坊主の家計簿

♪こらえちゃいけないんだ You
 思いを伝えてよ 何も始まらないからね

「あなたの事は決して忘れない」

2007年09月30日 | 坊主の家計簿
 9月30日

 食類  タマゴパン      100円

 合計             100円
 9月累計         98802円

 朝から雨。そのせいか昨日よりも肌寒く感じる。
 村では、っちゅうか泉州一帯(除く春木&岸和田の浜)は今日がだんじりの試験曵き。昼から小雨になって来て、試験曵きも昼からだったから少しは良かったものの、お参り先情報によると「寒いから行くのイヤや」っちゅう声多し。
 この辺が岸和田の浜との気合の違いであろう。あの辺りは200人(数字は適当)中195人までは「死んでもエエ」っちゅう感じやけど、やはり他の地域では200人中180人しか「死んでもエエ」っちゅう気合がない。まあ、青年団はどこでも100人(数字は適当)中100人が「死んでもエエ」っちゅう感じやろうけど。
 ちなみにだんじりは『祭』としては2日間だけやけど、青年団の皆様はここ数ヶ月は毎日祭り囃子の練習もしてはる。走ってはる。まあ、中心やし、エンジンやし。

 しかし、オッちゃんは寒い。。。急激や、っちゅうねん。風邪ひいた人もおったぞ。「こんなに急に気候が変わってもうたら、年寄りは体がついて行けへんわ」でっせ。
 もはや青年団にも入れない39の若年寄りも少し雨に濡れたので昨日に引き続き部屋に引き蘢る。祭の音を聴きながら、「皆さん、すまん。ちゃんと本番は観に行くからな」と布団でスヤスヤ眠る。。。
 
 いや~、ジャイアント白田、見事な引退試合でしたな。

 それもエエねんけど、『フォーガットン』を観た。
 「どこがスリラーやねん!」と取りあえず。確かに交通事故のシーンはしばらくトラウマになりそうな位にショックだったが、基本は「あなたは神を信じますか?」っちゅう映画か。

 昨日、29日。沖縄では大集会が行われた。教科書問題である。(http://www.okinawatimes.co.jp/day/200709301300_01.html
 参加者11万6千人。内地からのヤマトンチューの参加者が居たとしても、沖縄県の人口は137万人である。1割近い人達、10%近い人達が参加した事になる。
 1割云うたら凄い数字である。阪神・関本の春の打率並みの数字である。お前がちゃんと打って呉れてたら。。。
 あ。
 映画『フォーガットン』は、息子がさらわれた記憶を忘れない母の物語。最後まで精神病扱いされても決して忘れなかった。
 沖縄の人達は、金目当てとか云われているらしい。他の情報は観てないが、他にも色々と云われているのだろう。
 でも、決して忘れない。
 血肉となった事実は忘れる事が出来ない。
 やった方、つまり私(達)ヤマトンチューにとったら都合の悪い事だ。だから記憶は改ざんしたい。都合の悪い歴史は抹殺される。
 でも、やられた方は忘れられない。

 日本はアメリカから原爆という人類最大の無差別虐殺を行われた国である。
 国家というものが、別に『鬼畜英米』だけでなくそういう事をやりかねない事を知っているのではないのか?
 この辺がいわゆる『愛国者』と違った意見なんだが、私はかなり暴力的な『私』という存在があり、邪魔な存在は消し去りたいし、消し去っているし、それが共同体、国家となったら尚更の事だと感じる。100年後、200年後には日本が死刑制度をやってた事すら記憶から消し去るのか?
 美しい軍隊なんぞあり得ないし、美しい国家もあり得ないし、美しい人なんぞもあり得ない。この辺がいわゆる『左翼』とは違う所だ。
 やるときゃ、やる。殺す縁が来たら殺す。それが人間、っちゅうもんであって、かつそれが『国家』の仮面をかぶって、つまり戦争責任を東條氏達戦犯のせいにして、自分達は被害者の仮面を被って罪を避けて来た戦後の問題がある。
 靖国神社にはA戦犯も合祀して『当たり前』なのだ。それが靖国神社なんだから。
 当然、靖国神社は穢れでもない。清浄なる場所でもない。ただ単に他の宗教法人と同じ、つまり伝統宗教からいわゆる新興宗教までを含めた『宗教法人』と同じなんだから。勝手にやってりゃエエだけの話や。
 真宗門徒にとっては東條英機氏は浄土往生したわけやし、決して『英霊』でもなんでもない。他の真宗門徒と同じく。

 しゃて、ミャンマー。
 僧侶を殺したり、僧院を弾圧したりした人の宗教はなんなんだろうか?ふと、疑問に思う。
 報道では兵士の中には熱心な仏教徒も居て、いやがってた人も居たらしいが、主導者は何教なんだろうか?
 私は『門徒』なので、別に僧侶を殺しても、それは他の人達と全く同じ『人』なんだから、それ以外には全く影響がないという価値判断なんだが。
 報道でも取り上げられる。『僧侶を殺した』『僧侶を含む』なんぞと。それが、そこの地域にとっては重大な事だったりするのだろうが、なんとなく違和感を感じる。
 しかも、仏教徒が多いミャンマーでは多くの人達が一度は出家するらしい。だったら、別に一般人と一緒でエエやん。何かことさら『僧侶が』『僧侶を含む』なんぞと騒ぎたてずにやな、単にミャンマー政府が民間人を虐殺した。でエエんと違うんけ?
 なんや、『僧侶』の命と、他の民間人の命の重さが違う、っちゅうんかい。

 当然、上座部だろうが、大乗だろうが、真宗だろうが、仏教は基本『民主的』である。
 んなもんは、『ブッダ最後の旅(大パリニッバーナ経)』の冒頭に書いてある。(http://www2.big.or.jp/~yba/asia/nehan01.html#01

 ミャンマーの現政権の人達も、ミャンマーの『僧侶』も、民間人も、同じ命やないかい。
 沖縄で集団自決した人達も、東條英機氏達『戦犯』も、同じ命やないかい。
 勝手に誰かが命の優劣を決めとるだけやろ。
 殺してエエ命があるねんやったら、粗末にしてエエ命があるねんやったら、『自分だけは特別』っちゅう意識を捨てたらエエねん。
 んなもん、孤独やろ。

 「あなたの事は決して忘れない」と、映画『フォーガットン』の母ちゃんは云うてたで。
 『自分は特別』なら、『みんな特別』や、っちゅうねん。
 『自分が特別』やから、『みんなも特別』や、っちゅうねん。
 
 別に『僧侶』が特別偉いわけでもない。ジャイアント白田が偉いわけでもない。関本が特別、特別。。。もうちょっとなんとかならんか。。。お前が3割20本打って呉れてたらなぁ。。。まあ、来年は広島から新井、中日から福留も阪神に来てくれるはずやし、後は先発陣やなぁ。。。

 ん?なんか話が。。。
 まあ、毎度のこっちゃし。

 明日はお葬式。
 ホンマ、エエ仕事させて頂いていると思う。
 ホンマ、エエ勉強させて頂いていると思う。
 一人、一人でっせ。

不良の『民主化』

2007年09月29日 | 坊主の家計簿
 9月29日

 一円も使ってません。

 9月累計            98702円

 寒い。。。え~と、確か昨日の大阪は32℃近くあったと思うのだが、10℃ぐらい下がっとるんやろなぁ。。。急激や、っちゅうねん。
 よって、布団でゴロゴロ。

 『緊急!ビートたけしの独裁国家で何が悪い!?』っちゅうテレビを観てた。
 アメリカが北朝鮮に対するテロ支援国家指定を解除する、とする。いきなりは無理でも和平に向かって行くのだろう。
 っちゅう事は、38度線が軍事境界線でなく、国境になる。
 多分、北朝鮮はそのままの国家体制であろう。
 38度線が韓国と北朝鮮との友好の象徴として一大繁華街が出来るのだろう。
 北朝鮮に『平壌コカコーラボトラーズ』が出来て、北朝鮮の若者がアメリカンロックを聴きながらアメ車のオープンカーに乗って「ヒャッホー!」とか云うのだろう。それを観て北朝鮮の爺ちゃん婆ちゃんは「最近の若者は。。。」等と愚痴るのだろう。
 
 日本のマスコミは北朝鮮バッシングをやって来た。
 んが、以前からもあったのかも知れないが、この前にグルメ番組(?)で『平壌タウン情報』みたいな感じのをやってたし、で、今日の『緊急!ビートたけしの独裁国家で何が悪い!?』である。
 日本のテレビも変わって来たのぉ。。。まあ、ホンマにアメリカが北朝鮮と和平を結んで朝鮮半島に平和がやって来たら、日本のマスコミも困るんやろうし。北朝鮮の国家体制で最大の問題は『世界最強の米軍と戦争状態ある』っちゅう事やねんし。そりゃ、軍事国家になって『当たり前』やし。食料が軍部に集まってもしゃーない。それが篭城戦のセオリーやねんし。
 んが、それが変わろうとしている。
 確かに軍隊は失業対策にはなるんやろうけど、別に闘う国がないのに、つまり周囲を中国、ロシア、韓国に囲まれ、米軍の圧力もない状態で、何処と戦争する、っちゅうねん。軍部が無くなる事はないんやろうけど、まあ、形を変えたり、縮小化するだろう。
 で、北朝鮮に多くの『外国人』、韓国だけでなく、きっと地球温暖化で大人気のウランなんぞを求めてアメリカ人が多くやって来るだろう。
 すると、今まで色々な形で北朝鮮を叩いて来たテレビ局なんぞも困るだろう。「なんや、それ程悪い国と違うかったやん」と云う事が暴露されるわけやから。
 まあ、拉致問題も福田総理は「私の時代に解決する」とか云ってたけど、仮に解決したとしたら、それは福田総理の力でなく、アメリカの力やな。アメリカが北朝鮮に対する敵対を辞めたから、っちゅうのが最大の要因だろう。

