坊主の家計簿

♪こらえちゃいけないんだ You
 思いを伝えてよ 何も始まらないからね

1日中ボーっと。

2007年08月31日 | 坊主の家計簿
 8月31日

 雑費  地下鉄回数券       3000円
     居酒屋          2300円
     100円ショップ15   1575円
     葬式しきたり本       105円 
     SOY JOY6        528円
     クリームブラン2      186円
     シャンタンXO      1200円
     チーズパン         157円
     ラーメン          630円

 合計               9681円
 8月累計           172703円

 お休みなので起きても体も頭もお休み。
 夕方に所用があったので、少し早い目に街に出る。んが、全ての行動に時間がやたらとかかる。だってお休みだし。
 100円ショップでサプリメントや食材等を買うのも、無茶苦茶時間がかかった。
 所用、っちゅうか、会議、っちゅうか、集会、っちゅうか、まあ、そんな集まり中もボーっと。喋り出しても自分で「あれ?」っと。
 後に居酒屋で酒を飲みと途端に眠たくなる。だってお休みだし。
 しかーし!帰りの電車だけは御仕事モード。だって終電で寝てもうて終着駅まで行ったらシャレにならんし。

釈安住の閃光

2007年08月30日 | 坊主の家計簿
 8月30日

 雑費  缶コーヒー       120円
     レンタル3       300円
 食類  豆腐          100円
     湯葉          200円

 合計              720円
 8月累計         163022円

 ふ~、と。明日はお休み、お休み。けど、その分だけ今日は忙しい。
 ので→サボって(筆ペン練習をでんな)借りて来た『あずみ』『あずみ2』を観る。
 あ、もう1本のレンタルは『ただ、君を愛してる』。非常に迷ったんだが、やはりあおいちゃんの眼鏡っ娘姿に負けてしまった。

 『あずみ』『あずみ2』は、週末、っちゅうか、明日休みやし。まだレンタル中で観てない2本は地味っぽいし。派手で楽で単純な映画で出来れば時代劇もんが観たかったので借りる。

 しかし、あの上戸某という娘さんはなんであんなに人気があるのだろうか?好みの問題もあるんだろうが、まあ、どっちかというと好みの方ではあるのだが、それ以前にセリフも云われへん、芝居も出来ひん役者はアカンやろ。安藤美姫をみてみい。スケートまで滑れるねんぞ。そんなに上手いことないけどやな。っちゅうか、世界チャンピオンなのか。。。でも、演技は下手やなぁ。。。バレエでなく、ダンスやんけ、あれじゃあ。まあ、別にダンスでもエエのかも知らんが、今日の報道ステーションで観てたら演技がクサい。村主みたいになっとるぞ。演歌でも歌いだすのか?ミキティーはポップやろ。ポップな演歌はなぁ。。。

 ん?『あずみ』『あずみ2』や。高島礼子が「ナンボのもんじゃい!」と云ったセリフがよかったな。思わず笑てもうたやんけ。
 「ナンボのもんじゃい!セリフもよう云わん、芝居もよう出来んおなごが」
 ん?ちと違うか。

 とりあえず『あずみ』『あずみ2』は阪神ファンは観ない方がエエ。
 「おのれ、あずみめ。。。きさまも巨人と中日の味方か。。。」と4.5ゲーム差の怨みが出てくる。
 「お前なんぞ藤川の球打てるわけがない。藤川で一発や」と。

 大阪人は今でも『大阪冬の陣』での徳川の和平条約不履行の怨みを忘れてないで。裸の城にしやがって。だから夏の陣では篭城出来ひんかったんや。城外で闘うしかなかったんや。
 っちゅうか、あそこは元々石山本願寺があった場所でもあるのだが。。。

 やられた怨みは忘れない。
 朝鮮半島には『怨(ハン)』という概念があるらしい。詳しくは知らん。けど、「この苦しみを他の人達に残したくない」というのが好きやな。怨みを昇華する。個人的な事柄だけでなく、人間の業として。だから告発して問題視していく。
 「自分が苦しい。だから、この苦しみを後の世代に伝えたくない」とか。

 『あずみ』『あずみ2』では、侍が見事に描かれていた。あずみは忍者やけど、まあ、『侍』でんな。殺し合う。「なんなんだ、これは」と、あずみは最後辺りに語る。でも、『侍』として使命は全うする。刺客として相手を殺す。敵も味方も含めて多くの血を川の様に流す。
 『侍』である事を捨てればよかったんだ。そういう場面もあった。でも、あずみは『侍』として使命を全うする。
 映画のラストシーン。使命を全うしたあずみが『どこに行くのか?』が描かれないままで終わる。
 きっと『あずみ』は『安住』と名告って生きて行くのだと思う。

【『我々は不善法を行じたことにより、長いこと近親を滅ぼすことをしてきたのだ。それならば、我々は善法を行じようではないか。では、どのような善を行じたらよいのだろうか。そう、我々は殺生を禁じよう。我々はこの善法を受持することにしよう。』 】(転輪聖王獅子吼経より)

【吾々は、かならず卑屈なる言葉と怯懦なる行為によつて、祖先を辱しめ、人間を冒涜してはならぬ。】(宣言より)

 『あずみ3』を製作する予定はないのか?侍としての立場で使命を全うしただけとは云え『殺人鬼』だったあずみが罪の意識に気づき平和を求める。

【殺し殺されるという状況の中で、なお殺しにくるものを信頼して、殺されながらも殺すものを信頼し、そして兄弟であることを行証するのです。
 信頼するからこそ「それはおかしい、やめなさい」と言うことができるのです。殺されてでも「それはおかしい、やめなさい」と言うのです。「それは真実ではない」と、殺されながらもはっきりと言っていく。これが「行証」です。
 もし、自分が殺す場合には懺悔して、だから殺さないものとして立ち上がって行く。これが、殺したものに対する報恩です。】(竹中智秀『阿弥陀仏の国か、天皇の国か』190ページより】

 

弱いワシ

2007年08月29日 | 坊主の家計簿
 心優しき皆様へ。
 まずは、ここ(http://charapre.jp/user/nomination.php)のNO.14に投票して下さい。


 8月29日

 食類  豆腐          120円
     発泡酒         175円
     ミンチ         169円
     モロヘイヤ        78円
     水茄子         118円
     たくわん        100円
     コロッケ         35円
     さんま          79円
     麺類4         100円

