風のたより

つれづれに

                         奥飛騨の“ 平湯大滝 ”

2015-06-09 | 上高地ウォーキング



上高地を発ったバスは、奥飛騨の平湯大滝公園にやってきました。

ここで滝までのバスに乗り換え、ほどなくすると、遠くからでも大滝の姿が見えました。





歩いて更に近づくと、滝からの流れが岩場を通って流れ落ちています。





もうここからでも霧雨が降っているような水しぶきがかかり、思わず傘を広げてしまいました。





ここから滝壺までは更に上になり、坂道を登ります。





上まで登ると目の前に平湯大滝が現れました。

轟音とともに流れ落ちる大滝は、滝の幅も広く迫力十分です。
水しぶきがかかるので、カメラが濡れては大変と傘をさしての撮影は、ちょっと大変でした。





ごうごうと流れ落ちた水は、岩場を伝わり、、、、





勢いよく流れ落ちて行きます。





大滝の下の公園内には、大きな足湯の設備も備わっていました。

ここでの足湯は出来ませんでしたが、今回はバスの移動の途中、幸いに足湯につかるチャンスがありました。
わずか10分程でしたが、歩いた後の疲れもとれ、ちょっとさっぱりした気分で帰途に付きました。

                 上高地ウォーキング  その2 “ 田代池から河童橋まで ”

2015-06-06 | 上高地ウォーキング



木道を通り田代池にやってきました。

田代池も焼岳の噴火により流れ出た溶岩が梓川左岸の支流の千丈沢をせき止めて出来た浅い池で
水の透明度も高い湿地帯になっています。

でもこの日の水の色は、なぜか赤茶けていてびっくりしました。
以前来た時にはこんな色ではなかったように思いますが、、、、





この田代池もだんだん土などが堆積して池の水位も浅くなってきて、池の大きさもだんだん
狭まってきているようで、このまま数年後にはなくなってしまうのでは、、、、???

これも地球温暖化ということでしょうか?





こうして少しづつ環境の変化が起っているのは、仕方のないことなのかもしれませんが、、、





しばらく歩くとニリンソウの群生地がありました。
最盛期にはもっともっとすごかったようです。





歩いて行くと大きな木に絡まるこんな苔の様なものが目に付きました。
風にゆらゆらと揺れています。

昔子供のころ見た「森は生きている」というディズニー映画を思い出しました。





さらにあるいていくと梓川の支流の小川が流れ、水の中にはバイカモらしきものが、、、
水の中に咲くバイカモを一度見たいと思いつつ、花はもう終わっているようで残念でした。





ここで梓川にかかる田代橋を渡り対岸へ。





ここから見える山肌は、緑の濃淡が入り混じり一層綺麗です。





対岸の山を見ると、真ん中が三本槍、右が霞沢岳、左が六百山の立て看板がありました。





そしてこの近くには、この上高地を世界に紹介した英国人宣教師ウォルター・ウェストンのレリーフ(石碑)はあります。

氏は登山家として日本各地の名峰を登り、上高地では山案内人の上條嘉門次とともに北アルプスに挑んだのだそうです。





上高地特有の白樺林が続きます。





白樺(シラカンバ)とよく似ているのはダテカンバ。
木肌だけみると同じように見えますが、葉っぱが違うようです。





ここからも、緑の帯の様な新緑に輝く山々の鮮やかな色に、ふと足を止め眺めました。





梓川沿いにやっと河童橋付近までやってきました。
河原から修学旅行生の賑やかな声が聞こえてきました。





ここで上高地のシンボルの河童橋を渡りまた対岸へ。
天気が良ければこの河童橋から穂高連峰をバックの写真を撮るベストポイントなんですが、、、、





残念ながらこの日は、先ほどまで見えていた穂高連峰はあっという間に雲の中に~~~

ゆったりと流れる梓川の瀬音を聞きながら、、、、





山桜の向こうにそびえる穂高連峰を見ながら、そろそろ集合場所のバスターミナルへ。





なごり惜しい思いで振り返りながら、、、、





ここにも一休みの人々が、、、
梓川の流れの音を聞きながら,ひと時の休息ですね。

同じシニア世代、みなさんちょっとお疲れのようで、、、(笑)





緑いっぱいの森を抜けてバスターミナルまでの道を急ぎます。





やっとバスターミナルに到着!!