 他国でも、他人でも、何か自分(達)が握りしめている一つの価値観だけで判断してしまう危険性は大昔から釈尊が云って来た事なのだが、いまだに難しい。
 『女は男ではない』っちゅう当たり前の事すら難しい。
 女は男ではない。よって男と比べて女を比較して『劣っている』だの『この部分は優れている』だのと云う事はナンセンス極まりない。
 それぞれの国の文化も同じである。それが一時期大流行した文化人類学っちゅう学問から教えて貰った事である。

 んが、『疑ってはいけない』とされている聖域みたいなもんもある。『民主化』『人権』等々。非常に正義っぽいが故に危ない。それぞれの国にはそれぞれの事情がある。まず第一の基本は、その『違い』を尊重する事である。
 日本はこの辺が苦手なのかも知れない。『脱亜入欧』やし。尊王攘夷でやった明治維新が成立したらさっさと『攘夷』なんぞ捨ててしまってしまう国やし。『鬼畜米英』が、コカコーラを片手に米英ロックを聴きながらアメ車に乗って「ヒャッホー!」の国やし。
 よって、いまだに『先進国』『発展途上国』なんぞの価値判断もあるし。『民主化されている』『民主化されていない』で、その国を判断してしまう国民が多くいる。

 少し前の学習会でブータンの話題が出た。その時に私は「その内にブータンの若者がアメ車に乗って『ヒャッホー!』とか云い出すんやろなぁ。。。」と云ってたら、そこまでは行ってなくともブータンにディスコがあるらしい。洋服を着た兄ちゃん、ネエちゃんらが踊ってた。まあ、別に『不良』なんぞそんなもんやし、別にエエのだが、何か少し寂しい。
 その内にブータンにイオンや7&iが出来て、地元の店が潰れたらその責任を『都会』のせいにするような心貧しい人達が出てくるのだろうか?

 自民党の『地方・都市格差是正』で何をやるのかはよく知らん。何やら『道路整備』とか『携帯電話の電波』なんぞと云うワケの解らん事を云ってたが、まあ、地方に金をバラまいて都市化したいのかな?都市部みたいにしたいのかな?豊かな農村を潰して行きたいのかな?売国奴が。

 ブータンには情報が入って来た。他の国の様々な情報が入って来た。まあ、エエこっちゃ。選択肢を国民で決めれる事は『民主化』に飼いならされた私にはエエこちゃ。
 そのうちに『ブータン・パンク』とか『北朝鮮・パンク』っちゅうジャンルが確立されて行く、っちゅうのもエエこっちゃ。
 どこの国でも、どんな文化でも必ずはみ出すヤツ等は居てるのだろうし、その人達が今までの事を違った事=欧米化!を目指す事も構わん。
 けど、まあ、それも『過渡期』みたいなもんであって、『反抗の為の反抗』を利用してちゃんと大儲けする人達が居る、っちゅう情報も掴んどいた方がエエと思うが。小さい『村社会』では反体制かも知らんが、世界的な流れで云うと『体制べったり』っちゅう事も知っておいた方がエエと思うが。

 『緊急!ビートたけしの独裁国家で何が悪い!?』を観ながら、やはりミャンマーの事を思う。
 「こんなタイミングでなんちゅう番組を放送しとるねん」と云う抗議の電話があったと想像するのだが。

 スーチー女史は好きである。以前に好きだった女の人に似てるし、好きである。本まで買って読んだくらいに好きである。
 んが、基本はミャンマー国内の問題である。ミャンマーがどんな国家体制を取ろうが、その国の勝手である。
 けど、たかがデモしたくらいで発砲して殺人をするのはアカンやろ。
 別に『僧侶が殺された』『日本人が殺された』だからではない。やり方がアカンやろ。
 外圧でもって民主化をミャンマーに迫るのは論外だが、人を殺すのはアカンやろ。
 最悪、どこぞの大きなお世話の民主主義の押し売り国家達が軍事介入しまっせ。

 個の尊重は他の尊重なくしてあり得ない、と思うのだが。
 ミャンマーが現在の国家体制でもって存続したいのなら、弾圧はアカンやろ。
 従わない国民を暴力でもって弾圧するのなら、『民主化』の流れに従わないミャンマーを暴力でもって弾圧する事と同じだ。
 
 当然、言論にも強弱がある。軍事に強弱があるのと同じく、弁論にもある。
 他からどれだけおかしい、変だと云われても別にエエと思う。のなら、その論理が唯一成り立つのは『他を尊重する』っちゅう事だけだと思うのだが。
 『他を尊重しない』っちゅう論理が弾圧を産み、弾圧されるわけやし。

 別に民主化されない国があってもイイ。それはその国の国民が決める事だ。近代化だろうが、民主化だろうが、その押し売りでの明治維新や朝鮮半島への侵略なんぞ真っ平御免だし。
 傍から見てたらおかしな国や、『遅れてる国』があってもエエ。
 ブータン人が自分達の事を『発展途上国』なんぞと云う必要がない。民主化された先進国に憧れる必要はない。
 当然、そんな事を『先進国』の日本人が強制出来るわけもない。

 ブータンが民主化されようとしていて、ミャンマーでは日本から観たら『軍事政権』の下で人が殺される。
 民主的なはずの日本では法務大臣が法の下の殺人をバンバンやりそうである。
 相撲の土俵に女性が乱入して、相撲部屋ではリンチ殺人が起る。

 議論を好む。
 「何故答えられないのか!」
 と、答えられない人を圧迫する。

 ネット右翼や、2チャンネラーは『根性なし』と罵られる。

 ♪小さい秋 小さい秋 小さい秋 見つけた(サトウハチロー )

 世界が一つの思想、例えそれがもの凄く正義っぽい思想であっても、仏教であっても、そんなもんに支配されるのはイヤだ。
 声をあげて、殺される人が居てるのもイヤだ。
 変だろうが、おかしかろうが、関係あるかい!
 何かの価値判断から、『民主化されていない』っちゅう『民主化』なんぞ、『民主化』っちゅう暴力やろが。

 人間は間違いだらけのナマモノだ。だから殺すな。
 部屋のしきたりに背こうが、
 国家(共同体)にとって都合が悪かろうが、
 テロ支援国家だろうが、
 殺すな。
 所詮、『私(達)にとって』邪魔なだけの存在じゃないか。私にとって私が邪魔になったら殺すのもイヤだ。私を邪魔者扱いするのもイヤだ。

 様々な想いを抱えた民が主であるのが『民主化』なら、んな事を絶対化したら『民主化』の定義から外れるのではないのか?
 民は『民主化ロボット』ではない。人間が作り出した理想のロボットではない。

 ああ、なんかカラオケで無性に戸川純のレーダーマンを喚き散らしたくなった。

時津風ヨットスクール

2007年09月28日 | 坊主の家計簿
 9月28日
 
 雑費  ミックスジュース      200円
     大阪→京都の昼得      330円
     マジックテープの腹帯   1260円
     輪袈裟          6190円
     本2冊          5355円
     大王ラーメン        580円
     三条→山科の地下鉄     250円
     山科→六地蔵の地下鉄    250円
     チョコアイス         88円
     六地蔵→京橋の京阪     380円
     京橋の立ち飲み屋      800円
     京橋→鶴橋のJR       160円
     もみじ          2800円
     鶴橋→難波の近鉄      200円

 合計              18843円
 9月累計            98702円

 注文してた法衣を取りに京都へ。
 これで普段着の法衣を除いても
 法要用黒衣四季兼用2
 法要用黒衣羽二重2
 法要用色衣四季兼用2
 法要用色衣羽二重3
 五条袈裟3
 七条袈裟1
 と、結構、新米(?)役僧としては衣装持ちになった。
 普段着の法衣はかなりありまっせ。ついでに下着(?)の白衣や、襦袢なんぞいまだに買って来たそのまんまの状態であるやつも数枚あるし。
 まあ、仕事衣ですし、必要なもんやし。

 帰りに京都でフラフラと。京都駅前で法衣を受けとって、三条まで賀茂川をひしょひしょ歩いてる間に、以前に2年間住んでた山科疎水脇に行きたくなってプラプラと。
 京都には月の名所が多くあるのだが、ここも隠れた名所。んが、今日は月は観れなかったが。
 その時に、つまり23、4ぐらいの時によく行ってた定食屋に行ったんだが、すっかり潰れてた。5年前まではやってたんだが。。。
 六地蔵経由で大阪に帰る。
 御無沙汰の鶴橋・もみじへでまったりと。

 あ、本2冊は
 宮崎國臣『至高の人 西光万吉』
 民俗小事典『死と葬送』

 最近読み進めている『宣言起草者 西光万吉の戦後』がおもしろかったのと、最近勉強している『忌む』についての関連での書籍購入。

 で、その本の事は置いといて、もみじで読んでた新聞に最近話題の相撲話。
 
 以前にかなり驚いたのだが、刑務所は障害者と健常者とのボーダーの人の場所としても活用されているらしい。まあ、行き場所がそこしかないのかも知れないんだが。。。今度ちゃんと本を読まんとアカンと思っているんだが。。。
 で、相撲部屋が戸塚ヨットスクールになっていたとは。。。まあ、当然、入門出来るくらいにガタイがデカクないと入れないのだろうが。。。

 すぐに悪役を作る。なぜなら『面白いから』。『視聴率をとれるから』。
 一応高校中退やし、学校解放系のフリースクールに通ってた元兄ちゃんは思う。
 あの父ちゃんは反省してたけど、やっぱり自分の息子に手をやいててんなぁ。。。大変やってんやろなぁ。。。
 時津風部屋の人も同じか。
 ただ、集団リンチ殺人はアカンやろ。

 あ、戦後の西光万吉、おもしろいっす。「さすが、宣言の人」っちゅう感じでっせ。

 朝青龍の時に『横綱としての品格』とかうんぬんかんぬん云ってた様な気がするのだが、『品格』を強制するムードの中でリンチ殺人されたらたまったもんやおまへんで。
 
 『平和』。平和を愛し、平和な世を求めるのなら、平和を強制する事は違うやろ。 
 「お前は何故、平和に生きれん!!!」と集団リンチする事はお笑いでっせ。
 まあ、それをやってしまうのが人間なんだろうが、んなもん悲しい。悲しすぎる。

 朝青龍を叩く。
 時津風部屋の親方を叩く。
 次はきっと週刊誌なんぞで殺された息子の事を書いて、お父さんを叩く記事も出てくるだろう。
 そうやって、『悪役』を作る。『鬼』を作る。
 のが、『鬼』ではないのかな?
 「あんなヤツ(等)は許せない!!!」と、鬼になる。

 問題提起しながら、「悲しいね」って。そんな事が『力』になる道もあると思うのだが。。。
 当然、破壊力もないし、面白くもないし、視聴率もとれないし、誰も悪役に出来ないから人気がないと思うが。。。

サシで勝負せんかい!

