坊主の家計簿

♪こらえちゃいけないんだ You
 思いを伝えてよ 何も始まらないからね

臆病者

2007年01月31日 | 坊主の家計簿
 1月31日

 雑費  mixベリージュース        390円
     漫画喫茶             210円
     ペット水             120円
 外食  担々麺らいす           760円
 食類  豚バラ              195円
     ひじき              138円
     しめじ              100円
     菜種漬け             198円
     甘エビ               88円
     なんか白身の刺身         298円
     もずく              100円
 
 合計                  2597円
 1月累計              193353円

 私は1.5リッターの炭酸飲料は買わない。何故ならペットボトルに入っているからだ。
 当然、一気に飲めれば問題はないのだが、一人で1.5リッターもの炭酸飲料を飲み干すのはビール以外では無理やし。
 いや、別に炭酸が軽く抜ける程度はエエねん。でも、もっと重大な原因があって、あのでっかいペットボトルはどうしても冷蔵庫の扉の裏側に入れんと入らん。いや、ヨコにしたら、なんかペットボトルから漏れそうやん。だから、どうしても冷蔵庫の扉の裏に収納してしまう事になる。
 すると、コップ一杯分だけ飲んだコーラなんかを冷蔵庫に入れて冷蔵庫の扉を閉める。
 「ん?ひょっとして今扉を閉めた振動で中のコーラにショックが加わり、『ボン!シュポ!あわあわあわ。。。』になってないだろうか?」と気になるのだ。
 気になるとどうしても観たくなる。心配性で小心者の私は外出時に団地の階段を下りる途中で「あれ?鍵しめたかな?」と、もう一度玄関まで確認しに行くようなヤツやし。だから冷蔵庫を開けて確認する。
 「あ~、良かった。炭酸で爆発して冷蔵庫の中が『ボン!シュポ!あわあわあわ。。。』なってなくて良かった、良かった。」
 と、冷蔵庫の扉を閉める。
 「ん?さっきは大丈夫だったが、これで短い時間の間に2回も振動を与えてしまったわけだ。2回、っちゅう事は倍の振動を与えてしまった事になる。。。うわ!ヤベー!」
 と、冷蔵庫の扉を開けて確認する。
 「おお!大丈夫やったか。なんせ冷蔵庫の中で『ボン!シュポ!あわあわあわ。。。』になってたら大変やしなぁ。。。」と、扉を閉める。電気代勿体ないし。
 「おお!何をしとるねん。冷蔵庫の扉を閉めたら、そのショックでコーラが『ボン!シュポ!あわあわあわ。。。』になってたら大変やで。しかもこれで3回もショックを与えてもうたわけやんけ。3回っちゅうたら3倍のショックやで、2倍からでいうても1.5倍のショックを与えてもうてんから、今度はあかんかも解らん。。。ああ、冷蔵庫の中で『ボン!シュポ!あわあわあわ。。。』になってたらどうしよ。。。」
 と、扉を開ける。
 まだ、大丈夫だった。これは私の日頃の行ないの良さと、私が近年まれにみる好青年だからコーラも気を使ってるのかも知れんなぁ。。。と安堵して扉を閉める。
 「うわ!何をしとるねん!今回こそあかんかも知れんぞ!!!」
 と慌てて冷蔵庫の扉を開けて確認する。
 「なんじゃい!まだ『ボン!シュポ!あわあわあわ。。。』状態になっとらんやんけ!もっと気合い入れんか、このクソコーラが!」
 と、乱暴に扉を閉める。
 「わっちゃ~。。。なんか、ワケ解らん事になってるぞ。そんな乱暴に扉を閉めたら冷蔵庫の中でコーラが『ボン!シュポ!あわあわあわ。。。』になってるに決まってるやんけ。大丈夫かな?」
 と冷蔵庫を開け
 「なんじゃい!まだなっとらんのか?お前ホンマに炭酸入っとるのか?炭酸飲料やったらもうそろそろ『ボン!シュポ!あわあわあわ。。。』になってもエエやろ!」
 と冷蔵庫の扉をおもくそ閉める。
 「ハアハアハア。。。落ち着け。俺は何をしてるねん。そんなに乱暴に冷蔵庫の扉を閉めたら冷蔵庫の中で『ボン!シュポ!あわあわあわ。。。』になってまうやんけ。そうや、とりあえず落ち着く為にビールでも飲んでタバコ吸って考えよ」
 と冷蔵庫の扉を開けてチルドに入れてあるビールを取り出してタバコを吸う。
 「ん?そういや、さっきビールを取り出す時に冷蔵庫の中でコーラが『ボン!シュポ!あわあわあわ。。。』になってなかったかな?あかん、あかん。ここで焦って冷蔵庫を開けたら、また、さっきと同じ状態やんけ。ここはまずは落ち着く事が先決や。」

 と、ビールを一口飲んでみたのだが、落ち着かない。どうしても頭の中は冷蔵庫の事が心配で心配でならないのだ。
 私が何故ここまで冷蔵庫の事を心配しているかと云えば、この冷蔵庫には想い出が沢山詰まっているのだ。この冷蔵庫は彼女と同棲時代に買ったものだ。それまでは一人暮らしで使ってた小さな冷蔵庫を使ってた。でも、二人で住むようになって、料理を互いに交代でするようになるとどうしても大きな冷蔵庫が欲しくなる。
 私は「頑張って仕事して、二人でお金を出し合って買おうよ」と云った。
 彼女は看護学生だった。仕事をしながら看護学校に通って居た。そして彼女は新しい冷蔵庫欲しさし夜勤と残業を増やした。昼間は看護学校があったので仕事はできない。だから学校が終わってから少しだけ仮眠して夜勤に早くから出て行った。前倒しの残業だ。
 そういう生活をどれくらい続けたのだろうか?冷蔵庫を買えた時には彼女の体はもうボロボロだった。新しい冷蔵庫とボロボロの彼女。彼女は体を壊して入院した。
 医者は云う「もう、長くは持たないと思います。」
 彼女もそれを気づいていたみたいだ。
 病院のベットで横たわったままで立ち上がる事も出来ない彼女に私は詫びた。
 「ゴメン。。。俺があの時に新しい冷蔵庫が欲しいなんて云わなければ君がこんな体になる事はなかったんだ。。。ゴメン。ホンマにゴメン。」
 彼女は私の手を握って
 「違うよ。二人の夢だったじゃない。私が死んでもあの冷蔵庫はずっと使ってね。」

 一度だけ仮退院で二人の部屋に戻れた事があった。私は彼女の為に新しい冷蔵庫をフルに使って料理をした。チルドルームで冷やした刺身と、冷蔵庫で冷やしたお茶。大きくなったフリーザーで大量に作った氷で冷やしたざるそば。彼女は笑いながら「やっぱり大きな冷蔵庫は便利だね」と云い、そのまま倒れた。
 意識は戻る事なく、彼女はそのまま死んだ。。。

 「あかん。そんな想い出の冷蔵庫の中が『ボン!シュポ!あわあわあわ。。。』になってたら大変やんけ!」
 と、私は冷蔵庫に急いで戻り、扉を開けた。良かった。。。大丈夫だった。。。しかし、油断してはならない。さっきから何度も扉の開け閉めをしているからコーラはパンパン状態なのかもしれない。私は静かに扉をしめた。よかった、これで大丈夫だ。今回は静かに扉を閉めたからそんなに衝撃はなかっただろう。
 すると、なんと云う事なのか、冷蔵庫のコンプレッサーが動きだした。
 「何しとんじゃワレ!今、コンプレッサーが動き出したらその衝撃で『ボン!シュポ!あわあわあわ。。。』になるかもしれんやんけ!!!」
 と、私は冷蔵庫のコンセントを抜いた。
 「ああ、よかった。。。これで安心して寝れる。」
 と、私は安堵して残りのビールを飲み干して寝た。朝になり、いつも通りに朝食を取らずに仕事に出掛け、帰って来たら冷蔵庫の中は無茶苦茶になってた。肉は腐り、氷は溶け、冷凍食品はすべてダメになっていた。