途中持参したお弁当を食べる時間も入れ約2時間の上高地滞在でした。
前回来た時は、上高地散策だけの4時間コースでしたが、今回はこれから平湯温泉を回る
ことになっています。
平湯大滝を見たことがないので、これも楽しみです。

朝の出がけに降っていた雨も、現地に着くと小雨から曇りとなり、午後には薄日も指すほどで
ツアーのタイトルどうりの“ 新緑のさわやか上高地 ”でした。 

                     上高地ウォーキング    その1 “ 大正池 ”

2015-06-05 | 上高地ウォーキング



「新緑のさわやか上高地」と銘打ったバスツアーにカメラ仲間のお友達と参加しました。

連日さわやかな日が続いていたのですが、参加当日は生憎朝からの雨となり、集合場所の駅に向かう
バスを待つ間もかなりの降り方で、先が思いやられました。

雨の日にも関わらず参加者は46名と満席となり、バスは一路東海北陸自動車道を北上し
ひるがの高原SAでトイレ休憩となりました。

SA横から見える大日岳も白山もすっぽり雲の中です。





ひるがの高原SAを出たバスは高山を通り、やがて上高地に入り大正池に近づきました。

バスはターミナルまで行きますが、希望者は手前のここで下車し大正池に向かいます。
木々の間に焼岳が見えてきました。





この焼岳の噴火によりせき止められて出来たのが大正池ということです。
山肌の中央には溶岩の流れ落ちたような筋が見えています。





そして焼岳から目を転づると正面に穂高連峰の峰々が眼前に広がっています。
この風景は何度見ても素晴しいですね。

その下に広がるのが大正池ですが、年々池の大きさは小さくなっている上に、
大正池のシンボルとも言える池の中からの灌木もすっかり姿を消し、以前来た時より雰囲気が
変わっていて、ちょっとがっかりでしたが周りの山々は以前と同じでした。





それでもこの大正池から眺められる穂高連峰の峰々の姿は、いつ見てもやっぱり素晴らしく、、、





上高地にはこれまで何度も来ていますが、峰々を流れる雲を見ながら同じ風景の写真を何枚も
撮ってしまいました。





大正池を見た後は、緑いっぱいの森の道を次の田代池へと歩きます。
心配した雨は、上高地に着いた頃は小雨に変わりほっとしました。





そして雨上がりの森は、一段と緑を増したように瑞々しく、池に映る木々も鮮やかです。





ブナの高い木々の奥からは、うぐいすやカッコーの声が絶え間なく聞こえてきました。

マイナスイオンをいっぱい吸い込んで、、、、足どりも軽やかに~~~





緑いっぱいの森の道を写真を取りながらゆっくりと散策です。





雨にぬれたエンレイソウ(延齢草)が咲いていました。

延齢草とは寿命が延びそうな縁起の良い花なのかと思っていたのですが、中国では古くから胃腸薬などの薬草
とされていたようですが、実際は有毒成分を含む有毒植物で、過量に服用すれば、嘔吐、下痢などの中毒症状を
起こすのだそうです。

知らないとは怖いことです。





森の緑と自然が作った枯れ木のオブジェ??
田代池までは、もうすぐです。

思い出の上高地

2007-07-01 | 上高地ウォーキング
<大正池でスケッチをする人';konasi.filters['DXImageTransform.Microsoft.Slide'].play();">
<遊歩道の古木に積み上げられた石のケルン';konasi.filters['DXImageTransform.Microsoft.Slide'].play();">
<木の間に寝ている子猿';konasi.filters['DXImageTransform.Microsoft.Slide'].play();">
<田代池のイチョウバイカモの藻';konasi.filters['DXImageTransform.Microsoft.Slide'].play();">
<森をぬって流れる梓川';konasi.filters['DXImageTransform.Microsoft.Slide'].play();">
<
大正池でスケッチをする人
<小梨平の森';konasi.filters['DXImageTransform.Microsoft.Slide'].play();">
<上高地のメッカの河童橋';konasi.filters['DXImageTransform.Microsoft.Slide'].play();">
<小梨平の裏山';konasi.filters['DXImageTransform.Microsoft.Slide'].play();">
<バスターミナルで休憩する人々';konasi.filters['DXImageTransform.Microsoft.Slide'].play();">
<バスターミナル';konasi.filters['DXImageTransform.Microsoft.Slide'].play();">


