風のたより

つれづれに

                           国会議事堂(衆議院)の見学

2015-08-31 | 横浜&東京散策



折しも今朝開いた新聞には、安保法案に反対の一斉デモがこの国会周辺に12万人も集結した
という見出し記事が載っていました。

日頃、国会中継などテレビで見ることが多い国会周辺ですが、今回東京最後の日に
この国会議事堂の見学会に参加してきました。(無料です)
見学できるのは衆議院と参議院がありますが、今回は衆議院の見学です。

国会議事堂のある永田町へ、、、初めて下りました。

国会議事堂裏側の「衆議院参観通用門」内に窓口があり、当日でも簡単な申し込みの
手続きとセキュリティーチェックを済ませると見学が可能でした。





決められた時間ごとに人数が集まると、いよいよ国会議事堂内の見学会が始まりました。
この日の見学者は、全国各地からの方々の参加でしたが、岐阜県からの見学者は、私たちだけでした。
夏休みのせいか親子連れもけっこう多かったです。

国会内の階段を上って、、、ちょっとわくわくです。





見学通路から見上げる国会議事堂のシンボルの三角の中央塔。
こんな角度から見ることが出来るのも,見学ならではです。





通路から見下ろした国会議事堂の中庭、なかなか素晴しい!!!
イタリアのどこかの宮殿で見たような雰囲気がありました。





国会と言えば、、、この赤絨毯です。

この赤絨毯は、幅が1.8メートル、長さは総距離で約4キロメートルにもおよび、素材は最上級の羊毛とか。
この赤絨毯を踏んで、次々の見学場所へ移動です。





中央広場までやってきました。国会議事堂のあの三角屋根の真下の部分です。

ここは2階から6階までの吹き抜けになっていて、窓と天井にはステンドグラスがはめ込まれています。
広間には議会政治確立に功績のあった伊藤博文、板垣退助、大隈重信の銅像が三方に立っています。





さすがに国を収める中心の場所。
周りは大理石でできた重厚な雰囲気が漂います。

この中央広間の大きさは、法隆寺の五重塔がすっぱり入ってしまう大きさだそうです。





いくつかの見学場所を巡った後、いよいよテレビの国会中継でよく見かける本会議場へ、、、

うわー、ここだったんですね。
目の前に広がる衆議院の本会議場!!
ちょっと感動です。

と同時に、、、、正直言ってけっこう想像していたより狭く古い感じなのが意外でした。
現在の建物は、1936年(昭和11年)に建設されたといいますから、今から80年近く前です。
古く感じるのも無理はありませんね。





見学者は傍聴席に座り、場内放送の解説を聞きます。
皆さん身を乗り出しての見学でした。





右側の記者席や傍聴席です。
ちょっと古い劇場の桟敷席のような感じもします。





この傍聴席の最前列はプレス席になっていました。
国会中継などの画像は、この辺りから撮っているのでしょうね。





本会議場の天井を飾るステンドグラス、たしかイギリス製と言っていました。
全てを国産の物で作りたかったようですが、日本にはまだその技術がなかったとか。
この天井のステンドグラスは、明り採りも兼ねているのだそうです。





堂内の見学の後は、係の方の誘導で議事堂内のお庭に出ての見学です。





議事堂前には、こんもりとした小さな森があり(写真右)、ここには全国各地から贈られた
「都道府県の木」が植えられています。
岐阜県からは、イチイの木が送られたようです。

この日は暑い日でしたが、皆さん汗を拭き拭き散歩道を歩きました。





国会議事堂の見学会は、この時間を入れて約1時間でした。

国会中継など、日頃はテレビでしか見ることのなかった場所ですが、幸いにも今回
日本の未来を決める重要な場所を、この目で見られたことはとても有意義なことでした。

                       都庁45階展望室からの新宿の夜景

2015-08-27 | 横浜&東京散策



新宿都庁前でバスを降り都庁を目指してしばらく歩きます。

バスを降りたとたん周りにそびえるノッポビルの多さに圧倒されます。





この周辺は、大企業や有名ホテルが林立しているようで、さすが新宿副都心です。





都庁を目の前にした都議会議事堂前までやってきました。
ここから道を渡り都庁へ。

都庁は第一本庁舎と第二本庁舎、それとこの都議会議事堂からなっていて、展望室には
第一本庁舎の1階から専用エレベーターで45階まで上がります。
展望室は南塔と北塔があり、今回は時間の関係で北展望室にあがりました。