 合計              974円
 8月累計         162302円

 え~。。。昨日観たDVDが最悪だったので昨日の文章、荒れとるのぉ。。。っちゅうか、意見は変わらんが。持論だし。
 新設された『地方・都市格差是正担当相』っちゅうのは単に地方に対する金のバラ撒きだけの話である。民主党の『農業バラ撒き政策』に対する反論でもなく、「やっぱり地方に金をバラ撒かんと選挙には勝たれへんのか。。。」という非常に情けない話であって、国賊の政策である。それだけの為に『地方・都市格差是正担当相』というのが出来たわけやね。ホンマに地方と都市部の格差を是正するのなら、まずは地方と都市部の宅地にかかる固定資産税を統一してからモノぬかせ。当然、地方からの反発が怖くて出来ひんやろうが。都市生活者は郵便料金だけでなく、どれだけ地方に搾取されてると思ってるねん。まあ、続きは今度にしよ。

 今日は『チルドレン』を観る。
 小西真奈美タンを観たいが為だけの理由で借りて来たDVDであって、その割に真奈美タンの出演が少なくて、その意味では失敗。しかし、新たな真奈美タンの映像を観れたので、その部分では満足。
 それ以外にも、以外とよかった。『世界の荒鷲の息子』もなかなかよかったし、ストーリーが結構よかった。『ストーリー』っちゅうよりも『テーマ』かな。
 『人は変われる事が出来るのか?』っちゅうテーマ。まあ、個人的な見方なんだろうが。
 『チルドレン』の中ではそれを奇跡を呼ぶ。奇跡なんぞ奇跡だから滅多にない。けど、「奇跡を信じられないのなら人間なんて辞めてしまえ!」みたいなセリフがあった様な気がするのだが、まあ、全体に流れるムードから感じとったのかな。
 真奈美タンも万引き少女だった。当然ドラマの中ではなんだが。大人になっても万引きを続けていた。でも世界の荒鷲の息子との出会いによって変わって行く。世界の荒鷲の息子もある先輩との出会いによって変わって行く。それぞれが、それぞれに人生の中の人間関係によって変わって行く。

 そんな『奇跡』を信じる、っちゅうか、自分自身の事として証明出来るのだが。当然、人間関係の中で「育てられ」たからなんだが。
 『他力』って、まあ、仏性の事なんだろうけど、同時に人間関係の中でしか仏性なんぞ育たんし。お世話になった人達からしか『法』とか『教え』なんぞ聞いてないし。本だって誰かが書いたもんやし。南無阿弥陀仏という「念仏を申しなさい」という勧めだって、そうなんだし。故に『他力といふは如来の本願力なり』のはず。

 【「弱い自分」に還ることを、今、待ちつづけて下さる如来の慈悲の働きを「自来迎」の言葉で教示されているのではないでしょうか。
 あなたは、あなたのままに精一杯泣いたり笑ったりして安心して生きなさい。どのようなことが起きようとも、あなたの苦悩の中で、悲しみ、苦しみ、喜びを共にする、如来が我となっていつも生きてゆきなさいと励ましてくださるのです。その名告りが南無阿弥陀仏です。】(『真宗』2007年9月号 4ページより)

 


 
 ちなみに今一番好きな言葉は『蒼井優』だ。ああ、なんという美しい言葉だ。『小西真奈美』という言葉や『宮崎あおい』という言葉よりも美しい。。。

御涙頂戴物語

2007年08月28日 | 坊主の家計簿
 8月28日

 雑費  タバコ10       3000円
     レンタル         300円
     公文学費        4200円
 食類  鯖イカ鮭巻き寿司     200円
     トロサーモン       100円
     鱧飯           200円
     野菜ジュース6     1068円
     キムチ           99円
     ノンフライカップ麺2   136円
     コンニャクラーメン4   392円
     チキンラーメン5     196円

 合計              9892円
 8月累計          161328円

 レンタルは
 『怖い顔』
 『ヨコハマメリー』
 『チルドレン』
 『大切な約束』
 の合計4本なんだが、ツタヤのカード更新クーポンで3本は無料。

 『大切な約束』を観る。
 なんとなくクレジットに書いてあった貧しい親子の物語かと思って借りたのだが大間違い。大失敗。いわゆる『頭の痛くなる感動作』というヤツである。だいたい、この手の作品は借りないようにしている。よって、小西真奈美タンの『天使の卵』も借りてない。
 
 実話なのか、会社が作った話なのか知らんが、そういう『背後』の物語で感動さす歌にロクな歌はない。当たり前だ。歌だけで勝負出来ひんから『お涙頂戴物語』で感動を誘っているんだろうし、そういう『お涙頂戴物語』が好きな人もいるんだろう。

 しゃて、新安倍内閣。今回は『地方・都市格差是正担当相』とやらが新設されるらしい。大事な事なので頑張って頂きたい。
 地方と都市部の格差は凄い。まずは都市部の家賃の高さだ。
 うちの部屋は建設してから半世紀近く経ったオンボロ団地の1DKである。家賃は共益費込みで32000円ぐらい。これが地方では恐らく同じ家賃では半額以下であろう。ちなみに築10年程なら4万ちょいぐらい。これも地方では半額近くであろう。その逆に例えば地方で家を買う。3000万でなら豪邸が建つだろう。都市部では6000万ぐらいの豪邸が建つだろう。この格差をなんとかしなければいけない。
 次に食の問題である。都市部ではまず『水』を買わなければならない。ケチな私は水道水でお茶を作って、それを冷やして飲んでいるのだが、これと水道の水をそのまま飲める環境とでは全然違う。また、『庭で取れた野菜』なんぞもない。『自分の畑で作った野菜や、米』なんぞもない。前の海で釣れた魚なんぞもない。貰い物でそれ等のものを近所の人達から貰える事もない。このように地方と都市部では食の環境が全然ちがう。この格差を是正して頂かない事には税金を払っている意味がない。。。

 え?!違うの?地方と都市部の格差って『地方』の問題なの?地方に金を落とす為のものなの?
 へ~。。。また、都市部から金を奪いやがるのだな。地方は。

 『地方の駅前シャッター通り』という神話がある。如何に地方の経済が貧窮しているかの証明みたいによく映像で流される。けど、あれは嘘である。シャッター通りの代わりにイオンだったりセブン&アイがある。別に地方の人達の生活が買い物出来ない程困窮しているわけではない。また、駅前のシャッター通りの店を潰したのは都市部の人間ではない。地方の人間である。地元の人達が店を潰しただけの話である。
 その責任が何故都市部に負わされなければならないのか、私には全く解らない。

 さっきも書いたが、地方には金にならないものが多く流通しているのではないのか?フキノトウ等の山菜を庭や近所でとってくるなんぞの話もよく聞く。自分の畑・田圃、あるいは近所の人達から貰ったなんぞの話も聞く。魚等も。あれ等全てを金換算したらエエのではないのか?
 例えば同じ年収300万であっても、地方と都市部とでは、その生活内容が全然違うのではないのか?住や食に関する金だけでも。衣は『ファッション』になったので全国的に変わらんだろうが。

