坊主の家計簿

♪こらえちゃいけないんだ You
 思いを伝えてよ 何も始まらないからね

白水の餃子は230円

2006年10月31日 | 坊主の家計簿
 10月31日

 雑費   京阪往復           800円
      バス2回           440円
      ペット茶           100円
      ミックスジュース       200円
 外食   かけ小            100円
      白水・8番          610円
      ますたに・並         600円
 薬局   ヘアージェル         441円
      ビタミンC水          88円
      ビオフェルミン       1980円
      カルシウム          420円
      エビオス          1580円
 本    高史明『生きる』       599円
      藤元正樹『浄土論講義1』  1575円
 法衣類  足袋3           5040円
      腹バンド          1260円
 食類   なめこ            128円
      天むす            149円
      善通寺うどん         138円
      鳥つみれ           201円
      だいこん            88円
      菊菜             138円

 合計                16675円
 10月合計            126931円

 カプセルホテルで起きて京都へ。6日にも竹中先生の学院葬で京都に行くけど、まあ、天気よかったし。
 せっかくなので白川の白水で餃子を食べたくなった。ついでなので専修学院にも寄る。丁度昼休み中だったので、どかどか中庭に入り込んでタバコを吸ってボケーとする。若干二日酔いやし。後、職員室でコーヒーを御馳走になりながら恩師ハニーと雑談。
 昼休みが終わり、特別講座でもあるのか?なんか珍しくネクタイなんぞをしてたハニーに別れを告げて、同期だった職員がいつの間にか髪の毛をオールバックにしてたので冷やかして帰る。
 大好きな吉田山を通って白水へ。
 大変だ。。。白水は昼間2時までの営業になったらしい。夜の部はやってないらしい。まあ、最初に行ったのが20年前で、その時から『おっちゃんとおばちゃん』やったわけやし、そろそろ体もキツいねんやろな。変わらず美味しい白水の餃子。
 ついでに、20年前に住んでた銀閣寺・哲学の道辺りを散歩する。住んでたアパートは無くなってコーポになってた。中庭がある風情溢れるアパートだったんだが。。。
 散歩してお腹をこなして、ますたにでラーメン喰ってバスに乗り込む。
 
 法衣を受けとったのはエエのだが、「担当の者がいないので修理代金が解りません。また次回でイイですか?」と。。。いや、なんちゅうか、京都らしい商売やなぁ。。。ちょうど冬用の法衣を頼むつもりだったので、その代金と一緒に次回払う事に決定。
 
 本屋に寄って、電車に乗り込んだらラッシュアワーだった。
 で、帰って来てメールして、メシ喰ったら、エエ時間やなぁ。。。眠い。。。

ラーメンコーク

2006年10月30日 | 坊主の家計簿
 10月30日
 
 雑費    缶コーヒー2         240円
       タバコ            320円
       タバコ            300円
       ペット水           110円
       カプセルホテル       2300円
       回数券           3700円
 外食    富山らーめん         600円
 飲み代   手鞠            3500円
       カフェ           1000円
       ドグラマグラ        1400円
 
 合計                 13470円
 10月累計             110256円

 飲み代はかなりイイ加減。

 仕事→会議(?)
 なんか、頭が痛いまま会議(?)に出席。
 んが、飲み会になると、要するに酒が入ると元気、元気。23時過ぎに2次会のカフェも出て、何時もの店に、毎度の如く行って飲んでたら、しかも、休み前なので普段は封印しているロックで飲んでたらワケ解らんようになってもうた。。。
 っちゅうか、一次会の手鞠でも結構飲んでたし、2次会のカフェでも2杯ぐらい飲んだしなぁ。。。
 あのカフェにはタマに行く。オシャレなカフェ。意味なく「ラーメンコーク」ばっかり飲んでる。最初は「はあ?」だったんだが、今回はすんなり通った。
 ちなみにラーメンコークとは、ラム酒のコーラ割。別名キューバリブレとも云うのだが、
  ラム・イン・コーク
  ラム・エン・コーク
  ラーメンコーク
 の方が呼び方としては好きなので、そればっかり言ってる。甘ったるくて、悪酔いする酒でんな。

ミキティ優勝記念

2006年10月29日 | 坊主の家計簿
 10月29日

 雑費   缶コーヒー        120円
      タバコ          300円
      100均20点     2100円
 食類   半額弁当         249円
      バナナ          128円
      発泡酒          175円

 合計               3072円
 10月累計           96786円

 じゃーん!明日仕事に行ったら、明後日休みだよー!
 んが、明日忙し&葬儀が入ってスーパー忙し。後、会議(?)なので、スペシャル忙し。
 と、云う事で、衣替えを済ませた冬用色衣にアイロン。畳み方を変えたので、明日着たら、もう一度アイロンかけよ。

 と、云う事で、様々な大義名分と正義と言い訳が出来たので、今週は公文を休む。明日出来ひんし、今日やっとかんとあかんけってんけど、諸々で出来まへん。大丈夫だ。大義名分はある。

 と、云う事で、夕寝して、『鉄板少女アカネ!!』を観る。先週、途中からしか観られへんかったし、今週は最初から観る。
 「アツくて悪いか!」のセリフのエエけど、&、あの馬鹿馬鹿しさもエエけど、やっぱし堀北真希やで。と云う事で、

 1 あなた 
 2 YOU
 3 小西真奈美
 4 宮崎あおい
 5 堀北真希

 やな。
 どうでもエエけど、ドコモが宮崎あおいちゃんをCMに使い出した。これは卑怯だ。愚劣だ。
 で、どうでもエエけどやな、NHKの朝ドラと云う、観てる人間は恐らく朝五時くらいのNHKの放送が始まる時の日の丸に正座・敬服しているであろう人達は、宮崎あおいちゃんの『害虫』も観るべきだ。あれがあおいちゃんでっせ。あおいちゃんは不良でっせ。
 これは、今日の女子フィギュア?ん?フィギュアはロリコン人形の事か?でも、ガキの頃によく通った海洋堂はフィギュアのメッカらしいし、まあ、なんかよく解らんが、とにかく優勝したミキティーも不良顔でっせ。
 「こら、ガキ。お前、今日の演技解っとるやろな。お前みたいな顔面に膝蹴り喰らわした様な顔のヤツが優勝しても日本のスケート界は注目されへんのじゃ。お前のネーちゃんもこれからモデルとか女優とかで頑張って行きたいねんやろ。何やったら私の力で『裏』に出さしたろか?ハッハッハッハ!!!」
 と、云ったかどうか知らんが、とりあえずミキティ、優勝おめでとう!!!

