風のたより

つれづれに

             ~~~ モロッコ周遊8日間の旅 ・・・ ドバイからカサブランカへ ~~~

2013-12-29 | モロッコ周遊の旅



朝の光の中にドバイ空港の様子がはっきり分かる時間になりました。

それと同時に飛び立つときは暗かったので分からなかったエミレーツの機体の姿もはっきりと、、、、
尾翼はこんなデザインだったのですね。





現地時間7:50分、いよいよここドバイの空港よりモロッコのカサブランカの空港に向けて
二回目のフライトが始まりました。
離陸してすぐ機体の外にはドバイの高層ビル群が、、、、、





そしてあの話題の世界で一番高い超高層ビルであるブルジュ ハリーファと中央奥に帆掛け舟のような形の
「5つ星」の最高級ホテルバージュ・アル・アラブ・ホテルの姿もかすかに見えています。

ヤシの木の形をした人工島のパーム・ジュメイラを探したのですが確認できずでした。
右上にかすかに見えているのがそうかもしれませんが???





今回のフライトはここドバイからモロッコのカサブランカまで約9時間のフライトで
その大半は地中海上空も飛行するルートです。





地中海上空は、どんな風に見えるのでしょう?
程なくして見えた山岳地帯のようなこの光景はどこ???





イラク、シリア?いやレバノン杉で有名なレバノン上空辺りかもしれません。





刻々と変わる機体の外の風景に目が離せない感じです。
ギリシャ上空辺りまで来たでしょうか?





また現れた山岳地帯のようなここは、、、??
地中海上空には違いないのですが、、、、





時間を追って次々に代わる光景は、見あきることのない素晴らしいものでした。
上空数千mだからこそ見れる光景かも知れません。





大きく弧を描きながら機体はいよいよアフリカの大地に近づいたようです。





そして数時間後、やがて機体の外にアフリカの大地、モロッコのカサブランカの街が見えてきました。
箱形の家々が密集しているような不思議な街並みです。

アラブ首長国連邦ドバイを出てから約9時間のフライト。
やっぱりアフリカの大地モロッコは遠かった!!!





カサブランカ空港に無事到着。
気温は日本より幾分高い感じでしたが爽やか、もっと寒いと思っていたので意外でした。

今回ツアー参加者は全員で36名、これから行動を共にする面々です。





早速待っていたバスに乗り込みカサブランカ観光です。
まずはムハンマド5世広場。
真っ赤な地に星のマークのモロッコの旗がひらめいています。





電車道を渡った反対側の広場には、すごい数のハトが群れていました。





カサブランカの街中を走るモダンな赤い電車です。
電車の赤も国旗を意識してでしょうか?





バスの中から捉えたモロッコの女性ふたり。

黒い頭巾のようなもので顔を隠している女性が多い中、街中でにっこりほほ笑む女性は
珍しい光景かも知れません。





カサブランカ観光の最後は、海辺に立つモロッコ最大のモスクのハッサン2世モスクです。





初めて目にするイスラム文化の建物。





このハッサン2世モスクの前に広がるのは大西洋!!!
強い風のためか白いしぶきを上げて波が打ち寄せています。

日本人にとって太平洋を見る機会は多くても、大西洋を見ることはありません。
この海の向こうはもうアメリカです。

やっぱり日いづる国日本からするとモロッコは日の沈む西の果て、、、、、
遠くの地に来たことを海を眺めながら今さらながら実感しました。

(続)




















 


           ~~~ モロッコ周遊8日間の旅 ・・・ 関空から中東の国ドバイへ ~~~

2013-12-27 | モロッコ周遊の旅



いよいよ2013年も残り少なくなりました。
今年の旅の締めくくりは、以前から一度行きたいと思っていたモロッコで
シドニーに住む娘の帰国を待って8日間のツアーに参加してきました。

今回行ったモロッコは、私にとっても初めて行くアフリカの大地でした。





今回の旅は、反時計回りに移動しモロッコを一巡りのルートでした。
8日間の行程は、

1日目;関空~ドバイ
2日目;ドバイ~カサブランカ~マラケシュ
3日目:マラケシュ~アイト・ベン・ハッドゥ~ワルザザード
4日目;ワルザザード~トドラ渓谷~エルフード
5日目:エルフード~サハラ砂漠~フェズ
6日目;フェズ~メクネス~ラバト
7日目;ラバト~カサブランカ
8日目;カサブランカ~ドバイ~関空