尚、登庁には1階正面玄関でセキュリティチエックがありました。





45階からの新宿都心の夜景は、東京スカイスリーから眺める風景ともまた違い
建物がぐっと迫り、夜の光の海が広がり思った以上にとても綺麗です。

この風景を無料で眺められるというのが、なんだかとても得した気分です。(笑)





右の細長い繭の様な建物は、モード学園コクーンタワーとか。
繭をイメージして造られたのだそうです。

新宿の西口駅からよく見えて、変わった建物と思っていましたが、モード学園だったんですね。
そういえば名古屋にも変わった形のモード学園の建物があります。





都庁に隣接して聳える左の三角屋根の建物は、、、新宿パークタワーだそうです。

ガラスに映り込みが入り、ちょっと見にくいですが。





この新宿パークタワーの左手奥には、明治神宮があるということでしたが、
暗くてよく分かりませんでした。





都庁に来る時見上げたビル群も、ここからではかなり下に見えます。

スカイツリーに比べれば、かなり低いですが、45階からの高さは202メートルとか。





写真の上部中央付近には、かすかに東京タワーと、その右には六本木ヒルズが見えています。





都庁45階からの新宿の夜景を楽しんだ後下に下りてきました。

都庁のシンボルのタワー自体にも綺麗な色のライトアップがありました。
最上部にもあったようですが、下からでは暗くてちょっと見えませんでした。





今回都庁の展望室では、三脚での撮影は禁止になっていて、丁度持っていなかったので
よかったのですが、ガラス越しの手撮りになりました。

ただどうしても夜ということもあり、ガラスに写り込みが多く気になりました。
カメラのフードを外し、もっとガラスに付けて撮れば良かったかなと、、、後のまつりですが。
(反省!!)

帰りに振り向くと、、、、都庁とお月さまが、、、、


                        渋谷スクランブル交差点

2015-08-24 | 横浜&東京散策



武相荘を見た後、また渋谷に戻ってきました。
若者の街、渋谷はいつも人人人で溢れています。





渋谷といえば、、、、ここが有名なハチ公前。
主人の帰りを待ち続けた健気な犬のお話は涙なしでは語れません。
(そういえば我が家には、ハチ公の様なニャン公のモモスケ君がいますが、、、今頃どうしてるかな?)

このハチ公前、今や待ち合わせ場所として有名でいつも若者でいっぱいです。





ハチ公前の近くにある、この緑の電車も渋谷を代表するモニュメント電車になっています。

昭和29年10月から昭和45年3月まで東横線として使用されていたもので、「青ガエル」の愛称で親しまれ
今や渋谷の観光名所。
電車の中での飲食は禁止ですが、休憩場所として使えるそうです。





若者の街、渋谷、どっちを見回してもスマホ片手の若者ばかりですね。





別行動していた娘とは、ここ渋谷のスターバックスで待ち合わせです。

渋谷駅前のスターバックスは、外人観光客が多いのでも有名。
確かにこの日も多かったです。

1階でレジを済ませ、1階はカウンターだけなので座席のある2階へ、、、、





2階が人気があるのは、ここから有名なスクランブル交差点を真下に見ることが出来るため。
いつも座席がとれないことでも有名でなかなか座れません。

仕方なく窓越しにスクランブル交差点を~~~





しばらく待ってやっと座れました!!

この渋谷のスクランブル交差点は、海外でも有名で取材に来るほどとか。
青信号になると、多い時でいっきに3000人位が横断するのだそうで、1日に50万人が通る
世界最大の交差点ともいわれているようです。
人の多さと互いにぶつかることもなく渡る姿が外国人にとっては驚きだそうです。

それとここスターバックスが外国人に人気なのは、この交差点の風景とともにwifiが使えること。
今やどこへいってもwifiが使えることは若者には必需ですね。





スクランブル交差点の光景を眺めているうちに、いつしか渋谷の街に灯りが灯り始めました。





夜になって、ますます人が増えてきたような~~~





ネオンまたたく渋谷センター街。

この都会の夜景を都庁の45階より眺めて見ようということになりました。
渋谷より都庁前までバスで移動し、無料開放されている都庁の45階の展望フロアへと急ぎます。

新宿の夜景、、、、都庁の45階からはどんな風に見えるのでしょう???