 と、云う事で、今日はミキティ優勝記念で酒飲んで寝よ。
 こういう『私不在』の事を、流転輪廻と云う。。。と思う。


 で、ミキティじゃなく、ミクシィニュースで知ったんだが、これ(http://www.mainichi-msn.co.jp/shakai/jiken/news/20061030k0000m040076000c.html)。
 当然100%負ける、っちゅうか、勝つ目が無くてもやるんだろうし、素晴らしい!
 東京大空襲だけでなく、各地の空襲や、広島・長崎の原爆投下にも通じる事だ。
 「日本人は反省の色をなくしたのか?」
 ではない。この時代だからこそ、反省だけしてて済む話ではないのだ。出来れば日本政府だけじゃなく国連にも提訴して貰いたい。出来るかどうか知らんが。。。アメリカに声を伝えて貰いたい。
 この裁判を私は『冥土の土産裁判』と名付ける。

タブーと議論

2006年10月28日 | 坊主の家計簿
 10月28日

 雑費   缶コーヒー        120円
      タバコ          320円
      エスカップ12      628円
      コピー         2600円
      100均         210円
 食類   カレーまん        105円
      発泡酒          188円
      カップ麺5        345円
      ミンチ肉          92円
      きゃらぶき        130円
      法蓮草のお浸し      117円
      ひじき           80円

 合計               4935円
 10月累計           93714円

 今日は、御仕事忙し。帰って来て雑用忙し。
 よって、今日一日でまともな食事であった晩飯を発泡酒飲みながら食べてたら、途中で寝てもうた。。。朝まで寝ればよかったんだが、そのまま寝てもうたので当然電気付けっぱなし、布団も何もありゃしない。ので、起きて雑用復活。ちゅうか、コピーして来た書類の整理。結構かかるもんやなぁ。。。

 どうでも、エエけど、あの5円コピーのコンビニのオッさんとオバはん。『5円コピー』って旗出してるんやったら、俺なんか上客違うんか?コピーで2600円も使ってんぞ、こら。その間のコンビニの客なんて殆ど居てないやんけ。売り上げ500円以内やろ。やたらとうっとうしがりやがって。。。それなら「コピーだけのお客さんはお断りします」とか書いとけ。ボケが。。。
 
 と、不機嫌ハイテンションも寝たら治ってたりして。
 まあ、んなもんやな。

 日本の核武装の議論。
 当然、如何なる議論も大事である。特に『ゼロからの議論』も大事である。
 んが、別に現状維持でいいのなら議論する必要もないので、あくまでも『変えたい』という事からの議論ではないのか。んが、まあ、政治テクニックなんだろうが。日本が核武装なんぞ出来るわけがない。本気でやったらアメリカが一番に怒るし。
 同時に『タブー』の問題なんだろう。
 私は憲法護憲派ではない。天皇制があるんだし。天皇制なんぞ認められない私は改憲論者である。ただ、与党主体の改憲論で天皇制が問題になるとは思えないし。そういうレトリックがある。
 んが、如何なる議論も必要である。『非核三原則』であろうが『天皇制』の問題であろうが。議論すら許されない事などあってはならない。今回議論する事を避けるのなら、天皇制は永遠に変わり得ない。
 日本の国体は『家』である。天皇家を中心にする『家制度』である。それが日本の国体であると私は感じる。
 よって、大谷派の「家の宗教から個の自覚へ』なんぞは、国体としてはあってはならない事であり、まあ、『寺』としてもあってはならない事でもあるのか。。。大谷派に身を置く私にとって仏教とは、釈尊当時の仏教→大乗仏教→真宗同朋会運動なんだが。。。
 
 話がそれた。
 核の議論は多いに大事である。その結果、『核』という問題を徹底して洗い出せばいいだけじゃないか。
 六ヶ所村の核再処理施設での問題や、もんじゅの問題を洗い直すイイ機会ではないのか?
 また、同様に、原子力発電所の問題も。

 最近の内閣は特に正論を云う。その正論の危なさもあるが、確か何かの大臣(名前忘れた)が云ってたが、核議論に関して「言論の自由の一点です」と。その『言論の自由』を批判しているのが野党であるというレトリック。あれは足をすくわれるで。何を議論の対象にするかはあくまでも主観に過ぎないわけやし。『議会』の意味がなくなる危険性を、っちゅうか、私が与党政治家なら間違いなくそれを狙う。
 まあ、野党政治家もそんな事は解っていて反対の議論をしているのだろうが、私は改めて『正義』『大義』『聖』と云う事を突き詰められる。

 同じ宗教を学ぶ者同士なら問題なくとも、様々な思想の方々が居られる中では『尊敬=議論=仏性を信じる』なのか?この辺不勉強やな。

よゐこのデスノート

2006年10月27日 | 坊主の家計簿
 10月27日

 雑費    缶コーヒー         120円
 外食    やきめしらーめん      750円
 食類    無添加ワイン        438円
       キムチ            88円
       豪州牛肉          261円
       タマゴ           198円

 合計                 1855円
 10月累計             88779円

 今日は食べて寝る日。よ~喰ったし、よ~寝たで。
 昨日の新庄も気になるので、ニュース等も観ながら、半端半端でデスノートを観る。テレビでやってたので。

 らいと「おのれ、張本め。次もまた新庄の悪口云う気やろ。許さん。云わせんようにデスノートに書いて殺しとこ。『張本勲』と。よし、これで張本は死ぬ。あれ?なんでや?なんで張本は死なへんねん。おかしいやないか。あいつは野球選手のクセに芸名使ってるのか?」
 リューク「らいとは全国模試1位に成った優等生なのに在日問題を知らないのか?ちゃんと社会の教科書に載ってるはずだぞ」
 らいと「なに?そんなもんは学校で習わなかったぞ」
 リョーク「そうか。ライトは進学校に行ってたから習わなかったんだ。」
 
 当然、そんな場面はデスノートになかったが。。。

 と云う事で、あの高校の事件ってすんごいなぁ~。いや、詳しく知らんのだが、あれは『今年問題になった』だけであって、以前も同じ様な状況だったんだろ。なんか、5年前にも同じ様な事件が某高校であって、問題になったとか、って、ニュースでやてったが。
 まあ、これで安倍総理の教育改革はやりやすくなったわけだ。何時でも首に出来るわけやし。首根っこを掴んだわけやね。

 デスノートって、でも、おもしろそうやなぁ。ちゃんと借りて観よ。
 アメリカのデスノートには何という名前が書いてあるのだろうか?
 日本のデスノートには何という名前が書いてあるのだろうか?
 私のデスノートには。。。

 竹中先生からレポート面接の時に、本科の時も、別科の時も安田理深先生の『自己に背くもの』を勧められた。当然、何度か読んだけど、難しいっちゅうねん。。。

 『よゐこ』
 世間ウケする『よゐこ』。
 『よゐこ』は苦。迷い。

 「私は私である」
 でも、通名で通さなければならなかった方々が居てる。

 タイトルがあってるか不安だったので、ネットで『自己に背くもの』と検索したら、『自己に背くもの』の言葉をあるサイト(http://www.asahi-net.or.jp/~YI9H-URYU/ziko.htm)で書いて下さってた。