出発の関西空港までは名古屋からエミレーツ専用のシャトルバスが出ていて3時間半で関空に到着。
出発は夜遅い便の為空港の人だかりも少ないと思いきや、、、、、





出発ロビーには飛行機を待つ人々がかなりいて、空港内でFreeーWifiの使える場所とあって
待ち時間ネットをつないで調べものや検索、またはゲームに興じる人がいっぱいでした。





目的地のモロッコ、カサブランカ空港に着くには、ドバイで乗り換え20時間以上のフライトです。
かなり長い行程ですが、中東の国ドバイの街を眺められ、エミレーツ航空に乗るのも楽しみの一つでした。
今から乗り込むエミレーツの機体が、出発準備に入っています。





23:40分、いよいよアラブ首長国連邦のドバイに向けて一回目のフライトが始まりました。
配られた機内食には、早くも異国の香りが、、、、





エミレーツといえば、機内の天井の星空が綺麗と聞いていましたが、それがこれ、、、
天井を夜空に見立て輝く星が煌めいて綺麗でした。





機内食に加え、座席前のモニターが大きいことやアメニティーも充実。
ロゴ入りのポシュエットの中には、歯ブラシや靴下、アイマスクなどが入っており
お持ち帰り自由。
食事の時の飲み物ではコークハイ用にHennessyのミニボトルを何回でも頂けました。





関空を立って約11時間、現地時間の朝5:45、やっと中東のドバイに着陸です。
初めて訪れた中東の地です。
機体の外はまだ暗く期待していたドバイの町並みは見れませんでしたが、24時間のハブ空港
とあって空港内の人の流れも多いこと、、、、





添乗員さんの案内で上階へ、、、
一期に50人は乗れるような大型のエレベーターにはびっくりでした。
ロビーには当たれば頂ける高級車、、、そしてクルスマスツリー。





出発までの約2時間弱は、ドバイの空港内をウインドーショッピングしていたらあっという間。





ここからさらに9時間、機体はアフリカの大地モロッコのカサブランカに向けて
飛び立ちました。

(続)

                     ~~~~~ 最後の紅葉 (明治村) ~~~~~

2013-12-15 | 明治村散策



今年もいよいよあと半月。
「師走」の言葉どおり何かと気ぜわしい時期に入りました。

先月末「明治村」の住民登録の書き換えの為久しぶりに明治村に出かけました。
丁度紅葉まっさかりで、今年最後の紅葉を楽しんできました。





旧川崎銀行本店より山側に聳える「菊の世酒造」を望んで、、、
紅葉の中に浮かぶ建物、この時期でしか見れない風景です。





展望タワーに登ると、紅葉に包まれた「いるか池」周辺が良く見渡せました。
ここからの眺めは初めて、、、、ちょっと感動です。





聖ザビエル天主堂の内部。

太陽の位置が低い冬場のこの時期にしか見られない窓から差し込む光が美しい
ステンドグラスの写り込み、、、、、





黄色く色づいた楓、、、華やかな衣装をまとって、、、、





兵庫県西宮にあった豪商芝川又右衛門低の二階の和室より眺める裏山の紅葉。





あちこち散策後、この奥の建物のアートショップで住民登録の書き換えを済ませました。
年間2、000円の登録料で、また今後一年間何度でも入村出来る手続きが出来ました。





西郷従道邸の晩さん会場より、、、、
美しいドレープのカーテンの向こうに広がる色鮮やかな紅葉。





西郷従道邸のお庭より、、、、
振り返ると真っ赤な紅葉のフレームの向こうに聖ヨハネ教会堂が望めました。





鮮やかな紅葉のふきよせ~~~~

彩りよいグラデーションのかかった落葉、自然のなせる技ですね。
今年の紅葉もこれで終わり、最後の紅葉狩りとなりました。

                  ~~~~~  絢爛豪華な久能山東照宮  ~~~~~

2013-12-10 | Weblog



三保の松原を後にしたバスは、久能山東照宮へと向かいました。

日本平からはロープウェーに乗り徳川家康ゆかりの史跡「久能山東照宮」のある山頂へ。
眼下には紅葉の屏風岩や駿河湾のパノラマが広がり5分間の空中遊覧を楽しんで、、、、