2007年09月27日 | 坊主の家計簿
 9月27日

 食類  チキン南蛮弁当      320円
     豚肉           174円
     カットパイン       100円
     しょうが         128円
     カップうどん2      138円
     発泡酒          175円
     にんにく          65円

 合計              1100円
 9月累計           79859円

 満月って今日やってんなぁ。。。昨日、ちゃんと月齢をネットで調べたんだが、さすがにとろけとるのぉ。。。

 明日はお休み。なんだが、明日は京都に法衣を取りに行かんとあかんので今日はおとなしくボケーっと、とろけながら『単騎、千里を走る。』を、酒飲みながら観てた。

 この映画は、恩師が勧めてくれた映画。っちゅうか、恩師の寺で上映会をやってたんだが、諸々の都合で行けなかった。ので、気になってたしレンタルして観た。
 やっぱりエエ映画だった。泣けるし、考えさせられる。ただ『考え』はとろけてるので弱いが。。。
 高倉健が獄中に居てる中国人の『生まれてから一度も会った事のない子ども』の写真を獄中で見せるシーンがあるのだが、そこで同じ獄中仲間も泣いてた。それが一番気になった。
 『人の力』も考えさせられる。
 中国の山奥の村まで携帯電話が通じる事も考えさせられる。

 けど、映画の話ではなく、今一番考えさせられる事はミャンマーの事なのでそれを少し。

 ミャンマーは仏教国らしい。で、国民の多くは僧侶を尊敬しているらしい。
 私は僧侶になる前も、僧侶になってからもデモに参加している。
 僧侶になってからのデモは、今度、大阪で計画中なんだが、それまでは京都で。
 京都の街をデモして歩く。まあ、『非戦デモ』でんな。私は私服だが、僧侶の格好をした人も居る。当然、東西本願寺の僧侶達である事はアピールしている。
 ミャンマーと全然違いまんな(笑)僧侶は尊敬されてもいないし、大きな影響力もない。西本願寺が公認(?)した参院選挙の実態をこの前に少し聞いたのだが、まあ、ギリギリセーフだったらしい。大谷派よりも遥かにしっかりとした組織(色んな意味で)である本願寺派がそうなんだから、大谷派が与える社会的影響力なんぞ、ほぼないだろう。

 エエ感じや。他の、つまり真宗系教団ならともかく、真宗教団としてはエエ感じや。標準語かどうか知らんが「サシで勝負せんかい」っちゅう事やな。
 つまり『僧侶』という特権意識を使うのでなく、あくまでも「云いたい事があるねんやったら私を説得せんかい」っちゅうかんじやろ。つまり、『僧侶』としての立場、『お偉い人』の立場なんぞ、全くない。いかにも真宗らしくてエエ感じや。
 「あんな、あんたが僧侶だろうが、教団が何を云おうが、私には関係ない。あんたに従う義務なんぞ全くない。文句あるねんやったら、伝えたい事があるねんやったらサシで勝負せんかい。かかってこんかい」みたいな感じで、非常にエエ感じや。全く影響力のない『僧侶』っしゅう意識を持った『門徒』が居てる、っちゅう事は非常に素晴らしい。
 『僧侶』に権力も権威もなく、ただ、『門徒』と同じ立場でしかなく、『僧侶』が声をあげた事、デモ行進した事なんぞを知ってても、決してそれに揺れ動かされる事がない、っちゅうのは素晴らしい。
 「僧侶が云ってる事だから間違いない」
 の方が、他宗はいざ知らず、真宗では怖いな。

 『単騎、千里を走る。』を紹介してくれた先輩にも結構噛み付いた。その前に音楽の趣味とか、映画の趣味とかで色々と話が合う事が多かったので、先にその人を好きになってしまった弱さがあるが、でも、噛み付いた事もある。それが礼儀やし。
 所属寺の住職も直接「死んだら褒めたる」と云うくらいに噛み付いているし(笑)

 とは云え、直接生活を共にした恩師は二人だけである。
 つまり専修学院時代の本科の恩師。別科の恩師。
 別科時代の恩師は、本科時代から好きだったし、別科に行って生活を共に出来た事が、その前から嬉しかった。いまだに、本科入学してすぐに『先生達の自己紹介』でもって
 「私が好きなのはものを拾う事です。私がキライな事はものを捨てる事です。だから私の部屋はゴミで一杯です」
 っちゅう言葉も憶えているくらいに。
 
 本科時代の恩師とはそりが合わず、卒業間近かまで噛み付いてた。少し諸々トラブルがあって、恩師を卒業間近に謝罪させた事があった。
 だから、卒業してからもキライだった。
 でも、謝ってくれたんだよね。あの先生は。ちゃんと、自分のミスを認めて、殆ど土下座に近い形で謝ってくれたんだよね。
 その事に『光』を観なかっただけの話。ただ単に、「ざまあみろ」とサド的に喜んでただけ。
 今になってみたら専修学院のブラザーシステム、つまり「教師が生徒を教える立場になってはならない。それは仏の教育的生命を殺してしまう事だ」みたいな事を、思いっきり表現してくれてたのに。
 今ならきっと「ありがとうございました」と云えるだろう。「あの時はすいませんでした」と謝る事が出来るだろう。

 『単騎、千里を走る。』を観ながら一番考えて居たのは親父の事。
 実家から出て行った、親父の事。
 別に問題はない。単に夫婦間の問題で熟年離婚をしただけだし。
 でも、実家のオカンにも滅多に連絡をしない私が、男親に連絡をするわけがない。
 けど、本を読む事は、爺ちゃん→親父から影響を受けたし、それ以上に、やりたい事を諦めて私を育てて呉れたわけやし、当然感謝しているのだが、別にそれを改めて会いに行って、例えばホームドラマでありそうな
 「親父、一緒に酒でも飲もうぜ」っちゅうのはあり得ないな。うちの親父は酒弱いし(笑)
 次に会うのは葬儀かも知らん。
 その前に何か連絡があれば、「親父の近所に坊さん付きのマンションがありまっせ」ぐらいは紹介するのだが、まあ、どっちでもエエ話や。

 親父はとにかく読書家だったので、特に微妙にグレ始めた私にはジョルジュ・バタイユの本が揃ってたのが有り難かった。コリン・ウイルソンも揃ってたし、17で実家を『家出』っちゅう形で出て、その後諸々の事情で戻っても、すぐに自分で部屋を借りて出て行って、でも、親父に「この本貸してな」ぐらいの会話しか無かったけど、でも、親父やな。だって、親父やし。

 そんな親子関係もあってエエと思う。向こうはどう考えてるのか知らんが。別に確かめようとも思わない。
 親父やし。それは紛れもない。

 『単騎、千里を走る。』
 生まれてからこのかた、両親、爺ちゃん婆ちゃん、兄貴や、親戚の人達。近所の人達等々。
 幼馴染み、学校で一緒やったヤツ等々。
 そこを出てからも、いっぱい、いっぱいの人達の世話になった。
 今でも、いっぱい、いっぱい世話になってる。

 今日は、葬儀。その後の還骨・初七日もやらせて貰った。
 毎月行ってる家やけど、会った事のないお婆ちゃん。遺影で素敵な笑顔のお婆ちゃん。
 少し、大きな葬儀だった。参列者も多かった。

 でも、参列者の少ない葬儀もある。

 でも、その人に関わった人達は多く居る。

 私と同じく、様々な感情を持ち、様々な事を考え、ずっと生きてこられた方(々)。

 誰が偉いわけでもない、誰が尊いわけでもない、誰にも変える事の出来ない、たった一人の尊い人生。
 そんな、人生の一端に関わらせて頂いた。
 その人直接ではないけど、「お婆ちゃんの葬儀に出てくれた兄ちゃんやろ」として関わらせて頂いた。
 関わる事が出来た。
 「あなたの葬儀に関わらせて頂きました」
 として、直接会った事のない人の人生に関わる事が出来た。

 誰が偉いわけでもない。誰が尊いわけでもない。
 ただ、一人の人生。
 ありがとう。

人道教条主義を超えて。。。

2007年09月26日 | 坊主の家計簿
 9月26日

 雑費  レンタル4       420円
 食類  にぎり寿司       200円
     鯖&鯵の酢締め     100円
     豪州純米酒3      315円
     鶏肉          177円
     麺類2          36円
     もやし          45円
     グリーンボール      80円
 
 合計             1373円
 9月累計          78759円

 レンタルは
 『踊る大走査線の特番』
 『フォーガットン』
 『単騎、千里を走る。』
 『ニュー・ワールド』
 の、4本。

 観る前に眠い。。。

 今日も学習会の予定だったのだが、お通夜が入ったので欠席。
 私が言い出しっぺの学習会やし、校長、教授共にしっかりと、特に教授は同じ世代なんだが、ワケ解らんくらい原始仏教から真宗まで無茶苦茶詳しいので非常に勉強になる。校長は『居てるだけでその場の学習ムードが変わる』と云う貴重な念仏者やし、まあ、大学では仏教学やったらしいが、同朋会運動が盛んやった時代の仏青出身で気合が入りまくっとるし。貫禄やな。
 なので、当然、行きたかったんだが、さすがに3日間の彼岸法要(当然、日常業務あり)→教団問題学習会の後でバテ気味やったので、お通夜が入った事でなんとなく助かった気もする。。。行ってたら、明日ヘロヘロやし。明後日休みでも、ヘロヘロはなぁ。。。