 『凡夫という自覚のところには起ちあがる。凡夫というところに「たとひ大千世界に満てらん火をも過ぎゆきて」ということがある。』(安田理深『自己に背くもの』より)

 凡夫。ただの人。唯の人。唯一の人。唯一の私。
 無料の人。『よゐこ』でなく生ききれる人。

 自分の本名すら名乗れない、「私はこういう者です」と、名乗れない人達も居る。
 「私はこういう者です」と。名乗りを挙げた方々が居る。

 「在日でなんで悪いんじゃ!」
 「に産まれてなんで悪いんじゃ!」
 「女でなんで悪いんじゃ!」
 「ハンセン病でなんで悪いんじゃ!」
 等々。
 それは、迷って居る、苦しんで居る人達(差別者)を救う祈りの叫び。

 「私が私でなんで悪いんじゃ!」
 だけなら、エゴに陥る。必ずエゴに陥る。

【煩悩具足のわれらは、いずれの行にても、生死をはなるることあるべからざるをあわれみたまいて、願をおこしたまう本意、悪人成仏のためなれば、他力をたのみたてまつる悪人、もっとも往生の正因なり。】(歎異抄第三章より)

 『他力をたのみたてまつる悪人』これを抑えておかないと危ない。差別されている事によって、その事を利用して逆に差別する。
 別に被差別者が『目覚めた人』であるわけがない。同じ凡夫である。
 その辺の勘違いをもてはやして来た責任もある。
 「素晴らしい」「素晴らしい」だけでは『ホメ殺し』である。エゴを増長させる。迷いを増長させる。
 そんな人間関係を私は『同朋』等と言いたくない。別に運動家違うし。
 互いに迷いを自覚して、迷いから目覚めへの道を歩んで行きたいだけやし。
 ついでに云うと、この『目覚め』自体も差別表現だし。

 デスノートに自分を差別した人の名前を書くのでなく、「私が出会わなければならない人」か。
 思いっきり机上の論理の綺麗事だが。

【「諸々の従属の中に大きな危険がある」と、この禍いを知って、修行僧は、従属することなく、執著することなく、よく気をつけて、遍歴すべきである。】(岩波 ブッダの言葉『スッタニパータ』 中村元訳 168ページより)

 『従属』とは、他の訳を読むと『依存』でもある。
 『よゐこ』は従属・依存。エゴ社会に従属・依存する。

【わたしは自己に帰依することをなしとげた】(岩波・中村元訳『ブッダ最後の旅・大パリニッバーナ経』97ページより)
【凡夫というは、無明煩悩われらがみにみちみて、欲もおおく、いかり、はらだち、そねみ、ねたむこころおおく、ひまなくして臨終の一念にいたるまでとどまらず、きえず、たえずと】(親鸞『一念多念文意』より)

【「凡夫」は、すなわち、われらなり。本願力を信楽するをむねとすべしとなり。】(親鸞『一念多念文意』より)

   本願力にあいぬれば
   むなしくすぐるひとぞなき
   功徳の宝海みちみちて
   煩悩の濁水へだてなし
   (親鸞)

 煩悩具足のわれら
【凡夫というは、無明煩悩われらがみにみちみて、欲もおおく、いかり、はらだち、そねみ、ねたむこころおおく、ひまなくして臨終の一念にいたるまでとどまらず、きえず、たえずと】(親鸞『一念多念文意』より)

【世間には種々なる苦しみがあるが、それらは生存の素因にもとづいて生起する。実に愚者は知らないで生存の素因をつくり、くり返し苦しみを受ける。それ故に、知り明らめて、苦しみの原因を観察し、再生の素因をつくるな。】((岩波 ブッダの言葉『スッタニパータ』 中村元訳 158ページより)

 「我が、我が、我が。。。」
 と、
 生死を離れる事の違い。


 しまった。。。明日法事やってんや。。。歯磨きして風呂入って早よ寝なあかんねんや。。。

先生

2006年10月26日 | 坊主の家計簿
 10月26日

 雑費   缶コーヒー        120円
      タバコ          320円
      ペット茶         105円
 食類   豆腐           100円
      寿司           200円
 外食?  打ち上げ        3500円

 合計               4345円
 10月累計           86924円

 仏教青年会での報恩講。
 講師は、専修学院時代に『仏弟子』と云う事を徹底的に教わった恩師。

 「先生を持たないと云う事は、自分が先生に成っている事」
 と、やはり専修学院時代に教えて貰った。
 「かくの如く、われ聞きたまいき」
 『聞く』事。師の言葉を『聞く事』。
 プライドが高く、エラそうな私にはなかなか難しい。。。
 恩師や先生は居てるのだが、恩師や先生でさえも利用しようと、『私』のエゴでもって利用しようとしている。
 そういう私を改めて「ああ、この先生は私のそういう部分まで見透かしているんだろうなぁ。。。」と。
 でも、見放さずに教えてくれる。

 打ち上げで、久しぶりの先輩。私が僧侶に成る前からの先輩。
 少し喋る。
 「この人は、どんな哀しみ海を潜っておられて、何を感じておられるのだろうか?」と。先輩の声は海の底、大地の底から、哀しみの底から発しているように私には感じれた。
 逆に、その先輩の話を聞く事によって、私がどれだけ人間関係を粗末にしてきたのかを思い知らされ、同時に『包み込む』様な暖かさを感じた。それはその先輩から包み込まれるのでなく、その先輩が語る言葉の感情の発する元、原点から包み込まれる様な感じを受けた。

 教えを聞く身。
 私が私として生き切る為には、教えを聞かないとどうしようもならん。
 そういう事を、何度も何度も何度も何度も繰り返し繰り返しなんだろうが、でも、感じる事の大切さを『今』感じる。

 本当に、ありがとうございました。

払うのん

2006年10月25日 | 坊主の家計簿
 10月25日
 
 雑費   缶コーヒー         120円
      タバコ           320円
      JR             160円
      南海            320円
 食類   マクド           200円
      サンド&クルミ(昨日)   190円
      豆腐            120円
      かき揚げ蕎麦        399円
 
 合計                1829円
 10月累計            82579円

 毎月25日の学習会。


 アル中テストをやったら、ー1.8で「まあまあの飲み方ですね!」との事。
 まあ、んなもんだろう。
 私はほぼ毎日飲む。でも、たかが量が知れてる。&以前に那覇で居酒屋親父から説教された事もあってウコンも飲んでるし。
 飲んでる時間も0時過ぎぐらいから、2時前くらいまで。部屋で飲んでる時は。仕事前には酒が抜けてるようにしとかないと。

 「さみしいから飲ませて呉れ。」と、私の名前を云って入店して来た人が居た。その時でも10年ぐらいの付き合いか。
 よくそんなカッコ悪い事を云えるもんだ、と感心する。でも、まあ、そんなもんやな、確かに。

 人の感情って面白い。我ながら面白い。些細な事で一喜一憂しながら、でも、他人には無関心だったりする。興味がある人の感情には左右されるくせに、興味の無い人の感情なんぞどうでもよかったりする。