 こういう事があるから、私は炭酸飲料のでっかいペットボトルは買わない様にしている。
 私は臆病者である。
 それ以前に嘘つきなんだが。。。

 嘘をつく。弱さ。その場しのぎでしか生きられない。その場しのぎは、その場しのぎでしかなく、永遠には続くはずもない。私もこの本に出会うまではそういうビクビクした生活を送って居ました。しかしこの本に出会ってからはそういうビクビクした生活を送る事もなく、明るく前向きに生きられる様になり、嘘をつくその場しのぎの生き方も辞められる様になりました。あなたもこの本を一度是非手に入れて読んでみて下さい。なお、こちらから連絡する事はありません。

 嘘が止まらん。。。

 
 ♪嘘はつかなくてはならないものよ
  だから疲れただけなのよ
  フーテンだって泥棒だって眠ってなんかいないのよ
  ただ少しだけ横になって新しい唄
  覚えているのよ
  この世はあなたの正義と優しさばかり
  今に空さえ気が狂ってしまうわ
  (加川良『女の証』よりなんだが、歌詞はエエ加減かもしれん)

 嘘は嘘でしかないけど、その場しのぎの嘘をつかなくてはならない様な哀しい存在が、人間っちゅうやつじゃないかなぁ。。。
 臆病者でビクビクしてて、正直になれない。正直に生きる事が怖い。正直になる事によって相手を傷づけてしまう、という事で自己保身をしてしまう。本当は相手の反応を観る事が怖いだけなのに。結局自分から逃げてるだけなのに。
 でも、そんな、プライドが高く、故に臆病者で『よゐこ』でありたい。そういう哀しさがきっと誰にでもあるんだと思う。

【司祭は足をあげた。足に鈍い重い痛みを感じた。それは形だけのことではなかった。自分は今、自分の生涯の中で最も美しいと思ってきたもの、最も清らかだと信じたもの、最も人間の理想と夢にみたされたものを踏む。この足の痛み。その時、踏むがいいと銅版のあの人は司祭にむかって言った。踏むがいい。お前の足の痛さをこの私が一番よく知っている。踏むがいい。私はお前たちに踏まれるため、この世に生まれ、お前たちの痛さを分つため十字架を背負ったのだ。】(遠藤周作『沈黙』より)

ニャア

2007年01月30日 | 坊主の家計簿
 1月30日

 外食   ポパイ蕎麦            347円
      かけ小              105円
 薬局   大正漢方胃腸薬         1480円
 香山リカ 『スピリチャルにハマる人、ハマらない人』
                       756円
      『<いい子>じゃなきゃいけないの?』
                       735円
 飲み代  ツケ               800円 
      ドグラマグラ          2000円ぐらいか???
 宿    カプセルホテル         2300円

 合計                   8523円
 1月累計               190756円

 ドグラマグラで鯨飲。
 いや、ボトル(スプリングバンク10年)を「明日は休みだぜ!!!」とロックで飲んでるうちはよかったんだ。見事にアッパー系の酔い方で。
 しかーし!ここで『ニャア』なるカクテルを飲んだのが良くなかった。結構甘い事もあって酔い方がタテノリからヨコにぐらんぐらんと揺すられてやなぁ。。。見事に転ける。
 「無理っす。。。」と退散。何時か解らんけど、そんなに遅くなかった気がするのだが、んな事以前に「ヤバいっす」状態なのでカプセルに避難→爆睡。

近年まれにみる好青年日記

2007年01月29日 | 坊主の家計簿
 1月29日

 雑費   缶ココア         120円
      レモンティー       140円
      タクシー        1440円
      JR            290円
 食類   おにぎり         100円
      フライ          100円
 飲み代  交流会?        3000円

 合計               5190円
 1月累計           182233円

 しかし、香山リカって、エロいよなぁ。。。絶対にあれは狙ってるよなぁ。。。

 ん?
 今日は講義→交流会。講義、っちゅうか、なんか今日は見事な『法話』だったんだが、え~、法話を聞いた後に帰ろうと思たら、諸々の話もあって、そのまま飲み。
 ちなみにエロ坊主君は、タバコがキライな人の前では吸う事をためらうくらいに繊細な『近年まれにみる好青年』であって、無茶苦茶『よゐこ』やねんで。

 しかし、香山リカって、エロいよなぁ。。。あれは絶対『女医』っちゅうのを狙ってるで。男から観た『女医』っちゅう幻想を狙ってるで。眼鏡も『モロ』やしなぁ。。。ええ広告媒体やで。小田晋とコンビ組ましたら大変でっせ。

 あ、んで、交流会?が終わって、各自解散。私は毎度のドグラマグラへ。
 いや、プカプカの予定やってんけど、ちょいメールの都合で電波が入る店やないと困るし。プカプカは地下やし、完璧に入らんし。
 んで、ドグラマグラへ。無茶苦茶ややこしい、っちゅうか、私的には楽しい仏教ネタの話で盛り上がる。気がついたら私鉄の終電がなく、しゃーないのでJRまで爆走して、ゼーゼーいいながらなんとか終電に間に合う、んが、タクシーなんだが。
 ドグラマグラでは釣り銭の都合で、800円つけ。まあ、明日も行くし。

 っちゅうか、明日は当然7時頃にはドグラマグラに行ってるけど、誰か来るのか?まあ、ええけど。
 なんせ私は『近年まれにみる好青年』でっせ。。。

 んが、21時ぐらいまでしか多分居てまへん。栄養補給で鶴橋『もみじ』に行ってる可能性大でっせ。
 しかーし!私は『近年まれにみる好青年』なので。。。もうエエっちゅうねん。

 しっかし、ネットだけでしか私の事を知らん人って、どういうイメージを持って居るのだろうか?
 っちゅうか、その場その場でキャラを当然のごとく変えますが。
 んが、基本的に私は『近年まれにみる好青年』なのだ。。。

 明日こそは
 「君の為なら死ねる」(by岩清水)
 っちゅう出会いを求む。
 っちゅうか、今も恋してるのだが。。。これが報われん、要するに『エゴが報われん』のだが。。。

 あーぁ。。。
 いや、ホンマ、自分で言うのもなんやけど、エロ坊主君はホンマにエエ子なんよ。いや、ホンマにエエ子や。と、ちょっと自画自賛して寝よ。
 ぅぅぅぅぅ。。。
 寝る前の戯言「念仏では女人にモテまへん。。。」まあ、エエねんけどやな、煩悩がやな。。。
 
 やっぱり、香山リカってエロいで。。。
 寝ろ、っちゅうねん。。。

 「ああいう風になりたい」
 「こういう生き方をしたい」
 「あなたのそばに居たい」
 煩悩が泣いている。

オタク、早よ寝なあかんで。

2007年01月28日 | 坊主の家計簿
 1月28日

 雑費   缶ミルクティー        120円
 食類   中華そば麺           18円
      エビ天2            98円
      肉たたき           234円
 
 合計                  470円
 1月累計             177043円

 昼間にちょい時間があったのでメルチェして、仕事後に昨日の分の家計簿つけて、え~。。。あとは公文だぜ。なんせ明日は、とてもとてもとてもとても難し~~~い講義を聞きに行くので今日中にやっとかんとやな。
 
 明日の講義は藤場俊基先生で、もろ学者。学者はやっぱしオタクでっせ。所属寺での『いちから学ぼう仏教学』の学習会の教授も、もろ仏教オタク(阪神オタクと競馬オタクでもあるのだが)であって、え~、10数年前からこいつが考えてる事は解らん。「む、むつかしいっす。。。ついて行けないっす。。。」なんだが、なんとか教えて貰ってる。

 今までに教えて貰った中の最強(?)学者は西田真因先生で、先生からは確か『真宗史』とか云うのを教えて貰ったのだが、これが膨大な『西田ファイル』の中からの資料を元に、ひたすら地味に授業を進めて行く。ほんまに地味な先生で、たんたんと資料を説明していく。当然、寝むい。無茶苦茶眠い。しかも私は毎晩、禁止されていたらしいのだが寮内で飲酒して深夜まで起きていたので「んなもん全部の授業なんて聞いてられまへん」状態だったので、『聞きたい授業』『寝てもエエ授業』と分けていたので、『寝てもエエ授業』は大真面目に1年間通して1時間(1講座)しか聞いていない授業もあったわけだし。その他にも似たり寄ったりの授業が多々あってでんな、その中には『インド仏教史』っちゅう授業もあって、故に今頃になって慌てて水野弘元先生とかの本を読みあさっているわけなんだが。。。いや、ホンマ、「ベーダーって何?ダース・ベーダ?」みたいな感じでっせ。え?テスト?んなもんは試験前に図書館に籠って本読んだらなんとかなりまっせ。レポート形式やったし。授業態度が最悪でも点数取ったら勝ちでんがな。

