風のたより

つれづれに

                   ~~~~~  文旦でマーマレード作り  ~~~~~

2016-03-22 | 手作り




いつもこの時期になると高知から頂いた美味しい文旦でマーマレード作りがしたくなり、
今年も忙しくなる前に作ってみました。

作り方はいろいろあるようですが、今回は文旦の生産で有名な本場の高知のNHK高知放送局が出していたレシピを
参考にさせていただきました。





今回は文旦の皮は約4個分と果実を一個分使いました。

先ずは文旦の皮の白い部分を取り適当な幅の千切りにします。
この白い部分があると苦みが出るようです。





たっぷりのお湯で5~7分ゆでてざるに上げ水を切ります。





そのあと水に浸け水を変えて3回ほどもみ洗いし、最後によく水を切っておきます。

これで灰汁と苦みがなくなるのかもしれませんね。





よく水を切った文旦を鍋に戻し、この中に砂糖と文旦の果実を入れ中火で10分ほど煮込みます。

砂糖は文旦の重さとほぼ同じのようですが、ここはお好きな甘さでどうぞ~~~
ここでお塩を少々入れると甘さが増すようです。





さらに水気がなくなり照りが出るまで15分ほど煮込みます。

最後に火を止めてからレモン1個分を絞り混ぜ合わせます。

ここでとろみが出るはずなのですが、、、、、なんだかとろみが足りないようで???
ちょっと不満ですが、、、とりあえず完成ということで煮沸消毒した瓶に詰めました。

幼稚園が春休みになると孫達が来るので二つはバーバからのプレゼントに!!





ヨーグルトに添えてちょっと味見!!

まあ酸味も甘みもちょうどいいようで、取り合えず今年の文旦でのマーマレード作りは終了です。




             ブルーベリージャムと秋のちらしずし

2015-09-16 | 手作り



ここ数日気持ちの良い秋晴れが続いています。

水害や阿蘇山の噴火など日本はまだまだ被害のニュースが続きますが、
そんな災害にあわれた方々には申し訳ない様な、さわやかな秋晴れです。

いつの間にか庭の片隅には彼岸花が咲きだしました。
この花が咲くと秋の彼岸ももうすぐです。

そして、秋は収穫の時期でもあります。





今年は庭に植えたブルーベリーに例年になく実がたくさん付きました。

そのまま食べてもいいのですが、今年はジャムを作ることにし、摘み取った実を
ゆっくり火にかけます。





ブルーベリーだけでも十分美味しいのですが、たまたま冷蔵庫にあったリンゴをすりおろして。

リンゴの酸味はペクチンの変わりにもなるようです。(レモンがなかったので・・・)
お砂糖はお好みの量で~~~

リンゴは大好きなので、大好きな物を二つ一緒に入れたらきっともっと美味しくなるはずと
欲張りました。(笑)





煮詰めること数十分、、、、、美味しいブルーベリーとリンゴジャムが出来あがりました。
沸騰消毒した空きビンに入れて~~~





出来あがったジャムは、パンにつけたりヨーグルトに入れたりと便利に使えます。





先日、出先のデパートの地下で見つけた美味しそうな季節のお弁当。
色どりを見ても食欲の秋を感じますね。





ということで、、、、こんな色どりのサラダを作ってみました。

赤、黄色のパプリカに紫キャベツを入れただけでもぐっと彩り豊かになりました。
それに湯どうしした豚肉とブロッコリーに、トマト、キューりも入れて盛りだくさんに。

ドレッシングも二種類添えて、、、
色あいだけは、ちょっと秋の風情が出たようで~~~





そして今日は、秋のちらしずしを作ってみました。

具にはシイタケ、にんじん、油揚げを煮て。
後は錦糸卵とゆでておいたインゲンを添え、ちょっと秋の気配を感じる一品になりました。

今年は夏の猛烈な暑さの割には心配した残暑がなくほっとしています。
このまま穏やかな秋になってほしいと思っていますが、、、、、、


★ ★ ★ ★ ★ ★

災害にあわれた方々には、心よりお見舞い申し上げます。
一日も早い復興をお祈りいたします。


                  ~~~~~   蕗味噌のパスタ   ~~~~~

2014-03-21 | 手作り



春のお彼岸にふさわしい暖かい日になりました。

“暑さ寒さも彼岸まで”の例えのとおり、そろそろ寒さも終りとなる頃ですが
春の気温は三寒四温、そう簡単ではないようですが、、、、

運よく春の香りの蕗のとうがたくさん手に入りました。
天ぷらもいいですが、今回は蕗味噌を作ってみることにしました。





ざっと水で洗った後は、たっぷりの沸いたお湯の中に一つまみの塩を入れて
さっと20~30秒ほど湯がきます。





冷ました後はみじんに細かく刻みます。

湯がく前は鮮やかな萌黄色の蕗のとうが、みるみる黒ずんできました。
湯がいて灰汁をとったはずですが、これだけ灰汁が強いのでしょうね。





ここで蕗味噌に使う味噌を準備します。

赤みそに残っていた日本酒と砂糖を混ぜておきました。
味噌も砂糖もお好みで、白味噌でもいいですし、入れる砂糖の量もお好みですが
私はせっかくの蕗の苦味が好みなので砂糖は控えめにしました。

みりんを使う方法もあるようですが、今回はみりんの代わりに料理酒として使っていた
日本酒を少々。





この間にも、刻んでおいた蕗のとうは、もうこんな色に、、、、

この後まな板にも黒い灰汁が付いてしまい、急いで水洗いしました。





次にフライパンに油を入れて刻んだ蕗のとうを炒めていきます。

ふわっと蕗の香りが立ち込めてきました。





この後は、先ほど用意した味噌を入れてゆっくりと炒め、味噌と蕗がよく混ざる様に
練っていきます。
これで春の味のほろ苦い蕗味噌の完成!!