  ♪はらうのん はらうのん
   あたしが はらうのん
   だから
   つないだ この手を
   はらわんといて
   (HENRY松山『払うのん』より)

 阿弥陀如来を「あみちゃん」と呼んで漫画を書いてた先輩がいた。凄く好きになったので、知人に頼んで「お店で使うから」とイラストを書いて貰った。現在も中野坊主バーのホームページで使ってるみたい。
 「あみちゃん」
 小さく小さくされた、あみちゃん。
 ドストエフスキーの小説で読んだ、ロシアの寒い冬に、親から虐待されてトイレの中で糞まみれになりながら、小さな小さな手を、凍える手を合わせながら「神ちゃま」と、「神ちゃま助けて下ちゃい」と。そんな幼児とダブさる。

 学習会で、ある先輩の話が雑談の中で出て来た。っちゅうか、話してたのは私なんだが。で、喋り足らんので書いているのだが。。。

 弱い。痛切に弱い。感情や気分なんぞは全く頼りにならん。
 でも。。。
 弱い。その弱さに振り回される。解って居ようが振り回される。まあ、うっとうしい話なら「振り回されている事を認めろ」なんだろうが。。。
 弱い。
 大なり小なり、程の多少はあるにしろ、っちゅうか、無ければロボットやんけ。
 
 ロボットと話しててもおもろない。酒が美味くない。
 どうしようもない。ホンマ、どうしようもないから、それを引き受けようとしたから、暖かい。
 そんな人に私は憧れる。

  ♪はらうのん はらうのん
   あたしが はらうのん
   だから
   つないだ この手を
   はらわんといて
   (HENRY松山『払うのん』より)

 『仏教は親鸞になって初めて人間学になった。』と、以前に何かの本で読んでたら書いてた。
 心はドブの様。でも、そこからしか始まらん。
 血肉。
 紙でなく、血肉。
 問題があれば、批判しあえばイイだけじゃないか。
 そんな『場』。
 居場所。

さみしいから、わかりあいたい。

2006年10月24日 | 坊主の家計簿
 10月24日
 
 雑費   缶コーヒー          120円
      タバコ            300円
 食類   長崎ちゃんぽん        100円
      豚肉             233円
      無添加ワイン         438円
      ほうれん草          118円
      茄子             100円
 レンタル 『エトワール』        250円

 合計                 1659円
 10月累計             80750円

 衣替え。ついでにアイロン三昧。
 いまだに夏用の白衣を着てるのだが、これが麻混なのでシワがつきやすい。今日、お参り中に気になってみたら、後ろの裾がシワシワ。なので、アイロン三昧。

 なんじゃかんじゃで遅くなったので、今日は外出断念。
 よって、DVDを返しに行って、ついでに店内ウロウロ。綺麗なジャケットのDVDがあったので借りる。
 『エトワール』とかいうの。劇映画かと思いきや、思いっきりドキュメントだった。んが、動きが綺麗だったので最後まで観てた。ついでにマリ=アニエス・ジロと云う人のファンになってもうた。動きが綺麗やし、練習中に笑顔を見せながら踊ってたのが素敵だった。
 と云う事で、これから私はマリ=アニエス・ジロを目指そ。ああいう動きを身につけたいもんだ。よって、そのうち私は葬儀会場につま先立ちで入場するかも解らん。意味なくクルクルと回り出すかも解らん。
 「ダメだ!こんな着地ではマリ=アニエス・ジロに成れない!」と悩み出すだろう。
 なんか、ちゃうなぁ。。。

 「バレエを生きているの。それは愛することよりも強い想い。」(マリ=アニエス・ジロ)


 今日、飲みに行けなかったので、次に飲みに行ける機会は30日か。夕方から会議(?)やけど、その後に飲みに行けるな。先輩達と飲みに行っても、次の日休みやし、チラッとでもミナミに顔出ししとこ。どうせカプセルやし。次の日、京都に法衣を取りに行かんとあかんわけやし。

 独りでのバーって、基本的に昔に見事に言葉にしてくれた人が居たのだが、
 「おう、○○(本名)。さみしいから飲ませて呉れ。」
 やと、思う。
 孤独感→居場所。

「お母さん、私も蛇人間になる」

2006年10月23日 | 坊主の家計簿
 10月23日

 雑費   缶コーヒー         120円
      タバコ           300円
 外食   ラーメンライス       714円
 食類   発泡酒2          350円
      チキンラーメン5      198円
 レンタル 『夏時間の大人たち』    250円

 合計                1932円
 10月累計            79091円

 よ、予想外だ。。。
 いや、ソフトバンクの話やねんけど、確かに予想外なんだが、でも、ヤフー電話やったっけ?あれも無料やったっけ?そこから考えると予想外ではないんやろうけど。
 まあ、うちの携帯料金はauに変更して3152円になるらしい。まあ、今月末の請求は初回なので6000円ぐらいだったと思うのだが。電話って仕事で使うぐらいしかせえへんし。電話って頭が痛なるねんな、長い事話してると。よって、あまり好きではない。よってしばらくはauで様子みとこ。

 仕事が終わって、なんとなく「よっしゃ!フラガールを見に行くで!」やったのだが、今日は月曜日で明日が公文の提出日なり。え~。。。テキスト1枚もやってなかったのでそれどころやないねんな。
 ので、筆ペン練習。

 晩飯喰って、一息ついて近所にチャリで散歩。タバコ等を買ってツタヤに行く。フラガール気分だったので、なんか代わりの映画を探しに。
 宮崎あおいちゃん主演の『好きだ』があった。映画でも観たので今日は借りなかったけど、今度借りよ。あの映画のラスト辺りに永作某が云う「好きだ」と云うセリフは、ホンマに美しい。気持ち。気持ち気持ち気持ち気持ちで一杯。好きだ好きだ好きだ好きだと云う気持ちで一杯の「好きだ」と云うセリフ。相手のタイミングも考えられない。自分の気持ち気持ち気持ち気持ちで一杯。好きだ好きだ好きだ好きだと云う気持ちで一杯。そんな「好きだ」と云うセリフ。本当に美しかった。

 結局、店内物色してたらなんとなく気になった『夏時間の大人たち』というのをゲット。
 ダメ人間物語。なのか?

