落ち葉に混じって、、、、これは朴の葉???
落ちている葉っぱを見て、ここに朴の木があることに気付きました。







木の周りを取り囲む黄色い蔦のネックレス!!
なかなかおしゃれな秋の装いですね。











みじかな場所で紅葉の鮮やかさを十分楽しめました。

自然遺産の森、今が紅葉の見頃かもしれませんよ。
一度お出かけください!!