風のたより

つれづれに

オペラハウス

2009-12-29 | オーストラリア滞在記  その2



     オペラハウスと言えばシドニーを代表する観光スポットですが、今回このオペラハウス
     で開かれたコンサートに参加できると言うチャンスに恵まれました。

     あの有名なオペラハウスの中に入れるなんて、そうめったにないチャンスです。
     夕方7時からの開演なので、娘と時間まで街をぶらっと散策後ハーバー近くのカフェで
     お茶してから会場へ。






     会場のロビーにはすでにいっぱいの人で溢れかえっています。
     事前に娘がチケットを取ってくれていたので、その脇からもう一つ上のロビーに。

     広い上のロビーからは大きなガラス越しにシドニーハーバーが見渡せます。






     入場までの間、窓からの眺めを楽しんだり、おしゃべりを楽しむ人があちこちに、、、
     窓際のテーブルにはガラスのコップが並んでいて氷の入った水のサービスが。

     水だけ?と思われるかもしれませんが、こちらではお店に入っても日本のようにお水は出て
     きません。お水は買って飲むものなんです。






     やっと開演時間となり一般客より一足先に会場へ入れました。
     初めて見るオペラハウスの中のコンサートホールです。
     ゆっくりと弧を描くように並んだ座席にはこれから人々が、、、







     このコンサートホールは収容人数2679席、正面ステージ奥には世界最大の機械式
     パイプオルガンと言われる“グランドオルガン”がありました。

     高い天井に目をやると外観からもわかる大きな貝殻の形をしているようです。
     これが外から見るとあんな風に見えるのかと感激です。

     このオペラハウスは世界からの建築家233の応募の中からデンマークの無名の建築家
     ヨーン.ウッソンによるものが採用され完成までには年月も費用も大幅に違い
     大変だっとか。
     でも今では世界的な建築物となりシドニーのランドマークになっています。







     実は今回のコンサートは日豪の文化交流を目的に毎年行われているもので無料。
     と言っても事前の申し込みがないと入れないのですが、今回は娘がチケットを取ってくれて
     いて座席も運良く中段の中央の席でした。

     原住民アボリジニの笛の演奏に続き、日本からの高校生の素晴らしいアンサンブルや日舞
     津軽三味線と続き、終了したのは10時過ぎ。
     開演中はカメラ禁止でしたがちょっとだけ、、、





     終了後会場からロビーに下がる広い階段を下りて出口へ。
     人々が去った後もオペラハウスの中をあちこち撮らせていただきました。
     こんなチャンスはめったにないですものね。






     ロビーを出た入り口付近のライトアップされた外観。
     ここにもどこか放射状に伸びる貝のイメージが、、、







     会場を出ると外はもう真っ暗ですが、ライトアップされたオペラハウスの屋根がふたつ
     暗闇にくっきりと浮かび上がっています。

     こうしてみるとオペラハウスの屋根は貝殻やヨットをイメージしたということが
     よくわかります。
     またオレンジの皮をむいたところからイメージしたともいわれているとか。






     オペラハウスの前には、こちらもライトアップされたハーバーブリッジがシドニー湾上に
     くっきりと浮かび上がっています。
     こんな時間になってもこのあたりにはいつもたくさんの人がプロムナードからの
     眺めを楽しんでいます。






     夜風が心地よくいつまでもいたい気分ですが、ひとしきり夜景を楽しんだ後は
     近くの駅より電車で帰宅。
     今回は娘と一緒でしたが今度はこの電車にも乗ってみようかな??
     実はこのあたりまでは自宅から十分歩いてこられる距離なのですが、、、








     オーストラリアで発行されている代表的な日本人向けに書かれた日本語総合誌
     「日豪プレス」をはじめ、こんなにたくさんの日本人向け情報誌があります。
     娘もここからオペラハウスのチケットを取ってくれました。

     こんな立派な雑誌が出ていると言うことは、それだけ日本人も多いと言うことでしょうが
     娘によると中国人や韓国を始めいろんな国の人向けの物も出ているらしいのです。
     しかもこれもみな無料で街のあちこちに見かけます。
     やっはりオーストラリアは物も心も豊かな他民族国家ということなんでしょうか。