 「お母さん、私も蛇人間になる」
 別にそんなセリフがあったわけではないのだが、そんなシーンがあった。
 「お母さんは蛇人間なんだ」と疑ってしまって、蛇人間のお母さんから遠ざかってしまった娘。でも、大好きなお母さん。
 この映画で一番美しいシーンだった。

 最近は減って来たが、私は一人で飲み歩く。安心出来るバー、つまり、ロック系とかの店。
 自分でも店をやってた事があるので、鉄板なんだが、一人で飲み歩くヤツにロクなヤツは居ない。どっか、ややこしい。何か絶対に心に傷持ってる。まあ、単純に『不良』と言ってもいいんだろうが、それだけでもない。真面目なサラリーマンでも、っちゅうか、今の私は『僧侶』か。。。
 酒を飲まないヤツまで居る。別に「私はジャンキーですからタバコも酒もやりません」というわけではない。酒が飲めなかったり、あるいは、飲んでも、ビール一本でダメだったりする。
 でも、店に居る。深夜まで居る。朝まで居てるヤツも居る。店が終わった後に、「んじゃあ、居酒屋にでも行きましょか」コースのヤツも居る。

 『同じ臭い』か。多分、そんなもんなんだと思う。どっか、同じ臭いを共有出来るから、安心感がある。
 当然、ややこしいヤツも多い。だから安心出来る。

 「お母さん、私も蛇人間になる」
 
 逆差別。
 『聖カミソリ』では『サラリーマンチャージ』という恐ろしいものがあって、普段はノーチャージだったのだが、「これは」と思う人からは『サラリーマンチャージ』を頂いていた。別名『ボッタクリ』とも云うのだろうが。。。同じ空気を守りたかったし。と云ういいわけ。

 「お母さん、私も蛇人間になる」

 私にとっては、例えば実家の近所のオバはんみたいな人が苦手だった。

 「お母さん、私も蛇人間になる」

 だから、今、私がややこしい飲み屋でなく、『僧侶』という仕事をして居る事が、私自身予想外だ。

 「お母さん、私も蛇人間になる」

 私が、遠ざけていた人達。それは、私のこだわりでしかない。わがまま、エゴ。

 これまた、一人で飲み歩く人が、私に「お前が坊主の仕事出来たら、お前は高校辞めてないやろ」
 ポンポーン!正解です。
 でも、逆上がりは別に小学生の間にしなくてもイイ。出来た時にすればイイだけの話。

 相変わらず、健康思想も、高遠菜穂子も、元ヤンキー先生も、夜回り先生も、長渕剛も、自民党もキライだ。
 でも、お互い様やんけ。私は私のエゴで遠ざけていただけの話。こだわりがあって、他を排除したがるのはお互い様。どっかに傷を持って居る。それが『少数派』なのか、『多数派』なのかの違いだけ。
 「やつら」でも、「あいつら」でも、「体制が。。。」でも、「プチブルが」でもなく、「われら」。

 と云う事で、明日の希望は、仕事が終わって若干仮眠→公文に行ってから、一人バー。タケさん、ボトル入れて呉れてるかな。。。で、レイトショー1200円でフラガール観て帰ろ。
 っちゅうか、明後日、明々後日と学習会連ちゃんか。。。どうしよ。。。

先祖供養

2006年10月22日 | 坊主の家計簿
 10月22日

 雑費   缶コーヒー         120円
      タバコ           320円
 外食   カキフライ蕎麦       399円
 食類   うどん玉           18円
      納豆3            78円
      発泡酒           175円
      イカ            158円

 合計                1268円
 10月累計            77159円

 鼻が。。。夕寝して起きたら、ムチャ寒かった。気を付けんとあかんなぁ。。。

 今日は朝から葬儀。住職達の学習会で南京虐殺の芝居をやるらしい。っちゅうても、別に坊さんが集まって芝居をするわけではないのだが。そういう芝居をやる人達に協力するらしいのだが。

 南京虐殺があったか、無かったかというのなら、当然あっただろう。戦争なんだし。
 ちなみに私はべつに『日本兵だけが特別に残忍であった』とは思わない。戦争なんだし。
 米軍だって、日本の民間人を虐殺したじゃないか。各地の空襲、特に広島・長崎の原爆投下なんぞ、第二次大戦中最大の虐殺ではないのか。裁判で裁かれなかったのは、ただ単に日本が戦争で負けただけの話。今の北朝鮮と同じ。弱い者は裁かれるだけの話。

 私は南京虐殺否定論に詳しくない。んが、タマに飲み屋で話したりすると否定論者がいるのだが、どうも論が弱い。虐殺された人数の問題で違うだけなら、それはあくまでも『数』の問題であって、数が違うから=無かったなどと云えるわけがない。
 また、『何人殺されたら虐殺と呼んでもらえるのか』。殺されたのは一人一人。大切な一人一人。その前提に立ってる場所が怖いわ。
 戦時中の日本がそれほど平和的な国家や、兵隊なら、わざわざ他国に侵略しないわな。

 私は一向一揆も戦争だと思ってる。故に一向一揆をもてはやす真宗僧侶は苦手である。正義の為、解放の為の戦争でも、パルチザンでも、戦争は戦争や。人殺しは人殺しや。

 罪は罪である。例え南京虐殺や、広島・長崎の原爆等が『戦争』であったり、『解放』と云う大義名分であったにしろ、罪は罪である。
 「悪いのは、あいつらじゃ!」
 これは非常によく解る。私も条件反射で必ず言う。

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 仏がたは常に次のように説いておられます。二つの清らかな法があって、衆生を救うことができます。その法とは、一つには慚であり、二つには愧であります。慚とは自分が二度と罪をつくらないことであり、愧とは人に罪をつくらせないことです。また慚とは心に自らの罪を恥じることであり、愧とは人に自らの罪を告白して恥じることです。また慚とは人に対して恥じることであり、愧とは天に対して恥じることです。これを慚愧といいます。慚愧のないものは人とは呼ばず、畜生と呼びます。
 (本願寺出版社『顕浄土真実教行証文類』現代語版より)

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 「救われたい!」と思わん人間に救いなんぞ不必要なもの。

 「みんなやってるやんけ!」
 でも、やった事は、やった事。

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 釈尊は次のように仰せになった。『善良なものよ、わたしはさっきいった通り、阿闍世のために涅槃に入らない。このことの深い意味を、そなたはまだ理解できないであろう。それはどういう意味かといえば、わたしが『ために』というのは、すべての凡夫のためにということである。『阿闍世』とは、広くすべての五逆罪を犯すもののことである。また、『ために』とは、迷えるすべての衆生のためにということである。わたしは迷いを離れて真理をさとった衆生のために世にとどまっているのではない。なぜなら、真理をさとったものはもはや衆生ではないからである。『阿闍世』とは、あらゆる煩悩をそなえたもののことである。
 (本願寺出版社『顕浄土真実教行証文類』現代語版より)

 *******************************************

 私は『煩悩具足の凡夫』という言葉が大好きである。普段、全く問題になっていないが。。。
 親鸞が『煩悩具足のわれら』と云ってくれるのが有り難い。
 私が私に成れる。帰れる。