                          武相荘を訪ねて~~~

2015-08-19 | 横浜&東京散策



私がこの「武相荘」のことを知ったのは、確か数年前NHKで放送された特集の時でした。

日本で最初にジーパンをはいた男!!
マッカーサーに苦言を呈したゆいつの勇気ある日本人!!
白州次郎という人物もその時改めて知った気がします。

その奥さんが白州正子、このお二人のかつてのお住まいを訪ねました。

この日は娘とは別行動し、一人で渋谷から井の頭線と小田急線を乗り継いで~~~
渋谷からの井の頭線が地下3階から出ているとは知らずウロウロ、、、もうすっかりおのぼりさんです。





小田急線の普通に乗り換え鶴川駅で下車。
駅からはバスで5、6分、その後さらに徒歩で5、6分。

バス通りから左への横道の坂を上った先に、やっと「武相荘」がありました。
緑いっぱいの木々に囲まれたお住まいで、左にショップを兼ねた窓口があります。





お住まいに入る手前には広い休憩所があり、黒光りのするクラシックカーが置かれていました。

これはかつて白州次郎が乗っていたイギリス製の名車でしょうか?





左側の階段を下りると、下庭に続く板張りの道が続いています。
その左側の部屋ではこの武相荘の紹介ビデオが流されていました。





一通り見た後は、いよいよこの長屋門を通り母屋へ入ります。





大きな木の向こうに風情ある建物がいくつか見えています。

手前の右には併設されているレストラン(予約制だそうです)があり、離れを挟んで、
その奥に母屋が見えました。





ここから中のお部屋を見学できましたが、、、、残念、部屋の中の撮影は禁止でした。

靴を入れるビニール袋も上ばきのスリッパ入れも大きな籠に入っています。





ここはかつて家畜がいた土間だったところとか。
今はゆったりとした素敵な応接間になっていました。

(この写真は公開されているネットからお借りしています。)





奥座敷には夏限定の設えの展示があり、夏使いの数々のガラスの器が並んでいました。

(この写真もホームページからお借りしています。)





さらに母屋の奥には、白州正子が使っていた書斎が、、、、、

四方にぎっしりと並んだ書籍の数々、読書家だったんですね。(ネットより)





茅葺屋根の大きな母屋の前には、広いお庭があり見学者の為か何脚かの椅子が置いてありました。





椅子の上には、雨上がりの雨粒が光っています。





お庭の先には竹林があり、右側には裏山へと続く山道がありました。

竹薮の中の置かれた由緒ありげなこの石楼は???

せっかく遠くまで来たので、裏山もぐるっと一巡りしてみました。
土地は全部で2000坪ぐらいとか。全部はとても回りきれません。





またお庭に戻り、棟続きのお住まいの前を通り第二ギャラリーへ。

後で分かったのですが、母屋の続きにはここに第一ギャラリーがあったんです。
うっかり見逃してしまい、、、残念でした。





ここが第二ギャラリー。

”どうぞご自由にお入りください”の案内に誘われて、この階段を上った先には、、、、





当時には珍しい、とても洒落たバーカウンターのあり、壁にはお二人の大きなパネル写真が
貼ってありました。
(この写真もネットからお借りしました。)

この部屋でどんな人々と杯を交わしたのでしょう???

今回「武相荘」を訪ね、何事にもとらわれないお二人の素敵な生き方を垣間見せて頂き、とても
大らかな気分にさせていただきました。

                           東京スカイツリー見学!!!

2015-08-15 | 横浜&東京散策



東京スカイツリー見学の朝、ホテルを出て隅田川沿いに歩き吾妻橋を渡りスカイツリーの
真下までやってきました。
近づいて見上がると、、、やっぱり高いですね!!!

