風のたより

つれづれに

                    ~~~~~  早春の木曽川沿い ~~~~

2014-02-26 | 木曽川の風景



各地に大雪をもたらせた今年の冬もまだ終わらぬままですが、
暦の上では早や2月も終わりとなり早春の頃となりました。

木曽川沿いをぶらり、、、、
国宝犬山城の下をゆっくりと流れる木曽川です。





遠くに見える犬山橋を境に右が愛知県、左が岐阜県です。
前回の「うぬまの森」の山頂からから眺めた風景の場所に下りてきました。





木曽川沿いには、岩場にいつもたくさんの水鳥がいます。
日射しはあってもまだ吹く風は冷たく、水鳥たちも岩場で一休み。





川沿いに係留されて犬山鵜飼までの出番を待つ鵜飼船。





犬山鵜飼は、毎年6月1日から10月15日まで行われています。





川沿いの散歩コースに出てきました。
この辺りからウォーキングコースの始まりです。

土手の桜並木も、まだ出番までちょっとありそうです。





木曽川にクレーン車、珍しい光景に遭遇!!





木曽川で採れる玉石を川に敷きつめ、川の流れを変えて浅瀬にするのだとか。
今から鮎釣りの準備なのでしょうか?





敷きつめられた玉石。
これも木曽川の早春の風物詩かもしれません。





川沿いのウォーキングコースをさらに進んで、、、、
対岸の風景も今日はちょっと春霞みです。





道沿いに咲く水仙も川からの春風に大きく揺れて、、、、
でも“春はそこまで、、、”と囁いてくれているような、、、、





この辺りまで来てふと振り返ると、、、、、

「見返りライン」の案内板に誘われてつい、やっぱり振り返って眺めます。(笑)





ウォーキングコースをUターンして、、、
瀬音が心地よいこの辺りからの風景も、今日はやっぱり春霞みでぼんやりと、、






帰りに通ったライン大橋から眺めた木曽川と犬山城。
いつもよく眺める風景ですが、桜の頃にはまた違った光景が、、、、

春ももうすぐ、、、桜の時期が待たれます。

                ~~~~~  犬山“お雛様めぐり  その2  ~~~~~

2014-02-23 | 犬山散策



本町通りのお店を右を見たり左のお店を覗いたり、、、
この地の名産“守口漬け”のお店も並んでいます。





このガラス窓の奥では、確か前回にはラジオの生番組が流されていましたが、、、、
この日も何か放送されているようでした。





人込みをぬって赤いフェラーリだって通ります。(笑)

道の向こうには犬山城がちょっと覗いています。
城下町と赤いポルシェ、なんかいいですね!!





手作りの可愛い品々が並んだお店には、女性客が堪えません。





街角には城下町らしいこんな風情も、、、





店先ではたこ焼が売られていたのに、中にはなぜか綺麗な内掛けや留袖が、、、
以前は呉服屋さんだったのでしょうか?





新しく改築したお店でしょうか?
去年は見かけなかったような、、、

ここ数年でこの本町どおりのお店もずいぶん変わったようです。





「昭和横丁」?
去年は見かけなかったのですが、、、





ちょっと中を覗いてみると、、、
あら、こんなお店がぎっしり並んでいるとは、、、??

お店の人のお話では、去年からあったとか。
“犬山は食べる所がないというお客さんの声に答えて出来たんですよ”とのことでした。





お店の奥にはステージまであって、いろいろの催しやカラオケ大会をやっているようです。

後ろの巨大なタペストリーには、ライン下りの様子が描かれています。
この日も賑やかな演歌が流れていました。





最後に寄った福祉会館で展示されているお雛様。

バックのタイルの壁画には、犬山祭りの様子が描かれています。
盛大に行われる4月の春の犬山祭りももうすぐです。





そして我が家のお雛様は、七段飾りは今年はちょっとお休みして親王飾りを玄関に、、
雪洞の代わりに今年はワイングラスに菜の花を添えて、、、

ミュンヘンにいる二人の孫娘RちゃんとMちゃんの成長を祝って、、、

去年八月に生まれたMちゃんも無事に可愛い盛りの六カ月になりました。
今ではにこにことよく笑い寝がえりを打てるように、、、、
お姉ちゃんになったRちゃんの大のお気に入りは、妹のMちゃんのようです。