 あ、学者、西田先生の話やった。西田先生の講義も最初は眠くて寝てたんだが、ある時、「この人は無茶苦茶過激な事をやってるのではないのか?」と気がついた。1学期の中頃だったと思うのだが。たんたんと地味な資料中心の講義をしながら「本来の真宗教団はこうなのだ」みたいな感じの授業。で、ハマった。ムチャおもろかった。

 明日の講義は2回シリーズの2回目。前回は「親鸞が何故教信行証を書こうと思ったのか」みたいな感じ。これまた地味に地味に地味にややこしい歴史的な資料を中心に講義して行きはるのだが、なんかおもろい。「ええ仕事してまんなぁ~。。。」みたいな感じやな。

 っちゅう事で、明日も街に出るわけだが、え~「プカプカ行ったらあかんぞ。プカプカ行ったらあかんぞ。」と。財政破綻状態でやな、明後日も飲みに行くに決まってるわけやねんしやな、明日も飲みに行ってどないしまんねん。。。
 しかーし!こういうお客さんが増えて来たので水商売がヒマになって来てやな、しかもプカプカのマスターは『元客』からの関係から始まり、長い付き合いやんけ。店、閉められたらたまったもんやおまへんで。。。っちゅう事で、やはり行くか。
 ああ、ホンマに酒にだらしのない子や。っちゅうか、もう『子』でもないから、酒にだらしのない『中年』か。って、それってアル中やんけ。。。
 いや、酒にだらしがないわけではない。「飲みに行く事にだらしがない」わけであってやな、それなら『孤独』という括りで治まるのでこれならええか。
 って、完璧にアル中のいいわけやんけ。。。

 そういや、この間に飲みに行ったら懐かしの娘さん(っちゅか、30過ぎたらしいが。。。)に会って、あの界隈で飲んでる娘さんには珍しく「今日、私、お金持ってないの。でも、飲みたいの。でもツケはイヤなの。だから奢ってよ」と云ったり、サンダルでバーテンを殴ったりしない気品の高い娘さんであって、あそこまで気品の高い娘さんは某有名暴力団の組長の娘ぐらいしか知らないので「おお!」と感動するのだが、やっぱし気品が高い娘さんよりも雑多な娘さんの方がエエでっせ。。。なんだが、それ以前の問題やなぁ。。。ああ、あの時に選り好みをしたり、あんな事をしたり、あんな事をした祟りがいま、この中年になってやってきたわけでやなぁ。。。ええねん。御気楽な店が何軒かあって、御気楽に飲めてたら女人なんか要らんねん。。。ぅぅぅぅぅぅ。。。
 明日、ヒマそうやったら遠藤ミチロウのソロ(要するに最近でんな)でも聞かして貰お。
 
 っちゅうか、遠藤ミチロウBOXっちゅうのが2月21日に出るらしい。しかもミチロウの『Mr.ボージャングル』も入ってるらしい。
 ♪オマエのあそこはまるで広島の原爆のよう
 っちゅう無茶苦茶な歌詞が確かあったミチロウバージョンの天国の扉は入ってないらしいが、これは買いやな。

 しまった。。。アマゾンで衝動買いしてもうた。。。他の衝動買いを抑える為に寝よ。
 あ、ちなみにアマゾンでは15%オフです。
 しまった!アマゾンを買うなら『ストーンド景山セレクトショップ』を通して買うべきだった!!!って、取り消し面倒やし、今度買う時に忘れん様にリンクしとこ。
 
 っちゅうか、香山リカの『<いい子>じゃなきゃいけないの?』っちゅうのはオモロそうやなぁ。。。っちゅうか、これは読まなあかんなぁ。。。

財政破綻

2007年01月27日 | 坊主の家計簿
 1月27日

 雑費   缶コーヒー        120円
 外食   ラーメンライス      650円
 
 合計                770円
 1月累計           176573円

 仕事→『土曜はダメよ』を観る。
 「ちょい、一時間半ぐらい寝るか?」と独身生活満喫→プラス12時間寝る。合計13時間30分寝る。
 冷静に考えると7日からぶっ続けで働いてるわけやし、今月はよう遊んだ(=飲みに行った)わけやし、そら疲れてもしゃーないな。

 気になるニュースはどうなったんだ?筑紫が東京都知事に出る話はどうなったんだ?
 え~。。。辞めといた方がええぞ。筑紫はジャーナリストとしてはエエ仕事してるんやろうけど、テレビキャスターとしても「んんんん、はははは。ところで」っちゅうあれはなんやねん。お前、人の話聞いとらんやろ。ありゃ、あきまへんで。
 それに、石原から筑紫、っちゅうのは右から左になるわけだし、東京都民、節操がないぞ!っちゅうやつでっせ。っちゅうか、それ以前に当選するとも思えんし。
 民主党も例えば鳩山を都知事に出馬さすとか考えたらエエのに。息子も30歳みたいやし。民主党鳩山代表は「もう、ええっちゅうねん」やろうし、都知事にでもなったらエエねん。

 で、筑紫は夕張市の市会議員選挙に立候補でっせ。いや、なんか、立候補者が少ない、っちゅう話を聞いてでんな。。。やったら筑紫が立候補したらエエのに。で、その後に市長になるとかやな。
 
 夕張市、っちゅうのは要するに『日本の未来』なんだろ。自治体の財政破綻とか云うてるけど、国の借金なんぼでんねん。しかも金持ちや企業の税率を上げると、金持ちや企業は海外に行けばエエわけやから、あんまり上げられへんみたいやし、無茶苦茶でっせ。
 よって、夕張市がどうなって行くのかを地元に住んで追っかけるのは『ジャーナリスト筑紫』の最後の仕事としてやな、ついでに政治参加して夕張から日本再生を考えたらええわけやしやなぁ。

 ちなみに私が生まれ育った大阪・守口市も危ないらしい。そりゃそうだ。駅前に世界チャンピオン戦もやるようなデッカイ『守口市民体育館』があり、誰の道楽か知らんが、駅から離れた、確か昔は国鉄の社員宿舎があった所に『守口市現代南画美術館』と云う悪ふざけ極まりない美術館を造ってやな、そらアカンで。元々、松下の城下町で貧乏人の街やねんからやな、体育館なんぞも貧乏人の街に相応しい小さいもんでエエねんし、美術館なんぞの道楽は大阪市とか堺市とかのデッカイ街に任せておいたらエエねん。っちゅうか、市立では要らんやろ、んなもん。府立で充分じゃ。しかも、『現代南画』ってなんやねん。実家の近所やけど、行った事もなければ「行こう」とも思わんぞ。前の公園がガキの頃から利用しとるけど、何が美術館じゃ、アホか。

 と、1月27日にして『176573円』と云うどえらい数字に改めて、ぅぅぅぅぅ。。。一応正月旅行で3万8千円弱。法衣類でも3万8千円弱の大物出費もあるけどやなぁ、それ以前に飲み代&タクシー代が。。。っちゅか、この2点の大物を『特別会計』として落とせば10万しか使ってないやんけ!!!って、あかん。そんなんやから財政破綻するんや。。。

 とは云え、やっぱしストレスも溜るので遊び(厳密には『飲みに』)には行くけど、休みの前の日以外はちゃんと終電で帰ろ。んで、座ると寝てしまう可能性大やから、立っとこ。

ホン・ヨンウンビデオ上映会

2007年01月26日 | 坊主の家計簿
 1月26日

 雑費   缶ココア           120円
      タクシー          5000円
      5円コピー          130円
      本             2520円
 食類   寿司             200円
      インスタント味噌汁       98円
 飲み   居酒屋           2800円
      ドグラマグラ         800円

 合計                11668円
 1月累計             175803円

 会議→居酒屋→ドグラマグラと、ここまでは毎度のパターン。んで、今日は眠かったので早めに帰る→電車で爆睡。。。クソ、何の為に早めの電車に乗ったと思ってるんじゃ、こら!!!
 と、この怒りは「国家が悪い」「ヤツ等が悪い」と言い逃れたいのだが。。。無理っすね。。。


