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ロボット支援手術da Vinci Surgical System(ダ・ヴィンチ・サージカルシステム)

手術室に入って最初に目に飛び込んできたのはやっぱりこれ。



ロボット支援手術のロボット、ダ・ヴィンチ・サージカルシステム。


これから全身麻酔による手術を受けるというのに、思ったのは、

「記念写真を撮りたい。」

ずっと写真でみてきたものが目の前にある。

ニノのドラマ「ブラックペアン」にでてきたアレだ、と。




とはいえ、すぐに手術用ベッドに寝かされる。

この手術、頭部側が25度程度下がった状態で施術されるので肩への負担が大きい、

という情報を見ていたので術後の肩痛を心配していたけど、杞憂だった。


ベッドは、ウレタン状の細かいクッション材が敷き詰められていて、そこに身体を沈み込ませるような感じ。

身体を横たえた瞬間、事前に先生に聞いていたように、何の心配もなくなった。

「全身で支えるような感じになりますので、肩等部分的な痛みはないと思いますよ。」と。





ロボット支援、というのは支援、であって、術者はあくまで人間。




熟練の医師による遠隔操作だ。


後で聞いた話しで、執刀(?)してくれた主治医は過去約300例の実績があるという。



メリットとしてはなんといっても細かな作業の精度の高さ。

それと、6か所も開けるとはいえ、傷口の小ささ。




その、身体への負担の少なさを手術翌日には実感する。

そして翌々日、昼間は一人でシャワーをし、夕方には一人で普通に歩いている。


痛み止めが効いていることもあるけど、動かなければ痛みも弱く、むしろ尿管の痛みと違和感のほうが

ずっと気になってしまっていたほど。



日一日と良くなる、というよりも、時間単位で良くなって行く感じ。

これは、移植と再手術の時には考えられなかったこと。



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コメント ( 2 ) | Trackback ( )
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コメント
 
 
 
Unknown (なな)
2020-10-10 12:53:13
少しずつ快復されているようでよかったです。
でも排尿コントロールがこんなに大変だとは、、。
日常生活がとても大変ですね。
胆汁の袋をぶら下げて過ごしていたころ面倒だなぁと思ってましたが、それよりもずっと過ごしにくいですね。
無理なく快復されますように!
 
 
 
Unknown (かんぞう)
2020-10-10 22:23:38
ななさん、こんばんは。

一番大変なのは、尿意を感じる場合でもその頻度が多くて、夜中もですけど、日中も思ったより大変です。

でも、胆汁のアレ、わたしもトータル8か月弱ぶら下げていましたが、あれに比べるとまだいいです。
身体から管が出ているわけではないので自由度も高いですし。
あの経験があったから今も前向きにいられる、というのはあります。

逆に言うと、手術経験が無くて今のような状況になってしまっている人は、肉体的、精神的に本当に大変だと思います。
一年経って治らず仕事を辞めた人とかもいます。

元の状態に戻ることを信じて、今はリハビリに励みます!
 
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