 「悪いのは、あいつらじゃ!」
 「みんなやってるやんけ!」
 だけなら、もったいない。
 自分の人生に対して失礼だと思う。

 私は日本人だ。当然、先人達の様々な恩恵がある。

その場からの声

2006年10月21日 | 坊主の家計簿
 10月21日

 一円も使ってません。

 10月累計           75891円


 ボケー。。。っとしてます。
 いや、ボーっか。まあ、どっちでもええねんけどやなぁ。。。

 「エエ季節ってホンマに短いなあ。人生と一緒やで」
 と、お婆ちゃんは笑った。
 膝、痛いんやろな。

 エエ季節。暑くもなく、寒くもなく、エエ季節。都合のエエ季節。

 体が重く、頭も回らない。今日。無理にエエ日にする必要はない。
 のだが。。。

 たまたま某所で知り合った方から今日、資料を送って来て貰った。
 これ(http://koreanshr.jp/sekisui/index.html)関連。

 先のサイトの方の名刺も頂いた。ハングル表記してあって、漢字とカタカナでも書いてあるだけの名刺。

 私は基本的に右翼的でもある。どれだけ右翼的かというと、毛唐に英語で道を聞かれても日本語でしか絶対に答えない。
 まあ、英語が苦手だけ、という話もあるが。。。

 ハングルなんぞ全く解らないし、解ろうともしない。別に使わんし。
 「あなた日本人は英語は習うのに、なぜ隣の国であるハングルを学ばないのですか?」
 うるさい。俺は英語も習っとらんわ。中学一年の時の最初の英語のテストでアルファベットをAからZまで書く時に4本線だが5本線だか忘れたが、その線を一段間違えただけで0点付けられてから俺は右翼になってんや。で、エエ加減赤点にも飽きて来て、ついでに受験も近づいて来た時に、私なりには一応テスト勉強したにも関わらず69点しか取られへんかったから俺は右翼のまんまやねん。

 ん?なので、当然、私が日本に居てて英語表記だけの名刺とか、ついでにアルファベットだけの名刺とか、ハングル表記だけの名刺を差し出されたら「アホか?」やな。「ここは日本やぞ。お前等、侍を舐めとるやろ」と、「ちぇー!!!」と示現流でぶった斬ってやる。気分だけだが。

 でも、まあ、ハングル表記の他に、漢字とカタカナで書いて呉れてたら、少なくとも私にとっては日本人のクセしてローマ字表記の名刺を差し出す毛唐被れの売国奴よりは解りやすく親切なんだが。

 自分の名前を表記しただけの話。「私はこういうものです」と。

 私は『ジャパン』というのが好きではない。ついでに茶髪も好きではない。まあ、これは地毛が若干赤毛であるというのもあるのだが。
 日本はジャパンでなく、日本だ。何が『オシム・ジャパン』じゃ!『王・ジャパン』じゃ!この売国奴が。
 当然、海外でなんと勝手に書かれているかは、あまり気にしない。別に生活範囲じゃないし。勝手にジャパンとでも読んどけ。

 同じなんだと思う。祖国が韓国。国籍も韓国。でも、日本に産まれ育っただけの話。その中でハングル表記しただけの話。
 「私はこういうものです」と。

 坊さん学校に居た時に、ある先生がこんな事を云った。
 「いや、ホンマおもろいで。勤行が得意なヤツは、勤行の時に前の方に座りよんねん。で、スポーツが得意なヤツはスポーツ大会とかなったら積極的になりよんねん。勉強が得意なヤツは特別講座とかの時に前の方に座りよんねん」
 まあ、当たり前、っちゅうたら、当たり前なんだが。。。
 そこで自分を生かす事が出来る。居場所がある。だから積極的になれて、前に出る。

   源空光明はなたしめ
   門徒につねにみせしめき
   賢哲愚夫もえらばれず
   豪貴鄙賎もへだてなし
   (親鸞)

 竹中先生は「声をかけよう」と、云ってた。
 そのせいか、私も先輩達からよく声をかけられる。それは単純に嬉しい。
 「あなたはここに居ててもいいんだ」そんな感じ。

 その場に居るのに条件が居る。
 よゐこに成ろうとする。
 「あなたはお寺で産まれたのだから」等々
 よゐこに成ろうとする。 

 『わたしは自己に帰依することをなしとげた』(岩波・中村元訳『ブッダ最後の旅・大パリニッバーナ経』97ページより)



 と、ボンヤリ。
 んが、このブログの横に付いてる英語もうっといなぁ。。。まあ、タダで使わしてもらってるんやし、文句いうてもしゃーないな。しかも一応デザインで選んだわけやし。

「悪いのは私じゃなく、あいつだ!」

2006年10月20日 | 坊主の家計簿
 10月20日

 雑費   缶コーヒー        120円
      タバコ          300円
 薬局   洗剤詰め替え用      158円
      目薬           298円
      歯磨き粉         398円
 食類   焼き鯖           50円
      青リンゴ          90円
      二十世紀梨2       198円
      発泡酒          175円
      唐揚げ弁当        473円

 合計               2260円
 10月累計           75891円

 しまった。。。エラい時間になってもうた。。。

 という事でお休みなさい。。。
 なんだが、夕寝をさんざんしてもうたので眠くないのだ。起きたら報道ステーションがとっくに始まってる時間っちゅうのはなぁ。。。

 少し気になったので珍しくトラックバックする。
 まあ、直接的には関係ないのかもしれないが、ここの(http://www.magadha.net/horyu/sb.cgi?eid=339)記事。

 私は現在大谷派の大阪辺りの集まりの中で『「在日」問題に学ぶ』ある会合に入らせて貰っている。一応若干の手当も出る会合。
 その中で、少し前にある在日一世の方に御会いして来た。ちなみに朝鮮総連の幹部でもある。もう年が年だけに現役からは退いて『元幹部』なのかもしれないが。
 これは別に教団から「この人に会って来なさい」という話ではない。会の中で「在日一世の方の話を聴きたいなぁ。。。」と云ってたら一人の参加者が、以前からのキリスト教系のツテを辿って探して来てもらっただけの話。

 ちなみにこの会合自体も数年前に出来たバッカリ。確か『人権フリー枠』だったかな?勝手に名称をつけているんだが、「大阪ならではの人権を学ぶ集まりがあってもいいのではないのか?」で、前回と今回がタマタマ『在日』だっただけの話。

 ちなみに個人的にも在日の運動家の方々との交流もある。僧侶に成る前からの付き合いで。
 また、以前にやってた『聖カミソリ』というバーは、ある間接的ではあるが、知人の朝鮮総連の運動家からの紹介でもある。
 でも、私は朝鮮総連とは全く関係ない。
 っちゅうか、在日運動家の方々の話は聞くが批判もする。別にイエスマンではない。その辺は少し前にも書いたが女性解放運動でも同じだ。解同でも同じ。話は聞くし、出来る範囲で協力もするが、同時に批判もする。別に私は運動家ではなく、一応仏教徒だし。

 先のリンク先の記事とは直接関係ないのだろうが、例えば大谷派教団と朝鮮総連との互恵関係があると疑われるのなら、私たちの会合なんて真っ先に疑われるだろう。
 でも、そんな事などありやしない。
 朝鮮総連の(元)幹部だった人の話も聴いて来たが、それはタマタマだったし、作為的であるのなら、その人を紹介した人が教団の手先でないといけないのだが、そんな事はあり得ない。

