坊主の家計簿

♪こらえちゃいけないんだ You
 思いを伝えてよ 何も始まらないからね

やらん事には始まらん

2009年05月31日 | 坊主の家計簿
 初法事。え~。。。前に居た寺での法事時間は1時間半。その前の所は1時間。で、この寺も1時間。
 キツいっす。。。1時間で伽陀•表白→無量寿経→法話→阿弥陀経→正信偈はキツいっす。。。正信偈をソロで突っ走るのなら、また、法話を素っ飛ばすのなら1時間で収まったのだろうが、そういうわけにもいかず、6分オーバー。。。まあ、6分やし、着替えてる最中に仕出し屋が来たんやし、別にエエか。
 っちゅうか、阿弥陀経を飛ばせばなんとかなるのだが、っちゅうか、元々素っ飛ばすつもりだったのだが、2人分の法事だったので阿弥陀経もセット、っちゅう事で。
 んが、んが、阿弥陀経をしなくても、結構ギリギリ。こういう場合

 1 時間を延長して貰う
 2 読経をかっ飛ばす。

 なんだが、まあ、読経速度をあまり早くしすぎるのもなんだし、ここは『住職権限』っちゅう事で、「すんません。。。法事の時間は1時間ちょいみといてください」っちゅう事にしよ。最初から伝えておけば問題ないわけやし。法話もゆっくり出来るし、質問なんぞも受ける事が出来るし。そうしよ、そうしよ。

 しゃて、もうひとつ住職権限を出そうかと思っている。早速報恩講なのだ。報恩講の式次第を急に変えると来られる人たち(僧侶)が困るだろうから、今回は「今まで通り」にするつもり。その他、諸々の事も「今まで通り」にするつもりだったんだが、報恩講が終わった後のメシ&酒は『僧』も『俗』も一緒でエエかと。
 ちなみに、うちは一座らしい。1日だけの1座だけらしい。これは長期計画でせめて2座ぐらいにしたいのだが、長期計画でないとなんともならん。まあ、『長期』が『来年』かも知らんが(笑)来られる人が少なくとも、やらんと始まらんわけなんだし。
 で、2座なら「ほな、昼の部は坊さんだけで座敷でメシ食いまひょか?」でエエのだろうが、1座なら『僧』『俗』引っ括めての『門徒』なんだし、来られる『僧侶』は『客』かも知らんが、客も混ぜこぜて一緒にメシ&酒飲めばエエと思うのだが。まあ、何人残るかわからんが、これも『やらん事には始まらん』。
 それに、今回の私は『珍獣』である。多くのお参り先の人の所にはまだお参りしていない。よって珍しい。
 まあ、そこまで寺に関心がある人が何人居てるかどうか知らんが、関心があって、「どんなヤツやねん。うちにお参りに来る前にいっぺん顔見にいったろ」っちゅう人が居てたら、尚更、私は会話したいし。これも『やらん事には始まらん』

寺の門首

2009年05月30日 | 坊主の家計簿
 昼寝してたら遠方の門徒さんがお参りに来たとの事。
 「突然ですいませんねぇ~」と、いかにも都市部の寺らしい挨拶をされる。
 せっかくなので一緒に勤行をする。「三帰依文から」と云う事だったので、三帰依文から勤行を始める。やったのは初めてだったけど、結構、場が引き締まってエエ感じ。
 勤行後に座談する。
 昨日から本格的にお参りを初めて、挨拶&新住職からのプレゼントで正信偈の意訳付きのやつを配っている。なので、今日来られた方にも「どうぞ」と渡したら、「あ、これ持ってます」との事。
 恐るべし。。。
 何やら意訳した戸次さんの寺にお参りに行った時に貰ったらしい。
 恐るべし。。。
 ついで(?)に諸々質問される。結構、専門的な事も多く、勤行本には『一枚起請文』まで入ってた。
 恐るべし。。。
 
 っちゅう事で、新住職二日目、本格お参りスタート二日目にして一緒に勉強してくれる人を見つける。
 ラッキー♪


 真宗寺院の住職は阿弥陀如来。ご本尊の御前での絶対平等である。御同朋である。よって『住職』といえども『門徒』に変わりはない。あくまでも『役割』『職分』でしかない。
 本山で『法主』が『門徒の首座』である『門首』に変わったのと同じく、真宗寺院での『住職』は門徒の中での『役割』『職分』でしかない。故に『偉い』わけがない。あくまでも『いち真宗門徒』にしか過ぎない。

【正直にいって我々の教団は、仏教の力を借りることにより、人間が人間を教育できるもののように錯覚し、それで人を教化しようとしてきたのでありますし、しかもそれによって教団自身のエゴイズムを満たそうとし、或いは教団の命脈を保とうとしてきたといわねばならぬものがあるのであります。そしてその結果が、今日の教団に見られるような、はなはなだし生命力の枯渇の事実であります。】(信国淳「呼応の教育」より)

 寺も同じや。

住職

2009年05月28日 | 坊主の家計簿
 久々にパソコンでの書き込み。しかし、書き込みが少なかった間の方がアクセス数もアクセスIPも多いのは何故(笑)

 っちゅう事で新居の婿生活である。
 ちなみに『婿養子』ではない。諸々あって拒否した。拒否した後で気付いたのだが『嫁養子』ってあまり聞かないのはやはり家父長制の名残りか?男だけが養子に入り財産相続権が生まれ。女にはそれがない場合が多い。
 って、前も書いたかな?