 よって、今日はノンビリと。
 今日は満月。月が綺麗だった。秋の虫声もエエ感じに聴こえて来て、とろけそう。
 っちゅう事で、とろけてます。ムニャ、ムニャ。。。

 護憲派の人が法務大臣になったらどうなるのだろうか?やっぱり「法律で定められた以上、死刑は執行しないといけない」になるのだろうか?
 ふと、そんな事が頭をよぎる。

 光市母子殺害事件の本村氏は、鳩山法務大臣の発言をどう感じたのだろうか?
 本村氏支持の報道ステーションでの論調は当然弱かった。

 光市母子殺害事件のウィキペディアを読んでたら、藤井誠二が出てた。そこから飛ぶと藤井誠二のブログを発見(http://ameblo.jp/fujii-seiji/)。
 当然、ちゃんと読んでない。とろけてるし。
 んが、『「教条主義左翼」の粉砕』っちゅう言葉を発見。宮台真司の言葉らしい。
 ちなみに私は宮台も藤井もそれ程評価はしていないが、まあ、この言葉はエエな。かなりのヒットやな。
 宮台がどういうつもりで使っているのか知らんが、私は日本の保守化の原因の一つは教条主義左翼のせいやと思ってるし。
 同じく教条主義女性解放運動が、自分達が目指している事と全く正反対の動きを生み出す事を考えたらエエねんやろうけど、まあ、考えられたら『教条主義』でも何でもないわな。
 「自分達が正義である」とされたら、その他の人達はどうなるのかを少しは想像したらエエ。特に『敵扱い』された人達、女性解放なら『男』が『女性解放』という一つの『解放』の為だけの正義に従わなアカン筋合いは全くないし。かえって反動を生むだけ。男のDVを問題にするんやったら、女のDVも問題にしろ、っちゅうねん。それが女の責任やろ。DVを取り上げるのなら、それくらいしろ、っちゅうねん。結局、自分達が正しい→自分達は被害者であって、決して加害者の立場ではない→よって、この正義に従わない人達は保守であり、差別者である。みたいな議論はワケ解らんし、カルト宗教みたいな感じで、それに賛同するか、つまり
 「郵政民営化に反対する人達が抵抗勢力なんです」と斬り裁いた小泉氏と何が違うねん。発想自体がDVそのものやんけ。

 話がそれた。。。
 とろけた頭で、ふと思う。
 「では教条主義ではなく、何があるんだろうか?」と。
 死刑の議論では二つのヒューマニズムがある。問題を光市母子殺害事件にしぼるが。
   1 あんなに平和な家族の生活を乱して、母子を殺した人は許せない。
   2 絶対的に死刑反対であって、被告に対する死刑を求める事は許せない。
 を、思いつく。
 共に、本来的な意味は知らんが、非常にヒューマニズムっぽい。

 私は死刑反対の立場である。誰だって殺されるのはイヤやし、それは人間だけに限らない。ゴキブリを殺そうとしてみなはれ。キャツ等は『必殺飛び攻撃』で持って、飛びかかって来まっせ。怖い、ったら、ありゃしない。
 その前に逃げようとするし。誰だって、どんな生き物だって殺されるのはイヤやろ。

 だからといって、本村氏や、本村氏に賛同する人達の気持ちもよく解る。
 私は死刑廃止の立場から、本村氏は死刑廃止論者になると信じてるし。あの人程、命の重さを体感出来た人は少ないと感じるし。

 人道主義、ヒューマニズム、っちゅう時に『宗教』が抜け落ちている想いを強く受ける。
 宗教、私は真宗門徒なので、当然仏から照らし出された罪悪深重煩悩具足の凡夫としてのヒューマニズムである。
 人間中心、つまり『私(達)中心』のヒューマニズムなんぞ大キライ。

 死刑制度は法律である。よって、法律教条主義なら当然の事、死刑をバンバン執行して行かなければならない。
 被害者だけの立場、加害者だけの立場に立つ。「殺せ!」「そういう声をあげる人間はおかしい!」等と。

 満月だったので星はあまり見えなかった。
 星、ひとつの星。それぞれが一所懸命輝いている星。

 人間はその星にレッテルを貼る。『何等星』であるとか。
 それぞれの星にとっては大きなお世話だろう。

 でも、言語がある以上、何らかのレッテルを貼る。貼ってしまう。
 「死刑廃止に反対する人達はおかしい」
 「光市母子殺害事件の被告を死刑にするべきだ」
 等々。

 人間は、機械ではない。でも、機械的に反射してしまう。それが私(達)なのだと私は感じる。
 感情もある、すぐに腹が立つ。
 「それはイカン」と、法に定められた死刑制度を執行しようとする。その勉強会を立ち上げようとする。

 でも、間違うのだ。
 自分が選択した生き方を肯定出来る程の強い人間はどれだけ居てるのだろうか?全く愚痴のない人間はどれだけ居てるのだろうか?
 そんな事を改めて思う。
 
 そこから始まるヒューマニズムがあってもエエやんけ。決して教条主義のヒューマニズムではない。
 揺り動かされやすい『人情』に立ったヒューマニズムでもない。
 そういう事に支配されている事に、そういう私(達)の事実に立った上でのヒューマニズムがあってもエエじゃないか。

 当然、本村氏に対して感情移入を「しようとしない」事はおかしい。
 で、そういう人達に対して感情移入しようとしない事もおかしい。
 その「おかしい」事がまさしく「私そのもの」であった、と云うヒューマニズム。
 何か自分の正解だけでもって、それが現代なら『反差別運動』であっても、何ら人間が作り出した正義であっても、所詮は、『人間』が作り出したものである。間違い多き人間が作り出したものである。その立場から斬り裁いている『だけ』の事である。

 そういう事を問題視したのが、釈尊であり、親鸞である。
 当然、仏教の教条主義も、親鸞の教条主義もおかしい。固定化されたもの、つまり縁起・空に反する事である。
 仏教徒であろうが、僧侶であろうが、どんな立場であっても、そこから斬り裁く事はおかしいし、その『おかしい事』に対して『共に苦しむ』事が、だから『裁かないようにしようよ』と云う事が大事だと思う。

 誰だって、一生懸命に生きてるんだ。それぞれの人生の中で。

蒼井優を日本の象徴に

2007年09月25日 | 坊主の家計簿
 9月25日

 外食  中華ランチ       525円
 雑費  ミックスジュース    200円
     イタメシ飲み食い   1980円
     本          1000円
     公文学費       4200円

 合計             7905円
 9月累計           77386円

 本は『水島見一 大谷派なる宗教的精神~真宗同朋会運動の源流』

 学習会で街へ。3日間の彼岸法要が終わったばっかりで結構お疲れモードなんだが、まあ、しゃーない。学習会もかなり濃密だったし、これもエエ。
 問題はその後の交流会で行ったイタメシ屋で『飲み放題・食い放題コース』を選択してしまった事である。
 ちなみに60分ラストオーダーで1980円。食べ放題はパスタとピザのみで、他に前菜、サラダ、鍋が付いて来る。
 生ビールが480円やし、当然、安い。安いのはエエのだが、食い過ぎた、っちゅうねん。
 まあ、最近『レッカー会社のイヌ・ダイエット』で少しウエストもしぼれたし、これもエエ。プチ油断ちをしてたので、これもエエ。
 ただ、食い過ぎて、脳味噌に血液が行かん。。。殆ど胃に行っとるねんやろなぁ。。。

 そしてビックニュースである。なんと、なんと、資生堂白ツバキの宣伝で、心斎橋筋商店街に、どデカイ蒼井優ちゃんの写真が!
 っちゅうか、蒼井優ちゃんは女優なので姿だけ見てもなぁ。。。当然、綺麗やけど、姿だけ見てもなぁ。。。
 とは云え、ビックニュースである。
 ちなみに『白ツバキ』には合計6人の女優さんが出ている。芝居の上手い順に並べると
 1 鈴木京香
 2 蒼井優
 3 観月ありさ
 4 広末涼子
 5 仲間由紀恵
 6 竹内結子
 か。3と4は微妙やし、5と6も微妙やけど、こんなもんやろ。

 ちなみに蒼井優ちゃん世代の女優は激戦らしい。
 有名所を芝居の上手い順に並べると
 1 上野樹里
 2 宮崎あおい
 3 蒼井優
 4 沢尻エリカ
 か。これも、1と2は微妙であり、3と4も微妙である。
 他に、長澤まさみ、上戸彩、綾瀬はるか、石原さとみ、堀北真希なんぞが有名所では居るけど、『役者』としてわなぁ。。。50歳、60歳まで役者として仕事が出来るかどうかいうたらなぁ。。。まあ、無理やろ。

 上野樹里は普通に芝居の上手な役者さんとして活躍して行くやろうし、宮崎あおいちゃんは日本が誇る名女優になるやろう。
 沢尻エリカはスタッフがエエのんか『悪役キャラ』で見事にキャラが立ってるし、まあ、芝居もちゃんとしてるし、岩下志麻→高島礼子→沢尻エリカなんだろう。
 