クリスマスイブ&クリスマス

2009-12-26 | オーストラリア滞在記  その2



     クリスマスを前に街のあちこちで見かけるクリスマスの飾りつけ。
     デパートのショウインドーにもかわいいディスプレーが目を引きます。
     オーストラリアのサンタさんはトナカイではなくサーフィンに乗ってやって来ると
     言われるようですが、、、、






     トナカイがいましたいました!!
     でも、ここにはトナカイの赤や緑の長い角をいっぱい付けた綺麗なお姉さんが、、、
     サンタの赤い帽子をかぶった人もあちこちにに見かけます。
     街は今どこもクリスマスムードいっぱい。


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海沿いの遊歩道

2009-12-24 | オーストラリア滞在記  その2



     到着の日以外はここ数日シドニーの街にはいつも爽やかな風が緩やかに渡っています。
     先日は娘と車でシドニー郊外に出掛けました。

     先ずは前回来た時に案内されすっかり気に入ってしまった海沿いの高台に広がる
     Waverley Cemetry (ヴェイバリー墓地)
     青い海と空をバックに今日もWaverley Cemetry(ヴェイバリー墓地) は静かに
     佇んでいました。




     墓地とは言っても、まるで彫刻郡のような道が海岸縁までづっと続いています。
     日本のお墓はどうしても暗くジメジメとしたイメージになりがちですが、ここは
     カラッと明るく、まるで私には天国に近い散歩道でもあるパラダイスのように感じました。
     前回も“こんな所に寝れるならいつ死んでもいいな!!”と言い娘に苦笑されました。


     たしか前回来た時には、日本で有名になったあの歌が流れている頃だったと思います。
     ~~~~~私のお墓の前で泣かないでください、そこに私はいません、眠ってなんか
     いません~~~~~




     この墓地の下あたりから海岸沿いに沿って長い遊歩道がつづいています。
     前回来た時には歩いていない道です。
     高台の墓地からはこれから行くBondi Bay (ボンダイビーチ)が遠くに見えました。
     往復で2時間かかるコースだそうです。
     さあ!出発!!!





     長い海岸線がどこまでも続き、澄んだ空気と青い海が広がる気持ちのよい遊歩道です。
     海岸線は、Bronte Beach (ブロンテビーチ) Tamarama Beach, (タマラマビーチ)
     と続き、最後は一番有名なBondi Beach (ボンダイビーチ)に繋がっています。





     真夏のビーチには泳ぎのほかにヨットやサーフィンを楽しむ人も多く,みな三々五々
     夏の海を楽しんでいます。

     海岸沿いには高級マンションや個人の豪邸がずらっと並んでいます。
     季節柄かベランダの手すりには梯子を登るサンタさんの飾りが海風に揺れています。

     毎日こんな風景を眺めて暮らせるなんて最高でしょうね!!
     でも“塩害や風害はないのかな?”なんでつまらないことを考えるのは、負け惜しみですね。




     やっとボンダイビーチまでやってきました。
     最初に主人とシドンーに来た時泊まったホテルがすぐ近くにありますが、今は改装さ
     れてガラス張りの綺麗で立派なホテルに変わっていました。

     ここで一休み!!
     ここで買ったマンゴージュースの美味しかったこと!!
     白いかもめが群れになって緑の芝生の上を楽しげに飛び回っています。
     こんなにまじかにかもめを見ることも久しぶり。
     娘とベンチに腰掛けひとしきりおしゃべり。、、、でも話がつきません!!






     この後また1時間かけて墓地まで戻り、次に週一回行くというマーケットでの買い物に
     付き合いました。
     共稼ぎの娘たちにとって週1回の買い物は一仕事のようです。

     オーストラリアは果物が多く、野菜売場にはいろんな果物が溢れています。
     特にマンゴーが美味しく生のマンゴーを皮ごと半分から切り、賽の目に切り込みを入れえて
     くるっとひっくリ返して弓なりに盛り付けた物を食べると最高!!