 っちゅう事で、ホン・ヨンウンビデオ上映会。
 っちゅうか、別に上映会でもないんだが、とりあえず。だってテレビ番組の録画もんやし。
 でも、一応


 日時    1月30日午後7時より適当に。

 場所    『Bar DOGRA MAGRA』引っかけ橋から心斎橋筋商店街を北に。八幡筋(不二家とユニクロ)の角を右(西)へ。畳屋過ぎたらひたすら左(北側)の二階辺りを見つめながら歩く。綺麗なビルが並ぶ中で、唯一「なんじゃこれは!文化住宅か!」っちゅうビル(?)に『Bar DOGRA MAGRA』の看板が出てるので階段上がって二階の一番奥です。

 参加費   通常料金+飲み代二階特別チャージ一人500円らしい。ちなみに、え~。。。チャージが300円か、500円ぐらいだったと思う。んで、ビールが600円か、700円ぐらいだったと思う。ウイスキーも600円ぐらいからあったと思う。

 場所が解らない方の為に、午後6時40分ぐらいに例の所(http://www.apple.com/jp/retail/shinsaibashi/week/20070121.html)で待ってる『つもり』ですし、え~、それ以前にメール呉れたら携帯番号教えますし、え~、後は『根性』でっせ。
 
 ちなみに上映は何度でもオケオケですし、まあ、店の二階にあるビデオプロジェクターで「勝手に観ろ!」状態になりますし、多分私は23時ぐらいまでは店で飲んだくれて居ると思います。どっか他の店に飲み歩いているかも知れませんが(笑)

 メールアドレスは『erovowsアットマークnifty.com』です。スパム防止の為に『アットマーク』の部分を『@』に置き換えてメールして下さい。
 んで、スパムが多いのでタイトルに『ホン・ヨンウンビデオ上映会』と書き込んで呉れたらオケオケです。

 ちなみに店のマスターは知りませんので、上映会についての問い合わせは『Bar DOGRA MAGRA』にしないで下さい。店が開いてる事と、二階の予約が無い事だけはさっき聞きましたのでオケオケです。
 んで、どなたかが、ここのコメントなり、メールで「わしゃ、行くぞ!」と確約してくれたら、マスターに二階予約しますので。
 
 まあ、んな感じで、孤独なエロ坊主君38歳独身と飲んで呉れたら、そりゃ、あーた、嬉しい事極まりないでっせ。

 んが、んが、仕事が仕事なので、御通夜が入ったら無理っす。っちゅうか、21時頃になったりしますし、よって、やっぱりメール呉れたらオケオケです。

 っちゅう事で、まあ、まったり飲みまひょ。
 ちなみに参加者ゼロでもその日は『Bar DOGRA MAGRA』で飲んだくれてると思いますので、ヨロピク。だって、だって、『休みの前の日』なんだもーん!

奇跡

2007年01月25日 | 坊主の家計簿
 1月25日

 雑費   缶ミルクティー        120円
 外食   ラーメン           189円
 食類   ノンフライカップ麺6     468円
      白ネギ            100円
 
 合計                  877円
 1月累計             164135円

 「ふ~」と、ようやく落ち着く。
 今日は葬儀→還骨・初七日→通夜で、当然日々のお参りも間にあるので「バタバタバタバタバタ」でんな。
 
 っちゅう事で、通夜だったので毎月の学習会には参加出来ず。
 んが、通夜が終わってから雑用で「バタバタバタバタバタ」と、忙し、忙し。ちょい資料(?)を作るのにプリンターのインクを新しいのに替えたらインクが出過ぎるのか乾き難いし、ミス連発やし。うぜーな、ホンマ。

 公文のテストもあって、今日やる。っちゅうか、今日やらんとあかん事も無茶苦茶あってやな。。。
 テストプリントを仕上げて、近所の先生の家のポストに投函して、ついでにスーパーに寄ったらノンフライのインスタントラーメンが売ってたのでゲット。インスタントはノンフライでっせ。。。「喰うな!」っちゅう話もあるのだが、面倒な時にはやっぱし便利でっせ。

 しゃて、「バタバタバタバタ」としてたので、今日はコーヒー2杯にチョコレートも喰う。よって『前頭葉バン!』状態です。興奮剤取り過ぎや、っちゅうねん。ヴァンダレンシウバ状態でっせ。大変でっせ。明日会議(?)もあるし早よ寝なあかんねんけどやな、コーヒー+チョコレートで大変でっせ。
 とは云え、今は少しお酒も入れたのでクールダウン中。22時ぐらいは『スプーンでも曲げたろか!』っちゅうくらいに『前頭葉バン!』状態やったもんな。。。

 ちなみにスプーンは曲がります。手でも力入れたら簡単に曲がる様な柔い金属でんがな。んなもん曲がりまっせ。木は曲がらんけど、スプーンぐらいは私も曲げた事がありまっせ。

 いや、21ぐらいの時に占い師やってましてん。飲み屋時代に近所の店のマスターから「お前、バイトせえへんか?」で誘われて、で、「占いなんぞ馬鹿らしい」だったのだが、一応レッスン受けてでんな。
 師匠がよかったんだと思う。タロットカードだったんだが、タロットカードでカードを出せるのは100人中3人ぐらいは居てるらしい。まあ、その3人に入ったらしい。問題はどうやって『読む』かと云う問題らしい。相手が居てるわけだし。
 最初辺りのレッスンの時に「当った!」と喜んでた私に師匠が「占いは当てものちゃう!」と激怒した。当っただけで喜ぶのは『素人』らしい。
 
 まあ、ええわ。要するに『占い』っちゅう精神世界系を少しかじったので、そういうのが好きな人が身の回りに居ててでんな、で、ある日にマンションの屋上の部屋で酔っぱらってダベって居る時に一人が「スプーン曲げて遊ぼ」とか気の狂った事を言い出してでんな。まあ、私も酔っぱらって居たし、「よっしゃ、やろやろ」と曲げたら、曲がった。スプーンの一番下を摘んで、スプーンの上を押しただけなのだが、軽く曲がってしまった。「奇跡だ。。。」と個人的にも思ったのだが、実はその前に『絶対に無理』だと思ってた大好きな女人とのデートが決まったので、「そっちの方が奇跡じゃ!」と(笑)
 「あの娘とデート出来るようになってんから、こんなもんぐらい簡単に曲がる」で曲がった。

 それから『奇跡』は起きてない。。。
 事もないか。その後に同棲してた女人なんぞ18ぐらいの時にファンだったし、あれも『奇跡』と云えば奇跡みたいなもんやな。
 知人の坊主をその気にさせて作った坊主バーなんぞも『奇跡』みたいなもんやし。
 それ以前に、私が『坊主』になってる、っちゅうのも『奇跡』みたいなもんやな(笑)

 『奇跡』とは『想定外』か。小さな私の世界の中の話。

 『汝、無量寿に帰れ!無量寿に帰って、無量寿を生きよ!』(信国先生)

 確か、遠藤周作だったと思うのだが、イエスの起こした一番の『奇跡』は『自分を殺そうとしている人を許した事』らしい。これは渋い。スプーンを曲げるっちゅう下らん話ではない。ホンマの奇跡やな。

【聖人の廿五日の御念仏も、詮ずるところは、かようの邪見のものをたすけん料にこそもうしあわせたまえと、もうすことにてそうらえば、よくよく、念仏そしらんひとをたすかれとおぼしめして、念仏しあわせたまうべくそうろう。】(親鸞)



 しかーし!欲多く浅ましい事限りない私は、やはり安易な『奇跡』で好きな人と一緒になりたい。。。

腹痛

2007年01月24日 | 坊主の家計簿
 1月24日

 雑費   缶ココア             120円
      歯医者             2750円
 食類   新キャベツ半分           68円
      牛肉               195円
      寿司               200円
      焼き鯖              100円
 ドンキ  野菜ジュース4、うどん玉3、
      カップ麺3、板チョコ、で    1258円
 外食   ちゃんぽん            450円
 レンタル 『IZO』             100円