 また、『教団』というが、『教団』は選挙で選ばれた議会制である。
 で、今の内局は、どちらかというと『保守』だの『右派』であるとかの声を聞いたりする。
 不戦決議を出された時の宗務総長とは人が違う。教団政治の現状が違う。よって様々な人達が声をあげているのであって大谷派教団自体が左派である事はあり得ない。
 同時に朝鮮総連と互恵関係にある事などもあり得ない。

 実際に良く似た話があったのだが、例えば寺の掲示板に
 『すべての者は暴力におびえ、すべての者は死をおそれる。己が身をひきくらべて、殺してはならぬ。殺さしめてはならぬ。』
 と云うダンマパダ(岩波・中村元訳『ブッダの真理の言葉・感得の言葉』28ページより)の言葉が書いてあって、その言葉を読んで
 「この寺は左翼の寺か!」
 と云う事はおかしい。
 
 仏教は左翼でも右翼でもない。仏教は仏教である。
 ただ、戦争を肯定する教えなど、仏教全般を知っているわけではないが、あったとしても非常に珍しいのではないのか?
 『仏の顔も三度まで』の話もあるが、あれだって2度までは止めたわけだし、三度目も決して肯定したわけではなかっただろう。

 戦争に繋がる流れは、私は仏教徒として反対である。当然、大谷派教団も同じだろう、よく解らんが。
 それは決して「左巻き」などではなく、単に仏教教団だからだ。

 私は浄土真宗本願寺派が出した朝鮮民主主義人民共和国(北朝鮮)の地下核実験に対する抗議(声明)にある一定の評価はする。個人的にもいかなる国の核実験に対しても反対なので。
 だが、『教団』となると非常に政治的な話になって来る。
 別に北朝鮮が本願寺派の声明を読んで「ああ、やっぱし核実験はあかんなぁ。。。」と考える事は、ほぼあり得ないと云っていいと思う。ならば、どこに対する声明かと云うと、まず本願寺派の門徒であり、日本政府・日本国民であろう。

 私が与党政治家なら、今回の本願寺派の声明を悪用するが。
 「ほら、お宅らの本山もこう云ってまんねんで。やっぱり北朝鮮の核実験は強く抗議しないとダメな事であって、あの国はああいう国やねんで」と、北朝鮮に対するパッシングの国内ムードを、世論を作り上げる道具に利用する。
 「まあ、戦争はあかんけど、北朝鮮はああいう国やしなぁ。。。仕方ないなぁ。。。」という世論を作り上げる道具の一つにする。当然、最初に武力行為をするとすれば北朝鮮になるのだろうし。

 「○○君は、いくら注意しても私たちの事を聞いてくれません」
 と追いつめる。多勢に無勢。先に手を出してしまった方が当然悪いのだが、追いつめた方も悪い。

 そういう流れの中での『日本人』であり、『日本の伝統仏教教団』である。
 原則論としては否定しないが、ただ、呑気過ぎる。

 当然、様々な声明や、教えの言葉が政治利用される場合もあるだろうが、不戦決議を政治利用して戦争は出来ない。

 今回の北朝鮮の核実験に関して教団中枢がなぜ反対声明を出さないのか私は全く知らない。
 ただ、もし仮にそういう声明を出したとすれば徹底否定する。断固抗議する。

 私は『日本人』であり、『日本の伝統仏教教団』に身を置いている。
 当然、私が可愛いし、私と同じ日本に住んでいる人達が可愛い。エゴ中心だし。

 北朝鮮は、国連からも非難されている。当然、非難する中に日本も含まれている。それどころか、近くの国であり、北朝鮮にとっての『敵国』である、アメリカの同盟国であり、日本国内には米軍基地もある。
 日本はそういう国であり、私はそういう国の伝統教団に身を置いている。

 仏教は、仏教教団内だけのモノになるのなら、それを『小乗』と云う。
 釈尊は大乗だ。当然、真宗教団も大乗だ。世間の中に身を置いている。世間に対して語りかけている。世間を無視した仏教なんぞ、原理原則だけの役に立たないモノでしかない。

 私は美醜を兼ね備えた存在自体を包み込む様な事を『本当の美』と呼びたい。
 自分の『罪』を見つめようとしない事が『美』であろうわけがない。
 でも、そういう『美』が大流行り。
 人間の匂いを消す。人間存在を隠そうとする。

 日本は「美しい国」を目指すらしい。間化の国。自らの罪を問わない国。問わなくてイイ国。
 「悪いのは私じゃなく、あいつだ!」


 トラックバックが上手く出来ない。。。

ライス

2006年10月19日 | 坊主の家計簿
 10月19日

 雑費   タバコ(昨日の)         300円
      タバコ(今日の)         320円
      缶コーヒー            120円
 外食   ラーメン煮干し丼         493円
 食類   ポテトチップス           79円
      キャノーラ油           198円
      ミンチ肉             323円
      熟カレー             100円
      シシトウ             100円
      発泡酒2             350円

 合計                   2383円
 10月累計               73631円

 今日は早めから車に乗り込む。
 暖気運転中に缶コーヒー飲みながらAMラジオ。
 「ライス。。。何しに日本・韓国・中国・ロシアを廻る気やねん。。。」
 と、一気に頭に血が昇る。

 お参りは続く。昼過ぎのお参り先で「あれ?」っと。
 私はタバコを吸うのでライターを袂に入れて持ち歩いている。マッチが無かったりする家もあるし、便利なのだ。まあ、どこにでもあるような100円ライター。ドンキホーテで確か1本10円ぐらいで売ってるのでまとめて買ったやつ。適当に置いているので、毎朝適当に持って行く。
 で、昼過ぎのお参り先で火を着けようとしたら「あれ?」っと。今日持って行ったライターと似た別のライターが出て来た。。。
 お参りが一段落してから、もう一度ライター探し。いや、日本語が変やな。どこから間違って持って来たライターかを探す。
 「ピンポーン。あの~、すいません。○○寺の○○ですけど、さっきお参りに来た時に仏壇のライターを間違って持って帰ってませんか?」と聞いて回る。幸いな事で5件目くらいで見つかってラッキーだった。。。っちゅうか、わざわざ仏壇前まで探しに行って貰ってエラい迷惑をかけたのだが。。。

 結局、朝、車でのお参り一軒目。よっぽど頭に血が昇っててんなぁ。。。まあ、同じ紫色で間違えやすかった、っちゅう事もあるけど、基本的に泥棒やしなぁ。。。オバちゃん笑ってたけどやなぁ。。。


 私は気が短い。すぐに頭に血が昇ったりする。
 また、プライドも高い。よって、条件反射的にやり返そうとする。
 それが確かに私であって、この世にはそういう私しか居ていないんだが、そういう私は間違って居る。
 どこを探しても、それ以外の私は居ないんだが、間違って居る。どこか、別の人格があるわけでもない。でも、間違って居る。
 その時の気分に従って居るだけの話。