 今日まで住職修習。しかも恩師と一緒(笑)別に示し合わせたわけでなく、たまたまであり、しかも同じ班で、またまた刺激&勉強させて頂いた。っちゅうか、やっぱしスゲ~なあの人は。
 同じ日に住職になって、これからも色々と教えて貰お。

 っちゅう事で住職になりました。

【我々は寺の住職というわけですが、その住職は正覚阿弥陀法王の善力住持というところからくるわけです。すなわち住持職です。よく大衆を住持することのできる者のことで、これは阿弥陀如来のことです。だから、我々が住職を名告るとか呼ばれるとかいうことは実は値しないものが、その名を名告りその名で呼ばれるということで、そこには深い懺悔があることです。】(竹中智秀先生『いのちの願いに聞く七章』142ページより)

 っちゅう言葉を思い出してた。
 
 1 「えらばず、きらわず、みすてず」の如来の本願に触れ、
 2 「はじめに尊敬あり」と生活を切り開き、
 3 困難にぶつかり、それをまっとうできない時の「だからこそ」といういのちのさけびを聞く。
 (狐野秀存『竹中智秀先生とは誰であったのか 生活をひらく三つの言葉』37ページより)

リゾート

2009年05月25日 | 坊主の家計簿
明日から本山で住職ツアー。
ここん所ずっとバタバタしてたので、微妙にリゾート気分。確か、風呂もデカかったはずやし♪

しかし、バタバタしてたので予習ゼロやんけ…
まあ、その分、復習をちゃんとしよ。っちゅうか、今からちゃんとでも先輩から頂いた資料を読んどこ。

独り暮らし最後の夜

2009年05月18日 | 坊主の家計簿
 しゃて、実質『独身最後の夜』である。
 よって昼頃には「よっしゃ、20時から温泉マッサージ→焼肉やで」、20時過ぎには「よっしゃ、22時までに終わらせて焼肉ビールやで」なんだが、世の中はそう簡単に予定通りに行くわけがなく、結局26時過ぎまで引越し準備してやんの。しかも、テレビをつけながらの作業であって、え~。。。テレビは確か持って行くはずやったやんなぁ。。。まあ、エエか。イザとなったら電車で持って行こ。

 粗大ゴミの関係で昼過ぎに市役所に行く。受付の人、全員マスク姿。っちゅうか、市役所の車が市内を回って新型インフルエンザの予防を訴えかけ、大阪府の中学&高校は一週間休みらしい。
 なんだが、街は別に通常通り。ブックオフにリサイクル品を持って行ったら、中学生や高校生がウロウロしてたし。まあ、んなもんやな。行政やマスコミが騒ぐ程、騒いでない人は騒いでないし。

 しかし、大阪の中学生&高校生よ。せめて、学校がやっているはずであろう時間ぐらいまでは、つまり15時ぐらいまでは大人しくしといた方がエエのではないか?ほら、学校を仮病でサボった時も学校やってる時間までは外出するのが心苦しいやんけ。ん?俺だけかな?しかも、ウチは共働きで、うちのオカンは昼間に家事&メシで帰って来てたのでそこまでは大人しくしてたけど、それ以降はウロウロしてたもんなぁ。。。高校時代になったらバイクでツーリングに行ってたもんなぁ。。。んが、まあ、そんなもんや。どんなもんか解らんけど、せめて、しばらくは学校が休みやねんから昼過ぎまでは寝て、昼過ぎにようやく起き上がって、んで、それから夜の街をフラフラするとかしとかんと、知事が泣くぞ。っちゅうか、あの知事も「なんとかしてくれ~」っちゅう感じやねんやろうけど。

 っちゅう事で、ん?文脈が変やな。まあ、別にエエやんけ、独身最後の夜やねんし。
 っちゅう事で、明日は朝からクロネコヤマトさんに冷蔵庫を任して、その後にレンタカーで引越し。「そんなに無いから、またレンタカーでエエわ」と思たんやけど、結構あるのぉ。。。バンタイプなので一回では無理かも知れん。まあ、別にエエけど。そんなに遠くないし。寺周辺の道が狭いし、まあ、コツコツと引越し、引越し。
 粗大ゴミ&クーラーや金属製品のリサイクル業者も決まったし、まあ、これは金曜日なのでもう一度やって来ないとアカンのだが、まあ、最終の鍵を返したり、ついでに市役所に行って定額給付金っちゅうもんを貰って来んとアカンし、そういや、自転車も、バイクも陸送せんとアカンねんし。自転車は明日、車で運んでもエエか。
 んでもって、向こうに居住をして、向こうの部屋片付けが終われば、いよいよ住職修習である。

 けど、もの凄く疑問に思うのだが、京都で新型インフルエンザが流行してたら住職修習はやるのかなぁ。。。んなもん、どんどん流行って行くのやろうし、住職修習辺りの時期は京都でも感染者が多く出てると思ったりもするのだが。。。
 っちゅうか、え~と、引越し作業しながらやったからどこか忘れたけど、修学旅行かなんかで神戸に来た学生を「あんたらしばらく学校休んどいて」っちゅう自治体があったはずだが。また、大阪&神戸に来るのをイヤがっている人達も結構居てるらしいのだが。。。
 やっぱし、京都で感染者が多く出て、京都の学校が休みになっていたりすると住職修習も延期になったり、あるいはそれぞれの体の事を思って「え~と、今回は辞めときます」っちゅう人も出て来るのだろうか。まあ、出て来ても不思議ではないし。私だって、新妻が妊婦なんだし、家族会議&寺会議で「今回は延期しときましょ」とか決まったら辞めざる得ないし。発病までのタイムラグの間に新妻に感染したらイヤやし。