 合計                   5241円
 1月累計               163258円

 腹が痛い。。。なんか悪いもんでも喰ったのかなぁ。。。
 それとも『IZO』と云うしょーむないDVDを観たからかなぁ。。。
 『IZO』はホンマにしょーむなかった。最初の10分で「こりゃあかんな」やったのだが、約一時間我慢して観た私は偉い。で、あの映画を最後まで観た人はもっと偉い。
 岡田以蔵はかなり好きで、それだけの関心で観たのだが、あの映画の造り方、「芸大生か!」っちゅう手法がホンマに気に入らん。下らん。安モンアート被れの「私って変?」っちゅう馬鹿タレぐらいしかあんな映画は喜ばんぞ。
 いや、伝えたい事は何となくだが解るのだ。恐怖と孤独と不安の塊で人を斬り裁いて行くだけの在り方みたいな感じなんだろうが、映画の手法がホンマ下らん。あかんで、あれは。

 腹痛いし、明日、明後日と連ちゃんなので寝よ。

チブ

2007年01月23日 | 坊主の家計簿
 1月23日
 
 昨日   シソ餃子ラーメン         500円ぐらい
 雑費   缶ココア             120円
      回数券             3700円
 外食   回転寿司             376円
      マクドの鳥バーガー        100円
      アイスコーヒー          100円
 薬局   ビオフェルミン         1980円
      カルシウム            420円
      歯磨き粉             980円
 食類   イカ天               49円
      野菜ジュース            48円
      中華そば麺             18円
 タバコ  セーラム             320円
      中南海ワンカートン       3000円
 飲み   ドグラマグラ          1500円

 合計                  13211円
 1月累計               158017円

 教団問題・サンガ論学習会。
 後に飲み。珍しく奢ってもらう。
 「んじゃ、ごちそうさま!」で別れて、私は毎度のドグラマグラへ。
 え~。。。『女の口説き方講座』が、何時の間にか、っちゅうか、毎度の堅苦しい話へ。。。解放の神学とか、真宗同朋会運動をウダウダ喋る。
 『女の口説き方講座』は二人とも『女に苦労した事がなかった』ので無駄だった。。。
 クソ、いやな、私も昔はモテたんだ。だからやな、女人を『口説く』という苦労をロクにせぬままに若い時代を過ぎゆきてやな、そんな苦労せえへんかったヤツがやな、モテへん様になっていきなり苦労は出来まへんで。。。まあ、だからモテへんのんやろうけどやなぁ。。。

 ♪体の一部がチブじゃない
  私は全部チブなんだ
  (クロマニヨンズ)

 っちゅう根性が足りんなぁ。。。

 ちなみに写真は『チブ』ではない。高松・女木島のモアイ像の鼻の穴だ。
 っちゅうか、やっぱし『チブ』に見えるわなぁ。。。

 
 しかーし!君よ。

 ♪また電話をするよ
  君に電話をするよ
  きっと電話をするよ
  頼むから僕を
  なぐさめて
  (UA『電話をするよ』より)

 惚れたネーちゃんに「好き」ぐらい、散々きらわれてもええから伝えたいもんでっせ、やっぱし。
 プライド高いもんな、やっぱり俺は。


 あ、全然関係ないけど引っかかってた名前、思い出した。「かすみばらお」や。

ホン・ヨンウン

2007年01月22日 | 坊主の家計簿
 1月22日

 雑費  缶ミルクティー        120円
 食類  菜っ葉とろろ         100円

 合計                 220円
 1月累計            144806円

 親知らずもそろそろ抜いてもらわなあかんし、歯石とヤニを取って貰いに歯医者に行こうと思たら「今日は歯科衛生士が休みです」との事。ちぇ!
 年末に行こうと思ててんけど、そんな気力ない位には忙しかったし、今頃になってもうたんやけど、まあ、水曜日に予約。「一気にやって下さい」と頼んだし、一気にやってくれるであろう。
 
 いや、タバコも辞められへんし。

 今日は公文テキスト。筆ペンの練習ばっかりやってられへんので、途中サボってビデオを観る。
 HOBOのマスターから借りたホン・ヨンウンのビデオ。っちゅうても毎日放送の『映像90』とか云うドキュメントでホン・ヨンウンが33歳やから17年ぐらい前になるのか?ライヴビデオでなく、『在日2世シンガー』のホン・ヨンウンのドキュメントで、当然、ホン・ヨンウンの暮らしが中心。
 いきなりアンソさん登場。毎日放送で思いっきり「生まれてから一度も働いたことがない」とナレーションされ、ホン・ヨンウンの部屋で思いっきり下は『パンツ1枚』でズブロッカをラッパ飲みしてた(笑)
 あれはあの当時だから出来た事なんだろう。今なら放送禁止ではないのか(笑)
 っちゅうか、イヤな時代になって来たなあ。

 ホン・ヨンウンは、『EXIT』っちゅう、とてもとてもとてもとてもヤバイ店の、ター坊(マスター)追悼ライブの時に初めて観た。っちゅうても歌ってなかった様な記憶が。。。ベロンベロンに酔っぱらってステージの上から「お前等みんなカスじゃ!死ねや!ゴミどもが!!!」みたいな事をサングラスをかけて喚いていて、「うわ~、完璧ヤクザやんけ。。。」と思たらホン・ヨンウンだったのだが、今回映像で観たらえらい優しい眼をした人やってんなぁ。。。

 なんか、ビデオを観てて、妙な懐かしさを感じた。17年前云うたら私がミナミに出て来た頃であり、まあ、『カミソリの兄ちゃん時代』でんな。
 酔っぱらいが多かったなぁ。。。

 公文の筆ペンをやりながらテレビをつけてたのだが、なんかテレビタックル(?)で教育問題をやってて「二日酔いで学校に来る教師なんぞ首にするべきだ」とか云ってた。
 イヤな時代や。。。

 酔っぱらいと会うと安心する。ベロンベロンに酔っぱらったりしてるのを見たりしてると、ありゃ、エエもんでっせ。
 夜の生活が長かったし、まあ、そういうせいもあるのだろうが、安心するのだ。当然、個人的に害がある場合には「うっとうしい」んだが、だいたい戯言云ってるぐらいやん。絡まれてもこっちも一人なら関係ないし。
 っちゅうか、私も酔っぱらってる時がかなりあるからなんだろうが。。。

 坊さん学校にも酒臭い先生が居た。さすがに伝説になっている某有名元教学研究所所長の様にウイスキーの瓶を教室に持ち込みながら授業をする人は居なかったけど、もう、完璧二日酔い状態で授業に来て「すいません。。。今日はダメです。」とかでんな(笑)
 好きだったし、なんせ『生きた教育』なんだから結構勉強になった。
 だって、坊さん学校の職員って、やっぱしエリートじゃん。そのエリートがでんな、二日酔いでボロボロででんな(笑)。しかも『坊主』でっせ(笑)「修行が足らん!!!」(笑)
 そんな人間味のある先生が大好きだったし、授業もよかったんだけどなぁ。
 
 ん?話が。。。毎度の事だが。。。

 『人間』
 人間が人間に対して『人間として接する』事で、人間が人間として育つ感じが私にはどうしてもあって、最近も何か似た様な事があったらしいのだが、狼に育てられたら狼少年になりまんがな。
 教育と云うのは確かに大事で、それは西原理恵子の『営業ものがたり』の中の『うつくしい のはら』と云う『絶対に泣く』漫画でも見れば完璧だし、うぜ~本も一杯出てるのだが、教育は大事だ。
 でも、何を教え伝えるのだろうか?
 誰が?

