風のたより

つれづれに

     ~~~ 香川県の旅(番外編)・・・高松港ベイエリア ~~~

2019-06-03 | 香川県の旅



香川県の旅として、今回とても気に入ったベイエリアの写真が残っていましたので
番外編としてアップします。

多くのフェリーの発着所のこの場所には、変わったデザインの高いニ本のポールが建っています。





実はこれもアート作品で、題名が「リミナル エア」というものだとか。

瀬戸内のアートの旅の玄関口にふさわしいシンボルタワーのようです。





このシンボルタワーの場所から奥に歩いていくと、多目的広場があり、
この日は豪華客船が接岸していました。





その客船の前に広がる広いバラ園には、なんとこの船の船長さんらしき方の姿があり
クルーの人と一緒に綺麗なバラを鑑賞されています。





この日はバラも丁度見頃で、見物客の方の中には、この船長さんに声をかけ一緒にカメラに
収まる方の姿も、、、





クルーの方々も、数時間後の出航までの一時を、バラ園で楽しまれているようでした。





乗船者は夕方の出港までの時間、各々自由時間をこの高松港のベイエリアで過ごしているようです。

船はその間に出港の準備でしょうか?





このバラ園の近くに変わった物が???

まるで巨大なヤシの実のようなオブジェです。





どうやらこれもアート作品のようで、中に入れる長い斜めの登り板があります。

作者は台湾の方で作品名が「国境を越えて・海」

大きなヤシの実が流れ着いたイメージでしょうか???

台湾と日本とのつながりを象徴するオブジェのようです。





中をのぞくと、、、、何とも不思議な空間が広がっていました。

前に置かれた棒でこの大きなドラをたたくと、、、大きな鈍い響きがしました。





日中の暑さも一段落した夕方、やっと豪華客船が出航していきました。

ボンバヤージュ!!

次の寄港地はどこでしょう???





港をちょっと離れ街の中心街へ~~~





今回の旅を思い出しながら、ライトアップされた街を眺めました。

近いうちにまたぜ訪れたい高松でした。


~~~ ミシュランが認めた庭園美・・・栗林公園 ~~~

2019-05-29 | 香川県の旅



香川県の高松市に来て、これを見ない手はありません。

国の特別名勝にもなっている「栗林公園」です。

高松市での最後は「栗林公園」をボランティアガイドさんとご一緒にゆっくりと
園内を散策することができました。





園内はとても広く総面積は約23万坪とか。





園内に入ると立派な松がお出迎えです。





最初に案内されたのが、この「鶴亀の松」でした。

鶴と亀、なんて縁起が良いんでしょう。

亀の背中に鶴が舞っているように見えます。





ここ「栗林公園」には、1400本の松の木があり、そのうちの1000本は人の手が入っているとか。

まるで盆栽のような手入れの行き届いた松の姿にうっとりです。





広い公園の裏手には、紫雲山が控えています。

まるで紫の雲がたなびいているような~~~





次に説明を受けたのが、この「根上り五葉松」です。

樹高約8m、幹回り約3.5mの巨木になった「根上り五葉松」は樹形が見事で園庭に独特の
雰囲気を出していました。

これも昔の庭師の方々の精魂込めた仕事の成果でしょうね。





ちょうど若い庭師の方が松の手入れ中でした。

こうして松の枝一本一本に丁寧に鋏を入れられるのですね。





池の中に築山が見えます。

植え込みの形がハート型??





やっぱり大きなハート型です。

植栽のこんな遊び心がいいですね。





「栗林公園」は、世界が認めた庭園美としてミシュランが三つ星をつけた名園だそうです。

(ミシュラン、グリーンガイド、イン、ジャポン)

この日も海外からの観光客の方々が、たくさんみえていました。





栗林公園での一番の見どころは、この飛来峰からの眺めということですが、階段を登って
眺めた景観は、、、、素晴らしい!!





園内の松は、どの松を見ても完璧に仕上がっていて、その見事さは本当に盆栽を見ているようでした。





石と松と池、見事な庭園美に、しばし足が止まります。

どこか心が洗われるような、、、





池にかかる九十九折の橋、風情がありますね。





大きな池の中を一羽のサギが、さーっと横切りました。

どうやらこのサギは、この池の住人とか。





松の間から、そーっと覗いてみると、、、





いましたいました、先ほどのサギが、、、

「栗林公園」の広い園内も、ボランティアガイドさんのお陰で効率よく回ることができました。

香川県高松市の旅は、フェリーに乗って男木島や女木島を回ったり、たくさんの猫さんたちにも出会え
父母ヶ浜にも行くことが出来、ほぼ予定通り回ることができ満足のいく楽しい旅となりました。


     ~~~  日本のウユニ塩湖  ~~~

2019-05-27 | 香川県の旅



今回初めて訪ねた香川県の高松市ですが、高松市からほど近い場所に”日本のウユニ塩湖”と
言われる場所があることを知り、ぜひ行ってみたいと高松から初めて予讃線に乗りました。





電車で約1時間、最寄りの駅からはコミニティーバスに乗り換えて20分ほどで目的地に到着です。

父母ヶ浜といわれる海岸沿いにやってきました。

約1キロに渡って海岸が続いています。

この場所が一躍話題のスポットとなったのは、夕暮れ時の幻想的な写真がきっかけとか。





大きな水だまりに映る雲が綺麗です。

ここ秩父ヶ浜は南米の「ウユニ塩湖」のような美しい水鏡が見られると、今やSNSを中心に
話題を呼んでいる場所だそうです。





水だまりの向こうではもう何組かのグループが写真を取り合っています。

たしかに水鏡に映るシルエットが面白い!!





若い三人のグループから”すみません!!写真を撮ってもらえますか?”と声をかけられました。

スマホではなく一眼を持っていたので目立ったのかもしれません。

快くOKし、代わりにこちらもモデルになってもらって、、、パチリ!!

若いということは素晴らしいですね。

写真の方は、ちょっと近すぎの上ボケていて残念!!(笑)





雲の流れも時々劇的に変わります。





次第に人も多くなり、それぞれ思い思いに並んだり飛び上がったり~~~

この場所はインスタグラムで徐々に知られるようになり、今や全国的になった場所とか。





風のない引き潮の時間帯に水溜りすれすれのカメラアングルにより上下対称の面白い
写真が撮れると話題になったそうです。





本物のウユニ塩湖のある南米ボリビアまではなかなか行けませんが、ここならこれからも
来られそうです。

ここには3時間以上もいたでしょうか。

広い砂地は殆どぬかるんでいて座る場所は無しでしたが、やっと腰を下ろせる場所を見つけ
風景を眺めながら、しばしの時間を過ごしました。





やがて陽も傾き、だんだん夕景の時間がやってきました。





ここからは、次第に落ちていく夕日を追って~~~




















この父母ヶ浜は、「日本の夕陽百選」にも選ばれているだけあり、すばらしい夕景でした。

本当はこの後の落日後のマジックアワーを見たかったのですが、残念それは許されず
最終のコミニティーバスに乗り最寄り駅に戻りました。

またいつか訪れたい香川県の好きな場所になりました。