 では、『間違って居ない状態とは?』
 たまたまミスをした事によって、『間違って居る』『気分で生きている』と云う事に気づけただけの話。普段は問題にならなかっただけの話。

 よゐこの私は、『間違って居る』存在から逃げようとする。
 間違えないようにしようとする。『正しい私』になろうとする。
 でも、そういう『正しい私』という状態は、『間違って居る事』を意識しないようにしようとしているだけ。気にしない、問われない、問われた事を聞かない。
 「私が何か問題を起こしましたか?」と。

 「拉致したのも、核実験したのも北朝鮮やないか!日本が何をした!」

 関係存在。
 相互批判は大事だが、「あいつが悪い」「あいつのせいだ」だけで話を済ましてしまうのは寂し過ぎる。
 自己不在。


 今日、私がお参り先のライターを間違って持って行ってしまったのは米国・ライスが来たせいであって、決してわたしのせいではない。私は近年まれに見る好青年であり、そんな近年まれに見る好青年がそういう失敗をするはずがない。たまたまライスが来た事によって心が動揺して、「つい」ライターを間違って持って帰ってしまっただけなのだ。
 ああ、私はよゐこ。。。私は美しい。。。
 
【仏教は諸法因縁生(しょほういんねんしょう)を説いています。すべてのことはお互い因となり縁となりながら、深く関係しあって存在しているということです。そこに私たちを支えている大地があります。しかし、その諸法因縁生を無視すれば、自分を支える大地をも失ってしまい、あとは自分で自分を支えるしかありません。】(埴山和成http://www.tomo-net.or.jp/sermon/word/21_02.htmlより)
 
 うぅぅぅぅ。。。


 晩ご飯のお買い物。
 美味そうなミンチ肉が売ってたし、タマネギもあるしカレーを作る。
 へっへっへっへ。。。カレーライスにしたと思うやろ。
 しかーし!私はライスが許せないのである。だって、今日、ライターをやな。。。。。。。
 と云う事で、昨日の報恩講で志を払った時に貰った御供物の中に赤飯が入ってたのでカレー赤飯。以外といけるな。
 しかし、明日はカレーライスにして喰わなければいけないのだ。。。いや、カレー丼にして喰お。

ほんこさん

2006年10月18日 | 坊主の家計簿
 10月18日

 雑費   缶コーヒー      120円
 食類   豆腐         120円
 外食   ラーメン       580円

 合計              820円
 10月累計         71248円

 仕事終わって、雑用かまして仮眠。
 起きるのが辛い。。。ので、10分程近く遅刻して近所の報恩講。
 報恩講の事を北陸辺りでは『ほんこさん』とかいうらしい。
 大阪には『ほんこんさん』という芸人が居る。

 「お前等、俺の事をぶさいくとか云うてたら地獄に堕ちるぞ」
 まあ、『ほんこんさん』自身が「自分はぶさいくや」と云うコンプレックスを乗り越えても、『ほんこんさん』に「お前はぶさいくや」と冗談でも愛情でもなく云うてたら、そら云うてる本人は苦しいやろ。病苦や、死ぬ間際なんぞ苦しくてたまらんやろ。よって、『ほんこんさん』が『ほんこさん』に行って力を得たなら、出来ればそういう苦しんで居られる方々に対して批判して貰いたいもんだ。決して『自分さえよければエエ』と云う様な在り方だけは選んでもらいたくないもんだ。

 ん?
 そや、今日の近所の寺の『ほんこさん』の夜の部は『流罪八百年鹿ヶ谷因縁談』というやつ。数年振りにその寺の住職が『絵解き説法』っちゅうか、漫談っちゅうか、話芸っちゅうか、そういうの。
 ここ数年は、その寺の役僧さんとか、向かいの寺のガキとかが『絵解き』をやってたんやけど、久しぶりの住職登場。さすがというか、なんと云うか。。。二人とも凄かって感動してたんやけど、やっぱしさすがやな。

 のちに、飲み会。勝手知ったる所属寺ではないけど、永年よく遊び&学びに行く寺なのでタベってたら遅くなってもうた。

SAW

2006年10月17日 | 坊主の家計簿
 10月17日

 雑費    缶コーヒー         120円
 外食    ラーメン焼き飯セット    683円
 食類    ミネラル2本        138円
       ガーリック塩コショウ    105円
       昆布ポン酢          69円
 レンタル  SAW            180円
       SAW2           180円
       珈琲時光          180円

 合計                 1655円
 10月累計             70428円

 あ~、怖かった。。。さっきまで『SAW』と『SAW2』を立て続けに観てたんだが、『西洋版なまはげ』といった所か。
 「命を粗末にしてるヤツは居ね~か~~」やな。
 『SAW』で気になったシーンの「おっちゃん、その携帯電話が取りたかったら、相手に木の箱を投げてやな、相手から木の箱を携帯電話めがけて床に滑らすように投げて貰ったら足斬らんでもよろしいやんか」が、
 『SAW2』では、「兄ちゃん、あんた、自分の首の後ろの数字はどないして読みまんねん」と気になったのだが、まさか、自分で自分の首の肉を斬る展開になるとは。。。
 「いのちを粗末にしてるヤツは居ね~か~~」やな。

 ということで、本日もサボリ。いや、仕事はしてまんねんけどな。筆ペンの練習をサボリという事でんな。

 夕方の仕事が終わって、晩飯作るのにオリーブオイルが無くなりかけだったので買いに行く。んが、行った店に売ってやがらん。まあ、安かったミネラル水等をゲットする。
 電話に気づく。メッセージが入って居たので録音を聴いたら竹中先生の学院葬の日程が決まったらしい。
 11月6日(月)午後1時 岡崎別院
 来たい坊主がようさんおるはずやし、31日にならんか。。。今月やったら31日は京都に法衣を取りに行く予定やし、休みやし、丁度都合エエねんけどなぁ。。。31日休みの坊主は多いはずやぞ。毎月ないねんし。。。
 6日は忙しいっちゅうねん。。。ここから岡崎別院まで2時間はかかるしやな。。。
 どうあがいても無理なので、まあ、夕方ぐらいには京都に行けるし、卒業生がやってる店にでも行って、学院葬の様子でも聞こ。

【若い人達、いのちを粗末にしないで下さい。いのちを粗末にしてロクな事がない。そしてあなた達の青春を御念仏の上に切り開いて行って下さい。】(和田先生)
 やったかな?和田先生が専修学院の靖国特別講座に来られた時に、思いっきり時間オーバーしながら最後に語られた言葉は。

 命や、いのち(関係存在)の大切さを教えるという大義名分でもって、命を奪う事は、あくまでも『いのちの私有化』であってやな、「おのれは何様のつもりなんじゃい!」っちゅう話やな。
 って、サスペンス映画に文句云うてもあいつらまともに答えへんし、しゃーないねんけどやなぁ。。。なんせ映画のタイトルが『そう』やし。
 お後がよろしいようで。。。