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目もあれば耳もある。

簡単に言ってしまったら本当に不謹慎だし、「他人に何が分かる」状態かもしれないけれど、

それでもやはり身につまされる。


歌を生業にする者にとっての、声の喪失。つんく♂さん。





周囲の色んな人が語っているように、声帯の摘出に至るまでの思いというのは、想像に絶する。


それはきっと、女性にとっての乳がんや子宮がんでのことと同じだろう。




これまた不謹慎かもしれないけど、そう考えると、移植してもらえるってやっぱり幸せなことなのか。

生死と隣り合わせという状況は共有しながらも、術後の置かれる立場は人それぞれ、大きく違う。




でも、目もあれば耳もある。

食道発声法という道もあるらしい。


何より前向きな姿勢が素晴らしし、羨ましくもある。






つんく♂さん、出身大学の入学式では、LINEを使って「会話」をしていた。



未だガラケーの自分にとって、スマホもLINEも、とりあえず必要のないものだった。

かつては耳の不自由な人にとってのメール、身体の不自由な人にとってのパソコン、文明の発達が、

身体の不自由さを補うことには本心で凄いこととは思っていたけど、あの映像を見るにつけ、

やはりものは使いよう、と思う。




あとは食道発声法で日常会話を身に付けてほしい。

そしてあわよくば、もう一度「シングルベッド」を聴きたいと願う。



いい意味で、負けていられない。
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