     毎朝娘が出してくれるフルーツサラダもリンゴ、キューウィ、オレンジ、イチゴ
     と色とりどり。





     週1回の買い物はいつも大きなカートにいっぱいのようですが,今週はクリスマス
     休暇に入り、マーケットもしまってしまうのでいつも以上にストックがいるとか。

     やっぱりオーストラリアは新年よりもクリスマスの方が大切のようで、日本のクリスマス
     とは違いクリスマスには家族一緒に過ごし、クリスマスを当て込んだ商戦もまったくなし。

     それにしてもこちらのカートの大きさには驚きです。
     今日もカートいっぱいの買い物でした。




     “マドンナのブラ”と言われているアンザックブリッジを渡り郊外のマーケット
     より娘のマンションのあるシドニーの中心街に戻ったのはもう夜8時過ぎ。

     付けていた万歩計は18000歩以上、よくしゃべりよく歩いた一日でした。

お久しぶりです!!    香港乗り換え

2009-12-22 | オーストラリア滞在記  その2


皆さんお久しぶりです。お元気でしょうか? 冬の日本より無事オーストラリアに到着し,今快適なシドニー生活を満喫しています。
オーストラリアの空は広く、渡る風は爽やかで、人々は大らかで伸びやかで、、、、
           
でも来るまではいろいろと心配しました。今回はまったくの一人旅の上、香港での乗換えが一番気になるところでした。



今回は香港での乗り換えのキャセイ航空を利用しました。                                    キャセイ航空の座席には一台づつテレビが付いていて、映画などのほかに現在の飛行状況などが表示されるチャンネルがあり、到着ゲートナンバーと乗り換えの搭乗ゲートナンバーが到着30分前ごろから表示されます。

今回は到着ゲートが49,乗り換えの搭乗ゲートが3の表示です。
ということはゲート49から3まで移動しなければなりません。



香港に到着したのは現地時間夜8時過ぎ。窓際の席から空港の明かりが目に入りました。
香港国際空港はかつて街中にあり、町の上空すれすれに飛ぶことで有名だった慶徳空港から中部国際空港のように海上に新しく出来た巨大空港です。

到着後空港に降り立つと出口にゲート変更の表示を掲げた紙を持った係員がいました。  よくみるとシドニー行きはゲート3から4に変更とあります。
危うく見落とすところでした。ヒヤ!!



搭乗ゲートには出発20分前には着いていなければならず、その前に手荷物のチエックインを済ませないといけないので1時間ちょっとの乗り換え時間は初心者にとってはドキドキ!

5階に到着した客はここで手荷物のチエックイン後エレベーターで出発ロビーの6階に移動です。ここからが問題!!

取り合えず広い空港内をゲート4まで移動しなければなりません。空港内にはシャトルも走っていることは知っていましたが、今回は歩いて移動を選びました。



取り合えず“Departure(出発)”の表示を頼りにひたすら歩きました。
20分ぐらい歩くとゲート3の表示が見えてきましたが、ゲート4が見当たりません???
と思ったら通路が大きくカーブしていてL字型になった先でした、、、、ひやひやさせないでよ!! (笑)
これでやっと娘たち夫婦の住むシドニーに行けそう!! 
一番気がかりだった乗り換えは、これでなんとかクリアです。



夜の香港国際空港を飛行機が飛び立った瞬間思わず安堵が広がりました。
その後緊張と疲労から開放された為か深夜に出た食事後気分が悪くなり思いがけない嘔吐に見舞われ四苦八苦。
こんな経験はめったにないのですが、収まるまで数時間かかり朝食はパス。
飛行機は翌日の午前無事シドニーのキングスフォードスミス空港に無事着陸しました。
オーストラリアの税関はチエックの厳しさで有名ですが、入国カードに正直に申告すれば難なく通過できることも初経験でした。 

日本から持ってきたおせんべいやふりかけ、おすましやお茶漬けのもとも没収されづずに済み、娘たちへのお土産も全部ok!!でした。
娘とは空港内のマクドナルド前で無事合流!!旅の無事を喜びあいました。       オーストラリアの抜けるような青空を想像していたのに、到着のこの日は珍しい雨でした。

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今娘のパソコンからやっとブログをアップしています。 
出歩くことが多く、なかなかアップ出来ないかもしれませんが、出来るだけシドニーでの日々をお伝えできればと思っています。