ここまで来るだけで、もう汗びっしょりでした。

入場チケットは事前にネット予約していたので並ぶこともなく4階へ~~~





まずは4階からエレベーター「天望シャトル」に乗って地上350メートルの展望デッキへ。

エレベーターの天井に描かれた満天の星のような文様は???
江戸切子で描かれた隅田川の花火をイメージしたものだそうです。

見上げているうちに50秒間であっという間に展望デッキに到着です。





外に付きだしたような傾斜された広いガラス張りの窓から360度の風景が広がっています。





真下には今渡ってきた隅田川と吾妻橋が手に取るように見下ろせました。





その右には、新宿から茨城の実家まで帰る時乗る高速バスが走る道路が、隅田川の右側に見えています。
何度かこの道路を走るたびにバスの中から建設途中のスカイスリーを見上げたことかわかりません。
今回もこの道路を往復しています。

完成したら是非登ってみよう、、、、そして今日やっと実現しました!!





展望デッキには「東京時空ナビ」と言うタッチパネル式で景色を紹介するこんなモニターも設置されていました。
知りたい場所をタッチすると拡大されて詳しい情報が表示されます。
これは便利です。





また展望デッキ内には、江戸時代に描かれた「江戸一目図屏風」と言われる屏風が展示されていました。
東京スカイツリーが建つこの辺りの江戸時代の風景を描いたもののようです。

江戸時代には、こんな風景だったんですね。





展望デッキは三層に分かれていることも初めて知りました。
一層目は地上から340メートル。
二層目は345メートル。
さらに三層目は、地上から350メートルと5メートル刻みに高くなっています。
見学者は、ここをエスカレーターで上ったり、下りたり、、、





展望デッキにはこんな場所も~~~~
床の一部がガラス張りになっていて、覗くと真下が、、、、、、

さすがにガラスの上を歩くのは怖いですが、、、、でもひやひやしながら歩きましたよ。
一気に汗がひきました。(笑)





350メートルからの眺望を眺めた後は、さらに100メートル上の展望回廊まで行くことにしました。

ここからは別料金となり、フロア350チケットカウンターでチケットを買います。
ここまでのチケット代は大人2、000円、ここから展望回廊までは、さらに1、000円です。





天望デッキから「天望回廊」の間は、外が見えるシースルーのエレベーターになっていて周りが見えます。

ですが、ここの見ものはやっぱり上昇していく様子がまるでスペースシャトルにでも乗ったような気分
を味わえる天井にありました。

到着までの30秒間の空中遊泳、、、ちょっとオーバーかもしれませんが、、、、(笑)





展望デッキから100メートル上がった展望回廊は、展望デッキに比べ明るく窓ガラスもますます開放的な感じです。
やっぱり上ってきた甲斐がありました。

また展望回廊というだけあって、この階は緩やかなカーブを描くチューブ状の回廊になっていて、自然と
445メートルから最も高い450メートルまで上って行けます。





ここからの眺めはさらに高く遠くまで見渡せました。





この階にはこんなフォトスポットも、、、、

展望回廊から付き出た様な場所があり、こちら側から空中に浮いているようなそんな様子を写真に
撮ってもらえるというものですが、、、、でもここも別料金です。たしか1、300円でした。





ということで、、、我々母娘はここで持参した自撮り棒を使い雰囲気だけでもと自分達で撮りました。(笑)





十分展望回廊での見学を楽しんだ後は、100メートル下の展望デッキまでのシースルーエレベーター
に乗って、、、、

やっぱりこの感覚は、とってもスリリングでした。

2012年5月に電波塔・観光施設として開業した東京スカイツリーは、その高さは634メートル。
なんでもその昔、東京・埼玉・神奈川の一部を含むこの辺りは、武蔵国(634)と言われた
ところからこの高さになったとも言われていますが、本当はどうなんでしょうか?

建物の高さだけでは今やブルジュ・ドバイの824.55mに次ぐ世界第2位となってしまったようですが、
自立式の電波塔としては、紛れもなく世界一なのだそうです。
やっぱり日本の技術っで素晴しいですね!!!