鉄砲之取扱。

「信長の野望Online」の、鍛冶屋の特化技能「鉄砲之取扱」についてです。
鍛冶屋の特化の中で唯一攻撃のみに絞っているのが特徴で、鍛冶屋の生産品である鉄砲を最大限にいかせる特化技能です。
が、これもまた苦労の割に報われない特化技能だったりします。
武芸伝や陰陽師と仲良くなれそうです。
弾代で猛烈に出費がかさむ、鉄砲に付与ができないなどの制限がある分、初期の頃はそれを補って余るほどの恩恵は確かにありました。
特に対人戦では非常に有利で、盾役が頑張って標的固定しても、「狙撃・改」で標的固定を無視して攻撃できると言うのは非常に重宝されました。
ただ、今では回復量も増加しているので、一人だけで同じ標的を狙っても、効果が得られにくくなっています。
さらに、ただでさえ攻撃を外す可能性があるのに、秘伝忍法の「空蝉の術」によって、確率で完全に無効化されてしまうなど、メリットよりもデメリットの方が目立つ様になっています。
鍛冶屋の基本設計も、侍や忍者と比べて良いとは言えず、「全体看破」が使用できないと言うのもマイナス点です。
乱射系の技能は優秀ですが、消費気合が大きいですし・・・。
もっとも、鉄砲之取扱の技能に問題があると言うよりは、忍者の乱射系技能が優秀すぎるのですが。
今でも乱射徒党は存在し、確かにその時は鉄砲之取扱は必要とされるのですが、それ以外の時は、これと言った需要がないのが難点です。
もはや攻撃が直接攻撃か間接攻撃かと言う点はほとんど意味がなくなり、そうなるとどうしても暗殺奥義の方が優先されてしまいます。
結界を持つ敵の場合、鉄砲之取扱は「四段撃ち」などで根性で破るしかありませんが、暗殺奥義なら一発ですし。
もっと、鉄砲の取扱ならではと言う特徴が必要なのではないでしょうか。
鍛冶屋の最大のメリットは、「刀の至り」で自分の攻撃力を高められる事です。
これが、ダメージにもっと結びつくようになれば、需要が増えるのではないでしょうか。
暗殺奥義と比べて、サポートがいまいちな分、攻撃力がすごい、となると、それが特徴になると思うのです。
やり過ぎると武芸伝の立場がなくなりますが・・・。
今ではNPCすら「空蝉の術」を実装している事があるほどです。
もっと鉄砲之取扱の立場が改善すればと思う次第です。
ちなみに、鉄砲之取扱は当然鉄砲が生産できる訳ですが、自分で作るよりは、売られている物を購入した方が安いと言う方が多いです。
生産面でも苦労している様です・・・。