 と、変わらず死を怖れ、健康でありたい、家内安全でありたいと思う。

【すべての者は暴力におびえ、すべての者は死をおそれる。己が身をひきくらべて、殺してはならぬ。殺さしめてはならぬ。】(『ダンマパダ』129)

【すべての者は暴力におびえる。すべての(生きもの)にとって生命は愛しい。己が身をひきくらべて、殺してはならぬ。殺さしめてはならぬ。】(『ダンマパダ』130)

 っちゅう、実質の独身生活最後の夜であった。

 んな、明日から新居住まいでおま。このブログは携帯から書き込めないので、っちゅうか、携帯で長文打ち込む事は『無理』なので、明日からどうしよ(笑)まあ、ノートパソコンなのでなんとでもなるか。んが、部屋でタバコを吸えない、ベランダでタバコを吸う『ホタル族』になるのか。。。
 っちゅうか、よう考えると、私の人生の中での大変化の日やねんな、明日は。
 まあ、どんな人生でも引き受けて行こ。私の人生やし。グチグチ言いタレつつ、不平不満の連続で、行ったれGO!GO!

 

無顧の悪人

2009年05月17日 | 坊主の家計簿
 ムッチャ動いたのに、まだ引越し準備が出来とらん。。。
 っちゅう事で、引越し1日延期。晴れは明後日までなので明日中に絶対になんとかせんとアカン。まあ、「なんとかなるやろ」っちゅう所までは今日出来たのでエエか。

 今日は、別科卒業してからやから、え~と、多分7年ぐらい使って来た洗濯機、電子レンジ、炊飯器&10数年間使って来たコンポ&ここ数年使って来たアイロンの旅立ち日。近所のリサイクル屋さんに行って来て、無理言って今日来て貰った。なんせ狭い部屋に結構な荷物を置いてあるのでそれ等が部屋から無くなるだけでも結構ラクになる。作業がしやすくなる。んが、結局、2200円の出費。。。アイロンは300円で買って呉れたのだが、洗濯機2000円、電子レンジ500円の撤去費用がかかった。微妙に腹が立つのだが、まあ、使って呉れたらエエし、それが一番の基本だし、しゃーない。
 ついでに一個だけスチール棚を持って行ってもらう。「使えます?」って聞いたら、「ほな、持って行きますわ」っちゅう事でオマケ(?)で持って行ってもらう。

 しかし、最大の問題はエアコンなのだ。今日来て貰ったリサイクル屋では1万以上かかる。まだ使えるし「アホか」なんだが、引越し先で使う事がなく、これは別の所でやって貰お。性能もエエし、まだまだ使えるのだが、何やら諸々調べると海外なんぞに持って行って使って呉れそうな所もあるし、その分安いし、そっちにして貰おう。

 リサイクル。え~。。。元、リサイクル推進団体専従職員でした(笑)
 んが、まあ、今回も結構なゴミがでるわけでして、まだ使えるものでも捨てちゃっているのだが。

 そういや、祝儀袋を捨てた。多分、引越ししなければずっと持っていたと思うのだが、引越しで捨てた。あれは捨て難い。。。ムッチャ、捨て難かったのだが、結構なかさを取るので「う~ん。。。」と、悩んだ結果捨てた。
 人から頂いたもの、昔の恋人から貰った手編みのセーターだとか、プレゼントなんぞも捨てた。
 こういう時に、心が氷る。冷たくなる。まあ、冷たくしないと捨てれないのかも知れないが、その冷たさを引きずっている自分を発見する。「殺人を犯した人って、こういう気持ちになるのかな?」みたいな感じである。「苦労を噛み殺している人って、こういう感触なんかな?」みたいな感じである。当然、初めてではなく、過去に何度も何度も味わった事。その度に、冷たくなっている気がする。
 当然、人間相手でも同じ。転職や引越しが多い分だけ、そこだけでの人間関係は切れる。水商売というコユイ人間関係を長くしていたけど、その後に付き合っている人はごくわずか。半端ない名刺の量も捨て、同じく人も。

 「ごめんなさい」と「ありがとう」。
 私を支えてくれてありがとう。
 そして、ごめんなさい。捨てるって、よくない事だし、でも、捨てざる得ない事もある。
 罪深く、だから、南無阿弥陀仏って。

 心が冷たくなるのは罪意識。罪意識の反対(?)は、「私は元々そんな人ではない」。
 でも、そんな人。事実としてそんな私。
 選び、きらい、見捨てるのが私。それが私。そんな私しかこの世に実在しない。

 私は私の都合のイイ時にしかこういう事を感じない。日々、「んな事は当り前や」で過ごしている。全く気にもしない。気にも出来ない。全くの御都合主義である。エゴの塊。

 人間のリサイクル。
 不要な人って居るのだろうか?『死刑』って、廃棄処分。「もう、使えない」って。
 片付けしながらチラ見のテレビ。何やら裁判員制度がそろそろ始まるらしい。
 「反省の色がみられない」って、御都合主義の私には『反省出来る時』と『反省出来ない時』があり、んなもんはその時の気分次第でしかない。だから、ある一定の期限までに罪を罪として感じる事が出来なければ『ダメ』という条件ならば、私には自信がない。