ソースはnon_nonさんからお借りしました。いつもありがとうございます。

上高地の清清しい空気を思い出しながら、残りの写真を並べました。

いつもの事ながらあれもこれもと撮ってきてしまい、毎回写真の選択にはけっ
こう手間どってしまいます。
結局は気に入ったものは数枚なのですが、今回は娘と歩いた梓川沿いの遊
歩道を思い出しながらUPしました。

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画像はマウスオンです。

今回買った上高地のお土産の中で、これは本当に美味しかったお菓子です。

口の中に入れるとまるで綿菓子のようにふわっと溶けてしまいそうな、アーモ
ンドパウダーのたっぷり入ったとっても軽ーいお菓子でした。
素晴しい穂高連峰の絵柄が目印です。
上高地に行かれたら、一度ご賞味あれ!!

上高地

2007-06-29 | 上高地ウォーキング
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<<input type="button" value="最初の画像に戻る" onclick="kami01.filters['DXImageTransform.Microsoft.Stretch'].apply();kami01.src='http://blogimg.goo.ne.jp/user_image/66/d0/0ca755508e24627896a094f582367221.jpg';kami01.filters['DXImageTransform.Microsoft.Stretch'].play();">


ソースはnon_nonさんよりお借りしました。
マウスオン→クリック→ダブルクリック→マウスアウト (画像は5枚)

久々に娘と上高地のウォーキングに出かけてきました。
天気を心配していたのですが、幸いにも梅雨の晴れ間の好天に恵まれ、穂高
連峰の勇壮な姿や梓川の清流の流れを十分堪能できました。

上高地には、今までに数回出かけています。
バスを降りて早速大正池からのウォーキングを始めました。
若い頃、焼岳をバックに湖からの潅木の不思議なオブジェを見て大正池には
強い印象があったのですが、行くたびにこの潅木はどんどん減ってきているよう
です。 不思議な魅力のこの大正池の景観も、少しづつ失われていますが、湖に映った
穂高連峰の美しい景色は息を呑むほどの素晴しさでした。

大正池からは、梓川の遊歩道に沿って田代池へ。
田代池は大正池の上流にあり、原生林の中にポッカリあいた湿原です。
この湿原には、夏にはシャクナゲやイチョウバイカモが咲くと聞いていたので,
水面に浮かぶバイカモを期待していたのですが、時期がちょっと遅かったので
しょうか、流れに浮かぶ藻の群生はありましたが,肝心のバイカモの花は残念な
がらありませんでした。


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マウスオン→クリック→ダブルクリック→マウスアウト (画像は5枚)

田代池からは、梓川の左岸を河童橋までゆっくりと歩きました。

途中には、この上高地を海外に紹介した米国人宣教師ウォルター・ウェスト
ン碑もあります。
梓川は、長野県を流れる信濃川水系の一級河川とか。
しばし休憩をとりながら梓川の背音に耳を傾け、爽やかな風の心地よさに浸
りながら深く深呼吸!!
見上げると穂高連峰が目の前に、、、

休憩後は白樺の林に入り、水面に映る木々のみずみずしい美しさに足を止
めながら、森の中の遊歩道を進みます。
ここからは河童橋ももうすぐです。

河童橋は、梓川に架かる上高地のシンボル的存在の吊り橋です。
この日もたくさんの入山者がこの橋の周辺に集い、橋の上は絶好のビューポ
イントとあってひきもきらずでした。

やっぱりこの辺りから見る穂高連方は最高に美しい!!
まだ雪の残る前穂,奥穂,西穂の景観は,まさに絶景そのものでした。