 で、蒼井優ちゃんである。芝居も当然上手く、クラシックバレエの基礎もあって動きが一番綺麗。けどなぁ。。。
 上記3人は充分に主役をこれからも張っていくやろうけど、蒼井優ちゃんには主役はキツいかな。
 上野樹里にも強烈な印象があり、宮崎あおいちゃんはそういう議論を許さない程の圧巻やし、沢尻エリカは芸能レポーターを通じて見事に悪役としてキャラが立った。
 蒼井優ちゃんは本人が語る通りに『無個性なのが蒼井優の個性です』なんだろうが、それではやっぱり弱いしなぁ。。。
 よって、おお化けする可能性もあるんやろうけど、主役にはキツいかな。沢尻エリカみたいな悪役は無理やし、まあ、プロレスで云うと藤波みたいなもんか。長州みたいな大輪の華は咲かせる事が出来ひんかも知らんが、でも、実力者として、また、そこそこの人気者として活躍して行くのだろう。少し地味で、騒ぐ程の透明感もなく、でも、確かな演技力と、確かな動きで多くのファンを魅了し続けて行くのだろう。
 で、それが蒼井優ちゃんのキャラには一番似合っている感じもするし。

 そして日本の進む道も蒼井優ちゃんみたいな道を歩めばエエのに。
 国連の常任理事国とかを目指さずに、大東亜共栄圏の様な華やかしさも求めずに、アメリカや中国の様な大国と肩を並べようと思わずに、フランスやイギリスの様な国と比較せずに、金額だけの経済大国も捨てて、単なるアジアの島国として、でも、平和憲法があって、『都市部と地方の格差』等という大嘘でもって『地方の都市化』政策をぶっ潰して、周囲の海は綺麗で、山があって、川があって、水を飲めて(都市部の水はクソ不味い)、食料をちゃんと自給自足出来て、そんな『和』、騒ぐ『和』でなく、蒼井優ちゃんみたいな『和』の国を目指せばエエのに。

 現役の総理大臣が突然辞意表明するような、「そこまで無理せんでも良かったんと違うけ?」っちゅうような、突然キレる『よゐこ』みたいに、追い込まんでもエエやん。

『違う』世界

2007年09月24日 | 坊主の家計簿
 9月24日

 雑費  毛抜き(とげ抜きに使ったけど)  348円
     タバコ              320円
 食類  唐揚げ弁当            473円

 合計                  1141円
 9月累計               69481円

 彼岸法要終了。よって、門徒さん達とさっきまで飲んでて、ばすばすビールを注いで貰ったのでいきなり酔っぱらってます。
 この家計簿ブログを書く時は、だいたい深夜。寝る前のクールダウンで最初の一杯を飲みつつ書き始めて、で、段々と酔っぱらって来るのだが、今日はイキナリ酔っぱらってます。
 しかも残ってた赤ワインを飲み始めたので、眠い。。。

 本日の格言
 『親を殺す前に家出をしよう』

 そういや、旧友の元家庭内暴力児が大阪に帰って来るらしい。

 家庭の関係を無視するのも(俺か。。。)変やけど、家庭以外にも世界はありまっせ。
 
 まあ、きゃつの家庭は、共に未成年の時に、キャツの部屋でタバコ吸いながらダベってたら、キャツのオカンが「この子も以前は家庭内暴力を振るってたのよ」と笑いながら云ってたが(笑)

 家庭っちゅうのは大事やと、一人暮らしのオッちゃんは思うんやけど、それが爆発するんやったら逃げたらエエねん。父ちゃん殺すぐらいやったら逃げたらエエねん。他にも世界はありまっせ。

 不良になれない『よゐこ』か。。。
 酔っぱらちったな。

あの時に。。。

2007年09月23日 | 坊主の家計簿
 9月23日

 雑費  ムヒアルファEX      980円
 食類  甘鯛           149円
     20世紀なし       315円
     無添加ワイン       438円

 合計              1882円
 9月累計           68340円

 さっき「阪神はどないなったんや」とテレビを観てたら『素敵な宇宙船地球号』という普段なら絶対にみないであろう番組をやってた。まあ、彼岸法要から帰って来て晩飯喰いつつだったので、つい観てしまう。
 テーマは『脳が地震を予知する!?』っちゅうの。
 電磁波だの低周波だのと、結構面白かったのだが、番組の最後辺りで耳鳴りの事を取り上げて居た。
 「キーン」っちゅう耳鳴り。私もタンマに「キーン」と耳鳴りがするのだが、ホンマにタマにであり、すぐに治まるので苦痛でもなんでもなく、苦痛なら今右中指に今朝刺さった棘の方がうっとうしいし、微妙に壊しているお腹の方が余程うっとうしい。
 お腹は、明日には治っているだろう。
 棘は明日とげ抜きを勝って来て、明後日にでも取るか。
 耳鳴りも耳鼻科に行く程でもない。
 けど、番組に出て来た人は、耳鳴りを地震と関連つけた。で、研究しだした。番組を観てて「おお!すげえ!」と思わず感動した。あれは才能やなぁ。。。研究する才能、っちゅうんですか?努力する才能、っちゅうんですか。いや、凄い。エラい。

 福田氏が自民党総裁に選ばれたらしい。やはりあの『ボケ』の才能が認められたみたいだ。
 ん?違うのか?何で選ばれてんや?
 仮に福田氏が政治の道に入らずにお笑いの道を歩んでいたら日本のお笑い界は変わっていたのかも知れない。しかし、福田氏はそれを選ばなかった。仮になってたら、今頃は現役漫才コンビ&吉本の社長を兼任して、NGKの舞台を決める時に「トリ、俺等」と古田みたいな事を云ってただろうに。。。勿体ない。。。

 私もだし、さっき検索してみたら、かなり多くの人が「キーン」という耳鳴りをタンマに聴いてるらしい。その耳鳴りを地震と関連付けて研究して『耳鳴り』を地震予知の意味で「研究して行こう」っちゅう事がなければ単なる『耳鳴り』である。
 そして云う。「耳鳴りは俺だってする」と。
 福田氏は云う「俺だって若い頃に漫才コンビを組んでたら今頃は人間国宝かも知らん。米朝と対等の立場で対談出来たかも知らん」と。。。

 エエなぁ。。。エエ感じや。まあ、福田氏は「漫才師として人間国宝と、総理大臣とどっちが偉いねん!」っちゅう事もあるかも知らんが、大阪では圧倒的に総理大臣よりも米朝やし。漫才師の人間国宝は居てないはずやし、漫才師としての初の人間国宝の方が遥かにデカイ。

 「俺だってあの時に。。。」
 「俺だって才能はあってんけど、機会に恵まれへんかってんや。。。」

 エエなぁ。。。エエなぁ。。。人間やなぁ。。。

 しかし、阪神ファンは諦めたわけではない。
 「古田が引退&監督辞任する云い出すから。。。」と、諦めたわけではない。
 仮に優勝出来ひんで終わっても、「あの三連戦の前に古田が引退&監督辞任する云うから。。。」であっても、そういう不平や、愚痴は出ても、阪神ファンは「今年も楽しませてもらったで」と云うであろう。

 私だって、きっと死ぬまで愚痴や不平不満を云うだろう。
 「あの時に。。。」等と云うだろう。でも、まあ、それでも自分の人生やし。
 自分で満足出来ひんかっても、そういう人生しかないわけやし。『想い』は想いやし、『想い』に先立つ事実があるし。
 そういう事実があって、で、不平不満、愚痴、愚痴と。
 「濱中!アホかお前は!この給料泥棒が!!!」
 みたいに、グチグチ、愚痴愚痴と。
 
 まあ、この3連敗で阪神はヤクルトに貸しが出来たわけや。これで青木の阪神入り、古田の阪神入りが決まったと考えればこの3連敗なんぞ安いもんや。
 それに阪神はリーグ優勝よりも日本シリーズで勝つ事の方が大事なわけや。俺が高校時代から日本シリーズで優勝してないし。
 よって、変にリーグ優勝するよりも、2位もしくは3位通過でクライマックスシリーズ で勢いをつけて日本シリーズに出て、そのままの勢いで日本シリーズで優勝したらエエねん。
 リーグ優勝ちゃいまっせ。日本シリーズでの優勝でっせ。大変でっせ、大変。

メメント・モリ

2007年09月22日 | 坊主の家計簿
 9月22日

 外食  和風ラーメン       409円
 食類  豚肉           218円
     発泡酒          175円
     そば茶15        870円

 合計              1672円
 9月累計           66458円

 ミニ(プチ)油断ちしてたんを忘れてた。。。
 いや、左の足首辺りが、何の虫に刺されたのか知らんが、カユくてやなぁ。。。しかも毒素が強いのかムヒを毎日塗っててもまだ治ってくれへんし。昼にラーメンやったし、夜に豚肉喰ったらカユい、カユい。酒とタバコは辞められへんから、油ぐらいは控えめにしとかんと。

 彼岸法要も始まったし、お疲れモード。
 なんだが、毎日の寝る前クールダウンのこのブログに「何か書かなきゃ、何か書かなきゃ」って思い、焦る。
 自分で自分を追い立てる。
 「何の為に?」と問いを立てる。
 出てくる答えは情けない事ばかり。
 でも、「一人じゃ生きていられない」「誰かと関係を持ちたい」と云う部分ではエエなぁ。

 何じゃかんじゃで増えて来たこのブログのアクセス数。単純に嬉しい。誰かが読んで呉れてるわけだし。

 昨日、ブログのコメント欄で初めて『外山恒一』っちゅう兄ちゃんの事を知る。
 関連して思い出したのだが、私が初めてビラを配ったのが18歳。自分で書いたビラを配った。
 自分で書いて、自分でコピーして、中之島図書館の前で配った。
 受けとってくれた人も居て、でも、受けとってもその場に棄てる人も居た。まあ、そんなもんだろう。でも、悲しかった。

 声。
 伝えられない声が、どれだけ世の中にあるんだろうか?
 自分の思いを誰にも伝えられない。一日中誰とも喋らずに、誰とも気持ちのやり取りも出来ずに、誰も自分の声に耳を傾けてくれない人達。
 小さな声。とても、とても小さな声。

 そんな声に耳を傾け、何か声をかける。
 声をかける方は当たり前の事かも知れない。ホンの日常の声。でも、かけられた方は温かい、奇跡みたいな声。

 声じゃなくてもイイ。反応。苛立ち、うっとうしそうな表情。等々でも。
 無視されていない。私を私として関係性を持ってくれている。と。

 感情のやりとり。心のやりとり。
 そんな事に対する温かさを忘れてたな。

東京裁判に安田弁護士を!