 ♪ドモアリガットミスターロボット
  ドモドモ
  ドモドモ
  (曲名忘れた)

 土の臭い
 酒の臭い
 人間の臭い

 埋めろ!!!穢れはすべて埋め祓え!!!!!
 『美しい国へ』

【清浄にして穢なしというのではありません。浄穢なしというのが無上道であります。それが本願の宗教のあわらす世界でありましょう。
 そこには、平等なる人間のいのちの尊厳性の自覚において、人間が人間を利用したり、人間が人間を手段化してはならぬものであることの確信が貫かれているのであります。】(藤元正樹『人格の尊厳性』より)

 差別する人をあざ笑うのは違うと思う。
 あざ笑うのなら親鸞は要らんと思う。
 いや、「どこまで行っても私たちは差別者でしかなく、だからあざ笑ってしまう哀しい性を持って居るのだ」か。

 ビデオの中でホン・ヨンウンも「しゃーから差別とかそういうもんって人間の中にあるもんやからね。俺の中にもあるし。それが本人気づけへんだけやから。それに気づいた時に直そうとするかそれだけ違うかな。俺の中にもあるし。障害者とかの中に入って行かれへん自分もおるし。それに気づいた時に直して行こうとするかどうかだけ違うんかな」みたいな事を云ってたし。
 で、ホン・ヨンウンは「差別は無くなりますか?」の質問に「正直な事を云うと無くならないんちゃうかな」と答える。
 んが、ホン・ヨンウンは歌い続けてた。
 ロックやで。
 出来る、出来ない、ちゃいまっせ。ロックは。

 酒臭く、人間臭く、何が悪いのだろうか?色々ありまっせ、生きてりゃ。
 それを記号化して冷血になり、間化する。『美しい』に憧れ、美しくないものを切り捨てる→穢れ、排除。
 泥臭く、みっともなく、情けなく、生臭く。。。っちゅうのが人間っちゅうもんやと感じる。だから、そんな生の『生』から離れた『美しい』なんぞ大キライ。
 しんどいでっせ。それは。

 っちゅう事で、明後日は歯石とヤニを落としてもらお。娑婆じゃ、娑婆。
 あ、風呂入って寝な。んなもん休み前日以外は『禁二日酔い』でっせ。

 どうでもエエけど、ホン・ヨンウンはライヴ前に『二日も』酒を抜いて体調を整えたそうな。。。

そのまんま

2007年01月21日 | 坊主の家計簿
 1月21日

 雑費  缶コーヒー        120円
 食類  ししゃも         128円
     じゃこ          100円
     しば漬け         145円

 合計               493円
 1月累計          144586円

 漬け物を買ってしまう位には疲れているぞ。夕寝を6時間もしてもうたやんけ。
 だいたいやな、「漬け物っちゅうものは自分で作るものだ。」と、勝手なポリシーがあるからやな、晩飯にお粥を食べようと思てスーパーに買い物に行ったらやな、「あ、漬け物なかった。。。」で自宅では作れないしば漬け購入。大根がまだ余ってるし、今度作っとこ。


 っちゅう事で、夕寝で爆睡かましてもうたのでウダウダと。
 
 http://www.mainichi-msn.co.jp/kokusai/america/news/20070121k0000m030107000c.html
 ヒラリーが大統領選に出馬するらしい。

 「ケ!また白人が大統領かよ。全くこの国は何時まで黒人差別が無くならないのか。。。」

 「また男性が大統領ザマスか。この国の女性差別はいったい何時になったらなくなるのザマしょ。。。」

 いやぁ。。。(ポリポリ)


 ♪おまえらは全く自分という名の空間に
  耐えられなくなるからといって
  メシばかり喰いやがって
  メシばかり喰いやがって
  メシ喰うな
  メシ喰うな
  メシ喰うな!
  (町蔵『メシ喰うな!』より)


 っちゅう事で『メシ喰うな!』の『メシ』を『差別』と置き換える。


 ♪おまえらは全く自分という名の空間に
  耐えられなくなるからといって
  差別ばかりしやがって
  差別ばかりしやがって
  差別するな
  差別するな
  差別するな!


 『メシ』と云うが、あれは勝手な偏見である。んなもん、『米』かって『鰯等の子ども』かって『きゅうりとシソ』かって生きてましたぜ。
 『メシ』あるいは『食べ物』と云う勝手な都合で判断してるだけでっせ。まあ、思考停止っちゅうやつやね。イチイチ考えるのが面倒で仕方がない。
 『殺していいもの、よく無いもの』
 御都合主義。

 「そのまんま」と云うのは、別に御都合主義の「そのまんま」ではない。価値判断から離れたから「そのまんま」
 女は価値判断を離れた『女』であり、黒人は価値判断から離れた『黒人』でしかない。それが「そのまんま」。
 私は私であって、あなたでは決してない。あなたはあなたであって、あなた以外の何者でもない。

 んがやなぁ。。。「よゐこ」はそれだけではすまん。『よゐこ』は『よゐこ』なので演技する。差別心を認めない。他人事になる。んなもん、『メシ』は『メシ』で喰ってまっせ。イチイチ考えられるか、っちゅうねん。。。
 そういう在り方がまず確かにあり、差別心を抱えたまんまで生きている事実がまずある。


 ♪俺の存在を頭から輝かさせてくれ
  お前等の貧しさに
  お前等の貧しさに
  お前等の貧しさに
  乾杯!
  メシ喰わせろ
  メシ喰わせろ
  メシ喰わせろ
 (スターリン『メシ喰わせろ』

 執着する存在としての私でっせ。『問題がある』私でっせ。


 「そのまんま東」が知事になったらしい。過去はともかく、問題はこれからでっせ。偏見はキツやろうけど、まあ、しっかりやりなはれ。
 と、ウダウダ。

人間ドック

2007年01月20日 | 坊主の家計簿
 1月20日
 
 雑費   缶ミルクティー         120円
      会費・資料代          600円
      交流会費           2000円
 外食   ポパイ蕎麦           347円
      チーズバーガー         100円
 
 合計                  3167円
 1月累計              144093円

 飼い犬は飼い主と同じ立場になってはイケナイのだろうか?
 『ペット』と呼ばれる。『躾け』られる。

 「この子最近かわゆくなくなったの。云う事を聞かないのよね。」

 飼い犬が自立したらダメなのだろうか?
 鎖を外して犬は生きて行けないのだろうか?
 『野良犬』違う。単なる『犬』だ。

 『飼い犬』でもなく、『野良犬』でもなく犬は犬。
 でも、勝手に人間はレッテルを貼る。
 人間の都合の良い犬しか生きて行けない。

 「お母さん。なんであのワンちゃんは首に輪っかをはめられているの?苦しくないの?」

 
 奪う。
 管理する。
 「役に立つもの」「役に立たないもの」
 分別、判断。戯言。

 「あのね。ワンちゃんはね。長い歴史の間に人間と共存する事を選んだのよ。だからあのワンちゃんのが首輪をされていたり、鎖で繋がれている事は仕方がない事なのよ」
 「ふ~ん。だからお母さんも私が云う事を聞かないとブツんだ」
 「そうよ、みんなあなたの為を思っての事なのよ」
 「でもね、お母さん。私、ブタれるのイヤ。あのワンちゃんも苦しそう。お母さん、おかしいよ」
 「何を生意気な事を云ってるの?あなたは誰の御陰で御飯を食べて行けると思ってるの?もう許さないから。お仕置きよ」


 「おまえ、最近、かわゆく無くなって来たぞ?結婚した当初はそうじゃなかったじゃないか?変わったな、お前も。あばよ」

 「君、私のやり方に異論があるのなら何時でもこの会社を辞めてもらっても良いんだよ」

 
 ♪弱い者達が夕暮れさらに弱い者をたたく
  その音が響きわたればブルースは加速して行く
  見えない自由がほしくて
  見えない銃を撃ちまくる
  本当の声を聞かせておくれよ
  (THE BLUE HEARTS『TRAIN-TRAIN』より)

 
 「お母さん、辞めてよ、辞めて。お母さん、痛いよ、痛いよ。」

I love you~私はあなたの力になりたい~

2007年01月19日 | 坊主の家計簿
 1月19日

 雑費  缶コーヒー         120円
 本代  住岡夜晃選集第一巻    4025円

 合計               4145円
 1月累計           140926円

 クソ、YouTubeが掲示板に貼られへんやんけ。。。っちゅう作業に1時間ぐらい使ってもうたやんけ。。。

 仕事・昼の部が終わって写真屋へ。「今日は大丈夫ですか?」と。今日の顔はパンパンちゃいまっせ。っちゅうか、この10年で体重が10キロ太った分だけはパンパンなんだが、これはしゃーない。標準体重やねんし、これくらい脂肪が無かったら冬が辛いでっせ。
 っちゅう事で、写真撮影。の準備の為に、いったん部屋に帰ってシャワーを浴びてヒゲを剃る。&、髪の毛のセット。っちゅうてもツンツンに立たされへんから、ちゃんとドライアーで乾かして久しぶりにブラシを入れてジェルでまとまった髪の毛をほぐす。遊びに行くわけちゃうし。
 と、いう作業をやりながらテレビをつけてたら、関西ローカルの『ちちんぷいぷい』と云う番組で玉木正之と云うおっちゃんが
 「I love youと云う言葉は昔は『あなたの力になりたい』と訳されてたんです」
 と、衝撃の言葉(http://www.tamakimasayuki.com/musica_bn_14.htm)。
 おおおおお!!!!!と、感動してもうたやんけ。
 ちなみに私はそういう意味合いで『愛してます』なんぞと言った事が無い。
 「お前が必要なんだ。」ぐらいの感じでやな、要するにエゴが満足したかった形での「愛してます」だったんだが、玉木氏曰く、それは「愛でる」とか、「好き」とかの『愛』であって、「LOVE』ではないと。『LOVE』は『力』だと。
 おお!一つ大人になった気がするぜ。当然、『気がする』だけの話なんだが、そうやな、誰かの力になれる様な恋愛っちゅうのはした事ないなぁ。。。と、でんな。まあ、相手に聞いてみなしゃーないけど、個人的には、そんな恋愛した事がない。いつも『力』を貰ってた気がするし、助けて貰ってた気がするし。