 だいたい、うちでもそうだが、地方は本家である。なして、いつまでも『本家』の為に貢がなければならないのか?
 まあ、理由は端的である。票の格差である。都市部と地方では、まあ、だいたい地方の方が1票の重みが違う。よって都市部をターゲットにするよりも地方を優遇した方が議席につながるに決まってまんな。
 そして映像で映し出す。駅前のシャッター通りを。同じ地方の人達が潰した商店を映し出す。
 で、御涙頂戴物語でんな。

 とは云え、地方に仕事がないのは確かである。地元の人達に潰された商店主は当然の如く都市部に出なければならない。
 都市部で生活していると『歌の為に』とかいう道楽ではなく、純粋に生活の為に都市部に働きに行かなければならない人達に多く会う。

 一番印象的だったのが、あれは確か16歳ぐらいの時だったと思うのだが、旅行で広島に行ってサウナに泊まった。そこで同じ歳の兄ちゃんに会った。たった一晩だけやけど色々と喋った。何やら地元で仕事がないから親子で長崎県・平戸から大阪に働きに行くらしかった。今は何をしてるのか知らんけど、生活の為に地元を離れた彼の事は今でも憶えているくらいには私の人生に影響を与えているんだろう。

 だから、仕事を作る、つまり、地方分権や会社・工場誘致なら解るが、同じ地元の人がやっている商店を潰す地方の人達にこれ以上金を奪われるのは真っ平御免だな。
 「村の郵便局がなくなる。郵便料金が上がるかもしれん」等々の寝言は都市部の住宅等の格差を是正してからモノをぬかせ。どこぞの政党、つまり地方の議席が欲しくて下らん紙芝居なんぞをやったりと『御涙頂戴物語』で騙される都市部の人間は、まあ、『道楽』としてはエエかも知らんが、こっちはそんな『道楽』に付き合う義務なんぞ一切ない。郵便料金と住宅にかかる金の計算をした事があるのか?

 ん?なんか全然違う事を書いているのだが、駅前のシャッター通りの話だ。
 まあ、『昔からやんけ』と云ってしまえばそれだけの話なんだが、あれは『人情の欠落』っちゅうか、人間関係の崩壊やろ。
 イオンやセブン&アイ等のスーパーよりも、やっぱり個人商店との付き合いの方がより一層顔が見える関係である。それはこの辺だってそうだ。確かにスーパーに行っても同じ時間帯には同じ人が働いてたりするので顔なじみになるが、私は無駄口をしないし。でも、個人商店では少し違う。「暑いな~」ぐらいは云うし。
 私は金に煩い。特に飲み屋をやってたし。飲み屋なんぞ端的にお客さんの飲み代で私の生活が成り立つ。でも、飲み屋は他にも沢山ある。その中で私の店を選んでくれたわけだ。私の店で大切なお金を払ってくれたわけだ。有り難い話、ホンマ有り難い話や。
 逆に私も飲みに行く。「どうせ飲みに行くんやったらあの店で」っちゅうのがある。同じく「どうせ焼酎買うんやったらあの店で」っちゅうのもある。「どうせ豆腐買うんやったらあの店で」っちゅうのもある。その他諸々と。
 金を払う、買い物をする、っちゅう事は、その人(店)の生活を支える事である。多少高かっても『道楽』でも、エエやん。その人との関わり、人間関係でっせ。
 村社会、っちゅうか、地方っちゅうのは、そんな事を大事にして来たのではないのかな?別に『地方』だけではないんだが。実家の近所(大阪の下町)もそうだったし。「○○を買うのならどこそこ。」と、近所に万代百貨店がありながらも、うちではそうやったし。
 そんな人間関係が地方でも壊れて来ている。その象徴が地方の駅前シャッター通りだ。

 だいたい、『御涙頂戴物語』なんぞよりも、それぞれの『人』、っちゅうか、『人生』っちゅうのはもっと渋いで。どんな人生だって。それが『御涙頂戴物語』なんぞの頭の痛くなる感動物語なんぞに集約されるから『人間』を忘れて行くんや。
 
 

別れの反動

2007年08月27日 | 坊主の家計簿
 8月27日

 雑費  クエン酸飲料       120円
     歯医者         1390円
     歯ブラシ8       1200円
 外食  ラーメン         590円
 食類  しそワカメふりかけ     98円
     発泡酒          175円
     ショウガ漬物       168円

 合計              3741円
 8月累計          151436円

 ♪さよなら あなたに出会えて嬉しかった
  (映画『さびしんぼう』のテーマ曲より)

 うるうるうる。。。今日は最終歯医者なのだ。この半年近く『親知らず疑惑→実は歯の神経が腐ってました』から続いた歯医者通いが今日で最終だったのだ。。。
 思えば最初は勘違いだった。
 「君は理想の眼鏡っ娘ではないのか?」
 から、
 「理想の眼鏡っ娘がグレてしまった」
 になり、そして別人格と発覚した、『元理想の眼鏡っ娘』との別れの日である。
 別れの日に相応しく、最終日は歯の着色落としである。『元理想の眼鏡っ娘』の歯磨き指導の御陰で歯石はほぼ付いておらず、タバコで汚れた着色落としである。
 『元理想の眼鏡っ娘』に着色汚れを落として貰いながらこの半年近くを思い出す。
 うるうるうる。。。

 というか、『元理想の眼鏡っ娘』は同じ団地に住んでいるらしい。別にストーカーをしたわけではなく、たまたま朝帰りの時に出勤時の『元理想の眼鏡っ娘』と団地前ですれ違って挨拶したし、昼の休憩か仕事が終わったのか知らんが一度『元理想の眼鏡っ娘』に帰宅時にチャリで追い抜かされて行った事があって、その時に団地に入っていったし。
 つまり、新しい時代に突入したわけだ。。。

 と、昼間、仕事中に余りにもしんどくて「これはちょっとヤバイかもしらん」と自動販売機の前でクエン酸飲料を一気飲みして楽になったが、歯医者から帰って来てやっぱりしんどくて爆睡してしまった夏バテ、っちゅうか、昼間は熱中症になりかけだった中年の妄想。。。

 長い夕寝から起きたのが0時過ぎ。つまり24時過ぎ。
 「どうせやったら朝まで寝かせろ!」なんだが、目覚めてもうたもんはしゃーない。
 映画『blue』を観てた。ビデオで持ってるし、この前新潟に行ったし。やっぱり綺麗な映画やな。夏休みに新潟に行った理由の一つにラストシーンの海が観たかった、っちゅうのもあるし。別れた後のラブレターの海の映像。

