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医者の言葉

自分で思ったり、言葉にしたりできる事でも、他の人に言われるとドキッとしてしまう言葉って、大概は
嫌な感情を持つ言葉だと思う。

女性であれば「太ったぁ?」とか「結婚、しないの?」とか。

男性であれば「髪、薄くなったねぇ」とか「給料、これだけ?」とか。



言われる相手によって、受け取り方はガラッと変わるだろうから一概には言えないけれど。



そんな「言葉」には色々あるけれど、それが、



「一度死んだも同然なんだから!」



と単刀直入に言われたらどうだろう。





心の中では、あの移植以来ずっと思ってきたことだけど、他人にズバッと言われるとは。

それもK病院の担当の医師。



先日の定期検診。

肩、背の痛みを相談しているうち、外的要因と共に、精神的な負担も原因かも、という話しの流れで、


「かんぞうさんは、ほら、どうせ一度死んだも同然なんだから、細かいこと考えていてもしょうがないしょ。
大概なことは「まぁいいや」で済まされるんじゃないですか。」



ですよねぇ~。



ずっとそうは思ってみても、やっぱり気持的には色々と簡単に済ませられない事がある訳で、でもそんな
私的な感情は一蹴、やっぱりお医者さんの言葉は重い。



時として、どんな高価な薬よりも効果的だと思うわけで。




それが、言葉の選択を間違えば、逆に凶器にもなる。

患者にとっては、すがる思いで医者に掛り、心無い言葉で傷付けられたら。





自分は、K病院でもH大病院でも、お医者さんには本当に恵まれた。

もっと言ってしまえば、緊急で掛った最初のS内科病院、ここの医師のおかげで今の自分がある。




年末年始、病院に、医師に、看護師に、休みは・・・無いんだろうな。
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