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途中、御岳山の噴火で話が飛んでしまいましたが、前回の京都の続きです。
京都へ行ったら是非寄りたい所がもう一つありました。
これも「ぶらぶら美術館」で紹介されていた五条の近くにある「河井寛次郎記念館」です。
河井寛次郎は、大正から昭和にかけて京都を中心にに活躍した陶芸作家で、彼が設計し亡くなるまで
暮らしていたという住居が現在は一般公開されています。
住居は寛次郎が暮らしていた当時のままで、館内には彼が制作、デザインした家具や調度品の数々や
陶芸作品の一部が公開されていて、中庭奥には実際に使われていた窯や陶房もそのまま残されている
ということでした。
市バスから降りて、さてどっちの道を行けばいいのか迷うほどの細道の先に記念館はありました。
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入口を入って右の和室。
落ち着いた和の雰囲気のお部屋が目に入りました。
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入口正面の土間。
間口は狭いが奥行きが長い、いかにも京都らしい作りです。
この先の右側に受付が、、、入館料は大人900円とちょっと高めでしたが、、、
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入口から先ず見えるこの部屋の雰囲気を見た瞬間、、、、来てよかったと思いました。
どっしりと落ち着いたこの重厚な雰囲気の中に、どこかゆったりと流れる時間を感じられます。
落ち着けそうな、とっても良い感じです。
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反対側から見ると、、、
全体が木の調度品が多くどっしりと落ち着いた雰囲気で、変った木の腰掛けが目に着きました。
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窓際にはこんな変わった物が??
これは一体?
ステンレスでできたストーブでしょうか?
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ストーブの前には、いかにも座り心地よさそうな木の腰掛けが、、、
実際座らせていただいたら、お尻がすっぽりと収まり安定があり座り心地満点でした。
これもきっと彼の作品なのでしょうね。
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この部屋の中心らしき場所には、こんな変った神棚らしきものがありました。
今まで見たこともないユニークな作りです。
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横から見ると、こんな作りで、、、
今で言う食器戸棚でしょうか?
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その隣には囲炉裏があり、紅白の餅花が飾られていました。
きっとこの変った自在鍵も彼の作品なのでしょう。
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この部屋から2,3段上がった所には二部屋の和室があります。
ここは窓側の和室。
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そしてこちらは奥の部屋。
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木のテーブルの上に置かれた季節のあしらい。
女郎花と菊、そして胡桃の実が秋を感じさえてくれます。
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次々と訪れる客の中には外国の方もけっこう見えました。
皆さんガイドブック片手に各作品をじっくりと観賞されていました。
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一階の部屋の中をゆっくり見せて頂いた後は、今度は二階のお部屋に~~。
二階にはどんな作品や調度があるのでしょうか。
わくわくしながら階段を上がりました。