 夜の部の仕事が終わって、晩飯喰って、『アララトの聖母』を観る。
 予想してたのと全然違う。。。っちゅうか、トルコによるアルメニア人大虐殺なんて全然知らんかったし。。。西洋史苦手やしなぁ。。。
 映画の中で出て来るトルコ人との混血の人。ちなみに映画の中での映画(ややこしい)ではトルコ軍の司令官の役。その人が云う、「アルメニア人大虐殺なんてなかった」
 当然、私は史実は知らない。ただ、その言葉を聞いて「何処でも一緒やのう。。。」とシンプルに感じた。

 死刑制度は100年後には『虐殺』と呼ばれるのだろうか?その時の日本では「日本人が死刑制度等と云う野蛮な行為をするはずがない」と云うのだろうか?

 「私の六字釈は、I LOVE YOUです」と云ってた人が居た。まあ、阿弥陀さんから受けとるメッセージ。
 「私はあなたの力になりたい」
 なんの『力』だろうか?

 悪いが、っちゅうか、誰にも悪くないのだが、なんとなく書きたかったのだが。。。そう、悪いが恋愛なんぞ久しくしていない。片思い→玉砕ばっかしでっせ。
 でも、好きになる人は居る。っちゅうか、私は情けないヤツなので一度好きになった女人はキライになれない。いや、関係性の問題はありまっせ。関係性の問題で上手く行かなかったり、え~、かなり酷い事も何度もした忘れたい記憶もあるのだが、やっぱし好きになった人だし。
 その上で、新たに好きになる人も居る。
 『人がそこに居られる』

 「私はあなたの力になりたい」
 決して、ワガママの力ではない気がする。懺悔する『力』であったり、自分の事を自分の事としてどんな観たくない自分も含めて自分の事として認められる様な『力』。
 関係性の『力』。

 「どんなあなたであっても私だけは決して見捨てない。だから一緒に生きて行こうよ。」っちゅう『力』。

 二人だけの世界などあり得ない。二人だけのラヴラヴモードで熱々でも戦争一発でオジャン。
 「ようやく貯金も溜ったし、これを頭金にして夢のマイホームだ!」→経済破綻。
 世界から切り離された、政治経済と切り離された『場』などあり得ない。

 
 そや、明日は徐文平さんの報告会(http://white.ap.teacup.com/korminor/)。やっぱし『名告り』には『力』を感じる。
 &、『偏見』から来る『苦』の現象をモロに被った事を告発して、「それは偏見である」と告発していく関係性(相互徹底批判)は、私の真宗サンガ論に近いのだが。
 と云う事で、基本は差別事件の報告会なんだろうけど、私にとっては仏教の学習会でもあるのだ。

 糾弾は『I love you』でっせ。偏見から来る『苦』をモロに被ったが故に『偏見』の辛さ、哀しさ、苦しさを感じたが故に、その偏見に振り回されて、偏見でもって人を判断する事しか出来ない状態を告発する。
 「私はあなたの力になりたい」

KING KONG

2007年01月18日 | 坊主の家計簿
 1月18日

 雑費   缶コーヒー         120円
 食類   おにぎり          100円
      海老            100円
      牡蠣            100円

 合計                 420円
 1月累計            136781円

 御見合い写真を撮ろうと予定していたんだが、朝起きたら顔がパンパン。そりゃそうやわな、昨日スパークリングワインをフルボトルで一本飲んだわけだし。アルコール度数換算なら日本酒2合程度なので問題ないのだが、それ以前に「ソーダを720mlも飲んでしまった」ら、あかんわな。顔がパンパンでっせ。
 とはいえ、一応写真屋に偵察に行く。どんなもんか、予約が居るのかとか聞いて、値段を聞いてビックリ。デジカメ買えるぞ。それは。いや、もうちょっと金を積まんとあかんねんけどやなぁ。。。
 デジカメ買って自分で撮ろうか?とか、諸々考えたのだが、やっぱし気合いを入れる為には写真屋で撮って貰うのもエエわな。まあ、そんなにちゃんとした写真でなくてもエエらしいのだが。

 キングコングを観てた。長い。。。2時間ぐらいと思いきや、3時間もあった。んが、「さすが、ハリウッド」っちゅうんですか?飽きさせへんかったのはすんごいなぁ。
 どうでもエエのだが、キングコングを観ながら『悪名』を思い出すのはなんでや?やっぱし、河内のオッさんとか泉州だんじり親父と新地のホステスとの出会いを連想してしまったのだが。。。
 「なんじゃ、俺が命がけで助けてやったし、お前かって一度は気心許して俺の手の中で寝てたやんけ。そやのに、あんなポールマッカートニーみたいなヤツと一緒に逃げ出しやがって。なめとんか、われ」
 と、男の悲哀溢れる映画やったな。
 でも、最後辺りでキングコングと新地のホステス(?)が氷の上でデートした場面があった。あれには不意をつかれて泣いてしまった。
 しかーし!なんじゃい、結局キングコングが死んだ後に、あの新地のホステス(?)は、結局ポールマッカートニーみたいなヤツとラブシーンしやがって。結局暴れん坊の河内のオッさんより芸術家の方がエエんけ?この馬鹿女が。と、思いっきりキングコングに感情移入しまくりの恋愛映画。

 キングコングを借りたのは、日本沈没がまだ出てなかったからなのだ。
 いや、阪神大震災の日でしたやん。

 大阪に帰って来たのは地震の前々日ぐらいだった。坊主バーを辞めて、金だけはあったので沖縄辺りをフラフラ旅行して、ついでに鹿児島行って噴火見て、熊本の真宗寺と云うけったいな寺で数日滞在させて貰って、で、大阪に帰って来た。
 地震の前日は当時の恋人と神戸。たまたま高架下を歩いてたイチローを見て、「単なるガキやんけ」と思ったのが印象深い。で、神戸で飲んでて、なんか西宮に美味いラーメン屋があると云う事だったので西宮へ。神戸に泊まりたかったんだが、結局大阪に帰る。
 で、早朝に地震。彼女がすかさず布団で頭を覆って呉れたのが印象深い。んが、次の瞬間大笑いした記憶もある。いや、なんとなく『やばい』かどうか解りまんがな。で、「これは大丈夫」と判断して「キャー怖い」とはしゃいだのだが。
 で、テレビ観てたら神戸が震源だと解ったんだが、確か、朝の段階ではあそこまでの被害だとは解らなかったし。
 どんどんとニュースが入って来る。
 夜になって坊主バーへ。私の変わりに次の人にバーのやり方を教えてた友人の実家が神戸だったし。
 2代目マスターと、彼と、坊主バー代表のオッさんとの4人で、代表の車で彼の実家まで。いや、電話通じまへんやん。テレビで映し出されてた長田は彼がガキの頃によく遊んだ所で、結構血相変えてたし。
 道は渋滞。私らみたいなヤツが多く居るわけだし。横道に入る。道が道でない。地割れで段差が酷い。それでもなんとか神戸方面に進んで行くと、今度は『熱い』。真冬なんだが、火事で熱い。道の両サイドどころか、街中が燃えてるわけだし。
 彼の実家は山の手。停電してたみたいだが、「遠い所をわざわざどうも」と、帰りにお菓子とかジュースを貰った記憶があるのだが。被災地に行って、御土産貰って来たわけだ。
 私はカプセルホテルにしばらく滞在。いや、次の部屋の準備がまだで、実家に帰るのもイヤだったのでミナミのカプセルホテル。テレビ三昧。どんどんニュースが入って来る。