Skypeで可愛い二人の様子を見ながら目を細めているバーバです。

                  ~~~~~  犬山“お雛様めぐり”  その1 ~~~~~

2014-02-19 | 犬山散策



木曽川を渡ったお隣の町、犬山市内の本町商店街界隈で今“お雛様めぐり”が開催されています。
期間は2月の10日から3月10日までとか。
2月も早中旬過ぎとなり雛の節句ももうすぐですね。

今回の記録的な大雪に見舞われた群馬、埼玉、山梨、長野の各地の被害に遭われた方々にとって
お雛祭りどころではないと思いますが、幸いにもこの辺は大雪にもならず、一足早い雛祭り
の気分を味わってきました。





先ずは本町通りの磯部家住宅から、、

旧磯部邸は、江戸時代に「柏屋」の屋号で呉服商を営んでいた商家だったそうです。





中に入ると土間、座敷、奥座敷一面にびっしり並んだお雛様が、、、、
現在ではこの住宅は登録有形文化財になっていて、ふだんでも一般公開されています。(無料)





お雛様を拝見したあとは、通り庭と言われるこの土間を通って奥の見学もできます。
間口が狭く、奥行が長い「うなぎの寝床」のような作りは、京都の町家に似ています。





奥には中庭をはさんで離れの間のほかに、土蔵、奥土蔵が見られます。





離れの間に並んだお雛様。





平成16年に屋根の葺き替え工事がされた磯部家住宅のこの屋根の緩やかなカーブの形は、
「起り屋根」(むくりやね)といい、犬山市内の町家で唯一現存しているものだそうです。





道向こうには、春や秋のお祭りの紹介のポスターの前に並んだ親王飾り。





犬山は城下町。
路地裏にも風情があります。





マンホールの蓋にもこんな絵柄が、、、
犬山城と犬山鵜飼、おしゃれですね。





街角にも立派な絵馬が、、、





ここはカフェ?
コーヒー豆を入れた麻袋が下がって、、、、、ユニークです。





道路側に向いた縁側に置かれたお雛様。
道行く人々の目を楽しませてくれています。

去年も同じ時期にお雛めぐりに来ていますが、街の様子は少しづつ変化があり、去年とは
また違った賑わいがありました。

その様子は次回に、、、

                ~~~~~  冬の山並み (うぬまの森より) ~~~~~

2014-02-14 | Weblog



昨日久しぶりに「うぬまの森」に登ってみました。

歩いて数分の場所にある「うぬまの森」は、丁度よいウォーキングコースです。
登る途中で出あった方のお話で、展望台からはるか伊勢湾に浮かぶ答志島が見えるとお聞きしました。
今まで何度も見ている風景の中に、伊勢湾に浮かぶ答志島が見えると聞き、ちょっとびっくり、、、
午後には見えなくなると聞き、急いで上まで行き眺めてみると、、、、、

はるか彼方に、うっすらと浮かぶ島が(写真では分かりづらいですが)確かに見えました。
あれが答志島なのでしょうか?ちょっぴり嬉しい気分になりました。

ゆったり流れる木曽川を挟み、手前が岐阜県、川の向こうが愛知県。
犬山城、小牧城が見え、遠く名古屋の高層ビル群のその先には伊勢湾まで、、、私の大好きな風景です。





木曽川にかかるライン大橋の先には、扶桑緑地公園が広がっているのが見えます。
ここにはいつもたくさんの人々がウォーキングを楽しんでいます。





陰平山を背に、ここで大きく蛇行して「うぬまの森」の南側を流れる木曽川。





更に展望塔に登ると、、、手前の山並みの向こうに綺麗な御岳山がくっきりと、、、、
手前の街並みは関市でしょうか?