2007年09月21日 | 坊主の家計簿
 9月21日

 雑費  タバコ10       3000円
     レンタル1        105円
 食類  おにぎり          30円
     そば茶           58円
     バナナ          100円
     豪州純米酒2       210円
     つくね          251円
     納豆            68円
     洗濯洗剤         298円

 合計              4220円
 9月累計           64786円

 レンタルは『プライド・運命の瞬間』
 いや、昨日コメント欄で東条英機の事を話してたし。

 やはり、極東国際軍事裁判(東京裁判)には安田弁護士が必要だったでのはないのか?
 と、観始めてすぐに思う。
 私も死刑廃止の立場だが、死刑は殺人なのだ。
 殺人が罪であるから、その罪に値する罰が『殺人』である事は全くおかしい。
 「死をもって罪を償え」とはおかしい。何故なら殺人は罪であるから。
 殺人は罪であるから、当然殺人犯は重罪人である。その重罪人を裁くのに同じ重罪人になってどないしまんねん。例え、それが『国家』という名の下でも。国家がやるから死刑という『殺人行為』もなんとなく無化されてしまう印象を受けるのかも知らんが、んなもん『国家』なんぞ『国民の集合体』なんやから、死刑という殺人を国民がやる必要はない。重罪人になる必要はない。問題がある、共同体の属して共に生活して行く事が困難なら、「ごめんね」って隔離しといたらエエねん。で、なんとか一緒の共同体で生活出来るような人になったら、「今までありがとう」って感謝して迎えたらエエねん。

 殺人は罪である。死刑も罪である。
 当然、極東国際軍事裁判も罪である。死刑判決を下した部分で罪である。
 まあ、「それが戦争やんけ」っちゅうたら、それだけの話なんだが。

 例えば、今、極東国際軍事裁判が行われてたら、安田弁護士は当然、東条氏達の弁護をするであろう。で、なんとか死刑判決を逃れようとするだろう。
 当然、私も東条氏達の死刑判決に対して反対するであろう。『例外は認めない』っちゅう立場やし。それは他の死刑廃止論者も同じであろう。
 当然、死刑判決が出るたびに、死刑執行がされるたびに抗議する団体も同じであろう。
 死刑廃止論者には左派が多い印象を受ける。
 死刑賛成論者には右派が多い印象を受ける。
 。。。
 おもろいなぁ。。。左派、右派共に「東条英機氏達の死刑判決に私たちは断固反対する!」と共同戦線を組んで集会→デモ行進をしたりして(笑)

 映画にも出て来たパール博士と云う人がいる。
 初めて知ったのだが、靖国神社に顕彰碑があるらしい。そこにパール博士が東京裁判書かれた『パール判事判決文』の一文が書かれてあるらしい。

 【時が熱狂と偏見とをやわらげた暁には また理性が虚偽からその仮面を剥ぎ取った暁には
  その時こそ正義の女神はその秤を平衡に保ちながら 過去の賞罰の多くに
  そのところを変えることを要求するであろう】

 私は死刑廃止の立場やし、日本は侵略戦争をしたという立場である。
 故に、東条氏達が絞首台に送られた事は絶対におかしい。
 
 ついでに、国際法なんぞ関係なく、私は戦争での殺人も罪であると判断する。
 故に、戦犯に対して、つまり、勝った方、負けた方関係なく、戦犯に対しての死刑判決は絶対におかしい。
 
 当然、それは他の死刑判決の人に対しても同じである。
 東条氏達だろうが、麻原氏だろうが、今話題になってる光市母子殺害の兄ちゃんであろうが同じである。

 東京裁判では『立場』が問われている。戦勝国、敗戦国の立場。
 被害者の立場、加害者の立場。
 被害者には当然被害者感情がある。
 加害者には加害者になっていった状況がある。
 そういう世間の事情がある。

 私は仏教徒だし、当然、どちら側にも立たない。立ち得ない。
 ただ、裁かれ、これから殺されようとしている人を見過ごす事なんぞ出来っこない。
 そういう立場である。

 日本は『戦犯』を立てる事によって、国民の戦争責任を逃れた。「悪いのは軍部であった。」「悪いのは政府であった」等々。「悪いのは天皇である」も当然含めて。
 「悪いのは」、「悪いのは」、「悪いのは」と戦犯を穢れにする事によって、自分(達)を清き場所に置く。
 人間の業、悲しい業。

死と4番

2007年09月20日 | 坊主の家計簿
 9月20日

 食類  発泡酒        175円
     くうしん菜       98円
     たまねぎ3      128円
     おにぎり        30円
     牛肉         237円
 雑費  散髪(昨日)    2000円

 合計            2668円
 9月累計         60666円

 確か、今日から彼岸やったよなぁ。。。なんでこんなに暑いねん。いや、クソ暑いねん。
 真夏並みとは云わん。大阪の真夏は36℃ぐらいが最高気温の平均やろうし。それから比べると1℃か、2℃程は落ちとる。
 んが、やなぁ。。。勘弁してえや、もう、ホンマ。彼岸法要のチラシを配りながらも、「全然、そんな気分ちゃいますけど」って何遍言わんとアカンねん。
 あつーて、あつーて、もうワケ解らんぞ。9月は8.5月にした方がエエのと違うか?
 それに、9月は苦月に通じるから縁起が悪いし(笑)

 そういや、今日、葬儀やってんけど、葬儀会館の駐車場にも4番がなかった。
 いや、他の駐車場ならよく見る光景やねんけど、葬儀会館って、そこに来る人の目的は『死』やねんし、別にエエんと違うんけ。
 だいたい、4番がなかったら、

 1番 鳥谷
 2番 赤星
 3番 シーツ
 5番 林(今は怪我やけど)
 6番 桜井
 7番 矢野
 8番 藤本
 9番 投手

 と、攻撃力ガタ落ちやんけ。
 そうか、4を忌み嫌わん外国人を4番にしたらエエねんや。

 1番 鳥谷
 2番 赤星
 3番 シーツ
 4番 バース
 5番 金本
 6番 林
 7番 矢野
 8番 藤本
 9番 投手
 
 と。これでエエな。やっぱり4番はバースやで。

 って、熱にやられとるのぉ。。。

 最近、『真宗門徒』っちゅうのをやはり大事にせんとアカンのぉ。。。と、非常に思う。
 この、肉食妻帯の出家者が居ない教団、世界的にも珍しい、っちゅうか、他にはないであろう伝統仏教教団。
 上座部教団からしたら、全くワケの解らん仏教教団。
 日本の仏教教団の中でも『門徒、物忌み知らず』の『かんまん(かまわん)宗』。

【死を穢れとして忌まないというのは、出離生死をしたという事です。死すべき生をどう生きるかという事で、死を見ないんではなしに、死を受け止めた上でその中でどう生きるかという事を問題にしたと。これが出離生死です。世間ではみんな死が畏ろしいから死を見ないようにして生きておるわけです。だから、死の無い生という事で生きておれば、死が出てきた時には狂乱してしまうんです。全部崩れるわけです。死を見ないで、死の無い生として生きてきたものは、死に会うた時には全部崩れるわけです。けれども、初めから死すべき生だと。死すべき生をどう生きてどう死ぬのかという事で始まっていたら、何も死が来ても狼狽える事はないんです。だから、本当に生きるという事は、この死すべき生を、どう生きるのかということから始まる時に、本当の生という事が完結するわけです。けれども、大体死を畏れる、死を穢れとして忌むと、死を見ないようにすると。】(竹中智秀先生http://www.cable-net.ne.jp/user/ryoukakuji/09kougi/takenaka_syoumei05.htmlより)

 確かに死は見たくない。特に中日のウッズと、巨人のイ・スンヨプは見たくない。
 だいたいやな、ウッズは仕方ないけど、阪神には在日人脈はないのか?韓国のエエ選手はみんな中日か巨人に行っとるやんけ。なんや?戦後の闇市時代に揉めたんか?

 って、だから話が。。。っちゅうか、熱にやられとる、っちゅうねん。

 しかし、金本はいつまで阪神の4番を守ってくれるんだろう。鉄人金本もプロ野球選手としてはエエ歳やし。
 過去の阪神の4番打者達。つまり、バースであり、バースであったり、バースの時代があり、バースが活躍してくれてた。
 けど、それら、阪神の4番打者も今は金本である。
 過去の4番打者達が教えてくれる。「金本も何時までも4番打者でいる事はないんだよ」と。
 さあ、西に向かおう。西に向かって阪神甲子園宮城に手を合わそう。そして「この彼岸中に阪神が首位を独走出来ますように。。。」って祈ろうではないか。
 ん?
 違う、違う。
 無常さを確認しようではないか。
 そして、『金本兄貴スタミナハラミ丼』を食べながら、今の阪神4番の重責を担って呉れている金本との出会いを感謝しようではないか。

 
 【いつかきっと離れてしまうから
  いま
  いっぱいの想い出を作ろう】
  (お参り先の娘さん作)

安倍氏、専修学院入りか?