いよいよこの楼門をくぐり久能山東照宮への参拝が始まります。





楼門より階段を登った先にある徳川家の家紋入りの唐灯篭。





更に階段を登って行くと、絢爛豪華な透壁が入った唐門が出てきます。





唐門をくぐった先には、極彩色に彩られた拝殿が、、、、
その色合いはまさに絢爛豪華そのものです。





しばし周りを見渡して、、、、、













隅々まで施された極彩色の社殿です。





さらに社殿の奥には本殿があり、空想の生き物が画かれた極彩色の板戸が見事でした。





社殿、本殿の後ろには家康公の神廟が控えています。
ここより更に階段を登って、、、、いよいよ神廟へ。





家康公の神廟は、久能山東照宮の奥の木々に囲まれた静かな場所にありました。

この神廟は家康公の命により亡くなったその夜この地に葬られたとのことですが
さらに翌年には遺言により日光東照宮へ移されたということです。





お参りを済ませ,元来た階段を下りて、、、





午後の日射しに浮かび上がる朱塗りの門が、歴史を感じさせます。





久能山の山頂からは、駿河湾とその湾沿いに広がる有名な石垣イチゴのビニールハウス
が見渡せました。

             ~~~  三保の松原  霊峰富士とモーターパラグライダー  ~~~

2013-12-06 | Weblog



11月の末、地域PCサークルのバスツアーに参加し、「三保の松原」と「久能山東照宮」に出かけました。

今年6月には富士山と三保の松原を含む一帯がユネスコの世界文化遺産に登録されたばかりです。
私にとって初めての場所でもあり一気に期待が広がり、このバスツアーを楽しみにしていました。

当日は気持ちの良い快晴となり、バスの中からチラチラと富士山が見え隠れしています。
到着後バスを降りて、大きくて立派な松林を抜け、まずは三保の松原へ、、、、





松林を抜け海岸沿いの場所に出た途端、、、、霊峰富士山が現れました!!!
思わず皆さんからも喜びの歓声が上がりました。





つい二ヶ月前にミュンヘンから帰りの飛行機の上空から懐かしい富士山を見たばかりでしたが
こんな近い場所から富士山を見るのは私にとっても初めてでした。

三保の松原と富士山、まるで絵ハガキそのものです。(笑)
富士山をバックに皆さんと集合写真をパチリパチリ!!





松林の前に広がる駿河湾の長い海岸線、、、
穏やかな良い風景です。





これが三保の松原の松並木。
総延長7km、5万4千本の松林が生い茂る海浜とか。

海岸からの風の影響でしょうか、皆一様に陸側に傾いています。





三保の松原はまた「羽衣の松」伝説でも有名ですが、これは三代目の「羽衣の松」だそうです。
二代目の松は立ち枯れが進んだため平成22年に三代目と世代交代となったようです。

天女の羽衣伝説なんて、なんとも夢がありますね。





三保の松原と富士山の雄姿を見た後は、近くのホテルに移動しての楽しい昼食になりました。
この後しばらく自由時間となり、周りを見学する人やお風呂を楽しむ人などそれぞれに、、





もう一度霊峰富士を見たいと海岸沿いに出てみると、、、

なんと運よくモーターパラグライダーが今や飛び出すところに遭遇、、、、
これは絶好のチャンス!とカメラを向けてみました。





一気に飛び出したモーターパラグライダーは、あっという間に遠くに、、、





ぐんぐん富士山に近づいて、、、





大きく向きを変えてUターン!!





富士山をバックに駿河湾上を優雅に空中散歩。
気持ちいいでしょうね!!





このモーターパラグライダーは、従来のパラグライダーに 動力(エンジン)をつけたもので、
海岸からの風を受けて山の上からフライトする従来のパラグライダーと違い、陸地からじかに
離着陸できるという手軽さがあるようです。

海からの風を受けてのハンググライダーの飛行風景はオーストラリアのスタンウェルパーク
でも見たことがあります。
見ているだけで爽快になるスカイスポースでした。

その様子はよろしかったらこちらからどーぞご覧ください。





一回りしてやっと陸地に戻ってきました。





すぐ近くの上空をモーターの音を立てて通り過ぎていきます。





そして、、、無事に着地!!
思いがけずに富士山をバックにモーターパラグライダーのショーを見学できラッキーでした。

この後バスは久能山東照宮へと向かいました。