 後に神戸には何度か足を運ぶ。一番印象深かったのは地震があって2ヶ月ぐらい後にある支援所に行ったら一人の紳士が来た。そこは喫茶コーナみたいな感じで、まあ、「ゆっくり過ごして下さい。」みたいな所。コーヒーとかを喫茶店経験者の私は作ろうと思って行ったら、全然人が足りてて、やる事ないのでコーヒーを作る事もなく、その喫茶コーナーでボンヤリと。いや、「喋り相手」と云う名目ぐらいあったと思うのだが。。。で、その紳士。スーツをバッチシ着込んで、恐らく仕事帰り。
 テーブルの真ん中にお菓子があった。キャンディーとか、チョコとか。その支援所までは電車が走って居た。
 帰り際にその紳士が「これ頂いて宜しいですか?」と、さすがは阪急沿線の紳士。丁重な言葉使いで語りはる。
 「いいですよ」と云うと、ガバッと、わし掴みでお菓子をスーツのポケットの中に押し込んだ。
 電車が走り、コンビニも開いている。

 心の傷。

 キングコングは新地のホステス(?)の必死の演技を気に入った。彼女が倒れる所を気に入ったみたいだ。だから指で彼女を弾いて遊ぶ。怒る彼女。
 キングコングは周囲のものに八つ当たりをする。岩等を蹴散らす。
 よく解る。自転車や自動販売機や、車のショールームのガラスにローリングソバットかました私にはよく解る。不器用な八つ当たり。

 『きらきら研修医』を観てた。
 真奈美タンが手術の縫合を失敗する。
 「すいません。。。今度はちゃんとやりますから」と真奈美タン。
 「医者は患者の命を預かっているんだ。だから『今度』と云う事はない。」
 真奈美タンは『出会い』の大事さを感じる。

 なんか、色んな事を粗末にして来たし、している。
 「なんでこんな事が解らんかなぁ。。。」とか。エゴ。
 「俺にだって都合があるんだぜ」というエゴ。

 都合は誰にでもあり、生きてる中でそれぞれの人達が様々な形で傷ついて生きている。そういう人生経験の積み重ねが現実。

 【怨みに寄らず、「哀しいね」って言えるかどうか。「南無阿弥陀仏」って言えるかどうか】(鍵主良敬先生)

 相変わらず、自分の「思い通り」にならなかった事で傷つく。八つ当たりする。被害拡大。
 そうじゃなく、潜ろう。哀しみの海深く潜ろう。自分が「思い通り」にならなくて傷ついた事を機縁にして、八つ当たりしてしまたりする『弱さ』を持った人達を他人事でなく、自分の事として自覚して、多くの八つ当たりしてしまうような、つまり「やってられるか!」と云う外に出た私の症状を共に哀しめるようにありたい。

私は「うつ依存症」の女

2007年01月17日 | 坊主の家計簿
 1月17日

 雑費     缶ココア            120円
 食類     スパークリングワイン      498円
        法蓮草              88円
        大根              100円
        しょうが            100円
        きぬあげ            100円
        ミンチ肉            266円
        タマネギ            100円
        バナナ             100円
        芋焼酎            1725円
        タマゴ             198円
        インスタント麺2         96円
 薬局     エスカップ12         628円
 衣類     黒タートルネック2      2000円
        ジップアップセーター     1290円
 レンタル   セブンソード          105円
        キングコング          105円
        アララトの聖母         105円
        私は「うつ依存症」の女     105円
 
 合計                    7829円
 1月累計                136361円

 男はカレーだ!
 と、台所の端っこで余った人参があったのでカレーを作る。
 人参をミキサーで、ガガガガ!!!っと。大根もガガガガ!!!と。適当なもんでっせ。

 なんとなくビデオ気分だったので借りに行く。今日は『私は「うつ依存症」の女』っちゅうのを観てた。
 身辺に居てる鬱病野郎を思い出しながら観てたんだが、観ながら飲んでたクリスマス売れ残りのスパークリングワインが脳天直撃してます。要するに眠い。。。焼酎飲んどきゃよかった。。。
 
 映画のキーワードの一つが『よゐこ』
 エ~、イングリッシュデハ、ナンッチュウンデスカ?アハ?
 親からの期待。
 自分が自分に対する期待。
 そんな幻想の『期待』に押し殺される主人公。

 カレーを作りながら思う。
 「ああ、幸せになりたいよ~」
 「仏教徒やろ!」と、自分で突っ込みを入れるんだが、んなもん染み付いてまっせ。

   五濁増のしるしには
   この世の道俗ことごとく
   外儀は仏教のすがたにて
   内心外道を帰敬せり
   (親鸞)

 っちゅうやつでっせ。

 「幸せになりたい」
 それは「私の幸せ」厳密に云うのなら「私だけの幸せ」
 
 「大学に受かりますように(意訳・誰かが落ちますように)」
 みたいなもんでっせ。

 恐らく、みんながそれぞれに幸せを願っている。

 「みんなの幸せ」
 それは「私だけの幸せ」とは一致しない。
 
 当然、「みんなの幸せ」が、「日本人だけの幸せ」ではない。「人間だけの幸せ」でもない。

【穢を捨て浄を欣い、行に迷い信に惑い、心昏く識寡なく、悪重く障多きもの、特に如来の発遣を仰ぎ、必ず最勝の直道に帰して、専らこの行に奉え、ただこの信を崇めよ。ああ、弘誓の強縁、多生にも値いがたく、真実の浄信、億劫にも獲がたし。たまたま行信を獲ば、遠く宿縁を慶べ。もしまたこのたび疑網に覆蔽せられなば、かえってまた曠劫を径歴せん。誠なるかなや、摂取不捨の真言、超世希有の正法、聞思して遅慮することなかれ。ここに愚禿釈の親鸞、慶ばしいかな、西蕃・月支の聖典、東夏・日域の師釈、遇いがたくして今遇うことを得たり。聞きがたくしてすでに聞くことを得たり。真宗の教行証を敬信して、特に如来の恩徳の深きことを知りぬ。ここをもって、聞くところを慶び、獲るところを嘆ずるなりと。】(親鸞)

【諸々の愚者に親しまないで、諸々の賢者に親しみ、尊敬すべき人々を尊敬すること、これがこよなき幸せである。】(スッパニパータ『こよなき幸せ』より)

 
 今日観た『私は「うつ依存症」の女』で知ったんだが、ルーリードはガキの頃(から?)躁鬱病だったらしい。
 映画の中の事だからホントかどうかは知らない。病んでる事は音で解るが。
 まあ、その病んでる音が好きで大ファンなんだが、映画の中の主人公もルーリードにハマる。部屋の壁に私も持ってたベルベットのポスターを貼ってたし。
 彼女はルーリードの病気を転換した音に関心を抱く。彼女と同じ症状にありながらも、その病気を見事に天才的に音に転換して多くの人を感動させた事に関心を抱く。で、彼女は文章を書く事で表現方法を見出そうとする。
 同時に、それは彼女のプレッシャーの一つにもなる。

 映画のラストシーンで彼女は文章を書いている。ただ、以前とは違って、自分を追い込む事無く書いている。

 私は『よゐこ』である。
 いや、これでも大分とマシになって来たのだが、それでも最近貰ったメールの中で「あなたは徹底して物事を考える」みたいな事が書いてあって、私的には「んだら、若かった時はどないやねん?」なんだが、私的にも、私を古くから知ってくれている人からも「丸くなった」と云われ、私も「おお。焼肉親父になって来ましたで」なんだが、まだ『よゐこ』なんだろう。

 『よゐこ』は夢を観る。
 『夢』は現実ではない。
 理想の自分、理想の社会、で『苦』を再生産し続ける。

 存在の故郷。それぞれが、ひとつひとつの輝きをもった世界。
 そこに還る為に生きているのか、それとも、そこから離れようとして生きているのか。

 とは云えやな、やっぱし、『私だけの幸せ』は欲しい。
 恋人も欲しい、金も欲しい。地位も名誉も欲しい。。。
 煩悩が泣いている。