新型インフルエンザ

2009年05月16日 | 坊主の家計簿
 夕方から「少し寝よ」で起きたら23時30分。。。いや、別にエエねんけどやなぁ。。。
 っちゅう事で、音の出ない静かな作業をする。新居に持って行く物をフキフキしたりする。いや~、部屋に置いてるもんって、タバコのヤニとかでよう汚れてるもんや。
 冷蔵庫は持って行くけど、その他の多くの家電はリサイクルショップに引き取ってもらうつもり。まだ6年程度しか使ってないし、大丈夫だろう。以前、大丈夫と云ってはったから大丈夫だろう。なんだが、これも見た目がキレイな方が引き取ってもらいやすいと思うのでフキフキ。
 
 一段落して、ネットで「なんかエエのないかなぁ。。。」と諸々探す。寝床である。基本、布団の人なので布団も持って行くのだが、新居の床がフローリングである。しかも、狭い。。。本畳で6畳ちょいなので、そこにベッドが2つは「無理!」らしい。一応、私の部屋兼夫婦の寝室なのでベッドを置かんとしゃーないのだが、「ならばソファーベッド」と、ネットでソファーベッドを探したり、御近所の家具売ってる所で探したりしているのだが、あれって結局ベッドと同じ大きさであって、まあ、ソファーになるからそれはそれなりに便利なんだが、やっぱしなぁ。。。
 迷って、諸々探してたら収納付きの『ユニット畳』なるものを発見。高さが45センチ程度で椅子にもなるし、中身が全部収納スペースになるので便利便利。まあ、畳ベッドでもエエか。似た様なもんやし。っちゅうか、もうちょっと迷っとこ。

 しかし、腹の調子が良くない。まあ、昨晩飲み過ぎたし、深夜にメシ喰ったしなぁ。。。
 
 っちゅうか、大阪も含めて関西に新型インフルエンザがやって来た。今日のテレビニュースのトップ記事である。その影響で、学校が休みになったり、神戸まつりもかなり縮小されるみたいである。西宮辺りで患者が出たら阪神甲子園球場での試合も中止になるかもしらん。
 っちゅうか、感染が関西全域に広まったら学校を筆頭に休み、休みのオンパレードになるのだろう。弱毒性だが、インフルエンザウイルスは変わりやすいし、それ以前に病気は病気であるわけだし。
 阪急電車の運転手や車掌はマスクをするらしい。この流れはきっと広まるだろうし、コンビニやスーパーなんぞの店員もマスクをし出すようになって行くのだろう。坊さんもマスクして読経したりするようになって行くのだろう。そして、最後までマスクをしないのは、きっと私が飲みにいくようなバーのマスターだったりするのやろうな。

 民主党の代表が鳩山氏に決まったらしい。鳩山で選挙に勝てるのかどうか知らんが、まあ、『政権交代まつり』やし。
 選挙って、人が集まるし、そんな時に新型インフルエンザが流行してたらどうなるのかな?その地域の投票日は延期したりするのだろうか?
 また、「新型インフルエンザで大変な時に政権交代なんぞしている場合ではない」なんぞと、自民党に票が流れたりするのだろうか?

 新型インフルエンザで大騒ぎせざるを得ない、生身の人間の生に対する執着、欲望、煩悩。
 けど、そんなのがあるが故に

【すべての者は暴力におびえ、すべての者は死をおそれる。己が身をひきくらべて、殺してはならぬ。殺さしめてはならぬ。】(『ダンマパダ』129)

【すべての者は暴力におびえる。すべての(生きもの)にとって生命は愛しい。己が身をひきくらべて、殺してはならぬ。殺さしめてはならぬ。】(『ダンマパダ』130)

1+1は?

2009年05月15日 | 坊主の家計簿
 部屋片付けなんぞをしてたら、オカンより電話。何やら引っ越しの手伝いに行かんでもエエのか?っちゅう事。
 我がオカンは70代半ばのはずである。41歳の私は単純作業はバリバリ早い。とにかく動き回る。そういう動きに対応出来る人ならともかく、70半ばのオカンは対応出来るわけがない。つまり、引っ越し先の部屋で荷物を片付けている時にオカンが同じ部屋に居たら邪魔なのだ。よって、丁重に「邪魔やからいらん」と断る。
 こういう場合は1+1=2に成らない。なって、1+1=0.8ぐらいなもんである。下手すると0.5ぐらいにしかならない。「その本はどこ」なんぞとイチイチ指示している間に、さっさと自分で動いた方が圧倒的に早く終わる。んな事は散々経験済みである。
 んが、こういう場合、例えばこれが飲み屋の作業だったりする場合ならば、これがイベントになる。イベントになって参加者をより一層『身内』に巻き込む事ができ、それによってその客が喜んでくれるから、まあ、別に構わないのだが、元々身内のオカンの場合は別であり、かつ、やっぱし邪魔。
 んがんが、こういう邪魔な事に私も参加して来たのだし、やっぱし必要である、と思ったりもするのだが、やはり邪魔。時間がなく、イヤな言い方だが『遊んでるヒマはない』。
 
 この発想方法を優生思想という。
 んなもん、作業効率だけで考えたら1+1は最低でも1.5になって貰わんと困る。1+1が1以下だったら1人でやってた方が早く能率がエエのだ。「邪魔するな」っちゅう話である。
 んが、んなもんはあくまでも『作業効率』っちゅう話であって、『共同作業』っちゅう話ではない。