 しゃて、小池防衛大臣も終わったらしい。先に「だから、私は辞めるのよ」とか云ったらしいが、あれはエエな。正解やで。
 だいたい、軍隊なるものは基本的に男社会である。その中で女性大臣っちゅうのは反発が多いやろ。端的に女性差別なんだが、他の省庁ならともかく『防衛省』は「いざ」っちゅう時の自衛隊の士気にも関わるし、まあ、正解やな。同じ女性でも櫻井よしこ氏とか曽野綾子氏ならともかく、小池はなぁ。。。
 とは、今日までの話であって、歯医者に行く前後の報道をひたすら観てたんだが、かなり評価が上がっているみたいだ。
 まあ、当たり前やろ。今回の辞め方もカッチョよかったし、政治的判断としてもエエ。小池氏がこのまま防衛大臣に留まってたら防衛省内の反発が凄かったやろうし、それは得策ではない。結果オーライでいうのなら、小池氏は防衛族のトップの首を切った手腕を防衛省内でも評価されるであろうし、その上で自ら『辞めた』っちゅうのも武士らしい。それが計算の上である事も武将としては評価出来る。しかも『女性』である。

 今は安倍氏である。次は親戚の麻生氏になるのかな?まあ、それでも武将・小沢に勝てるとは思えない。
 っちゅう事で『小池自民党総裁』路線なんだろう。
 これは女性票を期待出来る。つまり『日本初の女性総理』っちゅう事が期待出来る。つまり『女性』を利用してるわけやね。女性差別の逆利用でんな。
 え~。。。冷静になった方がええぞ。。。

 

♪一生一緒さアヒルンルンルンルン

2007年08月26日 | 坊主の家計簿
 8月26日

 食類  むきエビ          187円
     もやし            45円
     モロヘイヤ          78円
     うどん玉           18円
     牛ホルモン         245円
     発泡酒           175円
     納豆             78円
     豆腐             88円
     ピーマン           68円
 雑費  喜界島          1890円

 合計               2872円
 8月累計           147695円

 いや~、見事に頭が回らん。っちゅうか、ここ最近ずっとなんだが。
 今日はヘタってゴロゴロしながら本を読んでたんだが、ものの見事に頭に入らん。あまりに頭に入って来ない事が面白くってひたすら本を読んでもうたやんけ。
 だいたい『内山愚童』と『内村鑑三』で合っているのは『内』だけなんだが、内山愚童について書かれた事を読みながら「へえ~、内村鑑三って元々は禅宗坊主やったんか?その後にキリスト教に改宗しはってんな。」と脳味噌は動く。間違いだと気づくまでに1ページかかったやんけ。。。
 え~、この事はあくまでも内々に。。。

 って、オモロイ事も出てけえへんなぁ。。。ベタベタやなぁ。。。

 って、なんでオモロイ事を書かんとアカンねん。
 「芸人として当然ではないか!」
 って、別に芸人違うしなぁ。。。
 「僧侶として当然ではないか!」
 って、なぁ。。。仕事中はちゃんとやってるしなぁ。。。一応「お互い大変でんな」の気持ちを含めた軽い笑いは取る等に心がけてる(?)つもりやし、っちゅうか、ここは『大阪』なので別に『僧侶』でなくともその辺のオッさん、オバはんでもごく普通の事やし。「まだまだ暑いでんな」を笑いながらいう土地柄やし。

 まあ、変わらず自分を『何か』によって追い立てているわけでんな。ありもしない『何か』で追い立てているわけでんな。
 『こういう風になりたい』
 『ああいう風になりたくない』
 と、でんな。

 

ストリーク

2007年08月25日 | 坊主の家計簿
 8月25日

 雑費  缶コーヒー         120円
     ガソリン代         423円
 外食  回転寿司          420円
     長崎チャンポン餃子     748円

 合計               1711円
 8月累計           144823円

 所属寺学習会。今日は原チャリで行く。
 1 電車に乗り遅れた
 2 電車代が勿体ない
 3 暑いし
 っちゅう事で。
 片道1時間少々。気持ちよかった。来月も原チャリで行こ。

 っちゅう事で学習会報告。
 諸々の話をしている時に
 「甲子園最後のマウンドで江川は」とか、
 「ロッテの26番は」とかの話になる。
 仏教の話をしているにも関わらず、その説明を野球でやってしまう坊さん達であった。



It's Only 浄土真宗

2007年08月24日 | 坊主の家計簿
 8月24日

 雑費 1泊研修       10000円
    アミノ酸飲料       150円
 外食 和風ラーメン       409円
 
 合計            10559円
 8月累計         143112円

 仕事後1泊研修。
 なんだが、明日の仕事があるので終電で帰る。

 っちゅう事で寝る。

 http://d.hatena.ne.jp/komasafarina/20050315

 

灯明

2007年08月23日 | 坊主の家計簿
 8月23日

 雑費  100円ショップ     1050円
 食類  茄子            100円
     もずく            74円
     発泡酒           175円
     胡椒            148円
     唐辛子            68円
     七味唐辛子          68円
     水茄子           128円
     豆腐             69円
     うどん            15円
     イカさし&数の子      100円

 合計               1995円
 8月累計           132553円

 俺って栄養足りてるのかな?『栄養』っちゅうかカロリーか。
 夏休み旅行から帰って来た日に、「しんどい、今日は外食じゃ」と御近所メシ屋でおもくそ喰って、で、御近所温泉へ。体重量る。予想ではさっき大盛り飯喰って来たバッカリやし、新潟ラーメンツアーの帰りでもあるので「68.5までは許そ」だったのだが、67キロしかなかった。まあ、その前のプチダイエットが成功したんかも知らんが。
 で、旅行中は結構食べたと思うのだが、基本的に胃が小さくなったんだろう。袋のインスタントラーメン一杯で腹が一杯になる。以前は御近所で売ってる200円のちらし寿司(普通に1人前)+インスタントラーメンだったのが、今は喰えん。
 焼き飯ラーメンセットなんぞも食べようとも思わん。
 まあ、普通に食欲もあって夏バテではないと思うのだが。。。カロリー足りてるのかな?

