風のたより

つれづれに

                  ~~~~~    春が来た!!! ~~~~~

2014-03-29 | Weblog



暖かい陽気に誘われて庭の花々が一期に咲きだしました。

白木蓮、ピンクのシデコブシ、そして真っ赤な椿。
次々に花が開き、庭は一気に明るくなりました。

















今日あたりは、早くも庭の白やピンクの花びらが春風に散りはじめています。
一気に明るくなったと思った庭も、一番綺麗な時期はあっという間に過ぎていきそうです。

花の命はやっぱり短いですね。

次に咲きだすのは、マユミと土佐ミズキです。

               ~~~   ドラゴンフツーツ、アップルマンゴー&パパイヤ  ~~~

2014-03-26 | Weblog



出先のスーパーで珍しい南国のフルーツを見つけました。

可愛いピンクのドラゴンフルーツ、黄色いパパイヤ、そしてリンゴによく似たアップルマンゴー。
普段はあまり目にすることも食べる機会がないものばかりです。

特にドラゴンフルーツはまだ一度も食べたことがありません。
早速買ってきて試食です。





初めてまじかに見るドラゴンフルーツ。
色も形も独特ですが、味は一体どうなんでしょうか?

ドラゴンフルーツはサボテン科の多肉植物で原産国はメキシコ、中央アメリカやベトナム、
マレーシアなど東南アジア、台湾、中国南部などとか。
日本でも九州や沖縄など栽培されているようです。

サボテン科だとは思いませんでしたが、言われてみれば、、、、





実を二つに切ってみると、、、
白い果肉の中に黒いゴマ状のものが点々と、、、なんか可愛いですね。

なんでもこのゴマ状の種子は腸を刺激して便秘を改善してくれるんだそうです。
そのほかビタミンやミネラル分が多く含まれ、シミ予防、貧血予防、高血圧、便秘予防、骨密度増加、
などにもいいとか、、、

味は正直ちょっと期待外れで、あまり甘みがありませんでしたが、これだけ効能があれば、、、(笑)





次はアップルマンゴー。

ただのマンゴーではなくアップルマンゴーと言うだけに普通のリンゴによく似ています。
ただちょっと普通のリンゴより形がいびつですが、、、

マンゴーは何度か食べていますが、アップルマンゴーは初めてです。
果物の王様と言われるマンゴーの味は、、、??





切り方を間違えたら、まん中には大きな種が、、、、
ちょっと熟れすぎていたようで、、、でも甘さは十分でした。

アップルマンゴーは、インド原産ウルシ科とか。
人によってかぶれることもあるのだそうです。

またアップルマンゴーは、耐寒性に優れ(5度ぐらいまで)温室なしでも育てられるので
最近人気があるのだとか。





最後の試食はこのパパイヤ。
黄色い果肉の中には黒い種がいっぱい。

パパイヤはスーパーの果物の中で最近よく目にしますが、あまり買うこともなかったので
パパイヤを口にするのも久しぶりのことです。





試食の結果一番美味しかったのは、、、、このパパイヤでした。

パパイヤもメキシコ原産のようですが、最近はタイやフィリピン辺りからいっぱい輸入品として
入ってきているようで、果肉は細かくカットした乾燥フルーツとしてもよく見かけますが
やっぱりフルーツは生が一番ですね。

低脂肪で食物繊維を多く含むパパイヤは、コレステロールを下げる効果があるとか。
せっせと頂きたい果物です。

                  ~~~~~   蕗味噌のパスタ   ~~~~~

2014-03-21 | 手作り



春のお彼岸にふさわしい暖かい日になりました。

“暑さ寒さも彼岸まで”の例えのとおり、そろそろ寒さも終りとなる頃ですが
春の気温は三寒四温、そう簡単ではないようですが、、、、

運よく春の香りの蕗のとうがたくさん手に入りました。
天ぷらもいいですが、今回は蕗味噌を作ってみることにしました。





ざっと水で洗った後は、たっぷりの沸いたお湯の中に一つまみの塩を入れて
さっと20~30秒ほど湯がきます。





冷ました後はみじんに細かく刻みます。

湯がく前は鮮やかな萌黄色の蕗のとうが、みるみる黒ずんできました。
湯がいて灰汁をとったはずですが、これだけ灰汁が強いのでしょうね。





ここで蕗味噌に使う味噌を準備します。

赤みそに残っていた日本酒と砂糖を混ぜておきました。
味噌も砂糖もお好みで、白味噌でもいいですし、入れる砂糖の量もお好みですが
私はせっかくの蕗の苦味が好みなので砂糖は控えめにしました。

みりんを使う方法もあるようですが、今回はみりんの代わりに料理酒として使っていた
日本酒を少々。





この間にも、刻んでおいた蕗のとうは、もうこんな色に、、、、

この後まな板にも黒い灰汁が付いてしまい、急いで水洗いしました。





次にフライパンに油を入れて刻んだ蕗のとうを炒めていきます。

ふわっと蕗の香りが立ち込めてきました。





この後は、先ほど用意した味噌を入れてゆっくりと炒め、味噌と蕗がよく混ざる様に
練っていきます。
これで春の味のほろ苦い蕗味噌の完成!!