 以前、学生時代に恩師より教えられた事がある。某学習会を立ち上げる時の話なんだが、まあ、『教団問題』っちゅう込み入った話である。んなもんは、関心があり、かつ若干の予備知識がある人達だけで学習会をした方が研究は深まる。んが、んなもんは『研究が深まる』だけであって、事実として、実際に教団問題をやっているわけではない。『教団問題』っちゅう事を学んだ人間、学ぼうとしている人間がやるべき事ではない。
 
 『僧侶』なら『僧侶』という専門家だけがやれば、あるいはそれに興味を持つ人達だけが『仏教』っちゅうもんに関わり、それ以外の人達はそれ等の専門家集団に寄付する形であれば、んなもんは『僧』と『俗』との分け隔てが増々出来る。
 「あんたら頼んまっせ」なら、まあ、専門家は増々専門家として声明なら声明のプロになり、『俗』が出来ない声明をツラツラ、ペラペラとやってしまう。
 声明、っちゅうのは、専門家集団『だけ』でやるのが『美しい』のだ。そりゃそうだ。訓練された合唱部みたいなもんなんだから。訓練された合唱部に全くの素人が入って来て、素人と一緒に合唱するよりも専門家だけの方が『美しい』。声も綺麗に揃うし。
 合唱部なら、1+1=2以上なんだろう。それが、『素人』っちゅう『邪魔者』が入ることにより1以下になる。
 でも、『合唱すること』が目的であり、つまり『美しく歌う事』が目的でなく、『合唱する事が目的』ならば話は別だったりする。
 まあ、何を目指すのか?っちゅう話でんな。

新婚ツアー・最終日『終わりなき歩みを共に』

2009年05月14日 | 南無阿弥陀仏の結婚式
 最終日なのでオモクソ朝寝をしてからホテルを出発。
 っちゅうても、今日は予定ゼロ。「まあ、車の中に入ったら何か決まるんとちゃうか?」と車に乗り込む。結局、「スープカレーを食べる」っちゅうのと、「札幌場外市場に行く」っちゅう事だけ決まる。
 美味そうなスープカレーの店に行くと11時30分頃にも関わらず満員、っちゅうか、行列。観光客、さっさと断念。結局、札幌場外市場に行って、そこにあったスープカレーの店で食べる。たまたま発見した店だったのだが、結構ヒット。
 札幌場外市場で、私は先日昼飯で食べた『キトピロラーメン』『キトピロ餃子』のキトピロ=アイヌネギ=行者ニンニクを買って、新婦はアスパラを紫、白、グリーンと買ったらしい。
 ちなみに今回の新婚旅行ではウニは食べてない。日高がウニの時期らしいので日高まで行こうと『思った』のだが、『時間的に無理』っちゅう事でさっさと断念。小樽も、積丹半島もまだ解禁違うし。それやったら大阪で喰っても一緒やし。

 で、レンタカーを返して千歳空港へ。え~。。。4泊5日で1300キロ走ってました。一人旅ならもっと走っていた気がするが、新婚旅行にしてはよう走ったのぉ。。。

 大阪、っちゅうか、関西空港に帰って来て、意味なくタコ焼を喰う。いや、「喫茶店でも行けへん?」が、「せっかく大阪に来たんやし、まあ、タコ焼でも」っちゅう事になったわけやね(笑)
 
 帰宅する。まだこっちでやらんとアカン雑用があるので、新婚旅行の帰りもバラバラ。
 んが、新婚旅行も終わった事やし、出来れば部屋の後片付け&引っ越しをさっさとして向こうに行きたいので、向こうの部屋で使うソファーベッドをネットで探す。いちいち家具屋巡りをしてる時間はないし。
 んが、ネットでも結構色々あって、これまた時間がかかって、気がつくと結構エエ時間。んが、明日もバタバタするし、「今日のうちにブログを書いとこ。記念やし」っちゅう事で、ブログを書いて、ようやく書き終わったので、寝る。

 旅行中も、あれこれ「どうしよ、こうしよ」。
 これが、一生続いて行く。

新婚ツアー・4日目『アイヌの結婚式』

2009年05月13日 | 南無阿弥陀仏の結婚式
 朝メシ喰って、ホテル敷地内の『スカイウォーク』を散歩して、イザ、二風谷へ。
 資料館とか博物館を巡る。
 平取町立二風谷アイヌ文化博物館で、『アイヌの結婚式』というビデオをブースでチラッと観る。
 なぜ『チラッと』かというと、一人旅でなく新婚旅行だったし、チラッと観て「アカン、これはちゃんと観なアカン」と思ったから。残念ながら新婚旅行にビデオを全部観る時間は予定してなかったし。
 受付(?)みたいな所で、どこかで手に入るか、大阪で観れる場所はあるか?と聞いた所、大阪にある国立民俗学博物館にあるそうな。手に入らず、観る事も出来なければ、新婦に謝って最後まで観るつもりだったんだが、まあ、観れるのならちゃんと観よ。
 ちなみに、検索すると市販もされているみたいである。
 http://www31.ocn.ne.jp/~minneiken/nihonnosugata.htm