 いや、何が云いたいかというと『しんどい』のだ。体が。今日なんぞは仕事が暇だったので本読んでたらそのまま4時間半の長い昼寝後もしんどい。しんどい、しんどい、ああ、しんどぅ、しんどう、しんどう、しんどうさんビールと焼そば。。。
 って、いう位にしんどいのだ。ぅぅ。。。夏休みはあんなに元気に重たいリュック背負って歩き回ってたのに。。。って、そんな事してたからしんどいねんな。

 知らない町を歩くのが好きだ。別に観光名所でなくとも。色んな所に色んな人が住んでて、それぞれの文化がある。
 新潟を歩いてて気になったのだが、新潟には『豚汁定食』の店があった。結構あった気がする。『気になるぐらい』には。
 別に新潟だけの話ではないのかも知れん。でも、大阪ではあんまりない。ほぼ見た事がない。よって私の頭の中では『新潟=豚汁定食』。地元では『当たり前』なのかも知らんけど。

 当たり前の生活。大阪でなら『豚汁定食』とかではなく『焼きそば定食』だったりするのだろうが、慣れ親しんだ店に600円を握りしめて行く。
 いつものオッちゃんとオバちゃんが居てて、いつもの味がある。いつもの風景。

 最近は珍しく引っ越ししてないが、私はよく引っ越しする。引っ越しして新しい部屋と新しい町。慣れ親しむまで時間がかかる。若い頃は結構それも楽しかったんだが、最近は40前にして『しんどい』。何処に何が置いてあって、何処に行ったら何が買えるのか?っちゅうのに慣れるのに結構しんどい。

 地震はそれを一気に奪う。
 別に地震だけではないんだろうが。

 当然、諸行無常であり、苦である。
 けど、やっぱりしんどいで。
 「ああ、お坊さんの云うてた通りや、ホンマに世の中は無常でんな。。。ありがたや、ありがたや、南無阿弥陀仏、南無阿弥陀仏。。。」とはナカナカ大変でっせ。

 柏崎は町全部が焼けたわけでもない。学習塾だって開いてる。そんな中で仮設住宅にも灯りがあった。

 

風に吹かれて

2007年08月22日 | 坊主の家計簿
 8月22日

 雑費  チャリンコ修理      200円
     散髪          2000円
 食類  発泡酒          175円
     レモン果汁3       204円
     むき海老         229円
     麻婆豆腐の素       100円

 合計              2908円
 8月累計          130558円

 仕事終わって散髪行ったら終了。ムチャしんどいので「よっしゃ、このまま朝まで寝たろ」と密かに決意する。
 んが、22時前から大阪嵐。雷が大変で寝てる場合やないっちゅうねん。ピカピカするし、ごろごろドッカーン!やし、煩い、っちゅうねん。

 しかし、頭が回っとらんのぉ。。。やっぱし4泊5日で夏休み全部を旅行に使ったのは「年齢を考えろ」っちゅう感じやな。

 チャリンコのチェーンを散髪してる間に交換してもらおうと近所のチャリ屋に行く。チェーンが伸びてるだけやなく明らかに曲がってるし、よく外れまんねん。
 チャリ屋の兄ちゃん。作業中の手を止めてくれて私のチャリンコを諸々いじる。どうやらクランク(両ペダルの間)が欠けてるかも解らん、との診断結果だったのだが、なんとかチェーンを直してくれて、「これでダメやったらクランク交換して下さい」との事。
 料金を払おうとしたら「200円です」との事。
 「え?」と思いつつ、「悪いなぁ。。。」と思いつつ、ちと感動する。エエ仕事してまっせ、兄ちゃん。

 私が普段やっているのは『仏事』である。仏事なんだが、お盆が象徴的な様に非常に謎の儀式でもある。当然、色々と説明したりもするのだが、あんまり伝わっているとも思えない部分が多々ある。

 仏壇(お内仏)を受け継ぐのは多くの場合長男の嫁である。決して『長男』ではない『長男の嫁』である。
 で、この『長男の嫁』が独立していたら問題ないのだが、多くの場合はあり得ない。『親戚の嫁』という人達が居る。当然、煩い。あれやこれやと色々と口出しする。

 東西本願寺と云うが、東西本願寺でも少し違う。『公式』っちゅう部分で違う。端的に焼香の仕方すら違う。でも「同じ門徒」である。
 
 「うちでは仏壇はそんな風にせえへんで」
 「お盆には・・・・・」
 「葬儀には・・・・・」
 「法事には・・・・・」
 等々。

 聞かれる私。もう、「宗教が違いまんねん」としかいいようがないのだが、長男の嫁の苦労はそれだけではすまない。「うちに来る坊さんがこういうてた」だけで済む話なら問題ないんだろうが、「うちは真宗大谷派やねん」だけで済む話なら問題ないんだろうがそうとも行かない。
 特に大阪は色んな地方から来られた方々も沢山居られる。色んな宗派がごっちゃぐちゃになっている。それが仏事にモロ出る。

 私は色々と説明した後、「でも、それぞれの家の風習ってあるでしょ?色々と云われるでしょ?」と逃げ、「でも、次に伝える時はちゃんと伝えて下さいね。」と逃げる。

 恩師からの宿題が『服忌』だった事もあって(当然まだやってません。。。)、『お盆』がいつも以上に気になる。極論でいうと真宗仏教には一切関係ない。というか、ほぼ仏教全般に関係ない。
 なんだが、そんな事は机上の空論である。事実深く根付いてるんだし。

 ふと、流罪親鸞に想いを馳せる。当然、当時とは状況が全然違う。

 恩師が以前に面白い事を云ってた。「伝わらなかったら新しい課題を頂いたのだ」と。

 そういう課題が山積みである。山積みになると逃げたくなる。「かないまへんで」と。「無理でっせ」と。「どないしまんねん。」と。

 ふと、違う恩師が「私はノロマな亀です。亀は亀なりのすこしずつ歩んで行きたいと思います」と云ってた事を思いだす。

 話は飛ぶのだが、終戦の日は何故8月15日だったのか?厳密にいうと玉音放送が流された日であり、今日私達が『終戦の日』と呼んでいる8月15日。
 終戦当時の『お盆』が今みたいに8月15日が一般的であったのかどうかはまだ調べていない。
 んが、今日8月15日が『お盆』であり、『終戦の日』である事に妙な想像が頭をよぎる。
 「日を選びやがったな」と。
 『お盆』と『終戦の日』は余りにも似合い過ぎる。日を選んだのであればある意味正解だったのかも知れん。『お盆の御先祖』に戦争で亡くなられた方々も居られるのだから。

 旅行中にラーメン屋か居酒屋で読んでた新聞に霊に関するアンケート結果が掲載されていた。『お盆に霊は帰ってくるのか?』とかいう感じ。新潟のローカル新聞でのアンケート調査。
 数字はうる憶えなんだが、確か400人ぐらいが「戻って来る」と。100人ぐらいが『戻って来ない』と。『千の風』の流行から来るアンケート調査だったらしい。