2007年09月19日 | 坊主の家計簿
 9月19日

 雑費  黒霧島       1700円
 食類  タマゴ        178円
     麺類4        100円

 合計            1978円
 9月累計         57998円

 『教育再生会議:中教審、道徳教科化を見送り』
 らしい。まあ、こころのノートはまだあるんやろうけど、安倍氏残念無念。。。
 ちゅうても、過去の政治家が誰も出来なかった方法での辞意表明をして間違いなく日本の政治史に残る事をしたし、満足だろう。
 ついでに国民投票法案も通したし。

 噂では安倍氏の政治生命は終わりらしい。まあ、確かに殆ど国会を侮辱しているとしか思えん辞め方で辞意表明したんやし、そんな国会議員はなぁ。。。
 まあ、元々金持ちやし、生活の心配もないやろうし、別にエエか。趣味がなんか知らんが、金もあるし、歴史に名前も残したし、ヨメはんと二人でノンビリしたらエエ。
 それでもヒマやったら坊さんにでもなったらエエ。実家の宗旨がなんか知らんが、真宗僧侶になったらエエ。頭もエエねんやろうし、金もあるねんし、まずは龍谷大学にでも行って、専門課程から編入したらエエやん。その後に大学院に行って博士課程も行って、で、大谷専修学院へ(笑)先に専修学院の方がエエかな(笑)

 『美しい国』を求める生き方がどれだけしんどいのかを体感出来たわけやし。週刊誌ネタでは辞意に関して色々と噂されているが、まあ、疲れとったんやろ。単純に。
 そりゃ、そうでっせ。人間はナマモノやから、人間が作り出す理想の『美しい国』に従えるわけがない。そりゃ、破滅しまっせ。で、破滅してもうたわけやね。身も心もボロボロになって。
 【安倍晋三『観無量寿経を読む』】とか宜しいでんがな。
 【安倍晋三『美しい国から浄土への転向』】っちゅうのもエエなぁ。

 専修学院には『感話』っちゅうのが朝の勤行後にある。例えばこういうのはどうだろう。
 
 「私は皆さん知っての通り、元総理大臣でした。その頃に私が打ち出したテーマは『美しい国』でした。そして私は私が想い描く理想の美しい国造りの為に邁進してました。そして、その過程に置いて、私は皆様御存知の通りに日本、いや、世界の議会至上初の汚点を残してしまいました。
 当時の私は本当に身も心もボロボロでした。自分が想い描く理想の国造りに邁進していたのですが、私は、その『私』を疑った事がなかったのです。『私が想い描く』という『私の想い』を全く疑った事がなかったのです。
 私は名家で生まれ育ちました。お爺ちゃんは元総理大臣ですし、父も総理候補と呼ばれた方でした。そういう政治一家で生まれ育った私は必死に勉強し、私なりの国家観、理想の国家観を持ちました。それが『美しい国』でした。
 ですが、私も人間であった、生き物であった、決して理想に生きる事の出来ない、思い通りに生きる事の出来ない『人間』であった、と云う事は、総理を辞意表明して病床に入るまで全く気づこうとすらしませんでした。
 私は私自身を私の『想い』を実現する為の道具として扱っていました。それは最後まで続きました。
 今でも云われますが「何故、所信表明をする前に辞意を表明しなかったのか?」と。今となればそれは「人間であったから」と云う事が出来ますが、当時は全く解りません。「まだ、大丈夫だ。まだ、大丈夫だ」と、「今ここで辞めてしまったらお爺ちゃんにも父にも合わせる顔がない」と。私の理想をサポートしてくれた人達に申し訳ない、と。そんな事で頭が一杯で辞めるに辞められない状況下に私自身があったのです。
 ですが、私も人間でした。思い通りに生きたくても、生ききる事のできない人間でした。
 その事を『苦』と仏教で呼ぶと云う事をこの学院で学ばせて頂きました。まさに私は苦にのたうちまわり、御存知の様な失態をしてしまいました。
 『さるべき業縁のもよほさば、いかなるふるまひもすべし』
 と云う言葉を担任の先生から教えて頂きました。
 「安倍さん、あなたがした事は世間では決して許される事ではないかも知れませんね。でも、仏教では『さるべき業縁のもよほさば、いかなるふるまひもすべし』という言葉があります。あなたもそうじゃなかったんですか?苦しかったでしょうね。ここでゆっくりと休んで、あなたが歩んで来た人生、あなたがやりたかった事、あなたの理想を今度は仏教の教えに照らして学んで行って下さい」
 と。
 私は私をずっと責めていました。同時に周囲からのプレッシャーにも責めされていました。私が想い描いた『美しい国』に一番苦しめられていたのは私自身だったのです。
 私はこの学院に来て、私自身が身も心もボロボロになったのは如来、阿弥陀如来からのメッセージであると感得出来ました。
 院長先生にこんな詞を紹介して頂きました。
       八木重吉『草にすわる』
      わたしのまちがいだった
      わたしの まちがいだった
      こうして 草にすわれば それがわかる
 私は、今、この学院に来て『草』に座っている気分です。そして、今までの『私の想い』が間違って居たと。『私の想い』が私自身を苦しめ、同時に総理大臣という重職の立場で国を『私の想い』の方向へ向けてしまった事に対する罪を感じます。
 私はこの学院を卒業後にもう一度国政に戻る決意を表明します。そして、次は私の想い描く『美しい国』ではなく、つまり人間の理想の国でなく、仏、衆生の願い、あらゆるいのちあるもの全ての願いを表現された仏の世界、浄土をこの日本に広める為に、『美しい国』ではなく、浄土を本国とする日本にすべく私の人生の仕事として歩んで行きたいと誓います。
 皆様、今、自由民主党は存亡の危機です。また、この安倍晋三も存亡の危機です。有権者の皆様の御力添えが必要なのです。なにとぞ、なにとぞ、次回の衆院選挙では安倍晋三、安倍晋三を宜しく御願い致します。比例区には公明党と記入して下さい。皆様の清き一票が日本の政治を変えるのです。」

 ん?

次の総理に期待する事

2007年09月18日 | 坊主の家計簿
 9月18日

 食類  めはり寿司        100円
     ちらし寿司        200円
     焼きイカ         100円
     トロサーモン       100円
     無添加ワイン       438円
     茄子           180円

 合計              1118円
 9月累計           56020円

 微妙にお腹が痛い。これは
 1 昨日半額で買ったロールキャベツのベーコンがヤバかった。
 2 ので、それをトマト缶で煮込んでとりあえずカレーにしたんだが、やはり無駄な抵抗だったのかも知れん。
 3 まだまだ暑いから内蔵も弱っているだろうし、そんな中で賞味期限が昨日で切れた解凍ロールキャベツを喰ったので、そらあかんわな。
 っちゅう事か。
 まあ、それ以前に毎日飲んでる酒と、酒を飲むとバコバコ吸ってしまうタバコっちゅうのがあるのだが。。。

 テレビで「次期総理に期待する事」とかやってたんだが、『次期総理』ではなく、『次期総裁』やろ。まあ、実質的に次の総理になるんやろうけど、今自民党がやっているのは総裁選でっせ。国会中に、なんで自民党の都合で国会が開かれないのかよく解らんのだが。。。参院だけでもやったらエエのに。参院は民主が議長ポストを握っとるのんやろうが。
 まあ、この期間を逆に利用する戦略なのかな?どう考えてもこの期間はおかしいし。

 しゃて、次期総理に期待する事である。
 まずは『地方・都市格差是正担当 』の大臣を廃止して貰いたい。
 先日、『好きな食べ物は、うどんと蕎麦』という福田氏に気を使ったのかなんか知らんが、大阪と高松を遊説したらしい。当然、大阪と高松のうどんを喰っただろう。で、格差がはっきりしただろう。
 讃岐の足で踏んで手打ちのうどんが100円と云うのはどう考えてもおかしい。大阪でなら500円は最低取らないと商売が成り立たん。よって、ここで400円の格差がある。これを一日3食でなら1200円。×365日で43万8千円の格差が大阪と高松では『うどんだけ』である。まずはこの格差をなんとかして頂きたい。。。
 
 その代わりに『阪神優勝担当』の大臣を作って頂きたい。
 「これは巨人と阪神の格差是正の為である。」という大義名分もある。
 星野氏の御陰で来年には福留が中日からやって来るらしい。
 また、広島の嶋も阪神に来てくれるらしい。
 しかし、これではまだ巨人と阪神の格差が是正されたとはいえない。
 小笠原である。小笠原が何故巨人に居てるのかがよく解らない。見事な阪神顔ではないか。キャラ的にも。小笠原には縦縞がよく似合う。よって金銭トレードで阪神入りが妥当であろう。
 問題は投手陣である。やはりしっかりとした先発が欲しい。まあ、井川が一年間アメリカでサボってた御陰で来年辺り阪神に帰って来る、つまり30億丸儲けのエエ商売、エエ仕事を井川はしてくれてると思うし、早く帰って来て頂きたい。
 後は、楽天・田中と、日ハム・ダルビッシュである。元々関西人である二人が別に東北&北海道で活躍する必要はない。しかし、両投手とも両チームのエース格だ。よってそれなりのトレードでないと無礼であろう。
 まずは日ハムに対してだが、阪神百貨店地下の名物イカ焼きに『日ハム焼き』というメニューを加える事はどうだろうか?イカ焼きもタコ焼きも実はイカもタコも要らん。なくても成り立つ。よって、『日ハム焼き』として売り出して、ついでに甲子園宮城でも売り出したら関西での日ハムの売り上げが上がるであろう。後は井川30億マネーがあるから、金銭トレードで。
 楽天に対しては単なる金銭トレードで。楽天は純粋に商売で野球やってるみたいやし。

 これらを『阪神優勝担当』の大臣の力でなんとかやって頂きたい。要するに『後押し』でんな。国家権力を使って後押しして頂きたい。

 だいたい、関西、っちゅうか大阪では政治になにがあろうが阪神である。阪神の優勝の方が大事なのである。
 ここで忘れてはならないのは、大阪人の多くが『反体制』であると云う事である。個人の喧嘩なら日本有数の強さを誇るであろう大阪人が何故あれだけ戦争で弱かったのか?それは「なんで、薩長なんぞという関ヶ原の裏切り者が作った政府に従わんとあかんねん」と云う気質があるからだ。ヤクザが多く、ヤクザでなくとも『ヤクザより怖そうな人』が多い大阪である。また、反政府組織、要するに過激派が関西に多いのもそういう理由がある。
 しかし、そういう人達も、阪神が優勝戦線にからんでいるとそんな場合ではない。
 「国会を中断しての自民党の横暴を許すな!」という集会が執り行われないのも阪神が優勝戦線にカラんでいるからだ。
 これだけ不景気で、しかもクソ暑いにも関わらず日本最大の寄せ場である釜ヶ崎で暴動が起きないのも阪神が優勝戦線にカラんでいるからだ。
 つまり、日本の国がどうなろうと、それよりも阪神の優勝の方が大事なのだ。それが日本最大の反権力地域である『大阪』なのだ。
 標準語なんぞ認めず、東京のテレビでも平気で関西弁を喋る反体制地域『大阪』の正体なのだ。
 神様は天皇ではなく、八木かバースかで揉めるのが大阪なのだ。天皇なんぞ論外なのが大阪なのだ。