【民族の魂の復活
 1971年4月10日、北海道二風谷(にぶたに)で、アイヌ流の結婚式が行われた。新婦と新郎はともにアイヌの血を受けた人である
 明治時代以降、内地日本人の進出と圧迫によりアイヌの生活文化は変容を迫られ、それは結婚式にも及んでいた。過去7、80年、アイヌ流の式は行われていないという。そのアイヌ流結婚式の実現の契機となったのは新婦の決意であり、それを支えたのが二風谷に住むアイヌの人たちであった。ウウェペケレ、ユカラなどの伝承、古老たちの見聞をもとに行われた結婚式。?式を前にして贈り物が交換される。新郎の村では、新婚夫婦の家作り、御馳走の準備がされる。花ゴザに包んだわずかな荷物を背負って花嫁は花婿の村へ向かう。結婚式の儀式が行われ、続いて、宴が始まる。アイヌの唄と踊りが夜更けまで賑やかに続く。
 復活した結婚式。新郎、新婦、参加したアイヌの人たちの想い。これは、アイヌ(アイヌ語で「人間」の意味)民族精神復興運動の先駆的あらわれの記録である。】(http://www31.ocn.ne.jp/~minneiken/sugata_htm/001sugata.htm

 やっぱし新婦に土下座しても『新婚旅行』で観てくりゃ良かったと今になって思う。
 ちなみに、この新婚旅行記も『南無阿弥陀仏の結婚式』と云うカテゴリーに入れている。今現在の大谷派での結婚式の式次第に入っている三三九度をせずに、あくまでも仏事としての結婚式をする為に諸々書いていたカテゴリーである。ビデオの最初の方を見ながら、『南無阿弥陀仏の結婚式』という、ある種『真宗原理主義』的な結婚式をやった事を思い出す。私たちの結婚式も当然、式のやり方について反対があったし。

 後、夕張を経由して、札幌へ。モエレ沼公園、やったかな?イサム・ノグチ、っちゅう人が設計したとか云われているらしいが、まあ、そこは観光地、っちゅう事で(笑)
 んが、素晴らしい公園。予備知識がほぼゼロであり、現地を訪れてそこに書いてあった事柄から、「実際に作った人は偉い!」と、エラく感動したんだが、何やら当時『札幌市緑化推進部造園課環状緑地係長』だった『山本さん』とかいう人を中心に作りはったみたいである。
 http://www.welcome.city.sapporo.jp/moerenuma/im.html
 実際に誰が設計したのか解らんが、まあ、この『山本さん』が中心になって作りはったのだろう。素晴らしい才能である。素晴らしい公園だったし。

 公園で夕方を迎える。夕日がキレイだったので、ホテルに行く前に急に思い立ってホテル近所の海岸へ。夕日は沈んだけど、それでも夕焼けの海岸で、寒かったので少しの間だけやったけど海辺で過ごす。エエ感じの新婚ツアー最後の夕方。

 ホテルは『シャトレーゼ・ガトー・キングダム』という、これまたバブリーやけど、多分直接予約しても安いだろうホテル。北海道、特に札幌のホテルは高級ホテルでもビジネスホテル料金で泊まれるし。
 プールには入らず、ホテル内の居酒屋(北海道料理屋)で海鮮三昧。刺身の盛り合わせを頼んだら、ヒマだったのだろうか?舟盛り並みの量で出て来て、2200円の刺身盛り合わせがボリューム満タン。他に諸々頼んだけど、美味、美味。鮭の内蔵の塩辛なんぞは絶好の酒のアテやった。
 温泉(スーパー銭湯のデッカイバージョン)に入って、露天風呂に浸かりつつ、「そういや、星空を観るのを忘れてたやんけ」と思ったのだが、結構エエ時間やったし、酒も結構入っていたので断念。変わらず「ああ、こういう風にしときゃ良かったな」なんぞと未練タラタラなんだが、未練も出来ひん人生はイヤやし。未練も煩悩。未練タラタラやから、「ああ、やっぱし煩悩具足の凡夫やのぉ。。。」とやなぁ。。。

新婚ツアー・3日目『花畑と原生花園』

2009年05月12日 | 南無阿弥陀仏の結婚式
 朝から温泉に入って、朝飯喰って、今回最大の難所である標高1139メートルの三国峠越え。いや、北海道って、山の方に行くとまだ雪が残ってまんねん。んで、北海道で一番高い所にある峠やし、「雪、積もってたらどうしよ。。。」やったんだが、幸いな事に山肌に雪は積もってても、道路は大丈夫だった。三国峠、絶景、絶景。ついでに野良(?)のエゾシカ発見。平気で道を渡るな、っちゅうねん。せっかくなので道を渡りきったエゾシカ近くに車を停めて御挨拶。まあ、元々エゾシカとかの住処にこっちがやって来たわけなんやし。

 途中、帯広、っちゅう街を通る。
 「おお、ここは中川先生が学長をしてる帯広大谷短期大学がある所やんけ」と、会話しつつ、通り過ぎる(笑)結婚先のお父さんが亡くなるまでの報恩講の講師の先生が中川先生であり、私が最初に所属寺に遊びに行った時の講師の先生も中川先生だったし。しかも2人とも中川先生が専修学院主事(教頭みたいなもん)時代の卒業生やし。2人が結婚した、っちゅう事も知ってはるし、挨拶に行っても良かったのだが、「中川先生よりも花畑牧場」っちゅう事で帯広通過(笑)