 漠然とした宗教観が漠然と固定化されて漠然と受け継ぎ伝えられて漠然と固定化される。そこからまた新しい宗教が生まれて来る。
 日本は神道と仏教という今日からの視点でみると全く正反対のものが一緒であった時代の方が長い。そこに儒教やら何やらがゴッチャになって居る。
 だからといって排他的な原理主義は好きではない。あれは他人を馬鹿にしているだけだ。

 
 【吉水教団の弾圧をした南部北嶺を代表する仏教は仏意にかなったものではなかった。そして師法然の一生の仕事は何であったかを思惟しながら、流人の身として辺鄙の郡類の生活そのただ中で顕らかにしようとする宗祖であった。
 そのたしかめの道として、いつのまにか、宗祖は非僧非俗、愚禿釈親鸞と名告った。その名告りの内実は何を意味していたのか、居多ケ浜の海は呼びかけている。】(石川正生氏 『真宗』昭和47年6月号ページ6より)

 お盆等の仏事。それぞれの意見の中に私の意見もある。

 

残暑見舞い

2007年08月21日 | 坊主の家計簿
 8月21日

 雑費  缶コーヒー         120円
 食類  カレールー          98円
     味噌            338円
     水茄子           110円
     万願寺唐辛子        100円
     たくわん          100円

 合計                866円
 8月累計           127650円

 仕事後歯医者へ。
 歯医者まで少し時間があったので洗濯物を畳んだり、ボケーっとテレビを観つつ時間を過ごす。
 「休み明けで体がしんどいのに何で歯医者なんか予約してもうてん。。。」と自分で自分に対して愚痴る。
 で、歯医者へ。受付で先に来てた患者さんの対応をしてた娘さんがキョトンとした顔で私を見る。
 手に持った診察券を見てみると、あれ?来週だったのね?そういや予約する時に最初は今日にして「あ、でも休み明けやししんどいなぁ。。。」と変更して貰った事を忘れてた。

 と云う様な残暑厳しい日々が続きますが皆様もくれぐれ気をつけて下さい。
 そして長期ロードが終わった阪神タイガースが甲子園宮城に帰って来て→首位→優勝する事を心より願いましょう。

 

無駄の味

2007年08月20日 | 坊主の家計簿
 8月19日

 ソースカツ丼         380円
 本3            1100円
 冊子              40円
 数珠修理代(5本)     2200円
 本3             700円
 晩飯             800円
 温泉マッサージ       1000円
 サロンパスみたいなもん    733円
 発泡酒            175円
 ところてん           68円
 
 合計            7196円
 8月累計        126784円

 今日は帰るだけなので、起きて金沢別院に御土産買いに行く。昨日買った以外にもあるやろうし。
 で、
 『お盆』の冊子
 『平野修 真宗の教化』
 『和田稠 遇いがたくして今』
 『和田稠 流罪と靖国』
 を購入して上方へ。首位まで2.5ゲーム差の上方へ。
 こら、北陸、越の国の人達。塩辛いぞ。塩分濃度高いぞ。腎臓大丈夫か?腎臓。っちゅうか、元々そうやったら大丈夫なんかもしらんが。

 京都によって数珠修理の受け取り。本山にお参りして、ついでに赤本(勤行本)と『古田和弘 宗祖親鸞聖人に遇う』『松野純考 いなかの人々と親鸞』を購入。
 しんどいので速攻帰る。

 しんどいので帰って晩飯を近所の食堂で喰って温泉へ。マッサージしながら仮眠。
 
 んで、帰って来てこうやって家計簿書いてるわけやね。
 
 今回の『新潟ラーメンツアー』で一番感じたのは『無駄』っちゅう事。
 多分、新潟4大ラーメンは工夫をすればもっと美味しくなる。
 だって地元の雑誌『こまち』とかいうののラーメン特集で大きく取り上げられていたのは当然の如く新しいラーメン。

 大阪にもある。新しいラーメン。腕のエエ才能のあるラーメン職人さんが作り上げたラーメン。
 「和食を本格的にやってました」
 「フランス料理をやってました」
 「イタリア料理を修行してました」
 等々。
 才能に溢れる若い職人さんが作り上げるラーメン。ラーメンという食を考え追求した人達が造るラーメン。
 まあ、美味いわな。『美味いだけ』やな。

 新潟でも大阪でも京都でも、どこでもそうかも知らんが、古くからある町のラーメン屋が老舗になる。ラーメンブームなんぞの以前から。そういう『ラーメンブーム』の中から御当地ラーメンが『発掘』される。
 けど、そのラーメン屋は昔からあったりする。
 最近のラーメン屋には無駄がない。洗練された味わいとでもいうのだろうか?『美味しい』を追求する。それは漫画『ラーメン発見伝』でもそうだ。『美味しい』を追求する。

 でも、ラーメンは所詮ラーメンだ。獣の骨を煮込んでナンボのもんでっせ。才能の溢れる『料理人』が造る『美味しい』を研究したラーメンと御当地ラーメンとではチト違う。
 それは『無駄』ではないのか?
 多分、純粋に『美味しいもの』を追求したら今回喰って来たラーメンの味も変わって行くのかもしれない。それはそれでアリなんだろうが、でも、『ラーメン』でっせ。
 一杯500円、600円の食べ物。日常の食べ物。安心出来る食べ物。
 御当地ラーメンっちゅうか、古くからある愛されたラーメンにはきっと『無駄』が沢山あると思う。それぞれのラーメンの個性を活かす為や、美味しさを追求したらならばその無駄を省いた方がエエのかも知れん。
 でも、その『無駄』がそのラーメンの隠し味になって、ラーメンに深みを出している。
 そんな気がする。

 人生もそうじゃん。理想を求める。それはそれで素晴らしい。でも、無駄を造らない。無駄を省く。無駄を卑下する。無駄を馬鹿にする。
 無駄な時間を過ごしている事を情けなく思う、感じる。
 充実した『理想』を求める。無駄を憎悪する。

 無駄な時間を今回の旅行ではホンマに沢山してきた。きっともっと能率よく廻る方法もあっただろうし、そういう情報を仕入れればよかったのかもしれん。
 そうやって、あくせくアクセクする。
 無駄を省く。自分の思い描く通りで生きて行く。所詮、『自分』だけ。自分が描いた自分だけ。

 色んな所で色んなラーメンを食べつつ、そんな事を考えてたら帰りに読んでた『松野純考 いなかの人々と親鸞』の中で茶室の話が出て来た。しんどいので引用できんが、茶室は少しだけ散らかすらしい。完全に整備しないらしい。少し散らかす事によって客が安心出来るらしい。
 まあ、『茶室』のそういうポリシーは好きではないが、『無駄』があった方がエエやん。