 そして、大阪には東大阪がある。人工衛星を自分達の力で打ち上げる能力がある東大阪がある。中○派が5キロぐらいのロケット砲の能力しかないにも関わらず東大阪は人工衛星である。
 これは脅威であろう。
 よって、次期総理は『阪神優勝担当』大臣を作るべきである。

 その前に、予算を通してからさっさと解散しやがれ。
 麻生氏はさっさと負け戦を認めて「これ以上、自民党の都合で国政を混乱さす事も、国税を使う事はあってはならないと判断致しました。よって私は自民党総裁選の立候補を辞め、また、自民党幹事長としての責任をとり議員を辞職して来年のR-1グランプリ優勝一本にしぼりたいと考えます」ぐらい云え。
 そして福田氏も「二人でM-1グランプリを目指す為に『いとし・こいし』のビデオを観て一緒に勉強しよう。僕も政治の世界より君に触発されてお笑いの世界でトップに立ちたいんだ。」と、議員を辞職して、M-1グランプリで老人パワーを見せつけてやれ。

 いや、最近、一番爆笑したのが麻生&福田のテレビ朝日系番組の控え室でのやり取りやったので。。。
 福田「キャラってなに?」
 麻生「キャラクターの事ですよ。今の若者は『キャラが立っている』と云うんですよ。昔なら個性的の事ですかねぇ。。。」
 福田「個性的?僕、普通。」
 あのやり取りで福田氏のボケの才能を発見した。それもツッコミ麻生氏あっての事やろうし、エエコンビやなぁ。。。まあ、国会会期中にやる事やないけど。

アカのちゃんちゃんこ

2007年09月17日 | 坊主の家計簿
 9月17日

 食類  発泡酒        175円
     チャーハン      100円
     ワンタン麺5     345円
     ロールキャベツ     99円

 合計             719円
 9月累計         54902円

 朝から暑い。。。空気はサラッとしてて秋の予感を感じさせるのだが、日差しが強烈でお参り先のオバちゃん(ネエちゃんか?)と、「真夏以上にキツいんと違うか?」と意見が一致。多くの爺ちゃん婆ちゃんは「日中は外に出たら危ない」っちゅう事で避難状態。
 そんな状況下を
 1 ガソリン代が上がった
 2 駐車違反がうっとうしい
 3 運動の為
 っちゅう事で、最近メインの移動をチャリンコでしているのでチャリチャリしてたら日差しが。。。暑いのはエエねん。大量の汗をかくものエエねん。けどやな、強烈な紫外線攻撃はやな。。。思わず「お!カップのワンタン麺が69円やんけ。これはノンフライ麺やし買っとこ。『お一人様5個まで』か。よっしゃ5個買お。」って、ミニ油断ちしてるのにそんなに買ってどないしまんねん。。。

 敬老の日である。
 しかも2007年である。
 ♪立て餓えたる者よ~
 が、大量に赤いちゃんちゃんこを着だすのだろう。
 子や孫から赤いちゃんちゃんこを送られて、「お!なんでお爺ちゃんが昔『アカ』と呼ばれてたのを知ってるねん」と昔の自慢話をする日である。
 爺「お爺ちゃんもな、昔は赤軍に居ってんぞ」
 孫「お爺ちゃん、赤軍って関東軍とどっちが強いの?」
 爺「う~ん。。。やった事はないけど多分赤軍の方が強いぞ」
 孫「お爺ちゃんってカッコイイ!」
 と云う日である。
 って、今もまだある組織の名前を勝手に使ったらアカンな。。。
 当然想像です。

 さて、最近ますます右傾化している私なんだが、『右傾化』っちゅうよりも『左翼離れ』なんだが。
 昨日、たまたま掲示板の方で知った情報なんだが、『サウスバウンド』っちゅう映画が10月から上映されるらしい。かなり面白そうな映画やけど、まあ、映画館で見る必要は無さそうなのでレンタルを待つか。金とヒマのある方は是非観に行って下さい。
 全共闘世代を一言で表現するのなら私は『メルヘン』と指摘する。別に永田洋子だけや無いやろ、メルヘンなのは。
 ゲバ棒で武装して火炎瓶投げたりして、仲間が死ぬと大騒ぎするのは何でや?喧嘩した事あるんか?ゲバ棒持って、火炎瓶投げるんやったら大怪我して死ぬ覚悟ぐらいあるんやろ。それを死んだら死んだで
 【権力者の暴力によって 傷つき生命を絶たれた若者も】(樺俊雄『山崎君の死を悼しんで』より)
 とは、なんてメルヘンだ。
 それとも何かい?低学歴社会の現場の警官・機動隊は自分達インテリの暴力の犠牲になる事は当然である、とでも云うのかい?『権力の犬』は大怪我しようと死のうと関係なく、自分達『正義の味方』の命だけが尊いとでも云うのかい?
 人権や平等なんぞは『正義の味方』だけにあり、『権力の犬』にはない、とでも云うのかい?
 まあ、そうなんだろう。メルヘンなんだから。
 正義の味方の赤いちゃんちゃんこは、貴様らが犯した血の色だ。『権力の犬』と差別した人間の血の色だ。憶えとけ。

一世風靡

2007年09月16日 | 坊主の家計簿
 9月16日

 外食 ざるうどん大      380円
 雑費 レンタル3       315円
 食類 大根          138円
    えのき          58円
    レトルトカレー3    177円
    じゃこ         158円
    納豆           48円
    かまぼこ         88円

 合計            1362円
 9月累計         54183円

 レンタル3は『踊る大走査線』の映画2、特番1。
 この「さすがはフジサンケイやのぉ。。。」っちゅうドラマに少しハマっているのだが。いや、放映当時に観てないし。映画2は借りたのかテレビで観たのか憶えてないけど。小西真奈美タンが出てるので借りて観たのかも知れん。
 今日はお休み。休みの日だから休む。
 よって特番→映画1→映画2の順番で観てたんやけど、映画2の最後辺りで柳葉敏郎演じる警察官僚の同僚とのツーショットがあった。
 「お前等、一世風靡セピアやんけ!」と、一世風靡のリーダーだった小木茂光が出てた。柳葉敏郎は優しいのぉ。。。リーダーを推薦したんはお前やろ。うん、優しい人や。そういや、哀川翔も『容疑者 室井慎次』に出てたな。3人で
 ソイヤソイヤソイヤ!
 と、映画でやって呉れたらエエのに。

 ビデオの切り替え中にテレビで夏目雅子のドラマをやってた。
 http://www.tbs.co.jp/himawari2007/
 仲間由紀恵の化粧方法と髪形のせいかそっくりで、一瞬「はっ!」っとした。
 夏目雅子が仮に今生きてたらどうなっていたんだろうか?

 私の誕生日は5月10日である。つい先日知ったんだが、同じ誕生日の人に
  シド・ヴィシャス
  ボノ(U2)
  島田珠代(吉本)
 等が居る。
 シド・ヴィシャスが今生きてたらどうしているだろうか?世界のパンクシーンはどうなっていただろうか。
 って、シド・ヴィシャスが死んだからピストルズは日本人にウケた部分もあるだろうが、シド・ヴィシャスなんぞ確か後期のメンバーだったし、いまだに『シド・ヴィシャスはベースを弾けなかった疑惑』があるし。
 っちゅうか、セックス・ピストルズ自体がデッチ上げのバンドやったし。パンクのルーツでもなんでもない。ニューヨークでは10年前からパンクやったっちゅうねん。
 シド・ヴィシャスが今生きてたら、ロンドン郊外で洋服&アクセサリーショップでもやってただろう。死んだから伝説になったけど、生きてたら今頃は中年肥りして「もう、お父さんの洗濯物と私の洗濯物を一緒に洗わないで」とか云われて、ロンドンのパブで飲み潰れて、日本からやって来たカラオケで『マイ・ウェイ』を歌って、ホステスに「もっと早くならんか?オッちゃんが昔歌ってたんはもっと早かってん」と云って、ホステスに白い目で見られて増々酔いは深まって、帰り道に昔よく歌ったマイ・ウェイを歌いながら歩いてたら近所の人が警察に電話して「またあなたですか。。。もういい加減にして下さいよ。。。」と家まで送って貰って、家に帰ったらナンシーが「あなた、酒バッカリ飲んでないでもう少し店の経営に力を入れて下さい!」と愚痴られると云う様なカッチョエエ人生を歩んでいただけの話だ。他の多くの50親父と同じ様な人生を歩んで居ただろう。
 タマにジョン・ライドンとかが遊びに来たら「お前は才能があるからエエのぉ。。。」と愚痴って、昔話に花を咲かせて酔っぱらって騒いでたらナンシーが「煩いわね。今、何時だと思っているの!」と云われてたりするのだろう。酔っぱらって、酔い潰れて、ジョン・ライドンに介抱されながら、「なあ、ジョン。これでも俺は生きてるぜ。」と、老いぼれたパンクスらしく云うのだろう。「なあ、ジョン。俺はお前みたいに才能がなかった。だからお前と一緒に居た二十歳頃にしかデカイ花は咲かせられなかった。その後は見た通りさ。でもよ、ジョン。花はデカイ花だけじゃないぜ。小さな花もある。なあ、知ってるか?花は花じゃないんだぜ。草なんだ。植物なんだ、生き物なんだぜ。俺達は生き物なんだぜ。」