 花畑牧場。
 大変である。なんと花畑牧場の現地に行っても『生キャラメル』は10個までしか買えないのだ!しかし、『ホエー豚丼』を食べると5個+して買えるらしく、私たちも早速ホエー豚丼を食べ、2人で30個の生キャラメルを買える権利を得る。。。っちゅうか、そんなに買うか!なんだが、まあ、買う人も居てるみたいだ。
 生キャラメル、っちゅうか、基本甘いもんがキライは私はタンガクラブの土産用に2個だけ買って、新婦は土産用に結構買ってたみたいだが、それでも合わして10個ぐらいなもん。『要冷蔵』みたいなのでクール宅配便で配達して貰う。
 花畑牧場では多くの白服集団が働いて居て、それが外部から見れるようになっているのだが、場所が結構辺鄙な所やし、「○○サティアン」なんぞと良からぬ事が頭をよぎるのだが、まあ、皆さん一生懸命に生キャラメルを作ってはった。
 花畑カフェやったけな?そんな所もあって、そこが見事にパステルピンク系の建物であり、「そうか、『花畑牧場』って富良野みたいなもんやねんや」と、ようやく気づく。っちゅうか、興味なかったのだが。。。
 ちなみに、大量の生キャラメルが欲しいのならわざわざ行く価値はあるのだろうが、それで無ければイベントなんぞをしてなければわざわざ行く価値はないと思う。
 んが、これは伊勢の夫婦岩と一緒であり、やはり行かないと解らん事でもある。伊勢の夫婦岩と同じく、『花畑牧場』という夢を見させている社長はさすがである。
 
 後に、湧洞湖と海に挟まれた道を先端まで行く。ナウマン国道とか、原生花園・湿原があったりで、まあ、バイク・ツーリングの方が楽しいルートなんだろうが、ドライブでもそこそこ楽しめた。湧洞湖にはなにもない。一軒だけ、家なのか、ロッジなのか知らんが、そんなもんが湖畔に立っていたが、他には何もない。エエ感じの私が求める大自然の北海道。

 宿泊先はトマム、っちゅう所にある『アルファリゾート・トマム・ザ・タワー』(http://www.snowtomamu.jp/)っちゅう所。え~。。。冬場はスキー場らしいのだが、十勝近辺で宿泊出来るツアー会社選択のホテルがここしかなくて、ここにした。プラス、北海道の山奥(?)に30数階建てのビルが4本も立っとるわけやし、それを見たかった、っちゅうのもあったのだが。
 とにかく、建物だけで笑える。スカイウォークやったかな?「晩飯どうする?」っちゅう選択視の中で「ホテルでメシ喰うか?」っちゅう事で移動の車の中で予約が居るかどうかを電話して貰ったのだが、洋食のレストランもあって、そこまで『ホテルからスカイウォークで10分、バスで数分らしい』という新婦の謎の発言があり、「なんのこっちゃ?」と2人でスカイウォークについて諸々想像していたのだが、想像を絶するスカイウォークが現地にはあり、当日夜に少し、翌朝には朝食後の朝の散歩で長い長い、長く、無茶苦茶長いガラス張りの廊下、大自然の中を敷地内を巡る廊下があって非常に楽しかった。ホテルもワケ解らんかったし。ウチ等の部屋は31階だったのだが、まだ上もあったし、まあ、30数階立てらしい。そんな『ビル』が4本立っとる。まあ、一度体験する価値はあると思う。

新婚ツアー・2日目『旭山の苦労人』

2009年05月11日 | 南無阿弥陀仏の結婚式
 朝起きて、「まあ、小樽やし」っちゅう事で朝市でメシを喰う。店の名前の『なんちゃらセット』っちゅうのを食べたんだが、値段(750円?)の割に刺身も焼き鮭もイクラもあって美味美味。
 食後に「まあ、小樽やし」っちゅう事で運河沿いを散歩。っちゅうか、単純にホテルから朝市まで運河を一回りする感じで行き来しただけなんだが。。。
 3桁国道を通って、イザ、旭山動物園へ。途中、制限速度60キロの道を自衛隊の車も80キロで走ってた。速度を守っているのは佐川急便のトラックだけ(クロネコは発見出来ず)だった気がするのだが。。。
 
 旭山動物園恐るべし。動物園キライの私が5時間近く遊んでもうたやんけ。。。
 で、非常によく出来ている。ペンギンはホンマに空を飛んでたし、アザラシもちゃんと有名な写真通りに水中のチューブを泳いでくれるし。

 動物園という場所がある。んなもんは無くならない。無くしたくとも、まあ、無くならないであろう。
 京大の原子力研究所(?)に反原発の人が働いて居る。教授か、講師か、なんか知らんが、まあ、ベテラン研究員である。この人は原子力の学者であり、原子力を研究しつつ、でも、見事に原子力に反対の立場である。
 こういうので他に思いつくのは、例えば動物管理センターなんぞがある。まあ、管理され殺される犬を直接『殺す側』の人達である。でも、その事に反対である。反対だから、その立場にいる。その立場に居て、そこから管理され、殺されて行く実状を訴えかけている。まあ、現場の苦労を担い、解放へと向う苦労。
 これは、ある意味、寺業界でもそうなんだろう。
 旭山動物園は、動物園でありながら、そこに居る『動物』と呼ばれる生き物を『同じいきもの』として扱おうという意志が感じられた。
 ヒグマや、キタキツネ、海猫なんぞも居たが、まあ、海猫が最たるものなんだが、怪我をして飛べない海猫。
 白クマの『もぐもぐタイム』という、まあ、食事の時間が各動物にあるのだが、その『もぐもぐタイム』なんぞの時には地球温暖化を訴え、人間の環境破壊を訴えている。
 『もぐもぐタイム』はショータイムである。色々と見て、そのショーで喋っている事を聞いていると、殆ど環境団体の集会と変わらん。眼の前にその『被害者』たる動物が居て、そこで人間のエゴを優しく告発してはった。
 で、『ショービジネス』としても、非常によく出来ていると思う。なんせ、動物園キライの私が5時間近くも楽しめたのだし。