 理想の味を追求して無駄を省いて行く。どんどん、どんどん理想を求める。でも、それは人間であったり、私であったりの理想。無駄を排除した味。確かに『美味しい』かも知れんが、感動は薄いぞ。無駄も含めてナンボやろ。それが御当地ラーメンとして永年愛され続けて来たラーメンの味やろ。

真宗王国

2007年08月19日 | 坊主の家計簿
 8月19日

 いなり蕎麦           310円
 城端別院            100円
 枝豆チーズパン         189円
 金沢仏青『聞』         500円
 本2              600円
 居食屋            2260円
 麦茶              103円
 カニかまチーズ         135円
 発泡酒             211円
 手取川             280円
 ホテル            4830円
 レモンティー          110円

 合計             9628円
 8月累計         119698円
 
 城端別院へ。「2時から法話をやってる」との情報を掴んだので間に合うように。
 しかーし!勤行の後の法話があれだけ長いとは。。。次の予定もあるので休憩時間(30分は法話してはった)の間に退散。
 
 金沢へ。そろそろお疲れモードなのでホテルに早めにチェックイン。シャワー浴びて、荷物の整理をしてから金沢別院へ。藤場先生講義。
 まず、腹が減ってた。そして疲れて眠たかった。
 んだが、結構メモる。録音機材(iPodでんな)も持って行ってたんだが、「まあエエか」とメモる。
 書き込んで居る今に元気があれば引用した部分なんぞを復習したいのだが、後日。
 ただ、非常にスタンダード(?)な法話から、つまり真宗門徒にとっての死後観、つまり『極楽浄土』の話から、その正反対である靖国神社の死後観に持って行った辺りは非常に藤場先生らしく、行ってよかった。
 当然『英霊』も含めた話なんだろうが、『特別な人になれないから『その他大勢』になるのではなく、『その他大勢』を『選ぶ』、凡夫の道を自らの選びとして生きて行く、その他大勢の人と一緒に生きて行く。』とか最後に云ってはったのが印象的。
 え~。。。当然ノート整理は出来てませんが。。。

 講義後、腹がぺこぺこだったので近所にあった『居食屋』っちゅう所で唐揚げ定食と餃子をつまみにビールを飲む。少し落ち着いたので近所を散策してみるが日曜日のせいなのか、駅前だからなのかよく解らんのだが、気になる店どころか店もあんまり開いてなく、しゃーないのでコンビニで酒を買ってホテルで飲んで寝る。

 『8番』やったっけ?〆はあそこで餃子とビール飲んでラーメン喰いたかったんだが。。。

 あ、金沢別院で土産に
 『田代俊考 ビハーラ往生のすすめ』
 『酒井正夫 はじまりは海』
 を買う。

柏崎

2007年08月18日 | 坊主の家計簿
 8月18日

 中華のカトウ        400円
 三吉屋           500円
 レンタサイクル       100円
 エチゴビール        267円
 蕎麦茶            98円
 筋子おにぎり        160円
 発泡酒           150円
 そばよし          700円
 海の家          1100円
 居酒屋          3765円
 さんぴん茶          98円
 野菜ジュース        102円
 ホテル          5250円

 合計          12690円
 8月累計       110070円

 朝5時過ぎに起きて三条別院へ。北原先生の講義。
 6時からなのだが、結構沢山の人が来られて居た。
 私は結構先生の好き嫌いが激しいのだが、北原先生はなんか好きだ。それは最初に「真宗仏教恐るべし」と感じた人だからだろう。
 なんか、最近は保守派の権化みたいな感じで評判がよくない。そういう噂を聞くたびに「そうか?」と思いつつも批判しているのだが。それだったら今、曽我先生が生きてても保守派でっせ。
 ただ単に真宗仏教が差別反対や、戦争反対等『だけ』になっている状況がある事を歎いておられるだけ。どこが『保守派』なんだろうか?
 朝の講義もそんな感じだった。『苦悩の人を捨てず』と。別に差別されている人『だけ』が、戦争状況におかれている人『だけ』が苦悩しているわけではない。
 朝の6時から7時までビッチリ1時間の講義。っちゅうか、法話か。でも、講義やな。見事な講義。

 で、新潟へ。駅前でレンタサイクルを借りていざ中華のカトウ本店へ。
 あっさりしてて好き。大阪に出店したらエエのに。きっと新潟よりも大阪向きのような気がする。

 三吉屋
 別に某有名2ちゃんねらーがやってる店ではない(笑)当然店内で激しい原始仏教の論争や、創価学会や親鸞会についての論争が行われて居るわけではない(笑)
 普通に美味しい。ホンマに美味しい。噂通りのしっかりしたコシのある細麺で、あっさりしてるけどコクがあって私には若干塩辛いスープ。魚介系も効いてまんで。

 海岸辺りをサイクリングして、電車に乗って柏崎へ。途中、余りにも汗をかいたのでビールを飲みつつなんだが。。。
 柏崎に段々と近づいて来るとブルーシートが目立って来る。バンドエイドを思い出す。傷にはバンドエイド。そんな感じで傷ついた家の部分にブルーシート。
 あと、都会に住んでると全く想像もつかなかったのだが、田圃のあぜにもブルーシートがあった。地震であぜが崩れたんだろう。
 柏崎の駅へ到着。駅前のホテルでシャワー浴びて町へ。
 なんと、そばよしが大丈夫みたいではないか!思わず走り出す。で、チャーシューメンを頼んだのだが、噂にたがわずもの凄くチャーシューが多い。しかし美味いので別に問題はない。予想外だったのは麺も多い。喰いつつ「大盛りと間違えてないやろなぁ。。。」と。でも支払いはチャーシューメンの値段だったので、あれで普通盛りだったんだろう。。。腹がパンパン。

