自転車は直っても・・・

自転車のパンクは道具さえあれば直る。

人間も痛みは薬で治まるし、傷は放っておいても治癒力で直る。



ところが今の体調の悪さはどうにもならない。


運動不足はそろそろ少しは解消されてきていると思う。

努めて歩くようにしているし、体を動かすことはかなり意識できていると
思う。

それでも体力の無さを痛感する毎日で、それについて最近思うのは、決定的
に筋力が劣っている事が全ての歯車を狂わせている原因ではないかというこ
と。


特に上半身。
痛みが肘、肩ときて手・指ときたものだから腕を鍛えられる暇が無い。



筋力の無さから来る体力の無さが体調に影響している気がする。




そして移植の後、自分で一番変わったと感じるのは精神面。

躁と鬱ではないが、体調が良い時は全く感じない（病気前と同じ）のに、
少し体調が悪くなると、体より先に頭が反応するのか、精神的にはかなり
落ち込む。

自分では、そんな筈は無い、自分に限ってそんな事は無い、と思うのに、
いつの間にか訳の解らない不安感に包まれている。

不思議な感覚だ。



ゴムのりをペタっと塗って、パッチで完璧に穴を塞げたなら・・・
不安感を払拭できる道具があったなら、と思うのです。