出来あがった蕗味噌はいろいろに使えます。
焼魚やお豆腐の上にのせたり、納豆に混ぜて使ったり、おにぎりの具にしたり、
焼なすの上に塗ったり、、、





今回は、この蕗味噌を使いパスタを作ってみました。

熱々に茹であがったパスタに蕗味噌をたっぷり載せて、、、
うーん、なかなかのお味です。
大人のパスタっていう感じでしょうか。
季節限定のパスタかも知れません。

一足先に春を先取りしたような一品になりました。

                 ~~~~~   美しすぎる鵜匠さん   ~~~~~

2014-03-18 | Weblog



先日、中仙道鵜沼宿春まつりが行われ、その中で珍しい若い女性鵜症による木曽川鵜飼の
実演が行われました。

この美しすぎる話題の若い女性鵜匠さんは、木曽川鵜飼で活躍している稲山琴美さん。
東海地方で初の女性鵜匠ということで去年すっかり話題になった女性です。





横顔もとっても綺麗な若い女性で、その場の雰囲気も華やいできました。
笠折れ烏帽子に腰蓑を付けてのいでたちは、男性鵜症と同じです。





祭り会場に設けられた特設会場には、鵜飼の様子を見ようと朝からいっぱいの人が詰め掛けました。
やっぱり若い女性鵜匠さんということで、皆さん興味深々というところです。





実演前には、鵜の話や、これから行う鵜飼の手順など細かい丁寧な説明がありました。
毎年、木曽川鵜飼は6月1日から10月15日まで毎日行われます。





鵜たちも実演を前に説明に参加しています。





一通りの説明の後、いよいよ実演が始まりました。
笑顔で手綱さばきもをする女性鵜匠さんを見るのは、見ている方もなんか新鮮な感じです。





鮎や川魚などをいっぱいに飲み込んだ鵜を引き上げて、、、、





くわえた鮎をはかせます。(ちょっぴりかわいそうですが、、、)
鵜は6,7匹くわえてました。のどが二倍ぐらい膨らむのだそうです。





その後もう一度水の中へ戻し、再び鮎や川魚を飲み込ませます。





数回のショーのあと、やっと実演が無事終了!!
仕事をやり遂げた鵜に、笑顔でねぎらいの言葉をかける鵜匠さん。





鵜もやさしい綺麗な鵜匠さんに、うれしそうに答えているような~~~(笑)

あっという間の時間でしたが、まじかで実演を見せて頂くことが出来ました。
木曽川鵜飼は何度か見ていますが、今回のような若い女性鵜庄さんによる実演は初めてでした。



                 ~~~~~  土佐文旦でマーマレード作り  ~~~~~

2014-03-15 | 手作り



毎年今頃の季節になると、親戚の高知から土佐文旦が届きます。

今年も10個入りの大きな文旦をいただきました。
南国高知の特産品の文旦は、早春の香り運んでくれる嬉しい季節の送りものです。

いつもはそのまま頂いていましたが、今年はこの土佐文旦でマーマレード作りをしてみました。





一個がけっこう大きくて重く、実がびっしりと入っています。
又この文旦の皮はけっこう厚く、剥き方にも手順があります。

先ずは文旦の頭とお尻の部分を落とします。
そのあと皮の部分に6~8の包丁の目を入れ外皮を剥いて中身を取り出します。
白いワタの部分は苦味が出るのである程度取っておきます。

ここからがちょっと面倒ですが、、、

その外皮の部分をたっぷりの水に入れて煮こぼすこと2,3回。
煮こぼした後は,ギュッと絞ります。
これを怠ると苦味の残るマーマレードになってしまうとか。

この後皮の部分を千切りにして一晩水につけておきます。(写真撮り忘れました)
とにかく水に晒して苦味を取ることが肝心のようです。





いよいよ翌日、文旦のマーマレード作りです。

今回は文旦の皮4個分と中身を1個分使いました。
甘みはお好みですが、味見をしながら砂糖を加え煮詰めます。

最初は30分以上煮詰めていても、なかなかとろみがついてきません???
不思議に思いもう一度ネットで調べたレシピを見ると、種を煮詰めるとペクチンが
出るので、それを加えることでとろみがつくとありました。

さっそくこの煮汁を加えると、、、あら不思議!とろみがついてきました。

このペクチンが重要なんですね。
これがないと、とろみがつかないしペクチンの有効成分も取れないようです。





ペクチンは、とろみ成分で、水溶性の食物繊維なのだそうです。
また血糖値の上昇を抑えたり、血中コレステロールを下げる働きもあるとか。
少々高めの私には、これをとらない手はありません。(笑)
煮沸消毒した瓶に詰めて二日がかりでやっと文旦のマーマレードが完成しました。

果物は実と皮の間に一番栄養があると言われますから、実も皮も食べられる文旦は
残すところがない貴重な果物と言うことになります。

さっそく試食してみると、、、ちょっと酸味のある独特のマーマレードが出来ました。
甘さも丁度よかったようです
文旦作りの二日間は、部屋に文旦の爽やかな香りが立ち込めていました。