 何にしても、これから住職として寺を『やる側』の立場になる私とっては非常にいい研修であった。っちゅうか、単に楽しんでただけなんだが。。。
 あ、一応、本を2冊ゲット。
 中公新書の『戦う動物園』と、週刊SPA!編集部の『旭山動物園の奇跡』っちゅうの。時間が出来たら読も。

 宿泊先は層雲峡温泉・朝陽リゾートホテルっちゅう所。
 このホテルもよう出来てる。夕食はバイキング形式だったのだが、結構美味い。んで、売店で売っている商品も夕食に出て来たりして、例えば「このカニ美味いなぁ」なら、そのカニが買えたりする。米まで売ってやがる。私等はツアーだったので正式料金がナンボか知らんが、結構安かったと思う。でも、貸切の風呂だったり、マッサージや、え~、ほれ、なんちゅうんや、主に女性が利用する美肌とかなんとかいうのもあったりして、設備も充実。んなもんで金を落として行く形式になっているのだろう。
 露天風呂もエエ感じやったし、朝飯も美味。大満足の宿。
 んが、御飯が美味しかったので夕食、朝食とも食べ過ぎてしまう危険性が。。。まあ、それだけ満足出来たわけなんだが。

新婚ツアー・初日『岡本公三さま』

2009年05月10日 | 南無阿弥陀仏の結婚式
 誕生日♪
 んが、41歳なので誕生日にも慣れっこになってるし、んな場合でもなく、早朝に起きて、っちゅうか、1時間ぐらいしか寝ずに関西空港へ。

 岡本公三様。私はあなたの弟子として失格です。空港でカバンに入れてあった大量のライターを空港職員に発見され、その場であなたの様にテロ行動も出来ずに大量のライターを奪われてしまいました。。。
 ん?
 え~と、私はタバコをカートンで買った時に貰ったライターを手持ちのカバンに数個ずつ突っ込んでいる。今回はおニューのカバンに6~7個、ショルダーに4~5個のライターを入れていたのだが、なんと飛行機に乗る時に持って行けるライターは1個だけらしい。荷物検査で「カバンの中に5~6個のライターが入っていませんか?」と聞かれ、岡本公三の弟子失格の私は「入ってますが」と答えたら、厳しい目つきの職員から「全部出して下さい」と云われ、え~。。。ショルダーの分も含めて没収。。。その段階で結構不機嫌モードだったのだが、1個だけ持って行けるライターのガス量を一緒に調べてくれたので、不機嫌治る。

 飛行機へ北海道・千歳空港へ。ちなみに何度か書いたが、『千歳』とは元々のあの辺りの地名であった『シコツ』が『死骨』につながるから勝手に地名を変えて『千歳』なんだ、なんぞと、新婦にウンチクを宣いつつ、それを軽く無視されつつ、レンタカーを借りる。
 レンタカーはツアーに付いてる一番安いクラスだったので日産マーチ。かわゆい。。。かわゆいぞ、日産マーチ。
 マーチに乗って苫小牧へ。走り出してすぐに「ここって高速道路ちゃうやんなぁ。。。」と。車の流れに乗ってたら100キロ近いスピードで焦る、焦る。「なんで新婚旅行で一発免停喰らわなアカンねん」と、スピードを若干緩めたのだが、北海道の道路はムチャ速。ほぼ、全員『暴走行為』状態でんな。
 っちゅう事で、準暴走行為のスピードで苫小牧へ。一応チェックしてた食堂が休みやったんやけど、まあ、市場の食堂へ苫小牧名物のホッキ貝をドンブリで喰う。美味美味。
 んで、本格ドライブの始まり。なんせ、ツアーの都合、っちゅうか、空席の都合で5000円アップになったんだが、10時には千歳に到着してたので、まるっきし予定してなかった急遽ドライブなのだ。
 苫小牧から支笏湖、羊蹄山なんぞを見つつ、ドライブ、ドライブ。途中美味そうな蕎麦屋で『水そば』という、名水だけで蕎麦を食べるというシンプルなもんを食べたりする。結構、エエ感じ。っちゅうか、10割蕎麦が美味いし、水もエエ感じやったし、シンプル、シンプルと。
 んでもって積丹半島を一周。途中、18歳の時に来て良かった神威岬を妊婦と共に。久々に行くと、片桐なぎさと、船越英一郎が出て来そうな場所やな、あっこは。んで、精神世界系の人も好きそうな場所やな。あの岩、っちゅうか、まあ、『御神体』みたいなもんはスンゲーな。

 宿泊先は小樽のホテル。運河沿いでアンティーク家具がエエ感じ。んが、運河の前に片側3車線か、4車線ぐらいの道路が走ってて、まあ、交通量は少ないのだが、あれは『運河側』でなく、『道路側』でないのか?なんぞとゴチャゴチャ云いつつ。
 晩御飯は北海道初日なのでジンギスカン。小樽=寿司、っちゅうのは、もおエエし。松尾ジンギスカン、っちゅう、北海道で有名チェーンのジンギスカンを散々食べて、ビールを飲んで、誕生日なのでオゴって貰う。んが、会計、安う。オマケして貰ったみたいやな。