出来あがった蕗味噌はいろいろに使えます。
焼魚やお豆腐の上にのせたり、納豆に混ぜて使ったり、おにぎりの具にしたり、
焼なすの上に塗ったり、、、





今回は、この蕗味噌を使いパスタを作ってみました。

熱々に茹であがったパスタに蕗味噌をたっぷり載せて、、、
うーん、なかなかのお味です。
大人のパスタっていう感じでしょうか。
季節限定のパスタかも知れません。

一足先に春を先取りしたような一品になりました。

                 ~~~~~  土佐文旦でマーマレード作り  ~~~~~

2014-03-15 | 手作り



毎年今頃の季節になると、親戚の高知から土佐文旦が届きます。

今年も10個入りの大きな文旦をいただきました。
南国高知の特産品の文旦は、早春の香り運んでくれる嬉しい季節の送りものです。

いつもはそのまま頂いていましたが、今年はこの土佐文旦でマーマレード作りをしてみました。





一個がけっこう大きくて重く、実がびっしりと入っています。
又この文旦の皮はけっこう厚く、剥き方にも手順があります。

先ずは文旦の頭とお尻の部分を落とします。
そのあと皮の部分に6~8の包丁の目を入れ外皮を剥いて中身を取り出します。
白いワタの部分は苦味が出るのである程度取っておきます。

ここからがちょっと面倒ですが、、、

その外皮の部分をたっぷりの水に入れて煮こぼすこと2,3回。
煮こぼした後は,ギュッと絞ります。
これを怠ると苦味の残るマーマレードになってしまうとか。

この後皮の部分を千切りにして一晩水につけておきます。(写真撮り忘れました)
とにかく水に晒して苦味を取ることが肝心のようです。





いよいよ翌日、文旦のマーマレード作りです。

今回は文旦の皮4個分と中身を1個分使いました。
甘みはお好みですが、味見をしながら砂糖を加え煮詰めます。

最初は30分以上煮詰めていても、なかなかとろみがついてきません???
不思議に思いもう一度ネットで調べたレシピを見ると、種を煮詰めるとペクチンが
出るので、それを加えることでとろみがつくとありました。

さっそくこの煮汁を加えると、、、あら不思議!とろみがついてきました。

このペクチンが重要なんですね。
これがないと、とろみがつかないしペクチンの有効成分も取れないようです。





ペクチンは、とろみ成分で、水溶性の食物繊維なのだそうです。
また血糖値の上昇を抑えたり、血中コレステロールを下げる働きもあるとか。
少々高めの私には、これをとらない手はありません。(笑)
煮沸消毒した瓶に詰めて二日がかりでやっと文旦のマーマレードが完成しました。

果物は実と皮の間に一番栄養があると言われますから、実も皮も食べられる文旦は
残すところがない貴重な果物と言うことになります。

さっそく試食してみると、、、ちょっと酸味のある独特のマーマレードが出来ました。
甘さも丁度よかったようです
文旦作りの二日間は、部屋に文旦の爽やかな香りが立ち込めていました。

         雪化粧の朝

2012-01-28 | 手作り



窓を開けると、外はうっすらと雪化粧の朝になりました。
いつもの散歩道も、雪のお化粧をしただけで、ちょっと幻想的!!




 
いつも見慣れている景色なのに、まるでどこか違った所に来たような気分です。





高台からの家並みも今日はいつもと違う表情も見せてくれていました。





帰り道も今日はちょっと遠回りして、、、





湖面に映る木々、、、、静寂な雪の朝のひとときです。





朝の散歩から戻って暖かいミルクティーと手作りのキンカンのジャムを載せたトーストで、、、

先日取ったキンカンはジャムにしてみました。
甘露煮でも良かったのですが、今回はジャムに挑戦。
作り方はいたって簡単!!





へたを取って水洗いしたキンカンを、ひたひたの水で一煮出しします。
一煮出しした方が甘味が出ると聞いたのですが、、、





一煮出ししたキンカンはふっくらとなり、色も鮮やかになりました。





実は半分から横に切り中の種を出します。
この作業がけっこう面倒なのですが、、、たんたんと種抜きします。(笑)





種を取った実はここでミキサーにかけます。
ジャムを滑らかにするには裏ごしするといいようですが、、ここでは省略です。





ミキサーにかけた実は、ここで鍋に移し砂糖を数回に分けて加えます。
ここで少し水を加えると焦げ付かなくていいようです。

甘味はお好みですが、取ったキンカンが意外にそのままでも甘かったので
お砂糖はなるべく少量にしました。





少し煮詰まったら、煮沸消毒しておいた瓶に熱いうちに移して完成!!!
今回は三つの瓶詰めになりました。





最後にこの瓶を逆さにして余分な空気を抜き冷蔵庫に保存します。

冷蔵庫に保存しても長く置いておくとカビが出ることもあるとか。
なるべく早く使用したほうがいいようです。

今年の冬はこのキンカンジャムが風邪やインフルエンザの予防になってくれるといいのですが。

うっすらと降った雪はお昼までには消えてしまったようです。
毎日の雪下ろしに苦労されている東北や日本海側の皆様から見たら、ほんのお遊び程度の
雪景色だったのかもしれませんね。