更にズームアップして、、、

雪をいただき、ちょっと雲のかかった御岳山の雄姿がみえました。
雪山の風景はやっぱりいいですね。





その上今日は、御岳山の左には普段あまり見ることがない乗鞍まで見えました。





更に乗鞍の左には、きょうは穂高連峰まで、、、
これはラッキー!!

槍のように尖っているのは、きっと槍ヶ岳かも知れません??





山の東のはずれまで歩いて行くと、もっとよく見える場所が、、、

ここからは、御岳山、乗鞍、穂高連方が一望できました。
こんな日はそうめったにはありません。
冬の空気の済んだ日だったからでしょうか?





御岳山から更に右には、、、、雪をかぶった山々が、、、、
これは駒ケ岳や恵那山、そして南アルプス連峰かも知れません。





帰り道、、、
行く時には見落としていた伊吹山が、木の間がくれに西側の方向にみえました。

これもかなりズームで、、、





同じ西側の方向には、遠く鈴鹿山系とその手前には伊木の森。
この地特産品のニンジンのビニールハウスがきらきらと光っています。

~~~~~   ~~~~~   ~~~~~

今、天気予報通り昨夜からの雪が降り続いています。
家の周りは、すっぽりと雪景色に変わりました。
明日の朝は、きっと路面の凍結が、、、、

昨日偶然にも眺めた山々は、きっと更なる雪景色になっていることでしょう

             ~~~~~  冬の使者・・・・・木曽川のコハクチョウ ~~~~~

2014-02-10 | 野鳥



今木曽川に飛来している冬の使者のコハクチョウに会いに行ってきました。
去年も丁度今頃会いに来ているので、一年ぶりです。

遠いシベリアから4~5.000キロの長旅の末にやってきたコハクチョウに
ご苦労様と言ってあげたい気持ちです。

川沿いの風はまだ冷たく長い間はいられませんでしたが、大きな羽根を広げて
見せてくれました。





大人の鳥に交じって、まだ羽根のグレーの幼鳥も交じっています。
大人に交じって遠い旅路を必死で飛んできたのでしょうね。





そろそろお腹がすいてきたのか、なんだか皆そわそわ!!
もう少しで午後3時です。

ご飯は午前中に一回、午後に一回もらっているとか。





皆あっちに行ったりこっちに来たり、、、、





待ち切れずご飯の催促でしょうか??
大きな羽根を広げてアピール!!





三時過ぎ、やっとボランティアの方がやって来てお米をまき始めました。
ほーいほーいと声をかけながら、、、、、

もっと近くまでやってくると思っていましたが意外に近寄らないですね??
去年はもっと近づいてましたが、今年はお世話する方が違うんでしょうか?





でもご飯にありつけて喜びのポーズ???

”さあ、みんなご飯の時間だよ、食べて食べて!!”





仲間のリーダー格の声かけでしょうか。

川底に沈んだ米をみな必死に探しています。





わき目もふらず一斉に川に顔を突っ込んで~~~(笑)





時々顔をあげて一休み!!

ちょっと満腹かな?それとも譲り合い???





まだリーダー格が号令をかけているのでしょうか?
”みんな最後までちゃんとしっかり食べて!!”

、、、と言っているかどうか分かりませんが、(笑)





長い首を更に伸ばして~~~~
必死に探しているようです。

毎日のように見に来ているという方のお話では、最初は12月の中頃に三羽ぐらいが飛来し
それから徐々に数が増え、今は50羽以上いるようです。

でも川の中州の土手に一羽、数日前からじっと動かず餌も食べない鳥がいると聞きました。
見ると確かに一羽土手の上で動いていないのが確認できました。
かわいそうにどうしたのでしょう???
小動物にやられたか、または長旅の途中で体力をなくしたのでしょうか?

2月の終わりごろには北に帰るということですが、皆と一緒にこの鳥も帰ることが
出来るのか気がかりです。

飛び立つ前に、もう一度会いに行きたいなと思っていますが、、、、