 夕焼けの時間なので海へ。
 地震で潰れた家なんぞもまだ残ってたりする。最初っから全然大丈夫そうだった家もあったりする。
 海の近くにも仮設住宅がある。海岸の駐車場には自衛隊。
 砂浜にも自衛隊のテントがあった。
 海の家がまだ空いてそうだったので、なんとか生ビールを頼む。飲んでたら海の家のオッさんが「孫が喰ってた残りやけど」とお菓子を持って来て呉れた。少し喋る。
 やっぱりヒマだったらしい。でも、自衛隊の人達が来てくれたので店の売り上げになったみたいだ。そらそうだろう。自衛隊の人達だって一日中作業をしているわけではない。仕事が終わったらビールぐらい飲みたいだろうし、一番近くにあるのは海の家だし。
 でも、神戸のように街が燃えたわけでもなく、自衛隊の人達もそろそろ引き上げていってるらしい。
 「さみしくなるのぉ」と云ってたオッさんの声が印象的だった。
 っちゅうか、オッさん。確かテレビで「今年は海の家はオープン出来ひん」とか云ってなかったか?それから比べると自衛隊の売り上げもあり、行った日も夕方まで遊んでた少年少女もおったし。みんな棒持ってたから「そうか。。。地震でグレてんな」と思たらスイカ割の棒やったみたい(笑)
 生ビール2杯を頂いて、海辺で少しボケーっと。夕暮れから夜に変わる海も好きやし。独特の色を魅せてくれる。

 町をうろつき、居酒屋探し。結構開いてる。ついでに大きなショッピングモールとかスーパーは平気で開いてる。本屋も開いてるしパチンコ屋も開いてる。
 潰れたのは貧乏な所が多いと思う。
 仮設住宅に入っている人も金がない。金があったらさっさと部屋を借りる。
 あるいは、何軒かあるホテルに泊まる。
 「ケ!結局は貧乏人が辛い目にあうんかよ。」と思いつつ、観光客の私は居酒屋で地元の野菜とか、地元でないと食べれそうも無い、っちゅうか食べた事がないものをアテにしつつ、苦手な日本酒を大量飲酒してベロンベロン。っちゅうか、その前にも散々飲んでたし。。。

豚三昧

2007年08月17日 | 坊主の家計簿
 8月17日

 ねぎ蕎麦          310円
 青島食堂          750円
 河井継之助記念館      200円
 蕎麦茶            98円
 醤油おこわ         210円
 中華亭           650円(?)
 ホルモンビール      2350円ぐらい
 野菜ジュース         95円
 発泡酒           187円
 ホテル          4750円(但し楽天ポイント500円使用)
 
 合計           9600円
 8月累計        97380円

 長野へ。長野方面から長岡入りする。北越戦争で黒田清隆がとったルートやね。
 で、青島食堂・宮内駅前店。うめ~。。。無茶苦茶美味い。トッピングで50円チャーシューと100円ほうれん草にしたのだが、「もう一杯食ったろか」っちゅうぐらい美味い。ただ、関西人にはちょっと塩辛いかな?
 有名店で行った日も行列が出来るぐらいの状態だったのだが、店員の態度も素晴らしく、ラーメンも美味しく、素晴らしい。

 長岡駅で河井継之助記念館へ。まあ、小説読んでますし、ついでに、っちゅう感じ。駅で長岡名物の『醤油おこわ』を買って車内で喰いつつ目指せ背脂の聖地へ。

 杭州飯店は振り替え休日で休み。。。雨の中歩いて来たのに。。。
 なんだが、町を散策しつつプラプラと次は福来亭本店。ここも移転なのかなんか知らんが休み。店の外に荷物を出してたし、よく解らん。
 んが、町をプラプラ散策。なんか、西成とか、大正とか、生野とかの大阪の下町を歩いてる感じ。小さい鉄工所(?)みたいなのが沢山あって、銭湯が沢山ある。あちこちで眼につく。それだけでも好きな町。雨の中だったけど歩いてて楽しかった。
 燕三条背脂ラーメンはこういう土地柄だから出来たんだな、と納得する。寒いだけじゃなく、出前で冷めない為だけじゃなく、きつい肉体労働での『脂』だったんだ。
 西原理恵子の名言で「貧乏人は何処でもニンニクと油を喰う」というのがあるが、ニンニクは解らんが、新潟にしては小さな家、大阪の下町のような感じの町で一生懸命働いて、で、「ラーメン喰うか」みたいな感じなんだろう。
 九州の豚骨ラーメンだって、炭坑労働者のものだ。炭坑労働者がキツい肉体労働と喉につまった黒い炭を豚骨ラーメンでブチ破る。突破する。
 そういうソウルフード。燕市をウロウロして解った。

 で、予定では歩いて行くはずだった北三条のホテルに電車に乗って行く。ホテルにチェックインして荷物を置いてシャワー浴びて、いざ夜の町へ。
 まずは背脂。雨だし、疲れてるので駅近く(?)の中華亭へ。大油玉ねぎ入りを頼む。
 出来るまで店に置いてあった少年マガジンを読みつつ、待つ。
 出てくる。
 「すいません。。。」と思わず土下座しそうになった。。。
 店にもよるんだろうけど、『大油』とは、ラーメンの上に豚油が『こんもり』と盛り上がって居る。ざっと150g程度の脂が盛り上がって居る。ドンブリ鉢の中に白い山がある。その『白』が『脂』である。
 よく見ると玉ねぎも入っているのだが、圧倒的に脂である。
 悪かった。。。私が悪かった。。。私がもっと若ければ、そう、20代だったら君の事を大好きになっていただろう。しかし僕はもう40前なのだ。
 「愛があれば歳の差なんて関係ないじゃん!」
 と心は闘う。
 喰う。

 ♪あぶら、あぶら、あぶら~
  あぶら~を食べ~ると
  あたま、あたま、あたま~
  あたまがよくなる~

 ようするに『脂』を喰ってるようなものなので変な興奮の仕方をする。脳内物質出まくりでっせ。
 当然、美味い。麺も太くしっかりしてて美味い。絶品である。スープの味も私には塩辛いが美味い。
 しかし『大油』である。豚の脂がぬらぬらと。。。
 とか言いつつ完食。

 町をぶらぶら。翌日行く予定の三条別院の周囲が繁華街なのでウロウロ、ウロウロ。客引きに「どこか探してるんですか?」と云われつつウロウロ、ウロウロ。「兄ちゃん、キャバクラどうですか?」と、ウロウロ、ウロウロ。
 結局、一番気に入ったホルモン屋に入る。大油の後だったんだが、一番気になった店やししゃーない。
 『赤 380円』『白 380円』っちゅうのが気になったのだ。大阪ではそんな表現のしかたをせえへんし。
 店に入る。赤と白とココロと生中を頼む。
 赤白ココロが出てくる。
 「すいません。。。これって一人前ですか?」と思わず店の人に聞くぐらいの量。どう考えても2人前ぐらいないか?白は3人前ぐらいないか?
 豚肉だった。豚のホルモンだった。「さっきは豚の大油で、今度は豚のホルモンか。。。豚三昧やな。」と思いつつ、テレビでやってたバレーと写真週刊誌を見つつビールを飲んで終了。
 っちゅうか、腹ごなしに、まだまだ散歩してたけど。