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再手術へ向かって~最後の望み

今日、札幌はこの冬一番の寒さ。

灯油高騰で家の中が寒い、外も寒い、財布の中身も寒い、心も体もあそこも
みんな 寒~~いっ!!




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<・・・一年前>

・・・2006年 7月9日



12日のPTCDが決定した後、2泊の外泊を終え、9日夜病院に戻る。


翌10日、最初の入院から1年近く経とうとするこの日、初めて冷蔵庫を
借りた。

これまで何度も冷蔵庫を借りようという話しはしていたが、それが入院の
長期化を意味するようで、なんだか嫌で一度も借りていなかった。



夕方、第三内科を受診、後日、胃・腸運動機能を調べる検査を行うことに。



11日、放射線科で翌日のPTCDの説明を受ける。

これまで何度も同じような説明を受け、同じような事をしてきた検査だ。


【PTCD 内外瘻(ろう)】

・局所麻酔により、ガイドワイヤーによる狭窄部通過

・内外瘻チューブ交換

・場合によってはバルーンによる拡張

・所要時間 30分~150分

・起こりうる合併症 ~吐き気・嘔吐・窄刺部出血・腹腔内出血・皮膜下
 血腫・血管損傷・感染・膿瘍・肺機能異常・胆管壊死・胆道出血・造影
 剤によるアレルギー・手技困難・放射線被爆による障害・肝損傷



合併症の多さについては、何度も検査・施術を繰り返してきたこの時点で
はまったく気にもならない、それよりも問題なのは150分の所要時間。


もうすでに開けられているチューブの穴からワイヤーを差込み、胆管を探
るこの検査、検査というより内視鏡手術というべきものだが、ただでさえ
穴開口部の痛みにはホトホト参っていたので、果たして長時間耐えられる
のか、・・・まったく自信が無かった。





くしくもこの日、仕事関係の方からの電話・メールが重なった。

何も変わらず、どんどん過ぎていく外の世界と、病室を出る事さえできず、
いつ回復するかもわからない自分の姿を比べ、なんとも虚しかった。
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